岡山県議会 2022-12-09 12月09日-05号
大会で審査対象となる3つの要素のうち、「さし」の入り方などの肉質については、これまでも母牛のゲノム検査を県の協力を得ながら行ってきましたが、脂肪の質、つまり肉を焼いたときの香りや口溶けのよさの指標の一種となる脂肪酸の含有量についても、ゲノム検査をして、5年後に向けて挑戦していきたい考えを持っています。ぜひその点を配慮していただきたいものであります。
大会で審査対象となる3つの要素のうち、「さし」の入り方などの肉質については、これまでも母牛のゲノム検査を県の協力を得ながら行ってきましたが、脂肪の質、つまり肉を焼いたときの香りや口溶けのよさの指標の一種となる脂肪酸の含有量についても、ゲノム検査をして、5年後に向けて挑戦していきたい考えを持っています。ぜひその点を配慮していただきたいものであります。
本共進会は、姿や形から母牛としての能力を審査する種牛の部、漢字で「種牛」と書きますけれども、この種牛の部と、肥育した牛の肉量や肉質などを審査する肉牛の部に分けて行われ、41道府県から438頭、本県からは8頭が出品されました。
具体的には、第一には、ゲノム育種価を活用したトップレベルの母牛の選抜であります。このゲノム育種価と申しますのは、遺伝子レベルで肉質や肉量の優れた牛を見つけることのできる技術でありまして、この技術を鹿児島大会に向けて新たに活用してまいります。 第二に、受精卵移植技術を活用したエリート子牛の生産であります。ゲノム育種価を活用し選抜した母牛から採取した受精卵を、他の複数の母牛に移植します。
さらに、母牛の発情や分娩の兆候を24時間リモート監視するIoT技術等を導入した先進事例を県内農家に普及させることで、作業の省力化も進めていきます。 県は、本県肉用牛農家に対する新技術の導入を支援することで、社会情勢の変化に対応できる持続可能な肉用牛経営を振興してまいります。 最後に、大規模河川事業の推進についてお尋ねがありました。
いずれにいたしましても,放牧を活用した和牛増頭策は,飼料コストの低減等の面で有効な手法であり,連携体制の検討,流産や母牛の死亡等のリスク対応,放牧を行う水田に作付する飼料作物の選定など,農業団体や和牛繁殖農家の意見も聞きながら,御提案の南北連携も含め,実施方法や地域について研究してまいりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(神宝謙一君) 24番。
このため、候補牛の父牛や母牛の遺伝的な評価などによる選抜を経て、候補牛80頭を選定しております。 4月には、それら候補牛を、本県を代表する肥育農家20戸に導入し、徹底した飼養管理の下、定期的な発育調査や血液検査等を通じて、最高の宮崎牛に仕上がるよう支援しております。
ですから、母牛と雄牛の掛け合わせでありますから、掛け合わせる母牛との関係で、全体として、例えば体の均質性とか、そういうものが取れた牛で種牛の部の勝負をしていくだとか、そういうような交配の工夫をしていくということであります。
その内容を少し御紹介しますと、飛騨牛戦略推進協化事業として、DNA分析によるゲノム育種価の調査を実施して優れた子牛を効率的かつ効果的に増産、継続した母牛のオレイン酸能力の推定による出品候補牛の能力評価の精度向上、選抜チームのエコー診断技術の向上、出品牛の簡易ビタミンA検査の実施による飼養管理のモニタリングなどの取り組みを進めており、現在も着々と準備が進んでいるものと拝察いたします。
通常であれば母牛が持っている肉質は交配を繰り返してやっとそれが分かってくるという状態なのですが、直接その遺伝子を調べることにより、早急にその牛の肉質が良い遺伝子なのかどうかということが分かるということで、これによりまして、牛の改良期間を非常に短縮することができるという取組です。昨年から始めておりまして、これからも継続していきたいと考えております。 ○中島宏 委員長 山田委員。
その建設予定地は唐津市肥前町の瓜ケ坂でございまして、用地面積は約四ヘクタール、整備する施設は母牛を飼うための繁殖牛舎や子牛の育成牛舎、受精卵の採取施設、さらに研修施設などでございまして、延べ床面積は約一万平方メートルでございます。 ここで飼養する繁殖雌牛は二百五十頭を想定しておりまして、年間約百六十頭の子牛を肥育農家に供給する、全国でも最大規模の施設となります。
今後、これらの母牛から来月以降(後ほど「十月以降」に訂正発言あり)に生まれてくる候補牛を、巡回調査等をしながら選抜することとしております。 108 ◯鶴田委員 分かりました。
まず、繁殖雌牛の改良に関しましては、繁殖農家にとりまして、生まれた雌の子牛を母牛として自分の経営内に残すかどうか、保留するかどうかを判断する段階で、その牛の能力を知ることができるのは経済的にも大きなメリットがございます。
平成26年度に県が開発した愛媛あかね和牛については、これまで県外から母牛となる高能力の雌牛導入を支援してきた結果、当面の目標であります令和4年度の年間240頭の出荷を達成できる見込みとなっております。
これに対し理事者から、この3年間で優良な母牛の増頭を進めた結果、今年度は82頭を出荷できる予定であり、肉質規格の適合率も現在は80%を超える状態になっている。来年度は100頭を超える出荷を見込んでおり、令和4年度には、目標としている年間240頭の出荷を達成できる見込みである。
今、繁殖母牛が二百五十頭ぐらいいて、大型機械を導入して二人ぐらいでやっている。沖縄県独特の支援制度もあるんですね。二、三年後には三百頭にしたいというような、すごく生き生きしておられるんですよね。そこは子牛の値段が高いということもあると思いますけれども、そこはしっかりと利益を出しておられる結果かなと思っているわけです。
9は、性選別精液を活用した優良後継牛の確保と酪農スマート農業の導入を支援する経費、10は、愛媛あかね和牛の母牛を確保し生産拡大を図るため、繁殖と肥育の一貫経営の転換に向けた取り組みを支援する経費、11は、5G通信網の普及を見据え、スマート畜産の普及促進を図るため、畜産研究センターに技術支援体制を整備する経費、12は、中予地方局予算で、久万地域の和牛産地力を強化するため、優良な後継雌牛を確保する受精卵移植体制
このブリーディングステーションの整備により、唐津地域においては、母牛の種つけから分娩までの繁殖支援をブリーディングステーションで、その後、子牛が肉牛として出荷されるまでの過程をキャトルステーションが担うことができます。 自給率の向上だけではなく、繁殖肥育の一貫経営の後押しにもなる非常によい取組だと思っております。 そこで、次の点についてお伺いをいたします。
母牛の種つけから分娩までの繁殖を農家に代わって実施する施設としては国内最大規模のもので、繁殖農家の負担軽減と肥育素牛の生産拡大を支援し、日本一の生産拠点を実現してまいります。 次に、企業の成長を支えるIT人材を育成、確保する取組について申し上げます。 AIやIoTなど先進技術によって仕事や働き方が目まぐるしく変化する中、ITの知識やスキルを持った人材の育成、確保が課題となっています。
次に、肉用牛ですが、肉用牛の種類には黒毛和牛のような肉専用種のほか、乳用牛の雌に和牛の精液をつけて産まれる交雑種、ホルスタインなど乳用牛の雄牛の3種があり、ここでは黒毛和牛の例を示していますが、繁殖農家が母牛に子牛を産ませて9カ月くらいまで育てた後、家畜市場を介して肥育農家に約70万円で売却し、肥育農家ではその牛を20カ月くらい肥育して、約130万円で出荷します。
例えば五ヶ瀬町では、母牛の頭数が本年度は556頭いるものの、この先10年間で肉用牛繁殖農家の減少により195頭も減り、361頭になる見通しです。 33戸の肉用牛繁殖農家が担い手不足に悩まされ、5年後をめどに事業の継続断念を余儀なくされるという現実が待っております。