10 公の
施設に係る
指定管理者の選考について
(1)
当局説明 濵川スポーツ課長
(2)
質疑、
意見等
◆
黄野瀬明子 委員 利用料金収入の見込みが記載されていますが、第1種、第3種
陸上競技場や野球場などの
施設の利用件数をどのように見込んでいますか。
施設ごとに教えてください。
◎
濵川 スポーツ課長 既存施設である野球場は、直近の実績をベースにしています。
陸上競技場の利用については、平成28年までありました旧彦根
陸上競技場の実績を参考に、大会等を前よりも少し多く開催できると考えて件数を見込んでいますが、段階的に整備をしますので、利用は順次増えると見込んでいます。
トレーニング室などについては、近隣の長浜ドームの実績などを参考に見込んでいます。
◆
黄野瀬明子 委員 具体的な見込み金額が記載されていますので、それぞれの
施設の利用見込み件数を教えてください。
契約期間内の平均値でもよいので根拠となる見込み件数を教えてください。
◎
濵川 スポーツ課長 利用料金収入として、野球場も含め期間中の平均で約1,400万円を見込んでいます。
◆
黄野瀬明子 委員 それぞれの
施設の利用件数を見込んで、積算をしているのですよね。年間の利用件数見込みを平均値でもいいので教えてください。
◎
濵川 スポーツ課長 様々な大会の利用でも1件、部活動の利用でも1件といろいろな利用形態がありますが、第1種、第3種
陸上競技場で約700件の利用を見込んでいます。野球場は、手元に件数の資料がありませんが、約500万円の
利用料金収入を見込んでいます。
休憩宣告 11時55分
再開宣告 11時56分
11 第3期
滋賀県スポーツ推進計画(骨子案)について
(1)
当局説明 西川スポーツ課交流推進室長
(2)
質疑、
意見等
◎村田
文化財保護課長 先ほど
公益財団法人滋賀県
文化財保護協会の
経営評価の
説明の中で、
川島委員から御質問をいただきました
令和3年度から日々
雇用職員ではなく、
会計年度任用職員に
雇用形態を変えたことによる
ボーナスの扱いについてお答えします。
会計年度任用職員の
雇用形態の方には期末手当を支給しています。
また、先ほど
説明に不正確な部分がありましたので、訂正します。
シルバー人材センターの方を雇用していると
説明しましたが、
シルバー人材センターの方については、作業員として派遣という形態で来ていただいていますので、直接雇用ではなく、
シルバー人材センターとの派遣
契約となります。
会計年度任用職員の中には含まれていません。
◆
川島隆二 委員 以前の
雇用形態では不安定なので、
会計年度任用職員としたのですか。それとも、県でも
会計年度任用職員に変わったので、横並びにしたのですか。
◎村田
文化財保護課長 発掘調査については、どうしても年度により
事業量の変動が大きいので、
令和2年度までは日々雇用としていました。
雇用形態を変えた理由は、先ほど
説明したように、
会計年度任用職員の
雇用形態であれば
通勤手当や期末手当なども
国庫補助の対象に含めてもらえる改定があり、せっかく従事いただく方にできる限りの支払いができるようにと判断をされたと承知しています。
○
小川泰江 委員長 それでは、先ほど
説明いただきました、第3期
滋賀県スポーツ推進計画について、質問、
意見等がありましたら御発言願います。
◆
中沢啓子 委員 先ほども言いましたが、スポーツの
指導者や意思決定の場に、
女性が非常に少ないという顕著な傾向があります。
令和3年2月定例会議でも質問したときに、
文化スポーツ部長から、スポーツの意思決定の場や
指導者に占める
女性の割合を増やす意義をしっかり
説明いただきましたし、意思決定の場に
女性が参画する機会が増えるようにしっかりと取り組みたい、そのための努力もしますと
説明されました。
これからの5年間のことですので、
女性活躍について計画のどこかで触れておいてほしいと思います。
◎西川 スポーツ課交流推進室長
女性役員の育成などについては、第2期計画でも取り組んできましたが、十分な成果は表れておらず、第3期計画でも引き続き力を入れて取り組んでいきたいと思います。
例えば、いろいろな組織の
指導者などを集める
意見交換の場を設けるなど、育成につながるきっかけとなる取組を
スポーツ協会と一緒に考えたいと思います。
あわせて、
役員になる
指導者の育成についても引き続き取り組み、
役員になっていただく土台づくりに取り組みたいと考えており、そういったことを計画に入れたいと考えています。
◆
中沢啓子 委員 パーセンテージなどの目標値があれば、ぜひ書き込んでほしいと思います。
◆
川島隆二 委員 基本方針Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのそれぞれの指標が目標に全然届いていませんが、今後、どのように改善していきますか。
2点目、資料の2ページに
令和5年から
令和9年のイベントがいろいろと書いてあります。
滋賀アリーナと彦根市と草津市のプールについて、インターハイや
国民スポーツ大会で使うのだと思いますが、ワールドマスターズゲームズでは使うのですか。
3点目、障害のある人のスポーツをもっと充実させるべきではないでしょうか。スペシャルオリンピックスなどの世界大会や全国大会の誘致も含めて、積極的に取り組んではどうでしょうか。
◎西川 スポーツ課交流推進室長 指標の達成について、コロナ禍の中で難しい部分があります。資料の指標には記載していませんが、ボランティア登録者数やアスリートを採用した県内企業数などについては達成しています。引き続きスポーツ
施設の
利用者数等について、指標として計画に入れたいと思います。また、ほかに指標として望ましいものがあれば、今後検討して入れたいと考えています。
施設について、ワールドマスターズゲームズの会場は、もうある程度決まっており、基本的には
滋賀アリーナや彦根市や草津市のプールは使いませんが、彦根市で行われるロードレースについては、今後、大会運営をしていく中で、彦根総合スポーツ
公園からスタートするなどもあり得ると考えています。
障害のある方のスポーツの充実については、スポーツを身近な場所で楽しんでいただき、社会参画にもつなげていきたいと思います。スペシャルオリンピックスなどの開催については、支える
人たちも増えており、国内でもいろいろ大会が開催されていると聞いていますので、開催の
可能性について、計画の中で考えたいと思います。
◆
川島隆二 委員 重視するべきは、裾野の広がりです。子供や成人、障害のある人のスポーツをする時間が短いところに問題があります。
それから、今後、部活動を地域スポーツクラブなどに移行していくのならば、スポーツ指導員の不足を早急に解決する必要がありますが、どのような状況ですか。
ワールドマスターズゲームズの会場ですが、プールと
陸上競技場と
滋賀アリーナの3つは一番お金をかけたので、もっと使わないといけないと思います。
◎西川 スポーツ課交流推進室長
指導者について、
スポーツ協会で
指導者の育成が進んでいます。
令和3年には300人のスタートコーチを養成したところです。こういったことも含め、
指導者の確保、育成については、
指導者数として指標に加え、積極的に取り組みたいと考えています。
第1種
競技場等ですと全国規模のインターカレッジなどの大会も開催できる要件が整いますので、計画期間中には難しいですが、引き続きそういった大会の
可能性も見据えて、計画の中に盛り込みたいと考えています。
◎
濵川 スポーツ課長 プールについては、通年営業する西日本唯一のプールという強みもありますし、
陸上競技場の隣には彦根城もあります。また、
滋賀アリーナについては、県内最大級のアリーナであり近隣には大学等もあります。そういったそれぞれの
施設の魅力も活用し、県民はもちろん多くの方に御利用いただき、地域の活性化にもつながる利用を図りたいと考えています。
◆角田航也
委員 2ページの展開方策(たたき台)に「小中学校における体育・保健体育の授業改善」と記載されていますが、今の課題とその改善策について、どのようなことを考えていますか。
2点目、同じく展開方策(たたき台)に「
文化財等の観光資源を活用したスポーツの推進」と記載されていますが、
文化財等を活用するスポーツとはどういったものを想定しているのですか。
3点目、2点目の下に「大会後の
競技水準の定着」と記載されていますが、これまで取り組んでいるレイキッズやSHIGAアスリートナビは、
国民スポーツ大会が終わった後も続けるのですか。
◎青木 保健体育課長 1点目の小中学校における体育・保健体育の授業改善についてです。
子供たちの運動やスポーツの時間は計画している数値に至っていませんので、
子供たちの運動機会を増やし体力の
向上につなげることや、体を動かすことやスポーツが好きといった愛好的態度を育むことが大切です。ですので、先進県の取組や本県の課題を考察し、授業改善モデルである
滋賀モデルをつくり、取り組んでいます。
滋賀モデルにより教員は単元ごとに目標を設定し、
子供たちが楽しさを共有し、児童生徒同士で話し合いや助け合いをしながら、できる、分かるが実感できる授業となるよう工夫して取り組んでいきたいと思います。このように、運動の楽しさや喜びを味わえるよう工夫した授業を展開していきたいと考えています。
◎村田
文化財保護課長 2点目の
文化財等の観光資源を活用したスポーツの推進についてです。現在、「近江の城」魅力発信
事業に取り組んでおり、現地に行かないと見ることのできない、体感できない
文化財に足を運んでいただくため、BIWA―TEKUアプリと連携した健康増進ウオーキングイベントを開催するなど、健康に関連する部局と連携して取組を進めています。山城の多い
滋賀県の特徴を生かし、そういった健康づくりやスポーツの推進に寄与できるよう、連携を深めたいと思います。
◎南野 国スポ・障
スポ大会局競技力向上対策室長 3点目の
競技水準の定着についてです。
国民スポーツ大会に向けた強化の過程で生まれたレイキッズやSHIGAアスリートナビといった
事業は、一定定着してきており、また実績も上がってきています。
SHIGAアスリートナビは、マッチングの仕組みであり、当然
国民スポーツ大会後も残したいと思います。レイキッズも、財源等の問題はありますが、
競技力の所管部署として残したいと考えています。
◆角田航也
委員 1点目の取組について、
説明を聞く限りではあまり楽しそうに感じませんでした。
子供たちがいろいろなスポーツに触れることができる機会をつくってほしいと思います。
私が小学生のときは、メジャーなスポーツしか体育の時間で扱っていませんでした。最近は新しいスポーツがどんどん出てきていますので、子供から大人、高齢者までできるスポーツも授業に取り入れると、より多くの人と楽しめると思います。そういったことも考えてほしいと思います。
レイキッズについては、
国民スポーツ大会で終わりではなく、ぜひ続けてほしいと思います。
子供たちは夢を大きく持って、小さいときから頑張ってほしいと思いますので、よろしくお願いします。
◆菅沼利紀
委員 計画の中にICT関係が全然入っていません。スポーツを推進するためには、誰でも簡単に
施設を予約できるなど、ICTを利用できる要素があると思います。その辺を検討するのならば記載してほしいと思います。
意見です。
◎西川 スポーツ課交流推進室長 全庁を挙げてDXを推進することになっており、ICT、DXについても、この資料には記載していませんが、一定計画に記載したいと考えています。
閉会宣告 12時24分
県政記者傍聴:京都
一般傍聴 :なし...