愛知県議会 2023-02-01 令和5年2月定例会(第3号) 本文
本県では、ふだんからの備えとして、南海トラフ地震を想定した中部版くしの歯作戦を二〇一二年に国と共に策定し、早期復旧支援ルート確保の基本的な手順を定め、適宜改訂しております。また、自衛隊を招いた勉強会や放置車両の移動といった防災訓練を定期的に実施し、関係者の連携強化や対応力の向上を図っております。
本県では、ふだんからの備えとして、南海トラフ地震を想定した中部版くしの歯作戦を二〇一二年に国と共に策定し、早期復旧支援ルート確保の基本的な手順を定め、適宜改訂しております。また、自衛隊を招いた勉強会や放置車両の移動といった防災訓練を定期的に実施し、関係者の連携強化や対応力の向上を図っております。
東日本大震災では、この道路啓開の重要性が改めて認識され、中部圏でも、その翌年三月に、国や地方公共団体、学識経験者、地元経済界等で組織する南海トラフ地震対策中部圏戦略会議において、早期復旧支援ルートの確保手順として、中部版くしの歯作戦を策定し、災害に備えているところであります。 災害への対応として記憶に新しいところでは、昨年七月の静岡県熱海市で発生した土石流災害があります。
次に、震災時の早期復旧支援ルートの確保についてお伺いいたします。 午前中も話がありましたように、先月の二十九日、三・一一の東日本大震災を教訓にした最大級の地震と津波の想定が出されました。また、昨年十二月には、四国東南海・南海地震対策戦略会議におきまして、四国地方における巨大地震に対する基本戦略が取りまとめられております。