長崎県議会 > 2021-07-13 >
07月13日-05号

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  1. 長崎県議会 2021-07-13
    07月13日-05号


    取得元: 長崎県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    令和 3年  6月 定例会令和3年6月定例会                 令和3年7月13日               議事日程                              第26日目-----------------------------------  1 開議  2 第109号議案上程  3 知事議案説明  4 第109号議案委員会付託  5 委員長審査結果報告、質疑・討論、採決  6 意見書上程、質疑・討論、採決  7 議長辞職の件  8 議長選挙  9 副議長辞職の件 10 副議長選挙 11 県議会議員定数等調査特別委員会設置の件 12 県議会議員定数等調査特別委員会委員並びに正副委員長の選任 13 議会閉会中委員会付託事件の採決 14 閉会令和3年7月13日(火曜日)出席議員(46名)     1番  宮島大典君     2番  宮本法広君     3番  赤木幸仁君     4番  中村泰輔君     5番  饗庭敦子君     6番  堤 典子君     7番  下条博文君     8番  山下博史君     9番  北村貴寿君    10番  浦川基継君    11番  久保田将誠君    12番  坂口慎一君    13番  千住良治君    14番  石本政弘君    15番  中村一三君    16番  麻生 隆君    17番  川崎祥司君    18番  坂本 浩君    19番  深堀ひろし君    20番  山口初實君    21番  近藤智昭君    22番  宅島寿一君    23番  松本洋介君    24番  ごうまなみ君    25番  山本啓介君    26番  前田哲也君    27番  大場博文君    28番  山口経正君    29番  山本由夫君    30番  吉村 洋君    31番  中島浩介君    32番  山田博司君    33番  堀江ひとみ君    34番  山田朋子君    35番  西川克己君    36番  外間雅広君    37番  瀬川光之君    38番  坂本智徳君    39番  浅田ますみ君    40番  徳永達也君    41番  中島廣義君    42番  溝口芙美雄君    43番  中山 功君    44番  小林克敏君    45番  田中愛国君    46番  八江利春君-----------------------------------説明のため出席した者  知事             中村法道君  副知事            上田裕司君  副知事            平田 研君  統轄監            柿本敏晶君  危機管理監          多田浩之君  企画部長           浦 真樹君  総務部長           大田 圭君  地域振興部長         早稲田智仁君  文化観光国際部長       中崎謙司君  県民生活環境部長       貞方 学君  福祉保健部長         中田勝己君  こども政策局長        田中紀久美君  産業労働部長         廣田義美君  水産部長           斎藤 晃君  農林部長           綾香直芳君  土木部長           奥田秀樹君  会計管理者          吉野ゆき子君  交通局長           太田彰幸君  地域振興部政策監       村山弘司君  文化観光国際部政策監     前川謙介君  産業労働部政策監       村田 誠君  教育委員会教育長       平田修三君  人事委員会委員        本田哲士君  代表監査委員         濱本磨毅穂君  選挙管理委員会委員長     葺本昭晴君  公安委員会委員長       川口博樹君  警察本部長          早川智之君  監査事務局長         下田芳之君  人事委員会事務局長労働委員会事務局長併任)                 大崎義郎君  教育次長           林田和喜君  財政課長           小林 純君  秘書課長           石田智久君  選挙管理委員会書記長     大塚英樹君  警察本部総務課長       車 康之君-----------------------------------議会事務局職員出席者  局長             松尾誠司君  次長兼総務課長        藤田昌三君  議事課長           川原孝行君  政務調査課長         濱口 孝君  議事課長補佐         永田貴紀君  議事課係長          山脇 卓君  議事課特別会計任用職員    天雨千代子-----------------------------------     -午前10時0分 開議- ○議長(瀬川光之君) ただいまから、本日の会議を開きます。 この際、知事より、第109号議案の送付がありましたので、これを上程いたします。 ただいま上程いたしました議案について、知事の説明を求めます-知事。 ◎知事(中村法道君) 〔登壇〕本日、提出いたしました追加議案について、ご説明いたします。 第109号議案「令和3年度長崎県一般会計補正予算(第7号)」は、新型コロナウイルスワクチンの接種を加速させるため、ワクチン接種体制等の強化に要する経費について計上し、一般会計21億1,367万4,000円の増額補正をしております。 これを現計予算及び既に提案いたしております6月補正予算と合算いたしますと、一般会計7,834億5,205万2,000円となります。 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明を終わります。 何とぞ、適正なるご決定を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長(瀬川光之君) ただいま上程いたしました第109号議案につきましては、お手元の議案付託表のとおり、予算決算委員会に付託いたします。 予算決算委員会での審査が終了するまでの間、休憩することにいたします。     -午前10時2分 休憩------------------------------------     -午後3時0分 再開- ○議長(瀬川光之君) 会議を再開いたします。 これより、さきに各委員会に付託して審査をお願いいたしておりました案件について、審議することにいたします。 まず、総務委員長の報告を求めます。 大場委員長-27番。 ◆総務委員長大場博文君) (拍手)〔登壇〕 総務委員会の審査の結果並びに経過の概要について、ご報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、第99号議案「職員の服務の宣誓に関する条例及び公安委員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例」のうち関係部分ほか6件であります。 慎重に審査いたしました結果、議案につきましては、いずれも異議なく、原案のとおり可決、承認すべきものと決定されました。 また、諮問第1号については、棄却すべきものと決定されました。 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、ご報告いたします。 まず、第100号議案「長崎県職員定数条例の一部を改正する条例」に関し、「長崎県行財政改革推進プラン」が終了したことに伴い、職員の定数を100人減らすとのことだが、これまで主にどのような部署を減らしてきたのかとの質問に対し、佐世保看護学校の閉校、ねんりんピック、新庁舎建設の業務終了、新幹線用地事務所の廃止など、過去の組織の改廃等によるものが多いが、全庁的にも個別の業務を見ながら減員したところもあるとの答弁がありました。 さらに、廃止になった部署は、もともと各部署の人員を調整のうえ新設されていると思われるが、その調整により人員が減った部署は、そのままの人数になっているのか。また、逆に人員を増やさないといけない部署はどのように調整しているのかとの質問に対し、人員の配置に当たっては、各部局からヒアリングを実施し、事業の増減等を確認しているので、一旦減員した部署でも、今後、大きな業務が出てくる場合は人員配置を行うなど、状況に応じながら適切に配置している。 また、人員増については、特に、昨年度からの新型コロナウイルス対策による増員等があるが、これについては、改廃した部署の人員の活用、業務見直し等により、必要な部署の増員を行っているとの答弁がありました。 これに対し、人は減っているのに業務は減っていないという率直な声があるため、定数や人員配置については、それぞれの職場と調整したうえで対応していただきたいとの意見がありました。 次に、第102号議案「長崎県高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に係る信号機等に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」に関し、視覚障害者が使用するスマートフォンに、信号機の情報を送信し、道路横断を支援する機能を導入するための条例改正とのことだが、その導入時期はいつ頃か、また、導入に当たっての課題をどのように認識しているのかとの質問に対し、本県は、視覚障害者団体等と協議のうえ、従来の音響式の整備を優先しているため、来年度以降に試験設置等から進めていきたいと考えている。 課題については、横断する方向を示すことができないため、今後のシステム開発が望まれるとの答弁がありました。 これに対し、視覚障害者スマートフォン普及率は非常に低く、経済的負担もあることから、購入等に係る助成について、関係課と連携しながら視覚障害者スマートフォン普及につなげていただきたいとの意見がありました。 次に、議案外所管事務一般で論議がありました主な事項について、ご報告いたします。 まず、警察本部関係について、千葉県で児童5人が死傷した事故に関し、政府は、通学路の総点検を行い、緊急対策を拡充・強化して速やかに実行すべきとの方針を出しているが、これを受け、早急に取り組んだものはあるかとの質問に対し、警察庁からの具体的な指示はまだないが、過去から取り組んでいる保護誘導活動交通安全指導等を強化して取り組むよう各署に指示を出している。 今後、具体的な指示が出された場合は、その内容に基づき、子どもの交通事故防止対策を推進するとともに、引き続き、学校、道路管理者等関係機関と連携のうえ、再発防止対策に努めたいとの答弁がありました。 次に、企画部関係について、IRの事業者選定に関し、公平性・透明性の確保について、どのように取り組んできたのかとの質問に対し、審査基準の事前公表、評価結果の数量化等による客観性の確保、外部有識者による審査委員会の設置など、国の基本方針に基づいて取り組んできたところであるとの答弁がありました。 さらに、IR開業に向けた交通アクセスの強化や交通渋滞対策従業員向け住環境整備等に係る具体的な計画は、いつ頃明らかになるのかとの質問に対し、この夏にIR事業者が決定するため、その後、IR事業者の提案を踏まえた具体的な計画を県民の皆様に示すことができると考えている。 これからも、IR開業後に想定される様々な課題や環境の変化等を見据えながら、引き続き、丁寧に対応していきたいとの答弁がありました。 これに対し、事業者選定の過程や審査結果、区域整備計画の内容等については、県民の理解が深まるよう具体的な情報発信に努めていただきたいとの意見がありました。 次に、地域振興部関係について、九州新幹線西九州ルートの整備促進に関し、佐賀県の理解を得て進めていくためには、佐賀県と協調し、佐賀県に寄り添う必要があるのではないかとの質問に対し、佐賀県とは、部長同士など事務方では話をしている。両県が同じ課題認識で、一緒に行動することで課題解決につなげることができるものもあると考えており、様々なチャンネルや佐賀県が参加する協議の状況を注視しながら、課題認識の把握に努め、取り組んでまいりたいとの答弁がありました。 次に、危機管理監関係について、災害対策に関し、昨年の台風の際、避難所開設の遅れやコロナ対策に不備があった等の指摘があるが、避難に係る住民への情報発信や避難所の運営等について、県と市町との連携はどのようになっているのかとの質問に対し、避難所の開設・運営は市町の所管であり、県としては、住民の避難情報に関する理解を深め、市町の的確な発令のための支援や助言を実施するとともに、避難所の開設やコロナ対策に当たってのチェックリストを作成し、提供するなど適切な対応を依頼している。 避難所の運営等については、今後も、市町と連携しながら適切に対応していくとともに、災害の状況や避難所の情報に係る防災情報システムの更新・整備等についても研究していきたいとの答弁がありました。 最後に、別途、本委員会から、「地方財政の充実・強化について」の意見書提出方の動議を提出しておりますので、併せてよろしくお願いいたします。 以上のほか、一、薬物対策・児童虐待事案について、一、職員の採用について、一、Society5.0、DXの推進について、一、移住・定住促進について、一、消防団員についてなど、総務行政全般にわたり活発な論議が交わされましたが、その詳細については、この際、省略させていただきます。 以上で、総務委員会の報告といたします。 議員各位のご賛同をいただきますよう、よろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(瀬川光之君) この際、念のため申し上げます。 本委員会と文教厚生委員会に分割して付託いたしておりました第99号議案「職員の服務の宣誓に関する条例及び公安委員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例」につきましては、文教厚生委員長の報告終了後に、一括して審議することにいたします。 お諮りいたします。 各議案は、質疑・討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(瀬川光之君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 まず、第100号議案「長崎県職員定数条例の一部を改正する条例」について、採決いたします。 本議案は、委員長報告のとおり決することの賛否について、表決ボタンをお押し願います。 間もなく、表決を終了いたします。 これにて、表決を終了いたします。 賛成多数。 よって、第100号議案は、原案のとおり、可決されました。 次に、その他の議案について、一括して採決いたします。 各議案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(瀬川光之君) ご異議なしと認めます。 よって、諮問第1号は、棄却すべきものと決定され、議案は、それぞれ原案のとおり、可決、承認されました。 次に、文教厚生委員長の報告を求めます。 浦川委員長-10番。 ◆文教厚生委員長浦川基継君) (拍手)〔登壇〕文教厚生委員会の審査の結果並びに経過の概要について、ご報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、第99号議案「職員の服務の宣誓に関する条例及び公安委員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例」のうち関係部分ほか4件であります。 慎重に審査いたしました結果、第106号議案「長崎県立長崎図書館設置条例の一部を改正する条例」につきましては、起立採決の結果、原案のとおり、可決すべきものと決定されました。 その他の議案については、いずれも異議なく、原案のとおり、可決すべきものと決定されました。 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、ご報告申し上げます。 まず、第106号議案「長崎県立長崎図書館設置条例の一部を改正する条例」について、同じ県立図書館でありながら、大村市のミライon図書館郷土資料センターにおいて、駐車場の使用料金と無料時間の設定について違いが生じる理由は何かとの質問に対し、利用料金の設定の違いについては、郷土資料センターは30分150円の設定であるが、ミライon図書館は大村市に事務委託をしており、市において、周辺の有料駐車場市営駐車場の状況を考慮し、大村市の条例で30分50円と設定されているものである。また、無料時間の違いについては、ミライon図書館の場合は、無料処理の更新を行えば終日無料となるが、郷土資料センターの場合は3時間を上限としている。 これは、ミライon図書館の場合、駐車可能台数が205台確保されており、終日無料にしたとしても十分な駐車台数が確保されているためであるのに対して、郷土資料センターの方は20台であるため、できる限り多くの方に利用していただく機会を提供したいということで、3時間までは無料という取扱いとさせていただいているものであるとの答弁がありました。 これに関連して、集会・研修室の使用料を無料にすることはできなかったのかとの質問に対し、施設の使用料については、図書館の資料を使って、集会・研修室を利用する等、本来の目的の使用ということであれば無料となるが、目的外の使用の場合については、地方自治法の規定により、有料とさせていただくものであるとの答弁がありました。 次に、議案外の所管事務一般で論議がありました主な事項について、ご報告いたします。 まず、総務部関係主権者教育に関し、投票率全体が下がっている中、若者に投票に行ってもらうため、県立大学では、具体的に主権者教育にどのように取り組んでいるのか。また、選挙の時に特別に行っていることが何かあるのかとの質問に対し、県立大学では、1年時に全ての学生を対象とした選択必修科目において、「現代社会と政治」という科目を設け、一人の主権者としての学生の自覚を育てることを目標に学習を進めている。 また、選挙時の学生の投票啓発については、県の選挙管理委員会からのチラシや、パンフレットを主な掲示板に掲示し、学生が頻繁に出入りする窓口に備え付けるなど、積極的に広報している。 また、昨年度、県議会と県立大学で「包括連携協定」を結んでおり、先日、記念講演として、瀬川議長から、「県議会の現状と課題」と題して講演していただいた。 その中で、若者の政治の関心や、投票率の低下という問題についてもお話していただいており、今後も、この連携協定に基づいて、様々な取組が実施されるとお聞きしているので、学生が政治に関心を持つことにもつながっていくのではないかと考えているとの答弁がありました。 次に、教育委員会関係児童生徒へのワクチン接種に関し、児童生徒ワクチン接種については、県教育委員会としてどのような対応をしているのかとの質問に対し、新型コロナウイルス感染症の脅威から児童生徒の健康を守るために、ワクチン接種は有効な手段だと考えるが、予防接種が強制ではないこと、様々な理由で接種を受けられない人もいることや、接種を希望しない人もいることから、その判断は、個々に尊重されることについて、生徒や保護者に指導や理解を求めていくとの答弁がありました。 次に、福祉保健部関係ワクチン接種に関し、ワクチンの供給状況について確認したいとの質問に対し、本県では、市町のほか2か所の県接種センターと一部の企業、大学等で開始された職域接種において、ワクチンの接種を実施している。 県接種センターについては、国からワクチン供給の停止、削減との連絡はきていないので、引き続き、2回目の接種まで確保できると考えている。 職域接種については、一部において、ワクチン供給の見通しが立たなくなったことで、新規の受付を停止したところもあると聞いている。 市町においては、高齢者向けの接種については影響ないと考えているが、その後の一般の接種について、全国的に、これまでよりもワクチンの供給が遅れることにより、各市町では、接種スケジュールの調整が必要になるところも出てくるのではないかと考えているとの答弁がありました。 これに関連し、ワクチンの供給について、必要数をしっかり確保できるのかとの質問に対し、全ての対象者に接種できる総量は、国において確保すると聞いているが、これまでよりも供給のスピードが遅くなっているという状況であり、具体的な供給のスケジュールを早急に示していただくよう、国に対してお願いしているところであるとの答弁がありました。 さらに、これに関連し、自治体や医療機関の中に在庫があるのではないかという一部報道もある。県が主導して、県内の市町の在庫等を調べて、自治体間でのやりとりはできるのかとの質問に対し、市町から必要量や在庫などをよく確認し、在庫切れにならないよう配慮しながら調整するとの答弁がありました。 以上のほか、一、第三期長崎県立高等学校改革基本方針について、一、体育授業における肌着の取扱いについて、一、教職員の採用について、一、ヤングケアラーの支援について、一、医療的ケア児支援法案成立後の特別支援学校看護師配置について、一、「ひきこもり」の方への支援について、一、ワクチン接種券郵送時の視覚障害者への配慮について、一、妊産婦医療費助成制度の創設について、一、妊よう性の若い世代への普及啓発について、一、多胎児の妊婦支援についてなど、教育及び福祉・保健行政全般にわたり熱心な論議が交わされましたが、その詳細については、この際、省略させていただきます。 以上で、文教厚生委員会の報告といたします。 議員各位のご賛同をいただきますよう、お願いいたします。(拍手) ○議長(瀬川光之君) お諮りいたします。 本委員会と総務委員会に分割して付託いたしておりました第99号議案を含め、各議案は、質疑・討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(瀬川光之君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 まず、第106号議案「長崎県立長崎図書館設置条例の一部を改正する条例」について、採決いたします。 本議案は、委員長報告のとおり決することの賛否について、表決ボタンをお押し願います。 間もなく、表決を終了いたします。 これにて、表決を終了いたします。 賛成多数。 よって、第106号議案は、原案のとおり可決されました。 次に、その他の議案について、一括して採決いたします。 各議案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(瀬川光之君) ご異議なしと認めます。 よって、議案は、それぞれ原案のとおり可決されました。 次に、観光生活建設委員長の報告を求めます。 中村一三委員長-15番。 ◆観光生活建設委員長中村一三君) (拍手)〔登壇〕観光生活建設委員会の審査の結果並びに経過の概要について、ご報告いたします。 今回、本委員会に付託されました案件は、第108号議案「訴えの提起について」であります。 慎重に審査いたしました結果、議案につきましては、異議なく、原案のとおり、可決すべきものと決定されました。 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、ご報告いたします。 まず、土木部関係所管事項について、本明川ダム建設事業に関し、国の学識者懇談会において、8年間の工期延長と230億円の事業費増額を条件とした事業継続承認がなされたところであるが、防災対策が大幅に遅れることにより生じる、地元の経済活性化への影響を埋めるための地域振興策はどのように考えているのかとの質問に対し、地域振興策としては、本年3月に、国より「水源地域整備計画の決定」を受けており、上流側の河川整備、道路拡幅、さらには河川公園の整備などが検討されており、国・県・市一体となって、一日も早く実現できるよう取り組んでいきたいとの答弁がありました。 次に、文化観光国際部関係所管事項について、宿泊施設第三者認証制度「team NAGASAKI SAFETY」に関し、感染症対策において、世界的に高い評価を受けている長崎大学の監修を受けた第三者認証制度のガイドラインは、長崎県の安全・安心にとって大きな意義があると考える。 今後、本県の認証制度に係る安全・安心の情報発信において、長崎大学との連携を前面に出したPR戦略を行ってはどうかとの質問に対し、長崎大学との連携は、全国にPRできるものであり、本県の観光戦略に重要な視点であるため、今後、他県との差別化を図り、より安全・安心な観光地づくりの観点から、PRに取り組んでいきたいとの答弁がありました。 また、「ふるさとで“心呼吸”の旅キャンペーン」に関し、一時、再開見送りとなっている佐世保市に対して、どのような周知がなされているのか。また、スタート時期が遅れることで、公平な利用ができないのではないかとの質問に対し、佐世保市内の宿泊施設に対しては、1週間程度状況を注視したうえで、改めて再開の時期をご連絡するようお知らせしている。また、宿泊施設への補助枠については、極力、不公平とならないよう対策を行っている。 いずれにしても、一日も早く、県下全域での実施を実現できるよう状況を見極めて、検討していきたいとの答弁がありました。 次に、県民生活環境部の所管事項について、ながさきコロナ対策飲食店認証制度に関し、飲食店における感染防止対策の徹底を図るとともに、県民及び来県者が安心して県内の飲食店を利用できるよう、長崎大学監修の認証基準のもと、県内飲食店の認証を行う制度として、6月15日から運用が開始されたが、7月5日までの3週間で申請数が363件、認証店舗数が6店舗との状況をどのように認識しているかとの質問に対し、認証制度の早急な運用開始を最優先にスタートしたため、体制を整えながらの現地調査であったことなどから、現時点での認証数は6店舗であるが、今後は、1日当たり75店舗の現地調査が可能となる体制が整ったため、12月までに約8,800店舗の認証を目標に取り組んでいきたいとの答弁がありました。 これに関連して、申請数も少ないが、その要因として、インセンティブが弱い点があるのではないか。今後、認証店舗への時短要請の緩和、GoToイートとの連携など、制度設計の改善が必要と考えるがどうかとの質問に対し、認証店舗数の拡大に向け、改善が必要なものは、随時、改善を検討していきたいとの答弁がありました。 次に、交通局関係の所管事項について、県営バスと長崎バスとの連携協定に関し、長崎市域の路線バス網の維持に向けて、本年6月9日に連携協定を締結したが、どのような背景で締結に至ったのか。また、共同経営を行うことによって、どのような経営改善効果が見込まれるのかとの質問に対し、両者ともに令和2年度の赤字額が、前年度の2倍を超える見込みとなり、今後の路線バスの維持に大きな危機感を抱いていたことから、連携協定締結に至ったものである。 また、共同経営により、効率的なダイヤ編成及び車両投資の削減等の経営改善効果が見込まれるとの答弁がありました。 また、「夏休みこども定期券」に関し、夏休み期間中、小学生が1,000円で、対象エリアの路線バスに乗り放題となり、バスに親しんでいただくとともに、バス利用の際のマナー等を知っていただくための大変有意義な事業であると考える。令和2年度は大幅に利用者が減少しているが、今後も継続していただきたいとの要望に対し、昨年は、コロナウイルスの影響により利用者が大幅減となったが、今後も対象地域の小学校へ周知を行うなどの取組を行い、継続して実施していきたいとの答弁がありました。 以上のほか、一、石木ダムの建設推進について、一、ペット同行避難所について、一、路線バスICカードについてなど、観光生活建設行政全般にわたり熱心な論議が交わされましたが、その詳細については、この際、省略させていただきます。 以上で、観光生活建設委員会の報告といたします。 議員各位のご賛同をいただきますようお願いいたします。(拍手) ○議長(瀬川光之君) お諮りいたします。 第108号議案は、質疑・討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(瀬川光之君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 本議案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(瀬川光之君) ご異議なしと認めます。 よって、第108号議案は、原案のとおり可決されました。 次に、農水経済委員長の報告を求めます。 久保田委員長-11番。 ◆農水経済委員長(久保田将誠君) (拍手)〔登壇〕農水経済委員会の経過の概要について、ご報告いたします。 本定例会においては、本委員会への付託案件はありませんので、各部の所管事項に関して論議のありました主な事項について、ご報告申し上げます。 まず、産業労働部関係について、若者の県内就職促進に関し、今年3月に卒業した高校生の県内就職率は、過去最高であったことに加え、大学生についても5年ぶりに上昇に転じるなど結果が出ている。その主なポイントはどのようなところかとの質問に対し、コロナ禍による地元志向の高まりに加え、高校生については、工業高校のキャリアサポートスタッフを専任配置にするなど、よりきめ細かに対応したことや、本庁と学校現場で意見交換をしながら取り組んだこと、大学生については、コロナ禍を踏まえ、いち早くオンライン説明会に切り替えたことなどが考えられるとの答弁がありました。 それに関連し、県外へ進学した大学生に向け、県内就職を促す施策を行っているのかとの質問に対し、本県出身者が多い大学の就職担当課に対し、面談会等の情報を学生に伝達するよう依頼することなどに加え、今年度から新たに大手ナビサイトを活用し、本県出身の大学生や本県での就職を希望している大学生に対し、企業説明会の開催などの情報を発信しているとの答弁がありました。 次に、水産部関係について、外国人漁業就労者へのコロナ感染対策についてに関し、現在、政府が11月にはコロナワクチンの接種を終えたいとしているが、外国人の方にもワクチンがゆき渡るのか、県の認識はとの質問に対し、漁業形態にもよるが、沖合漁業では多くの乗組員が漁船に乗り込み、閉鎖された空間で長い期間を操業する形態もあるため、一層の感染防止対策が必要と考えており、外国人の方にも円滑にワクチン接種ができるよう、接種券の発行について地元市町にお願いをしたところであるとの答弁がありました。 それに関連し、現在、人手不足であり、外国人人材はとても重要であるが、県が出資している「株式会社エヌ」が派遣できる業種は農業分野だけに特定されているのかとの質問に対し、「株式会社エヌ」においては、今まで農業分野だけ行っていたが、現在、漁業分野においても派遣を行えることになっており、外国人人材の確保を行っているところであるとの答弁がありました。 次に、農林部関係について、新規就農者・新規雇用就業者の確保についてに関し、昨年度、産地主導型就農ルートという新たな取組を、「JA長崎せいひ」及び「JA壱岐市」で開始し、「地域に呼び込む、地域にとどめる、地域に呼び戻す」という3対策を積極的に進めるとのことであるが、具体的にどのようなものかとの質問に対し、JAが新たな研修機関を立ち上げ、産地と連携し、新規就農者をしっかり確保していく取組で、令和3年度は新たに3つのJAが取組を開始したところであり、将来的には県下7JA全てでの取組へと広げていきたいとの答弁がありました。 これに対し、この取組は、JAや生産部会が積極的に関わり、担い手を増やしていく良い取組であり、今後、こうした取組を広く展開してもらいたいが県の見解をとの質問に対し、本県の農業後継者は5年前と比べ100名増加したが、それでも、なお認定農業者は減少傾向にあるため、県と関係機関が一体となり、農業や産地の後継者を確保する取組を今後も積極的に進めていきたいとの答弁がありました。 以上のほか、一、県内の洋上風力発電について、一、飲食店等のサービス産業事業者への支援について、一、養殖業の振興について、一、漁業所得向上対策について、一、ミカンコミバエの防除、まん延防止について、一、農林産物輸出の取組についてなど、農水経済行政全般にわたり熱心な論議が交わされましたが、その詳細については、この際、省略させていただきます。 以上で、農水経済委員会の報告といたします。(拍手) ○議長(瀬川光之君) 次に、予算決算委員長の報告を求めます。 山本由夫委員長-29番。 ◆予算決算委員長(山本由夫君) (拍手)〔登壇〕予算決算委員会の審査の結果並びに経過の概要について、ご報告いたします。 本委員会に付託されました案件は、第97号議案「令和3年度長崎県一般会計補正予算(第5号)」ほか17件でございます。 慎重に審査いたしました結果、いずれも異議なく、原案のとおり、可決、承認すべきものと決定されました。 以下、本委員会で論議のありました主な事項について、ご報告いたします。 まず、総務分科会では、地域振興部関係の企画費に関し、約5億円もの予算が減額となっており、その内容としては、「国境離島の航路・航空路運賃軽減事業について、コロナの影響による利用者の落ち込みによる減など、複数の事業によるものであり、また、これらの事業に関連する特定有人国境離島地域社会維持推進交付金について、交付金を充当する歳出予算の減額に伴い、約2億3,000万円の減額となっている」との説明であったが、国の交付金の減額については、国と協議のうえ、他の内容で使えるようにすることはできないのかとの質問に対し、国の交付金については、執行見込みを早期に把握して、その有効活用について国と協議していきたいと考えているとの答弁がありました。 次に、文教厚生分科会では、長崎県・市町被災者生活再建支援制度案の概要について、年々災害が激甚化しており、今回、長崎県で新たに制度ができることを評価している。昨年の災害では、長期避難を強いられた被災者の方も多数おられた。 国に準じた制度とのことだが、今後運用していくに当たって、ある程度、県の方で基準的なものを持っておくべきではないかとの質問に対し、避難指示や勧告、警戒区域の設定等が解除される見直しやライフラインの復旧のめど、地すべりや地盤の状態等に関する専門家の意見等をしっかり聞いたうえで、災害によって適用判断が異なることがないよう、総合的に判断していく必要があるとの答弁がありました。 また、新型コロナウイルスワクチン接種体制等の強化に関し、これからは64歳以下の方の接種が対象になってくるが、若い方々の接種率を向上させるために、県としてどのようなことを考えているのかとの質問に対し、様々なアンケートを見ると、年齢層が低くなるほど、接種を希望する方が少ないとの結果が出ている。 県としては、より多くの方々に接種してもらい、接種率を向上させるため、若い方々も含めて、県民の皆様にワクチンの安全性や有効性、メリットなどを広く発信していきたいとの答弁がありました。 次に、観光生活建設分科会では、長崎港松が枝地区のクルーズ岸壁延伸事業に合わせた先導的官民連携支援事業費に関し、全体的なスケジュールはどのように考えているのかとの質問に対し、岸壁背後地の本格的な事業実施については、岸壁整備完了予定の令和7年度以降と考えているが、それまでの間、交通結節機能強化として路面電車延伸についての検討、地元住民の意見聴取、背後地活用の検討などを並行して進めていきたい。 また、整備構想策定に当たっては、地元長崎市や地元で活動している歴史まちづくり協議会、地域の方々の声をしっかりと聞きながら取り組んでいきたいとの答弁がありました。 次に、農水経済分科会では、長崎県事業継続支援給付金事業費に関し、県と市町が連携して実施した長崎県事業継続支援給付金の支給対象は、国の基準にならい「特定月の売上げ50%以上減」となっていたが、基準が厳格である。 今後、支援を行う場合は、要件が緩やかな市町の基準に合わせることを検討できないかとの質問に対し、コロナ禍における各種施策については、県・市町がそれぞれの役割、考えのもと行われており、県としては、市町と十分連携しながら、限られた予算の中、当給付金以外にも、設備整備や事業再構築に対する支援など多岐にわたる支援策を講じてきている。 引き続き、市町と連携して行う事業については、市町の意見を踏まえ、対応していきたいとの答弁がありました。 以上のほか、補正予算に関し、熱心な論議が交わされましたが、その詳細については、この際、省略させていただきます。 以上で、予算決算委員会の報告といたします。 議員各位のご賛同をいただきますよう、お願いいたします。(拍手)
    ○議長(瀬川光之君) お諮りいたします。 各議案は、質疑・討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(瀬川光之君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 各議案は、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(瀬川光之君) ご異議なしと認めます。 よって、議案は、それぞれ原案のとおり可決、承認されました。 次に、お手元に配付いたしております「動議件名一覧表」のとおり、総務委員会から、政府・国会あて、意見書提出の動議が提出されておりますので、これを議題といたします。 ○議長(瀬川光之君) お諮りいたします。 本動議は、直ちに採決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(瀬川光之君) ご異議なしと認めます。 よって、直ちに採決いたします。 本動議は、可決することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(瀬川光之君) ご異議なしと認めます。 よって、本動議は、可決されました。 議長を交代いたします。 ○副議長(松本洋介君) この際、ご報告いたします。 議長 瀬川光之議員から、本日付で、一身上の都合により、議長の職を辞職したい旨の辞職願が提出されましたので、ご報告いたします。 ただいま、ご報告いたしました辞職願を直ちに議題といたします。 本件につきましては、長崎県議会会議規則第88条第2項の規定により、許可を与えるかどうかについて、お諮りいたします。 瀬川光之議員の議長の辞職を許可することについて、賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○副議長(松本洋介君) 起立多数。 よって、瀬川光之議員の議長の辞職は、許可することに決定されました。 この際、瀬川光之議員より、退任のご挨拶があります。 瀬川光之議員-37番。 ◆37番(瀬川光之君) (拍手)〔登壇〕退任を受けまして、ご挨拶をさせていただく機会をいただきましたことを、まずもって、お礼を申し上げたいと存じます。 平成最後の統一地方選挙が終わり、新たな御代の始まりとともに、県議会の議長の職を務めさせていただくこととなりました。 即位正殿の儀をはじめ、数々の国事行為にお招きを賜り、両陛下と拝謁をさせていただく機会をもらいました。身に余る光栄であり、大きな感激を受けたものでありました。 中華人民共和国建国70周年を迎えて、国家主席から、日本全国都道府県で、唯一長崎県だけがご招待を受け、中村知事とともに式典へ参加をさせていただきました。そして、ローマ教皇の来県、さらにはバチカン市国への訪問、国内外の諸行事に大変重大な経験、体験をさせていただきました。 それから、日本は、新型コロナウイルスの拡大に見舞われ、国民も大きな混乱を来してまいりました。当然、私どもの議会も、そのコロナ感染対策に対応した議会運営が求められました。さらには、7月の豪雨、そして台風、度重なる災害を受けて、コロナ禍でありながら、新たな課題もまた、議会運営に求められてまいりました。 しかし、副議長、あるいは議会運営委員会の正副委員長、各派代表者の皆様方をはじめ、議員各位のご理解とご協力によりまして、適切な議会運営をすることができました。ここに、改めて、議員各位に心からお礼を申し上げたいと存じます。 私にも大変つらく、厳しく、苦しい日々がありました。その折、ある先輩から、「俺が、俺がの『が』を捨てて、おかげ、おかげの『げ』で暮らせ」、滑稽な言葉かもしれません。おかしい言葉かもしれませんが、その言葉とともに、心やさしく諭し、ご指導を受けたその時の思いが、今、退任するこの時をもって、改めて感じるものがあることを、私自身、しみじみ、そう思っております。 会派も組織であります。政党も組織であります。県議会も組織であります。組織の一人として、私はそれぞれの場面、場面で、きっちりとした判断をしなければならない。長い、長い長崎県議会の歴史に学び、先人に学び、優秀な先輩諸氏の知恵に学ばなければならないことを痛感いたしております。 私どもが抱える県政の課題は、人口減少をはじめとする慢性的な課題、そして新幹線や石木ダム、IR、数えきれないほどの山積する課題がございます。私も、議長を辞したとはいえ、一議員として、これからも力を尽くしてまいる所存でございます。 末尾となりましたが、これまで、ご協力、ご指導、ご理解をいただきました中村知事はじめ、理事者の皆様方、そして議員各位、さらには松尾事務局長をはじめ議会事務局職員のお一人おひとりにお礼を申し上げまして、甚だ粗辞でありますが、一言、お礼の言葉といたします。 誠にありがとうございました。(拍手) ○副議長(松本洋介君) これより、議長の選挙を行います。 議場を閉鎖いたします。     〔議場閉鎖〕 ○副議長(松本洋介君) ただいまの出席議員は、46名であります。 お諮りいたします。 選挙立会人2名を、議長において指名いたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松本洋介君) ご異議なしと認めます。 よって、北村貴寿議員及び千住良治議員を指名いたします。 投票用紙を配付いたさせます。     〔投票用紙配付〕 ○副議長(松本洋介君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松本洋介君) 配付漏れなしと認めます。 北村貴寿議員及び千住良治議員の立ち会いをお願いいたします。     〔選挙立会人・立ち会い〕 ○副議長(松本洋介君) 投票箱を改めます。     〔投票箱点検〕 ○副議長(松本洋介君) 異状なしと認めます。 本選挙につきましては、地方自治法第118条第1項の規定に基づき、公職選挙法を準用いたします。 この際、念のため申し上げます。 投票は、単記無記名でありますので、投票用紙に、被選挙人の氏名のみを記載のうえ、点呼に応じて、順次、ご投票を願います。 氏名を点呼いたさせます。     〔局長点呼・投票〕 ◎議会事務局長(松尾誠司君) 宮島議員、宮本議員、赤木議員、中村泰輔議員、饗庭議員、堤議員、下条議員、山下議員、北村議員、浦川議員、久保田議員、坂口議員、千住議員、石本議員、中村一三議員、麻生議員、川崎議員、坂本 浩議員、深堀議員、山口初實議員、近藤議員、宅島議員、松本議員、ごう議員、山本啓介議員、前田議員、大場議員、山口経正議員、山本由夫議員、吉村議員、中島浩介議員、山田博司議員、堀江議員、山田朋子議員、西川議員、外間議員、瀬川議員、坂本智徳議員、浅田議員、徳永議員、中島廣義議員、溝口議員、中山議員、小林議員、田中議員、八江議員。 ○副議長(松本洋介君) 投票漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(松本洋介君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 これより、開票いたします。     〔開票〕 ○副議長(松本洋介君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数46票。うち有効投票46票、無効投票なしであります。 有効投票中、坂本智徳議員45票。堀江ひとみ議員1票。 以上のとおりであります。 本選挙の法定得票数は、12票であります。 この結果、坂本智徳議員が議長に当選されました。(拍手) 議場の閉鎖を解きます。     〔議場閉鎖解除〕 ○副議長(松本洋介君) この際、議長に当選されました坂本智徳議員をご紹介いたします。 ○議長(坂本智徳君) 〔登壇〕ただいま議員各位のご推挙をいただきまして、第67代長崎県議会議長の重責を担うことになりました坂本智徳でございます。 議長就任に当たり、一言、ご挨拶を申し上げます。 まずもって、ご選任いただきました議員の皆様方に、心から感謝を申し上げる次第でございます。 このうえは、議員各位のご指導、ご鞭撻をいただきながら、公正かつ円滑な議会運営に取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご協力のほど、よろしくお願いを申し上げます。 さて、全世界で猛威を振るっております新型コロナウイルス感染症により、お亡くなりになられた方々並びにご遺族の皆様に、深く哀悼の意を表しますとともに、罹患された方々に、心からお見舞いを申し上げます。 また、感染者の治療などに、ご尽力をされております医療従事者をはじめとする関係者の方々に、深く感謝を申し上げます。 県議会におきましても、感染症対策に力を注ぎ、大きな影響を受けた産業を支援し、本県の社会経済活動の再活性化に全力で取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。 また、本県は、若者の転出超過による人口減少、九州新幹線西九州ルートの整備促進、特定複合観光施設(IR)区域整備の推進、離島及び過疎地域の振興など、多くの課題を抱えております。 これら山積する諸課題について、県民の県議会に対する願いは大きなものがあり、県議会の役割は、極めて重要であると考えております。 今後とも、皆様方のご協力をいただきながら、これらの課題解決に取り組み、微力ではございますが、県勢発展のために誠心誠意、努力をしてまいる所存でありますので、何とぞ、よろしくお願いを申し上げます。 最後になりましたが、中村知事をはじめ、理事者の皆様方並びに報道関係の各位のご協力とご理解を賜りますよう心からお願い申し上げまして、議長就任のご挨拶とさせていただきます。 誠にありがとうございます。(拍手) ○副議長(松本洋介君) 議長を交代いたします。 ○議長(坂本智徳君) この際、ご報告いたします。 副議長 松本洋介議員から、本日付で、一身上の都合により、副議長の職を辞職したい旨の辞職願が提出されましたので、ご報告いたします。 ただいま、ご報告いたしました辞職願を直ちに議題といたします。 本件につきましては、長崎県議会会議規則第88条第2項の規定により、許可を与えるかどうかについて、お諮りいたします。 松本洋介議員の副議長の辞職を許可することについて、賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(坂本智徳君) 起立多数。 よって、松本洋介議員の副議長の辞職は、許可することに決定されました。 この際、松本洋介議員より、退任のご挨拶がございます。 松本洋介議員-23番。 ◆23番(松本洋介君) 〔登壇〕ただいま議会のご承認をいただき、副議長を退任させていただくことになりましたので、一言、ご挨拶を申し上げます。 昨年7月、議員皆様方のご推挙をいただき、副議長就任後、これまで議会の円滑な運営だけではなく、大雨による水害や台風の被害、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策及び経済対策など、前例がない様々な事案に対して、瀬川議長を補佐し、微力ではありましたが、誠心誠意、務めてまいりました。 こうして一年間、副議長の職を務めることができたのも、議長並びに議員の皆様方の温かいご支援、ご指導はもとより、中村知事をはじめ、理事者の皆様のご協力と報道関係各位のご理解の賜物と、ここに深く感謝を申し上げます。 今後は、この一年間の貴重な経験を糧に、議員として決意も新たに、長崎県の発展と県民の幸せを第一に、県政の推進に努力する所存でありますので、これまで以上のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げ、甚だ簡単ではございますが、退任のご挨拶とさせていただきます。 ありがとうございました。(拍手) ○議長(坂本智徳君) これより、副議長の選挙を行います。 議場を閉鎖いたします。     〔議場閉鎖〕 ○議長(坂本智徳君) ただいまの出席議員は、46名であります。 この際、念のため申し上げます。 選挙立会人及び選挙の方法については、先ほどの議長選挙の場合と同様にお願いいたします。 投票用紙を配付いたさせます。     〔投票用紙配付〕 ○議長(坂本智徳君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本智徳君) 配付漏れなしと認めます。 北村貴寿議員及び千住良治議員の立ち会いをお願いいたします。     〔選挙立会人・立ち会い〕 ○議長(坂本智徳君) 投票箱を改めます。     〔投票箱点検〕 ○議長(坂本智徳君) 異状なしと認めます。 氏名を点呼いたさせます。     〔局長点呼・投票〕 ◎議会事務局長(松尾誠司君) 宮島議員、宮本議員、赤木議員、中村泰輔議員、饗庭議員、堤議員、下条議員、山下議員、北村議員、浦川議員、久保田議員、坂口議員、千住議員、石本議員、中村一三議員、麻生議員、川崎議員、坂本 浩議員、深堀議員、山口初實議員、近藤議員、宅島議員、松本議員、ごう議員、山本啓介議員、前田議員、大場議員、山口経正議員、山本由夫議員、吉村議員、中島浩介議員、山田博司議員、堀江議員、山田朋子議員、西川議員、外間議員、瀬川議員、坂本智徳議員、浅田議員、徳永議員、中島廣義議員、溝口議員、中山議員、小林議員、田中議員、八江議員。 ○議長(坂本智徳君) 投票漏れはありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本智徳君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 これより、開票をいたします。     〔開票〕 ○議長(坂本智徳君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数46票。うち有効投票46票、無効投票なしであります。 有効投票中、山口初實議員24票。中島浩介議員21票。堀江ひとみ議員1票。 以上のとおりであります。 本選挙の法定得票数は、12票であります。 この結果、山口初實議員が副議長に当選されました。(拍手) 議場の閉鎖を解きます。     〔議場閉鎖解除〕 ○議長(坂本智徳君) この際、副議長に当選されました山口初實議員をご紹介いたします。 ◆副議長(山口初實君) 〔登壇〕ただいまの副議長選挙におきまして、皆様方にご推挙をいただき、ご選任をいただきました山口初實でございます。 ご選任をいただきました議員皆様方に、心から厚くお礼を申し上げます。ありがとうございます。 私たちの長崎県は、先ほどからもお話があっておりますように、新型コロナウイルスの感染拡大によりまして、県民の皆様方の生活、そしていろいろな企業活動等々に多大な影響を与えている状況にあります。 また、県政といたしましても、人口減少対策をはじめ、もろもろ、諸課題が山積をしている状況にございます。 このような状況の中、県議会の果たす役割は極めて重要なものがあると思っており、責任の重大さを痛感しているところでございます。 私、非常に微力ではございますけれども、坂本議長をしっかりと支えて、円滑な県政運営に努めてまいります。 議員皆様方をはじめ、関係皆様方のご支援、ご指導、そして、ご協力をいただきますことを心からお願いを申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。 これからお世話になります。よろしくお願いをいたします。(拍手) ○議長(坂本智徳君) それでは、しばらく休憩いたします。     -午後4時37分 休憩------------------------------------     -午後5時0分 再開- ○議長(坂本智徳君) 会議を再開いたします。 まず、常任委員会委員の選任の件を日程に追加し、議題といたします。 小職が議長に就任いたしましたことにより、長崎県議会委員会条例第1条第3項の規程により、小職が所属しておりました農水経済委員会及び予算決算委員会の両常任委員会の委員を外れますので、両常任委員会の後任委員として、それぞれ瀬川光之議員を選任することといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本智徳君) ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり選任することに決定されました。 議長を交代いたします。 ○副議長(山口初實君) 次に、観光・IR・新幹線対策特別委員会委員の辞任許可及び補充選任の件を日程に追加し、議題といたします。 お諮りいたします。 坂本智徳議員から、一身上の都合により、観光・IR・新幹線対策特別委員会委員を辞任したい旨の申し出があっておりますが、これを許可することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山口初實君) ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり許可することに決定されました。 この際、観光・IR・新幹線対策特別委員会委員の補充選任を行います。 坂本智徳議員の観光・IR・新幹線対策特別委員会委員の辞任が許可されましたので、その後任委員に瀬川光之議員を選任することといたしたいと思いますが、ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(山口初實君) ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり選任することに決定されました。 議長を交代いたします。 ○議長(坂本智徳君) 次に、県議会議員定数等調査特別委員会の設置の件を議題といたします。 お諮りいたします。 県議会議員の定数、選挙区及び各選挙区別議員数に関する調査を付議事件とする県議会議員定数等調査特別委員会を設置することにいたしたいと思いますが、設置することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(坂本智徳君) 起立多数。 よって、県議会議員定数等調査特別委員会を設置することに決定されました。 ただいま設置いたしました特別委員会の設置期間は、調査終了時までとし、委員は、13名をもって構成し、委員及び正副委員長につきましては、お手元の名簿のとおり選任することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本智徳君) ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり選任することに決定されました。 県議会議員定数等調査特別委員会の付議事件につきましては、議会閉会中の調査事件とし、これを付託することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本智徳君) ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり付託することに決定されました。 次に、各委員会から議会閉会中の付託事件として、お手元の一覧表のとおり申し出があっておりますので、これを許可することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(坂本智徳君) ご異議なしと認めます。 よって、そのとおり決定されました。 以上をもちまして、本定例会に付議されました案件の審議は、終了いたしました。 この際、知事より、ご挨拶があります-知事。 ◎知事(中村法道君) 〔登壇〕6月定例県議会の閉会に当たり、一言、ご挨拶を申し上げます。 まず、はじめに、坂本智徳新議長並びに山口初實新副議長のご就任に対しまして、心からお喜びを申し上げますとともに、県勢発展のため格段のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 今回、ご退任になられました瀬川光之前議長並びに松本洋介前副議長におかれましては、就任以来、九州新幹線西九州ルートの整備促進や特定複合観光施設(IR)区域整備推進等の県政の重要施策について、県議会を代表され、ご貢献を賜るとともに、今般の新型コロナウイルス感染症対策や台風、集中豪雨等により発生した災害の復旧についても、多大なるご尽力をいただきましたことに厚くお礼申し上げます。 今後とも、ご健勝のうちに、引き続き、お力添えを賜りますようお願い申し上げます。 また、去る7月3日以降、活発化した梅雨前線の影響により記録的な大雨に見舞われた静岡県では、死傷者や行方不明者が相次ぐなど、甚大な被害が発生しております。 お亡くなりになられた方々並びにご遺族の皆様に心から哀悼の意を表しますとともに、負傷され、被害を受けられた皆様に衷心よりお見舞いを申し上げます。 このたびの議会は、去る6月18日から本日までの26日間にわたり開かれましたが、議員の皆様方には、本会議及び委員会を通して、終始熱心にご審議いただくとともに、それぞれ適正なご決定を賜り、厚くお礼申し上げます。 また、新型コロナウイルス感染症への対応に際し、県議会におかれましては、議会運営等について格別のご高配を賜り、重ねて感謝申し上げます。 この際、議会中の主な動きについて、ご報告申し上げます。 新型コロナウイルス感染症対策。 本県の新型コロナウイルス感染症については、本年4月以降、感染が急激に拡大し、「第4波」の到来を受けましたが、これまでの対策への幅広い県民の皆様のご協力により、落ち着きを取り戻しつつあるものと考えております。 そのため、去る6月23日から、県下全域の感染段階をステージ2に引き下げ、注意報を発令するとともに、連日、新規感染者が確認されていた佐世保市については、ステージ3を継続することといたしました。あわせて、感染状況等を踏まえ、県民限定の県内旅行割引キャンペーンを7月1日から再開することとしたところであります。 その後、県全体では下げ止まり傾向が続く中、佐世保市では感染が拡大する傾向にあったことから、6月29日、佐世保市におけるキャンペーンの再開を見送ることとしたほか、市民の皆様方に対し、感染防止対策のさらなる徹底をお願いしたところであります。 そして7月に入ってからは、約3か月ぶりに新規感染者数ゼロの日が確認されるなど、さらに改善傾向にあると判断し、本日から佐世保市を含む県下全域の感染段階をステージ1に引き下げるとともに、佐世保市におけるキャンペーンを7月15日から再開することといたしました。 また、人の移動が増える夏場を迎えるに当たり、感染の再拡大を招かないよう、引き続き、感染防止対策の徹底を呼びかけたところであります。 一方、新型コロナウイルスワクチンについては、医療従事者に対する優先接種が7月中旬までに終了する見込みであるとともに、高齢者向けの接種も順調に進められているところであり、県としては、長崎県新型コロナワクチン接種センターにおける接種や職域接種にかかる支援を行うなど、引き続き、必要な対策に取り組んでまいります。 今後とも、市町や関係機関等と連携のうえ、感染予防・拡大防止対策に力を注ぐとともに、県内の社会経済活動の維持・回復に向けた対策を積極的に講じてまいります。 盛土箇所の緊急点検。 去る7月3日、静岡県熱海市における土石流発生を受け、国では、全国の都道府県に対し、盛土箇所の安全点検の実施について要請を行う方針を示されております。 こうした中、本県においては、昨年まで3年連続で大雨特別警報が発令されるなど、豪雨災害が頻発化、激甚化し、土砂災害のリスクが高まる傾向にあることから、国からの正式な要請を待つことなく、優先度が高い大規模な盛土造成地等を抽出のうえ、緊急点検に着手することといたしました。 引き続き、情報収集に努めながら、国や市町とも連携を図りつつ、しっかりと盛土の安全性の確認を進めてまいります。 九州新幹線西九州ルートの整備促進。 九州新幹線西九州ルートについては、去る6月23日、与党PT九州新幹線(西九州ルート)検討委員会の山本委員長並びに江田委員長代理が来県され、フル規格で整備する場合の地方負担や在来線などの諸課題について、その解決に向けた同検討委員会における検討状況の報告がありました。 私からは、精力的に議論を重ねていただいていることに対し、改めて、お礼を申し上げるとともに、今後の議論の進展について、一層のお力添えをお願いしたところであります。 今後とも、国土交通省と情報共有を図りながら、関係者との協議を行うなど、フル規格による整備の早期実現を目指して、全力で取り組んでまいります。 企業誘致の推進。 去る6月28日、平成31年に長崎市へ立地した株式会社シーエーシーが、業務拡大に伴いオフィスを増設することを決定されました。 同社は、3年間で新たに80人を雇用して、企業などから受注した人事給与業務を行うBPOサービス等を行うこととされております。引き続き、雇用の拡大と地域経済の活性化につながるよう、地元自治体等と連携しながら、企業誘致の推進に努めてまいります。 スポーツの振興。 いよいよ来る7月23日から東京オリンピックが、また、8月24日からはパラリンピックが開催されます。 こうした中、本県ゆかりの選手としてオリンピックには、陸上競技の廣中璃梨佳選手、水球のコップ晴紀イラリオ選手、サッカーの吉田麻也選手、バレーボールの小幡真子選手、体操競技の内村航平選手、バスケットボールの田中大貴選手、自転車の小林優香選手、柔道の永瀬貴規選手、射撃の松本崇志選手、カヌーの水本圭治選手、ソフトボールの藤田 倭選手の11名が選出されました。 一方、パラリンピックには、卓球の浅野 俊選手、車椅子バスケットボールの川原 凜選手及び鳥海連志選手の3名が選出され、これまでに14名の選手が厳しい選考会を戦い抜き、見事、日本代表として出場されます。 県民を代表して、心からお祝いを申し上げますとともに、大会でのご活躍を大いに期待しているところであります。 本県選手の活躍は、県民に大きな夢や希望、感動を与え、県内スポーツの活性化につながるものであることから、引き続き、本県、競技力のさらなる向上に力を注いでまいります。 また、大会の事前キャンプについては、昨日、長崎市に到着されたポルトガル水泳チームを皮切りに、7月16日からは、大村市で同国トライアスロンチーム、17日からは佐世保市でスペインハンドボールチーム、19日からは諫早市でフィリピン陸上競技チーム、さらに8月14日からは島原市でドイツパラリンピック陸上競技チームによる実施が予定されております。 県としては、関係市町等とも連携のうえ、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を徹底しながら、選手、関係者の皆様が満足していただけるよう、万全の受入れに努めてまいりたいと考えております。 なお、大会開催に合わせて来日中の国際オリンピック委員会のコーツ調整委員長は、国連で採択された「五輪休戦決議」の開始日である7月16日に、長崎市をご訪問される予定となっております。 今回の訪問において、原爆の悲惨さや非人道性をご理解いただくとともに、被爆地長崎から全世界に向けて、平和のメッセージを発信していただきたいと願っております。 このほか、会期中、皆様からお寄せいただきました数々の貴重なご意見、ご提言などについては、今後の県政に積極的に反映させてまいりたいと存じます。 さて、日ごとに暑さが増すこの頃、皆様方には何かとご多様のことと存じます。どうかご健康には一段とご留意いただき、ますますご活躍されますことを心からお祈り申し上げます。 終わりに、報道関係の方々には、会期中、終始、県議会の広報についてご協力を賜り、ありがとうございました。 この機会に、お礼を申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。 ○議長(坂本智徳君) これをもちまして、令和3年6月定例会を閉会いたします。 ご苦労さまでした。     -午後5時21分 閉会-  議長       瀬川光之  議長       坂本智徳  副議長      松本洋介  副議長      山口初實  署名議員     坂本 浩  署名議員     千住良治-----------------------------------       (速記者)        (有)長崎速記センター...