茨城県議会 2023-03-24 令和5年第1回定例会(第9号) 本文 開催日: 2023-03-24
土木関係では、建設業の時間外労働上限規制に伴う働き方改革の推進について、千葉県と圏央道阿見東インターチェンジを結ぶバイパス整備の進捗状況について。教育関係では、小学校におけるフッ化物洗口について、部活動改革について、茨城県独自の給付金制度等の充実など、いばらきチルドレンファーストの実現について。
土木関係では、建設業の時間外労働上限規制に伴う働き方改革の推進について、千葉県と圏央道阿見東インターチェンジを結ぶバイパス整備の進捗状況について。教育関係では、小学校におけるフッ化物洗口について、部活動改革について、茨城県独自の給付金制度等の充実など、いばらきチルドレンファーストの実現について。
また、令和6年4月より適用される時間外労働上限規制など、医師の働き方改革による影響もあり、地域医療を支える医師の確保は、ますます重要な課題になると考えます。 そうした中、本県では、地域医療に従事する医師を育成・確保するため、県内の医療機関で9年間就業することを条件に、神奈川県地域医療医師修学資金の貸付けを平成21年度から県内医科大学で開始し、一定の成果を上げてきたと承知しております。
令和六年度から医師の時間外労働上限規制が開始されることに伴いまして、各医療機関におきましては、医師の労働時間の把握や医療機関内における業務の見直しなどを求められております。
また、二〇二四年四月に施行される働き方改革関連法に伴い、長距離トラック等の時間外労働上限規制が適用されるため、陸上輸送から海上輸送へのモーダルシフトの促進が見込まれております。県といたしましては、こうした動きを的確に捉えながら、まずは経済団体等と連携し、他港との優位性を生かした戦略的なポートセールスを重点的に実施するなど、コンテナ貨物の増加に向けて全力で取り組んでまいります。
対応が必要とされる領域の中でも、時間外労働上限規制の影響が特に大きいと想定される休日・夜間の二次救急については、住民の安全・安心に直結する機能であり、確実に持続させる必要があるため、各圏域内での過不足のない提供体制の構築が喫緊の課題であると認識しております。
また、医師の働き方改革につきましては、令和6年4月からの時間外労働上限規制の適用に適切に対応するため、医師の勤務実態に応じた勤務時間の割り振りの見直しなどの検討を進めますとともに、医師事務作業補助者の活用などによる業務の効率化などを図ることとしておりまして、今後、これらの課題にしっかりと取り組んでまいります。以上であります。〔降壇〕 ◆(野﨑幸士議員) それぞれ答弁ありがとうございました。
2024年4月から始まる医師の時間外労働上限規制の適用に向けまして、医療機関が主体的に行う勤務環境改善の取組への助成を行うとともに、医療労務管理アドバイザーの派遣等によるきめ細かなサポートを実施することにより、医師が働きやすい環境整備を支援してまいります。 続いて、コロナ禍での看護職確保の状況についての御質問をいただきました。
まず、県立病院の役割・在り方の見直し等についてでありますが、人口減少に伴う患者減少や求められる医師の不足・偏在など厳しい医療環境において、市町村や民間医療機関との役割分担の下で持続可能な医療提供体制を確保する重要性に加え、県央圏域の医療再編や令和6年度から本格施行される医師の時間外労働上限規制を見据えると、県立病院の役割・在り方の見直しは喫緊の課題と考えています。
また、本年4月、来月から中小企業でも時間外労働上限規制が設けられます。この2つは、中小企業の皆さん、スーパーを地元でやっておられる経営者の皆さんが、時間外労働の上限制限は難しい問題で、パートを大勢使っているところは大変だとのことです。また、昨年10月から消費税が上がったり、1円より何銭の利益でやっておられるようなところは厳しいと、うどん屋にしてもそういう話をお聞きします。
今国会で審議中の働き方改革関連法案につきましては、時間外労働の上限について、月45時間、年360時間を原則とする時間外労働上限規制の導入などの長時間労働の是正を初めとしまして、正規、非正規という雇用形態によって不合理な待遇差を解消する同一労働同一賃金の実現、また、勤務間のインターバル制度の普及促進など、労働者側に配慮した制度改正になっていると承知しております。