• "観光魅力創造担当監"(/)
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  1. 広島県議会 2022-10-19
    2022-10-19 令和4年警察・商工労働委員会 本文


    取得元: 広島県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和4年警察・商工労働委員会 本文 2022-10-19 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 44 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯質疑石津委員選択 2 : ◯答弁地域部長選択 3 : ◯質疑石津委員選択 4 : ◯答弁地域部長選択 5 : ◯質疑石津委員選択 6 : ◯答弁地域部長選択 7 : ◯要望石津委員選択 8 : ◯質疑坪川委員選択 9 : ◯答弁観光魅力創造担当監 選択 10 : ◯質疑坪川委員選択 11 : ◯答弁観光魅力創造担当監 選択 12 : ◯要望坪川委員選択 13 : ◯質疑石津委員選択 14 : ◯答弁観光魅力創造担当監 選択 15 : ◯質疑石津委員選択 16 : ◯答弁観光魅力創造担当監 選択 17 : ◯質疑石津委員選択 18 : ◯答弁観光魅力創造担当監 選択 19 : ◯質疑石津委員選択 20 : ◯答弁観光魅力創造担当監 選択 21 : ◯要望石津委員選択 22 : ◯質疑(西本委員) 選択 23 : ◯答弁観光魅力創造担当監 選択 24 : ◯意見・質疑(西本委員) 選択 25 : ◯答弁観光魅力創造担当監 選択 26 : ◯要望・質疑(西本委員) 選択 27 : ◯答弁観光魅力創造担当監 選択 28 : ◯要望(西本委員) 選択 29 : ◯質疑(金口委員) 選択 30 : ◯答弁(観光課長) 選択 31 : ◯質疑(金口委員) 選択 32 : ◯答弁(観光課長) 選択 33 : ◯要望(金口委員) 選択 34 : ◯要望(森川委員) 選択 35 : ◯質疑(金口委員) 選択 36 : ◯答弁(働き方改革推進・働く女性応援課長) 選択 37 : ◯質疑(金口委員) 選択 38 : ◯答弁(働き方改革推進・働く女性応援課長) 選択 39 : ◯質疑(金口委員) 選択 40 : ◯答弁(商工労働局長) 選択 41 : ◯要望・質疑(金口委員) 選択 42 : ◯答弁(働き方改革推進・働く女性応援課長) 選択 43 : ◯答弁(商工労働総務課長) 選択 44 : ◯要望(金口委員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 7 会議の概要  (開会に先立ち、委員長が県外調査のお礼を述べた。)  (1) 開会  午前10時30分  (2) 記録署名委員の指名        石 津 正 啓        西 本 博 之  [警察本部関係]  (3) 当局説明   1) 総務部長が報告事項(1)について、別紙資料1により説明した。   2) 地域部長が報告事項(2)について、別紙資料2により説明した。  (4) 質疑・応答 ◯質疑石津委員) 110番映像通報システムについて質問します。  目の前で発生した事件、事故によって混乱状態に陥っている県民の下へ警察官が迅速に駆けつける110番通報制度に対しては、県民の誰もが安心のよりどころとして期待を寄せていることと思います。しかし、いざ県民が事件、事故に遭遇し110番通報して、平常心で目の前の状況を適切に伝えるのは、なかなか難しいのではないかと思います。これに対して、このたび導入された110番映像通報システムでは、現場の状況を映像の形で迅速に伝えることが可能となり、通報者だけでなく、現場急行する警察官にとっても、事件、事故の状況を正確に把握できるといった効果が期待できるものと考えています。  そこで、110番映像通報システムについての詳細を確認する前に、110番通報のイメージを大まかにつかむために、県警察における110番通報の受理件数や通報内容はどのような状況にあるのか、まずお伺いします。 2: ◯答弁地域部長) 110番通報の受理件数につきましては、令和3年に23万3,156件で、これはおおむね2分15秒に1件の割合で受理したことになります。受理内容につきましては、交通事故・違反等の交通に関するものが最も多く、全体の約31%を占めており、次いで不審者などの防犯情報や騒音など各種情報が約26%、落とし物や運転免許手続に関する各種照会が約13%の順となっています。 3: ◯質疑石津委員) 私としましては、緊急通報である110番通報では、「はい、110番、警察です。事件ですか、事故ですか」との応対に続いて、手配に関する質問が次々に向けられて、一刻を争うようなやり取りをイメージしていますが、今回の110番映像通報システムが通報の中でどのように活用されているのか、お伺いします。 4: ◯答弁地域部長) 一刻を争うような通報に際しましては、何がどこでどのような状況にあるかなど、必要な事項を聴取しながら、同時に警察署等へ指令を行い、警察官がいち早く現場に到着するよう努めています。その際、現場状況を言葉だけではなく、本システムを活用することにより、例えば火災現場で警察官の現場到着前に被災状況を視覚的に確認することで、現場に必要な警察官の人数や規制範囲などの迅速かつ的確な判断が可能になると考えています。 5: ◯質疑石津委員) 最後に、110番通報に及ぶような緊迫した場面では、状況を撮影する通報者がトラブルに巻き込まれるおそれも懸念されると思うのですが、実際に通報者にはどのような注意喚起がなされるのか、お伺いします。 6: ◯答弁地域部長) 委員御指摘のとおり、本システムの運用に際しては、通報者がトラブルに巻き込まれることが想定されますので、通報者の安全確保が何よりも重要であると考えています。具体的には、けんかの現場等で巻き込まれたり、第三者のプライバシーを不当に侵害したりすることがないように、安全な位置まで移動することや私有地には立ち入らないことなど、具体的な注意喚起を行い、通報者の安全確保とトラブル防止に特段の配慮をして運用してまいります。 7: ◯要望石津委員) ここまでの質問を通じて、実際に110番映像通報システムを活用する上では、先進機能がもたらす利便性だけではなく、110番通報の緊急性やプライバシーとの兼ね合いについて注意点もあることが分かりました。そうは申しましても、全国の警察で整備が進められた画期的なシステムが活躍するシーンはますます増えていくことが予想され、事件、事故の状況がリアルタイムに通報されるためには、何よりも通報者の理解と協力が欠かせないと思います。
     県警察におかれましても、あらゆる広報手段を活用して、従来の110番通報システムと同様に県民の理解と協力が得られるように努めていただいて、110番映像通報システムが真に必要な場面で活躍することを期待して、質問を終わります。    休憩 午前10時44分    再開 午前10時48分  [商工労働局・労働委員会事務局関係]  (5) 当局説明   1) 商工労働局長が報告事項(3)について、別紙資料3により説明した。   2) 働き方改革推進・働く女性応援課長が報告事項(4)について、別紙資料4により説明    した。   3) イノベーション推進チーム担当課長(環境・エネルギー産業集積促進担当)が報告    事項(5)について、別紙資料5により説明した。   4) 観光課長が報告事項(6)について、別紙資料6により説明した。   5) 観光魅力創造担当監が報告事項(7)について、別紙資料7により説明した。  (6) 質疑・応答 8: ◯質疑坪川委員) ひろしまブランドショップTAUの運営状況について質問します。  先週より日本への外国人の入国制限が緩和されたことや、円安の影響により、外国人が観光地を訪れるシーンをよく見かけるようになりました。資料番号13にもありますけれども、国内の行動制限が緩和されたこともあり、TAUの令和4年度第2四半期の来店者、売上高はコロナ前の令和元年度の約7割まで回復しているということです。おそらく、これからも回復が期待できるのだと思いますけれども、インバウンド対応も必要だと思っています。  そこで、TAUにおいて外国人をおもてなしする受入れ環境が整っているのか、お伺いします。 9: ◯答弁観光魅力創造担当監 TAUにおきます外国人の対応につきましては、店舗ごとで見ますと、コロナ前までは2階にあります熊野筆のショップが、インバウンドの方々に特に人気を集めていました。最盛期では、売上げの5,000万円のうち約4割がインバウンドの客であったという情報もあります。そのため、免税店への登録や音声翻訳アプリなどを活用して接客してきたところです。また、飲食店におきましても、2階にありますお好み焼き、地下1階の和食、1階のイートインに簡単な英語のメニューを用意しているところです。 10: ◯質疑坪川委員) 先日、議連にて視察したときには、施設内のレストラン、メニューは多国語の表記がされていなかったのではないかと思いますけれども、そもそもコロナ前に外国人の受入れ環境は整っていたのか、お伺いします。 11: ◯答弁観光魅力創造担当監 熊野筆のショップでは免税店の登録やアプリなどを活用したと言いましたけれども、飲食店舗におきまして、常に英語のメニューなどを案内していたかというと、不十分だったと考えています。 12: ◯要望坪川委員) もともとTAUは入り口が分かりにくい施設でもありますし、ぜひ、入り口等にも多国語等の表記をしていただければと思います。広島を国内外に発信する本当にいい場所でもありますし、先日、定例会で質問しましたけれども、単にコロナ前の状況に戻すということではなく、コロナ禍で掘り起こしができた観光資源の活用や観光機能を再構築する本当にいいチャンスだと思っています。TAUにおいて、物販はもちろん、例えば文化体験などの充実を図ることも、外国人の受入れ環境整備として必要ではないかと思っています。これはぜひ要望しておきますので、よろしくお願いいたします。 13: ◯質疑石津委員) 同じく、ひろしまブランドショップTAUについて、資料番号13の2の現状・背景では、来店者数、売上高ともにコロナ前の令和元年度の7割程度まで回復しているということですけれども、3のウの催事等の実施状況について、何点かお聞きします。  まず、テストマーケティングで毎月13商品程度のテスト販売を実施しているということですけれども、今年度上半期の状況はどうなっているのか、教えてください。 14: ◯答弁観光魅力創造担当監 テストマーケティングにつきましては、今月のお宝と称して、店頭でのテスト販売を月ごとに行っており、上半期で合計77の商品を取り扱ったところです。 15: ◯質疑石津委員) 上半期に77商品がテスト販売にかけられたとのことですけれども、このうち、その後の店頭での販売につながった商品はどれぐらいあるのか、お伺いします。 16: ◯答弁観光魅力創造担当監 テスト販売を行った商品につきましては、店舗側で、その後の売行きやパッケージなどを総合的に判断して、継続して販売するかどうかといった取扱いを決めることとしています。先ほど申し上げたように、上半期に77の商品のうち4割程度の30商品がその後常設化、継続販売となったところです。なお、常設とならなかった商品につきましても、バイヤーなどの専門家による商品情報を出店事業者の方々と共有することで、その後の商品開発や改良に役立てていただいているところです。 17: ◯質疑石津委員) 次に、都内近郊百貨店等での外販について、計8件となっていますけれども、販売の状況はどうなのか、お伺いいたします。 18: ◯答弁観光魅力創造担当監 今年度上期の外販部門の売上げは5,000万円程度となっており、これはコロナ前の数字を上回り、順調に推移しているものと考えています。 19: ◯質疑石津委員) 外販もおおむね順調に推移しているとお聞きしましたけれども、一方で、さきの9月定例会において議決されたG7広島サミットに向けた県産品の魅力発信事業についても、現時点ではまだ決まっていない部分も多いと思いますが、準備状況を教えていただければと思います。 20: ◯答弁観光魅力創造担当監 現在、委託事業者と会場や場所、販売する商品やイベントでの装飾などの調整を行っているところです。できるだけ早く細部を詰めて、また報告の機会を持ちたいと考えています。 21: ◯要望石津委員) G7広島サミットでは多くの県産品の活用が期待されており、この魅力発信事業を通じて県内外において魅力的な県産品の認知度が向上するよう、市町等ともしっかりと連携を取って取り組んでいただきたいと思います。  また、先ほど坪川委員からもありましたけれども、政府は今月11日からインバウンドの本格再開に向けて、入国者受入れ数の上限撤廃や個人旅行、ビザ取得などの解禁を行うことを決め、同日より全国旅行支援やスポーツ、音楽、文化芸術などへの需要喚起策も開始することを決定しました。全国的な需要喚起策は広島県の経済と地域活性化の起爆剤となるものであり、県は今こそチャンスと感染対策に努めつつ、広島県ファンの拡大と広島ブランドの価値向上を図るために、TAUの物販・飲食、情報発信機能を通じて全国に向けて魅力発信を行って、広島経済を元気にしていただきたいと思います。そして、このたびのインバウンド需要に向けて、も日本を訪れる世界中の人たちに広島県の魅力を伝える大事な新基地としての役割を大いに果たしていただくよう期待して、質問を終わります。 22: ◯質疑(西本委員) 同じくひろしまブランドショップの運営状況についてお伺いします。これまでの質問と関連する内容になりますので、分かりやすく説明いただければと思います。  資料を見ますと、来店者数、売上高が前年同期を大きく上回り、コロナ前の7割まで回復した取組については高く評価しているところですが、こういった取組が本当に今後につながるのか、質問します。  説明資料の中に、リニューアル工事を実施したとありましたが、これまでの質問にありましたように、来店者数、売上高の回復がコロナ禍の規制等の緩和によるものということも考えられます。ここをしっかりと分析しないと今後につなぐことができないので、リニューアルの効果なのか、もしくはコロナ禍の規制等の緩和によるものなのか、分析されていれば、まずお聞かせいただきたいと思います。 23: ◯答弁観光魅力創造担当監 昨年度実施したリニューアル工事では、主に、2階から1階へ酒コーナーを移設、2階の工芸品スペースの拡充、1階のイートインコーナーへのお酒の角打ちコーナーの新設を行ったところです。リニューアル後の状況につきましては、酒コーナーについては、1階に移設したことで来店客の目に留まりやすくなり、これまでよりも幅広い商品が売れるようになったと聞いています。また、工芸品コーナーは、備後のデニムなど新たなアイテムが人気を集めており、売上げは前年比で4割程度増加するなど、好調を維持しているところです。ただ、一方で、1階の角打ちコーナーは、コロナによる影響もあり、イートイン全体で売上げが前年比4割減となっております。  上期を総括的に申し上げますと、リニューアルや7月の10周年イベントもあり、売上げは春以降、70%前半を少し上回るペースで推移していましたが、夏以降は第七波の影響により客足が落ち込み、通期ですと何とかコロナ前の7割を維持できたと考えています。 24: ◯意見・質疑(西本委員) 答弁を聞きますと、やはりリニューアルがしっかりと効果を発揮していると思います。コロナ禍の規制が緩和された影響で売上げが伸びたということではなく、リニューアルを通してTAUを盛り上げているということで、非常によかったと思います。  そういった中で、TAUの近隣には他の都道府県のブランドショップもあると思います。TAU自身の運営状況の分析も大切ですが、他のブランドショップとの比較も必要だと思います。これはなかなか判断が難しいとは思いますけれども、肌感覚で他のブランドショップと比較して今のTAUのにぎわいの状況をどのようにお考えか、お聞かせいただきたいと思います。 25: ◯答弁観光魅力創造担当監 今週、現地に出張する機会があり、有楽町の北海道のショップや銀座1丁目の沖縄のショップなど近隣のショップを見ましたが、肌感覚ですけれども、TAUと比べて著しくお客様が多いわけではないという印象を持ちました。また、TAUを訪問しまして各店舗の状況を聞いたところ、今後の来店者数や売上げの増加に期待しているということです。 26: ◯要望・質疑(西本委員) 他の道府県のショップも同じような状況という御答弁だったと思います。ぜひ、そういった中でも、ひろしまブランドショップTAUをしっかりと盛り上げていただきたいと思います。  最後に、今後の対応として記載されている、ブランド価値向上及びファン拡大につながるイベント実施について、イベントを周知することが何よりも大事だと思います。そういった意味で、このブランドショップTAUを近隣だけではなく、広島県を含めた他県にどのように情報発信していくのか、聞かせていただきたいと思います。 27: ◯答弁観光魅力創造担当監 情報発信につきましては、9月に地魚フェアと称して、アンコウやカサゴなどを用いたメニューをお店側と共同開発して3階及び地下のお店で提供したところです。また、10月には三次マルシェットと称して、日本酒やワインと地元の食材を組み合わせたペアリングイベントの実施など、市町と連携して取り組んできたところです。引き続き、広島ブランドの価値向上を加速していくための拠点として、元気、美味しい、暮らしやすいといった3つの切り口で取り組んでいきたいと考えています。 28: ◯要望(西本委員) しっかりと広報、周知をしているというお話ですけれども、TAUや広島の宣伝という意味では、しっかりと宣伝されているようにはなかなか感じません。予算も含めて大変だとは思うのですが、例えばテレビやラジオなどを使って、本当に広島県は今いいのだ、ぜひTAUに来てほしいのだとしっかりと情報発信する効果として、多くの方にTAUに来ていただけると考えます。しっかりとした情報発信を要望して、質問を終わります。 29: ◯質疑(金口委員) まず、資料番号12のやっぱ広島じゃ割についてお尋ねします。  コロナも落ち着いてきて、10月11日に外国人旅行客の入国も解禁され、これからインバウンドで多くの観光客が日本に、この広島に訪れるだろうという前提で、やっぱ広島じゃ割を中心として、いろいろな施策を打って集客を考えておられることは理解しています。ただ、やっぱ広島じゃ割も全国旅行支援の一つですけれども、各県で旅行支援がされており、いろいろな旅行サイトを見ると、広島県は、全国旅行支援の対象として地図上では表示されません。県としては、やっぱ広島じゃ割で旅行支援をしていることは分かるのですけれども、地図上で表記されないと、広島県は旅行支援をやっていないと思われて、旅行者は旅行支援があるところに行きたいと思うので、広島県が選ばれないのではないかと心配しています。やはり、旅行サイトの全国旅行支援の画面に広島県が載っていないのは非常にショックです。このことについてどのようにお考えか、まずお尋ねします。 30: ◯答弁(観光課長) 委員の御指摘は大手予約サイト等への掲載のことと認識しています。全国旅行支援割につきましては、これまでの県民割とは異なる新しい制度の導入であり、かつ国の周知が遅れ十分な準備期間がなかったことから、課題を抱えたまま事業を開始することになったものと認識しています。  本県におきましては、GoToトラベルの効果検証を踏まえ、事業の開始に当たり、各事業者への割引原資の配分につきまして、人気施設に集中することなく、より県内の幅広い観光関連事業者に効果が行き渡るよう、県内の宿泊施設に対して、他県と比較して手厚く予算配分を行う方針を決定したところです。一方で、他県におきましては、全国規模の販売力を有する大手旅行サイトに多額の予算を配分している傾向にあるものと認識しています。  本県では、県内宿泊施設に多く配分したこともあり、販売をより効果的に進めていくため、委員のおっしゃいました大手予約サイトにおきまして自社商品と宿泊事業者の商品いずれも販売できるように調整を行ってきたところで、システム改修に一定の期間を要しました。他県におきましては、大手予約サイトが自社商品だけを売るということで、比較的容易に販売が開始されたものと認識しています。  現時点におきまして、大手予約サイトと宿泊事業者の調整はおおむね完了しており、今後、楽天トラベルは10月20日から、一休ドットコムは10月26日から、ゆこゆこネットは10月20日から、じゃらんも10月24日に開始予定という調整を行っています。  大手予約サイト以外におきましては、宿泊事業者や旅行会社自らが販売する割引プランは10月11日の事業開始以降、順調に各事業者で販売が開始されているものと認識しています。 31: ◯質疑(金口委員) 大手予約サイトで10月20日ぐらいから広島県の予約がスタートしていくことはよいことですけれども、やはり、出遅れは否めないと感じます。課長が言われるように、よその県のように大手だけではなく、中小に大きくお金が落ちるように考えたことについては評価します。けれども、やはり何か出遅れたと感じます。しかし、逆に考えれば、よその県では売り切れがたくさん出ていますから、123億円の事業費の消化率は分かりませんが、まだ広島県にはたくさん余力がある、多くの皆さんに来ていただけるといったコマーシャルを打っていくべきだと思うのです。まだ販売開始していないのは広島県、鹿児島県、奈良県、東京都で、東京都は10月20日ぐらいからやるという話を聞きましたけれども、そこを出し抜くぐらいのスピードでやるべきだろうと私は思っているのです。発信力といいますか、遅れた部分を取り戻すための考え方はどうなのか、お知らせいただきたいと思います。 32: ◯答弁(観光課長) 大手予約サイト等での販売開始が遅れたとの報道等もあって、本県の全国旅行支援割が遅れているという印象を持たれた面はあるかと思います。それは真摯に受け止めています。一方、これから大手予約サイトも含め、予約が全面開始されますので、委員御指摘のとおり、他県においては既に販売が中止されている県もありますが、本県におきましては、これから123億円の予算を総動員して、プロモーションもしっかりかけていく予定で、しっかりと本県の誘客を図っていく取組を、引き続き、進めてまいりたいと考えています。 33: ◯要望(金口委員) 課長の力強い宣言があったということで、これからを楽しみにしておりますので、よろしくお願いします。 34: ◯要望(森川委員) 今、金口委員からいろいろ指摘がありました。10月15日の中国新聞に大手予約サイトで広島県が対象外と掲載され、我が会派からも、どうなっているのだろうと疑問が湧きました。多分、県民の皆さん方も、観光立県広島をうたいながら何をしているのだろうというような思いをしたのではないかと思っています。  質問はしませんが、10月15日に中国新聞に掲載されて問題があると思ったら、10月20日から楽天トラベルから始まるというようなことを、今日の委員会で説明すべきと思います。やっぱ広島じゃ割については、実際には配付資料になっており、こちらが質問したり意見を言わなかったりしたら何も説明しないわけですか。このような不親切なことは、本当にしてはいけません。今後は、きちんと説明してください。そのことを要望して終わります。 35: ◯質疑(金口委員) 資料番号6の令和4年度広島県職場環境実態調査についてお尋ねします。  この調査はこれまでもずっとやってこられたとのことですけれども、令和4年度の実施は初めてで、雇用者数10人以上の2,500社を対象にして調査するということになると、立派なデータが出てくるのではないかと思います。少し残念なのは回答率が約40%ということですが、4割の結果をそろえれば実態は十分把握できるのではないかと思います。  今回の調査結果の概要の中に、6点書いてありますけれども、特に思うのは、女性役員・管理職について、女性に頑張っていただかなくてはならない時代になってきているわけですから、女性の社会進出がどれだけ進んでいるか、また、女性が会社においてどのような地位を占めているのかは大変興味深いことで、そのことが進んでいかないと、女性の社会進出が成功しているとは言えないと思っています。  そこで、管理職に占める女性の割合が16.9%というのは全体的な数だと思うのですけれども、これは、雇用者数が10人、50人、100人、1,000人でそれぞれ違うのだろうと思います。日本の場合は中小企業が主ですから、そういった企業の場合どうなのかも興味を引くところですが、どういったデータが出ているのか、また、担当としてどのように考えているのか、お尋ねします。 36: ◯答弁(働き方改革推進・働く女性応援課長) 女性役員・管理職の登用状況につきましては、企業成長につながる女性活躍・ダイバーシティ経営の推進に向け、指導的立場である役員・管理職に占める女性の割合をKPIの一つとして設定して、点検しているところです。令和4年度の調査結果で管理職に占める女性の割合が16.9%となったところで、従業員の規模別に見ますと、従業員数100人までの事業所におきましては、平均を超える20~25%程度となっています。一方、101~300人の企業は19.4%、301人以上の企業は9.5%となっており、従業員規模の大きい企業ほど指導的立場に占める割合は低い傾向にあります。  こうした中、改正女性活躍推進法が施行され、この4月から、一般事業主行動計画の策定、届出義務の対象が、これまでの従業員301人以上の事業主から101人以上の事業主に拡大されたところです。  本県としましては、こういったことも契機として、引き続き、広島労働局、中国経済連合会、経済団体などと連携して、講演会の開催など、大企業も含めた県全体の機運醸成にしっかり取り組むとともに、主に中小企業を対象に様々な業種におけるモデル企業の創出や専門家の派遣といった取組を実施しているところです。  引き続き、こういったデータなどを活用して企業の実態をつかみ、効果的な事業実施につなげてまいりたいと思います。 37: ◯質疑(金口委員) 従業員数が少ないほうが女性管理職が多い傾向が出ているということです。管理職に占める女性の割合16.9%は、300人より少ないぐらいの企業ならこれぐらいだろうと思いますが、広島県職員の場合、どうでしょうか。 38: ◯答弁(働き方改革推進・働く女性応援課長) 広島県庁の管理職に占める女性職員の割合は14.5%となっています。 39: ◯質疑(金口委員) もう少し努力してもらわないといけない数字ではないでしょうか、どのようにお考えですか。 40: ◯答弁(商工労働局長) 広島県庁の管理職に占める女性職員の割合は14.5%で平均より少し不足していますけれども、広島県庁では課長級以上の職員を管理職としており、グループリーダー、係長まで入れると20.36%になっています。企業によっては県庁でいうグループリーダーが管理職に当たるところもありますので、比較が難しいのですけれども、参考までに、グループリーダーまで入れると20.36%です。  今、我々が産業界に女性の活躍促進を働きかけているところですので、当然、委員御指摘のとおり、県庁が率先して女性の活躍促進、女性が活躍しやすい職場づくりにより一層努めていく必要があると認識しています。 41: ◯要望・質疑(金口委員) アンケートを取る場合に、どちらにも取れるような質問は本来あってはならないです。そうでないと、正しい答えが出てこない。県庁はグループリーダーまで入れれば20%余と言われますけれども、企業には入れているところもあれば入れていないところもあるでしょうから、データを取る場合にはラインをそろえる必要があると思います。これは次の課題にしていただければと思うのですけれども、見直すところは見直していただきたいと感じました。  次に、年次有給休暇について、調査結果では9.6日となっていますが、広島県庁の場合、どうでしょうか。 42: ◯答弁(働き方改革推進・働く女性応援課長) すみません、ただいま手元に資料がございません。 43: ◯答弁(商工労働総務課長) 県庁全体の数字ではないですけれども、商工労働局で申し上げると令和3年度において15.5日ぐらいです。 44: ◯要望(金口委員) 15日以上あるのですね。調査の数と比較するとはるかに成績がいいと思います。ただ、令和2、3年はコロナの関係があり、強制的な休みと言うとおかしいですが、休んでくれてもいいというところがあったのではないかと勝手に解釈したのです。  それはさておき、先ほど局長も言われましたが、県庁が県民の皆様にお願いするときには、何事にも率先垂範してやっていかなくてはいけないというのが本来の考え方だと思います。今後もそういったことを念頭に、調査の数字を生かすとともに、県庁もその数字を顧みながら、これからの施策に取り組んでいただくようお願いしておきます。  (7) 閉会  午前11時42分 発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 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