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滋賀県議会
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2019-05-31
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令和 元年 5月31日地方創生・しがブランド推進対策特別委員会−05月31日-01号
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滋賀県議会 2019-05-31
令和 元年 5月31日地方創生・しがブランド推進対策特別委員会−05月31日-01号
取得元:
滋賀県議会公式サイト
最終取得日: 2023-05-14
令和
元年 5月31日
地方創生
・しが
ブランド推進対策特別委員会
−05月31日-01
号令和
元年 5月31日
地方創生
・しが
ブランド推進対策特別委員会
地方創生
・しが
ブランド推進対策特別委員会
会議要録
開会 14時03分 1
開催日時
令和元年
5月31日(金) 閉会 15時42分 (休憩 14時54分〜15時00分) 2
開催場所
第二
委員会室
3 出席した
委員
九里委員長
、桑野副
委員長
井狩委員
、
重田委員
、
河井委員
、
角田委員
、
塚本委員
、
駒井委員
、
加藤委員
、
節木委員
4 出席した
説明員
廣脇総合企画部長
、
森中商工観光労働部長
および
関係職員
5
事務局職員
内田主幹
、
鈎主査
、
小橋主任主事
6 会議に付した
事件
別紙
次第書のとおり
7 配付した
参考資料
別紙
のとおり 8
議事
の
経過概要
別紙
のとおり
議事
の
経過概要
開会宣告
14時03分 1
付議事件
に係る
関係部局
の
取り組み状況
について(
総合戦略
の
概要
と今年度の
地方創生
の取組について) (1)
当局説明
中田企画調整課長
(2)
質疑
、
意見等
◆
駒井千代
委員
何点かお願
いし
ます。まず1ページ目で、
若者
の
社会増減
を2020年にゼロにする
人口目標
を掲げていますが、近年、
人手不足
もあって
東京
への移動が多くなり、この辺はかなり厳しいと
思い
ますけれども、どのように
認識
されていますか。合わせて
結婚支援
ですけれども、これも将来的なものとして、
高校生
、
大学生
に働きかけるのもわかりますが、
滋賀
県から出ていく人も多いことを考えますと、本当にこれが
滋賀
の
出生率
に寄与しているのか、少し難しいと
思い
ます。もう一度この辺の
成果
は見たほうがよいと
思い
ますのでお願
いし
ます。 あと、
外国人材
の
受け入れ
についてですが、南部だと立命館
大学
の院生、
大学生
の
留学生
が家族でこられたりしていますが、
大学
との
連携
はできているのですか。今後、
大学
の
留学生
がふえますので、しっかりと
連携
していただいているのか確認させてください。 ◎
中田
企画調整課長
人口目標
につきましては、2040年に137万人としており、2020年には142万人と見込んでいましたが、
現状
は141万人で、既に約1万人下回っています。また、
出生数
につきましても、
現状
、2017年では1万1,598人で、
目標
より1,402人下回っている
状況
です。また、20歳から24歳の
社会増減
につきましても、
現状
は1,495人下回っている
状況
であり、御指摘のとおり非常に困難な
状況
です。 これらにつきましては、
次期総合戦略
を策定してまいりますので、策定する中で
分析
を行い、次の
目標設定
についても検討していきたいと考えています。 ◎奥山
労働雇用政策課長
留学生
の
関係
で
大学
との
連携
についてですけれども、本年度から実施しています
外国人材受入サポートセンター
におきまして、まだ2カ月ほどしかたっておりませんが、
企業
から
留学生
の
受け入れ
についての相談もありますので、
留学生
の就労についても視野に入れながら、今後、
大学訪問等
をさせていただき、
連携
を図っていきたいと考えています。 ◎園田
子ども
・
青少年局
副
局長
結婚
につきましては、アンケートをさせていただきますと、
結婚
したいと思う人が90%ほどいるという
調査
結果が出ています。各
市町
において
マッチング
の
事業等
をしており、そういった
数字
でも効果が出ています。
委員
から御指摘いただきました
高校生
への
キャリア教育
につきましても、実施することで
機運
の
醸成
が図られていることは実績としてつかんでいます。そういったことを地道に
市町
、
企業
と
連携
しながら取り組んでいきたいと考えているところです。 ◆
駒井千代
委員
企業
との
関係
ではなくて、
大学
に留学でこられるときにちゃんと
大学
の窓口と話をされているのか。そこがつながってしっかりとサポートできるようになっていないのが
現状
で、個別に
支援
されている方が走り回られている
状況
です。少し
連携
が弱いと
思い
ますので、そこはよろしくお願
いし
ます。 それから、最後に
説明
のあった
機運
の
醸成
も大事ですけれども、20代から40代のどういう人がお子さんをもっていないのかなど、もう少し
ターゲット
を絞っていくことも重要だと
思い
ます。あいはぐ
プロジェクト
でも
結婚
するとこういう
サービス
がありますとか、いろいろな
サービス
を出されていますけれども、結構一般的です。例えば、工場が多い
地域
で派遣で働いている人は、人と話すこともないといった声も聞きます。そのような人にも
支援
が届いているのかどうか、もっと細かく
分析
しないと、本当の意味での
出生率向上
につながりません。
結婚
の
応援
がしっかりと
出生率
に結びつくにはもう少し工夫が必要だと
思い
ます。また、今後の
計画
を立てる上でよろしくお願
いし
ます。 ◆
塚本茂樹
委員
企業
の
人材不足
がここ数年言われています。県の
職員採用
でも
土木
の
技術職員
が集まりません。
土木
の
技術者
を育てるような
学校
、特に高校にそういう
学科
が少ないです。 今回の
高等学校産業人材プロジェクト事業
では
産業界
との
連携
を進めるとありますが、具体的にどのような
連携
を進めていこうとされているのですか。実際に
人材不足
のところとこの
プロジェクト
の中でやろうとすることがマッチしているのですか。その
あたり
はどのように考えておられますか。 それからもう一点、
滋賀
県には
高専
がありません。一時期、長浜のほうで誘致しようという話もありましたけれども、その
あたり
の県の
考え方
はどうですか。 ◎西川
高校教育課長
産業人材育成プロジェクト
の中での
産業界
との
連携
ですが、特に
工業学科
、
商業学科
、
農業学科
の
生徒
に対しまして、それぞれの
業界団体
の方からその業界や
仕事
の
魅力
を実際にお話いただき、
生徒
がさらに理解を深めて
就職
につなげていくような
取り組み
を行っています。 また、
生徒
が
びわ湖環境ビジネスメッセ
や
滋賀
けんせ
つみらいフェスタ
などのイベントに参加して、
滋賀
県にどのような
企業
があって、どのような
仕事
をされているのかを体験した上で
仕事
を選んでいくような
取り組み
をしているところです。 ○
九里学
委員長
高専
の話は答えにくいですか。 ◎山元
総合企画部次長
産業人材
の確保の観点から
高専誘致
ということですけれども、今、具体的に検討しているわけではありませんが、まず
企業側
がどういう
人材
を望んでおられるのかを十分に踏まえた上で検討していく必要があると思っています。 ◆
塚本茂樹
委員
工業学科
、
商業学科
、
農業学科
も、最近、進学する
生徒
がふえています。ここ数年でどれぐらい進学し、どれぐらい
就職
しているか、後日で結構ですので、それぞれの
学科
の
進学率
と
就職率
、
就職
の中は
県内企業
のどのような職種に
就職
されているのかがわかるデータをください。 ◆
節木
三千代
委員
男性
の
未婚率
が増加していると
思い
ますが、その辺の
原因
はどのように
認識
しておられますか。 また、国の
地方創生交付金
ですが、
使い勝手
が悪いと感じています。もう少し県民の
皆さん
の
経済的負担
の軽減も含めた
結婚
や
子育て支援
が必要だと
思い
ますが、
交付金
の
改善
についてどのように考えていますか。 ◎
大岡
子ども
・
青少年局長
男性
の
未婚率
の増加は、
皆さん
注目されているところですが、実際に
若者
がどのようなことを考えているのかという
調査
を
平成
28年に
明治安田生命
が実施されました。例えば、20代の
男性
ですと2013年には67%の方が
結婚
したいと答えていましたが、2016年には40%弱まで落ちています。さらに、20代、30代の
女性
につきましても、2013年には8割を超える方が
結婚
したいと答えておられたのが、2016年には20%落ちて6割となっています。
平成
29年度に
県内
の
企業
で働く人を
対象
として
結婚
における支障について
調査
をしたところ、3割の方が適当な
結婚相手
にめぐり会えないと回答されています。 また、
家庭
をもつのに十分な収入がないとか、
結婚
後の
生活
への不安など、2割ぐらいの方は将来に対する不安を回答されており、経済的な不安が大きな
要因
ではないかと考えております。
交付金
につきましては、
使い勝手
がよくなるように国に対して要望している
状況
です。 ◆
節木
三千代
委員
最低賃金
を
全国
で一律に上げ、1,000円、1,500円としていくような
改善
が図られるよう、ぜひ要望もしていただきたいと
思い
ますので、よろしくお願
いし
ます。 ◆
河井昭成
委員
先ほどの
説明
では、経済的な不安が
未婚
の大きな
要因
であると
認識
されていますけれども、その
要因
に向けた
対策
はあるのですか。例えば、
結婚
に前向きにならないとか、
子供
をもつことに前向きにならない
原因
はそもそも何かという
分析
があって、その
要因
に当たるように
対策
を打っていくのが普通のやり方だと
思い
ますけれども、書いてあることを見ますとそこに当たっているのか非常に疑問を感じます。今の
分析
の答えを聞く限りは経済的な理由を
認識
されているのに、そこに向けての
対策
は何かが明確にわからないので、
説明
いただきたいと
思い
ます。 ◎
大岡
子ども
・
青少年局長
経済的な不安については、
県単独
では難しい
部分
がありますが、適当な
結婚相手
にめぐり会えないとか、将来
家庭
をもつことへの漠然とした不安に対しては、あいはぐ
プロジェクト応援団事業
で、出会いの場を
企業
の
皆さん
と
連携
してつくっていくこと、
結婚
を
応援
する
機運
を
社会
全体で盛り上げていくこと、さらには、若いころから
結婚生活
はすばらしいものだという
機運
をもってもらって、将来の
ライフ設計
をしっかりとしてもらうところから始めなければならないということで、
高校生
や
大学生
に向けた
ライフデザイン
の講座を実施することが、大きな3つの
対策
です。 ◆
加藤誠一
委員
人口
は、去年で141万2,000人ぐらいだったと
思い
ます。
国立社会保障
・
人口問題研究所
の
推計
では、2020年に141万4,000人と予想されていたわけですが、既にそれを下回っている
状況
です。 県では、2020年に142万人という
目標
を立てていますけれども、こういう
状況
になっていることをどう思っていますか。もちろん、いろいろな
プロジェクト
に取り組んでいたので、なんとかここまでもっているという
考え方
もありますが、いかがですか。 ◎
廣脇
総合企画部長
今、言われたように、
計画どおり
には進んでおりません。ただ、
滋賀
県は
外国人
がふえていて、
転入超過
になるなど、新たな事象も生じてきているところです。先ほど
外国人材
の
受け入れ
について
説明
しましたが、
人口
の話をする際に、
外国人
のことも考えていかなくてはいけないと思っています。
滋賀
県はほかの県と比べてそれほどひどい
状況
ではありませんが、
東京
一極集中が進んでいますので、どうすれば
滋賀
県にとどまってもらえるのか、
滋賀
県に
魅力
を感じて移住してもらえるのか、この
あたり
はことし
計画
を策定する中でもう少し考えていきます。まずは、次回の
委員会
でこれまでの
成果
をまとめて報告させていただきますので、そこでまた
議論
をしていただいて、次につなげていきたいと思っています。 ○
桑野仁
副
委員長
この
総合戦略
は残り1年となりましたが、例えば、
県内
の
大学生
の
県内企業就職率
や
観光宿泊者数
など各
プロジェクト
の
達成率
を
数字
で出せるものがあればいただきたいと
思い
ます。 2
付議事件
に係る
関係部局
の
取り組み状況
について(
次期総合戦略
の策定について) (1)
当局説明
中田企画調整課長
(2)
質疑
、
意見等
◆
駒井千代
委員
滋賀
として、
人口減少
を食いとめることの意義を改めて考えることが必要だと
思い
ます。
外国人
がふえており、全体として
人口
はふえています。
人口
の面で、どういう
滋賀
にしたいのかをもう一度立ち返って、次の
戦略
を組んでいく必要があると
思い
ます。極端に言えば、
生産年齢人口
をふやすことが目的であれば、
子供
を産んでもらうこと以上に、もっと若い人に来てもらうことに
ターゲット
を絞ることもあり得るかもしれません。
消費者
が必要であれば、
観光
で多くの人に
お金
を落としてもらうことに一番予算をかけたほうがいいかもしれません。もう一度、どうして私たちはこのことに取り組むのかについて考えてもらいたいと
思い
ます。 ◎
廣脇
総合企画部長
計画
の見直しに当たりましては、もう一度そういうことも含めて十分に考え、また
議論
をさせていただければと
思い
ます。 ◆
井狩辰也
委員
一番大きい課題は、生涯
未婚率
の高さだと
思い
ます。この生涯
未婚率
はさらに上がっていくと
思い
ますけれども、どのような
認識
をされていますか。
マッチング
などの
結婚支援
を県や市がもっと力を入れていくべきだと
思い
ますけれども、その
あたり
の
認識
はどうですか。
次期総合戦略
では生涯
未婚率
に対しての
戦略
をぜひ入れていただきたいと
思い
ます。 ◎
大岡
子ども
・
青少年局長
生涯
未婚率
が上がっていることは非常にゆゆしき事態だと思っています。
平成
27年に
市町別
の
未婚率
の統計をとっており、25%程度という
推計
もあります。
委員
が言われたように、
市町
の
取り組み
が非常に大事になってきます。ただ、
市町単体
で
取り組み
ますとどうしても、そこだけのエリアになってきますので、
マッチング
も限られたものになってきます。その
市町
だけで終わるのではなくて、
県下全域
にわたる
企業
を巻き込んだり、あるいは、
県内
の
市町
と
連携
を図って、
ネットワーク
をつくり、進めていこうとしています。 ◆
加藤誠一
委員
人口
が減少していくことを事実として受けとめながら、
人口
を減らさないように取り組んでいくことはわかりますけれども、
人口
が減ったとしても元気な
滋賀
県であるためにどうするのかという
戦略
が必要ではないですか。
人口
が少し減ってくるけれども、元気になるという
思い
の
戦略
を期待しています。 ◎
廣脇
総合企画部長
現在の
戦略
でも
人口減少
を食いとめる柱、それから、減少してもその影響を防止、軽減する柱があります。あくまでも
人口減少
を見据えた
戦略
ですので、
人口減少
する前提であります。もちろん
社会増
、
自然増
も大事ですけれども、
人口
が減少しても活力をどう保つかは
一つ
の大きな側面ですので、引き続きその
あたり
も十分に考えていきたいと思っています。 ◆
重田剛
委員
人口減少
を見据えた豊かな
滋賀づくり総合戦略
の10ページにある
県内
の
人口
の
増減図
を見ていますと、
県北部地域
での
人口減少
を
南部地域
でカバーしていて、そんなに
人口
が減少している県には
思い
ませんけれども、深刻な
地域
があることに十分配慮していただき、
戦略
をつくっていただきたいと
思い
ます。
休憩宣告
14時54分
再開宣告
15時00分 3
付議事件
に係る
関係部局
の
取り組み状況
について(
滋賀
の
素材
・
魅力磨き上げ
について) (1)
当局説明
笹井商工観光労働部次長
(2)
質疑
、
意見等
◆
角田航也
委員
5ページの
地域ブランド
の
調査
についてですが、
株式会社ブランド総合研究所
の
調査
は、いつから、どれぐらいの規模で実施されていますか。
認知度
は上がっていますけれども、
魅力度
が上がったり下がったりしている
原因
を
分析
されていたら、教えていただきたいと
思い
ます。 ◎
松井
観光振興局
ここ
滋賀推進室長
地域ブランド調査
は、2006年から
ブランド総合研究所
が継続して実施しております
自治体
を
対象
とした
調査
です。2018年で申し上げますと、
全国
の男女、20歳から79歳を
対象
に
インターネット調査
をしておりまして、
回答数
は3万24人です。
調査対象
は1,000の
市区町村
と47
都道府県
、合わせて1,047の
自治体
であり、
都道府県
の
調査
につきましては、2009年から始まっているところです。
魅力度
が下がっている
原因
ですが、ポイントでは、2015年から2018年で上がっているにもかかわらず、
順位
は2017年の28位から2018年の38位へと下がってしまいました。これはほかの
地域
も頑張っているということだと
思い
ます。知られていてもその
魅力
がしっかりと届いていないので、
個別ブランド
をしっかりと磨き上げまして、例えば、
首都圏
ですと「ここ
滋賀
」をしっかりと活用し、
発信
していくことが大切だと思っています。 ◆
角田航也
委員
認知度
、
魅力度
、
情報接触度
など6つの項目が挙がっていますが、それぞれ
上位
の
都道府県
にはどのような
傾向
がありますか。また、最近上昇している県があれば、どのような
取り組み
をして上がっているのか、
分析
していたら教えてください。 ◎
松井
観光振興局
ここ
滋賀推進室長
例えば、
魅力度
や
観光意欲度
、
産品購入意欲度
などは北海道が10年連続で1位です。全体を見ましても
上位
はほぼ変わりません。ただ、
魅力度
につきましては、
上位
と下位の差が縮まっている
傾向
があります。 ○
九里学
委員長
違います。統計的な話ではなく、
傾向
と
対策
です。 ◎
松井
観光振興局
ここ
滋賀推進室長
また確認して報告したいと
思い
ます。 ○
九里学
委員長
後ほどお願
いし
ます。
◆
角田航也
委員
順位
に一喜一憂することはよいとは
思い
ませんけれども、
順位
が出る以上、
上位
のほうがよいので、それぞれの
分野
でぜひ上がるようにお願
いし
ておきます。 ◆
駒井千代
委員
「ここ
滋賀
」等を見させていただくと、
滋賀
の商品は
デザイン
も含めてよくなってきていると
思い
ますけれども、置いているだけではわかりづらいですし、
販路拡大
が必要です。
滋賀
から進出されていたり、
近江牛
を使っているようなお店にほかの
食材
や物を置いてもらったり、紹介してもらったり、
首都圏
の
ネットワーク
を目に見える形でどれだけ活用できているのかという
思い
があります。「ここ
滋賀
」ができてから、
首都圏
の
ネットワーク
がどのように広がり、
販路拡大
につながっていますか。 もう一点は
ビワイチ
ですけれども、どういう人に、どういうところを走ってもらうのかがいろいろあって、
一定消費
をしてもらうことも考えて、少しずつ
ビワイチ
・プラスを進めていただいているところです。特に、
女性
からは、
自転車
の乗り捨てができないことが物すごく残念という声がよく出ています。この
あたり
をどのように進めていくのか、
現状
と展望を教えていただきたいと
思い
ます。 ◎
中田
企画調整課長
滋賀
の
魅力
の
発信
として
東京本部
で
首都圏ネットワーク活用事業
に取り組んでおり、
首都圏
の
滋賀ゆかり
の方や
企業
、お店など、そういった
方々
との
ネットワーク
の拡充や強化に力を入れております。そういった
首都圏
における
滋賀ゆかり
の地やお店から
情報発信
を行い、「ここ
滋賀
」との
相乗効果
により、
魅力
を
発信
できるように取り組んでおります。 ◎平井 食の
ブランド推進課長
食の
分野
における
首都圏
での
発信
について、
説明
させていただきます。
滋賀
区として
発信
していますが、
滋賀
に
ゆかり
のあるお店が40店ほどあります。その
あたり
を軸に
滋賀
県の
メニューフェア
を開催し、
滋賀
の
食材
を使っていただく
取り組み
をしています。また、「お
いし
が うれしが」は、もともとは
地産地
消として
滋賀県内
のお店に
滋賀
の
食材
を使ってもらう
取り組み
として進めてきましたが、10年がたって去年ぐらいから
県外
でも「お
いし
が うれしが」の
推進店
になっていただけるところを発掘し、こちらからの
情報
を
発信
する
取り組み
をしているところです。 ◎津田
観光振興局ビワイチ推進室長
ビワイチ
に係る乗り捨てですが、
現状
では、米原のレンタサイクルの拠点が
県内
7カ所で乗り捨てできるように、ヤマト運輸と
連携
されています。それ以外につきましては、
事業者どうし
で相互乗り捨ての話をしていただいていますけれども、
自転車
の規格やメンテナンスの
関係
で難しいところがあります。継続して
事業者同士
の話し合いを進め、相互に乗り捨てができるような形を目指していきたいと思っています。 一方で、
自転車
の乗り捨てではありませんが、
事業者
の
方々
と
連携
して、レンタカーの乗り捨て
サービス
を
ビワイチ向け
に提供していただいたり、また、非常時のことかもしれませんが、タクシーに
自転車
を載せる
サービス
の提供もしていただいているところです。今後も
事業者
の
方々
と
連携
し、新たな
サービス
を提供できるようにサポートしていきたいと思っています。 ◆
駒井千代
委員
特に
食材
は、
メニューフェア
を開催し、その後も
滋賀
の
食材
を使っていただける形を残していくことが大事だと
思い
ますので、今後もよろしくお願
いし
ます。 それから、
ビワイチ
の件ですけれども、最近は
クロスバイク
を使う場合が多いですが、あらゆる人が乗れるタイプのものであれば乗り捨て先でも使えます。
人口
が減少している
公共交通
の弱い
地域
で、
お金
を落としてもらったり、移動してもらうことを考えると、県として必要な設備を設置して、もう少し
生活
と
観光
を
一緒
にできるような
自転車
の乗り捨ての仕組みを考える必要があると
思い
ます。
事業者どうし
で検討するのもよいですが、もう少し広い視点から
公共交通
も含めてどうしていくのか考えていただきたいと
思い
ます。 ◆
加藤誠一
委員
6月2日は何の日か御存じですか。
織田信長
の命日です。
知事
が
安土城復元プロジェクト
を打ち出されて、半年ぐらいたちます。
安土城址
は
滋賀
の大きな
素材
だと
思い
ます。実際にできるかできないかという
議論
はありますけれども、
知事
があそこまで言った限りは、
滋賀
県として
全国
にもっと
発信
するべきだと
思い
ます。 また、
安土城再建
を夢見る会や
安土城再建推進委員会
などの
民間
の
動き
とどのように
連携
していくのか、
市町
と
一緒
になって
滋賀
県にある
素材
をどうしていくのか、その
あたり
が必要ではないかと
思い
ます。 今まで取り組んでいただいていることについては否定しませんけれども、これから
ブランド
を高めていくためには、
滋賀
県としての
体制
をしっかりとしたほうがよいと
思い
ますので、その
体制
をどのように考えているか聞かせてください。 ◎笹井
商工観光労働部次長
先ほど申し上げましたように、県の
考え方
としましては、それぞれ個別の
ブランド
を磨き上げ、そして磨き上げたものをしっかりと
発信
していくということです。個別の
ブランド
をそれぞれの
部局
が磨き上げているだけではいけませんので、
庁内連携
をとり、ここ
滋賀推進監
が中心になりまして、好循環を生み出していくように取り組むことが県の大きな
ブランド
への
考え方
です。当然、
委員
が言われました
市町
や
民間
の
事業者
とも
連携
しながら、取り組んでまいりたいと考えているところです。 ◆
加藤誠一
委員
そういうお答えだと思っていましたけれども、ただ、そこの
連携
の具体的な
部分
が見えません。
安土城復元
の話になれば、
教育委員会
に話が行きます。実際にしようと思えばそうですが、そんなことではありません。 また、
教育委員会
は
教育委員会
で文化財の
調査
はまだ全体の20%しかできていません。本来ならば
調査
をもう一度スタートするべきです。
調査
をスタートするだけでも
ブランド
の向上につながります。
素材
を磨き上げるのに、もっと庁内でアイデアを集めてスタートするべきではないかと
思い
ます。なおかつ、
安土城復元
については県庁内よりも
民間
のほうが動いていて、聞いていますと近江八幡市でも何か取り組もうとされていますし、いろいろな
動き
があるわけです。
滋賀
県としてはよいチャンスだと
思い
ます。
資料
には、「麒麟がくる」について書かれていますけれども、
安土城復元プロジェクト
の話は
一つ
も出てきません。できるできないではなく、やりたい気持ちが
滋賀
県にあるということが
滋賀
県の
ブランド
の
一つ
になると
思い
ますが、いかがですか。 ◎森中
商工観光労働部長
資料
に
安土城
の記載はありませんけれども、戦国をテーマにしますので、この
プロジェクト
の中で
連携
を図っていきたいと
思い
ます。また、
民間
で盛り上がっていることは知っておりますし、その盛り上がりをいろいろと調べて、
連携
できるところがあれば
連携
しながら進めていきたいと
思い
ますが、まずはどのような形で進められるのか、
教育委員会
とも相談していきたいと思っています。 ◆
加藤誠一
委員
将来のことを考えながら
ブランド
を向上させるためには、県庁で事業を進めることも大事ですが、
市町
や
民間
などと全体でどうしていくのかという視点で、これからの
滋賀
の
ブランド
推進をお願
いし
たいと
思い
ます。 ○
桑野仁
副
委員長
「麒麟がくる」のキャンペーン期間が2020年12月下旬まであるわけですけれども、
資料
の下の一番右側に更なる大型
観光
キャンペーンが2022年以降と書いています。「麒麟がくる」のキャンペーンが2020年12月で終わって1年間あくことになると思うのですが、そういう
考え方
でよろしいですか。 ◎原田
観光振興局
副
局長
2019年から2020年は、「スカーレット」と「麒麟がくる」のキャンペーンを展開します。その次の更なる大型
観光
キャンペーンは、ここには具体的に書いていませんが、JRのデスティネーションキャンペーンを2022年以降に誘致したいと考えており、このように記載しています。そしてこの間ですが、全くキャンペーンをしないということではなくて、今の段階で決まっているものをこのような形で書かせていただいているところです。 ○
桑野仁
副
委員長
1年間あけるとせっかくの大型キャンペーン等が台なしになると
思い
ます。
滋賀
県の
認知度
が高まるわけですから、継続して事業に取り組んだほうが誘客にもつながると
思い
ますので、ぜひその方向で考えていただきたいと
思い
ます。 4
委員会
の運営方針について (1)重点
調査
項目 「
人口減少
や高齢化に対応した
社会
づくりについて」、「
魅力
ある
滋賀
の
ブランド
の発掘、普及および育成について」の2項目が位置づけられた。 (2)運営方針 「執行部から
説明
を求めるほか、
県内
・
県外行政調査
、県民参画
委員会
、参考人からの意見聴取等を実施することにより、多面的な
調査
研究を行う。」と決定された。 閉会宣告 15時42分 県政記者傍聴:京都、時事通信 一般傍聴 :なし...
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