宮城県議会 1947-06-01 07月01日-04号
それから県会開会以来陳情、請願の書類が相当多数まいつておりますが、これは戦争中道路、河川、港湾、治水その他萬般の問題が放任されておつた関係上当然のことと思うのであります。この中には政府に傳達すべきもの、また県の予算に関係を有する重要なものもある。そういうことを考えまするときに、県はそれらの陳情、請願の取捨選擇についていかなる考えをもつて臨むか。
それから県会開会以来陳情、請願の書類が相当多数まいつておりますが、これは戦争中道路、河川、港湾、治水その他萬般の問題が放任されておつた関係上当然のことと思うのであります。この中には政府に傳達すべきもの、また県の予算に関係を有する重要なものもある。そういうことを考えまするときに、県はそれらの陳情、請願の取捨選擇についていかなる考えをもつて臨むか。
殊にこの院制度になりますと、運輸省が港湾関係を全面的に握るやに承つておるのでございます。さらに土木と密接なる関係をもつ開拓局、これは全面的に農林省が抑えるのでありましよう。また土木と港湾ときわめて重要なるすなわち砂防関係を有する土木事業に重大なる靄絆をもつ電力局というものも商工省が握ることでありましよう。