神奈川県議会 2023-02-22 02月22日-05号
〔資料提示〕 質問の第4は、三浦半島地域の活性化についてです。 県では、人口減少が続く三浦半島地域の活性化を図るため、平成27年度に三浦半島魅力最大化プロジェクトを策定し、海や食など、半島内の多様な魅力を生かして、地域を活性化する取組を進めてきました。
〔資料提示〕 質問の第4は、三浦半島地域の活性化についてです。 県では、人口減少が続く三浦半島地域の活性化を図るため、平成27年度に三浦半島魅力最大化プロジェクトを策定し、海や食など、半島内の多様な魅力を生かして、地域を活性化する取組を進めてきました。
県では、社会増に向け、これまで人口減少が進む県西地域や三浦半島地域の活性化プロジェクトを地元市町と連携して策定し、地域に人を呼び込み、移住につなげていくため、広域ワーケーションや起業支援などの取組を進めてきました。 こうしたプロジェクトを進める中でも、市町によっては、新たに人を呼び込むことよりも、住み続けてもらうことを重視しているところもあります。
具体的には、特に人口減少が進んでいる三浦半島地域や県西地域などで地域活性化を図るプロジェクトを推進するとともに、かながわライフの魅力発信や市町村の空き家の利活用を支援する専門人材の発見などを通じて、移住の促進に取り組んでいます。 また、県内経済の活性化と雇用の創出を図るため、セレクト神奈川NEXTを活用し、未病やロボット関連など成長産業をはじめとした企業誘致にも積極的に取り組んでいます。
こうした中、残る区間として、現在整備中の横浜湘南道路及び高速横浜環状南線は、横浜臨海部と湘南・県央地域を結び、さらには横浜横須賀道路と接続し、三浦半島地域へのアクセス性を格段に向上させ、県内各地の活性化に大きく貢献することから、早期完成に寄せられる期待が大変大きい重要な路線であります。
社会増については、人口減少が進む三浦半島地域や県西地域で、未病改善への取組などにより、地域活性化を図るプロジェクトや、移住に向けた取組を県と市町村が連携して進め、令和3年には両地域とも転入超過になりました。 一方で、自然増については、若い世代の子育ての希望をかなえられるよう、様々な取組を進めてきましたが、合計特殊出生率は、年々下がってきています。
本県は都心から近く、山、川、海といった多様な自然環境を有しており、江の島や富士山などを眺めながら、潮風を感じて、気持ちよく走ることができる湘南海岸の海沿いルートや、4市1町で自転車半島宣言を発しており、多彩なサイクリングが楽しめる三浦半島地域など、魅力的なツーリングの舞台が整っています。
〔資料提示〕 質問の第4は、三浦半島地域活性化の今後の展開についてであります。 神奈川県人口統計調査によると、昨年10月1日現在の本県の総人口が統計開始以来初めて前年同月比で減少し、その後も減少が続くなど、本県もいよいよ人口減少社会への時代の転換期を迎えつつあります。
県では、令和2年3月に第2期神奈川県まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、結婚から育児までの切れ目ない支援等を通じた自然増に向けた対策や、人口減少が進む県西地域や三浦半島地域におけるプロジェクトの推進等を通じた社会増に向けた対策のほか、未病の取組等により、健康長寿社会の実現に向けた取組を進めていると承知しています。
具体的には、人口減少が進んでいる三浦半島地域や県西地域において、観光振興に加え、起業支援、未病改善等により、暮らしの魅力を高め、地域活性化を図るプロジェクトを推進するとともに、かながわライフの魅力をPRする動画を配信するなど、移住の促進に取り組んできました。
ところで、本県では、人口減少や地域経済のシュリンクが大きな課題となっている県西地域並びに三浦半島地域において、地域活性化プロジェクトを立ち上げ、地域経済や地域社会の活性化に取り組んでいます。
こうした中、昨年8月、三浦縦貫道路の一部区間を開通させるなど、県は、三浦半島地域の幹線道路整備に注力してきました。しかし、さらに半島の先端まで、しっかりと道路網を整備していくことは重要です。そのためには、三浦縦貫道路から南側への延伸部分は、未着手区間が残るものの、より整備効果が高い都市計画道路西海岸線の早期整備が必要であると考えます。
また、今年度からは、三浦半島地域の大根やキャベツを対象に、ドローンで撮影した画像を解析して生育状況等を把握するセンシング技術の開発に本格的に着手しました。 今後は、このスマート農業の技術を生産現場に早期に導入し、実用化していくことが重要です。
特に宿泊療養施設については、これまで感染状況に応じて設置を進めてきたところでありますが、現在、横浜、相模原、三浦半島地域で約750床を確保しています。今後の感染拡大に向けて、県内各地で療養者を受け入れるため、本日から新たに横浜市内と厚木市内に3施設を設置し、合計で約1,600床を確保いたしました。
〔資料提示〕 質問の第5は、食の魅力を生かした三浦半島地域の活性化についてです。 私の地元である三浦半島は、豊かな自然に恵まれた1次産業の盛んな地域であり、都心から近い観光地でもあります。 県が地元市町と連携して策定した三浦半島魅力最大化プロジェクトにおいても、この地域の魅力の一つである食を通じた地域活性化の取組が進められています。
現在、本県は全体としては人口が増加しているものの、三浦半島地域や県西地域では1990年代以降人口減少が進んでおり、県も様々な取組を進めてきていますが、人口減少に歯止めがかかっていない状態です。
〔資料提示〕 昨年の台風15号では三浦半島地域で強風による電柱の折損など、広域的な停電が発生し、県営水道では高台の配水池に水を送る揚水ポンプ所4か所が停止し、結果として断水は回避されましたが、鎌倉市、逗子市、葉山町の一部において約2万5,000戸が断水する可能性がありました。
まず、地域活性化についてですが、三浦半島地域の活性化を図るため、年間を通じた海岸の有効利用や、DMOと連携したMICE客の誘客等を行うとともに、湘南国際村を新たな周遊地点とするため、地域資源を活用した新たな魅力の発信等を行います。
〔資料提示〕 質問の第4は、三浦半島地域の活性化に向けた更なる展開についてです。 三浦半島地域は、都心から近いながらも三方に海が広がり、中央には三浦丘陵が連なる自然豊かな地域であることから、新鮮な食材や風光明媚な景観、歴史と文化に育まれた多彩な資源を有しており、年間約3,600万以上の人が訪れる観光地となっています。
また、三浦半島地域の主要産業の一つである観光でも、入込観光客数、観光消費額ともに伸び悩んでおり、三浦半島地域の活性化に向けては、さらなるテコ入れが必要であります。 こうした状況を踏まえ、今月からスタートした企業誘致施策セレクト神奈川NEXTでは、これまで立地件数の少なかった県西地域とともに、三浦半島地域に限定して支援対象となる産業を追加するなど、特別な配慮がなされたところであります。
しかし、三浦半島地域や県西地域では人口減少が既に始まっており、県全体でも間もなく減少に転じる見込みです。また、本県は全国でも屈指のスピードで高齢化が進んでいます。 国は、来年度からの第2期総合戦略でも、継続を力にするという姿勢で、これまでに根づいた地方創生の意識や取り組みを継続するとしています。