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  1. 千葉県議会 2022-12-12
    令和4年_環境生活警察常任委員会(第1号) 本文 2022.12.12


    取得元: 千葉県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-06
    7 議事の経過概要        ─────────────────────────────        開  会        午前9時58分開会 ◯委員長高橋祐子君) ただいまから環境生活警察常任委員会を開会します。  会議に先立ち申し上げます。  朝日新聞千葉総局ほか15者から、本常任委員会取材のため録音したい旨の願い出があり、千葉県議会委員会傍聴規程第8条の規定により許可しましたので、御了承願います。  また、本委員会の運営について、新型コロナウイルス感染防止対策に引き続き御協力をお願いいたします。なお、傍聴については、一般席の定員を10名とさせていただきましたので、御了承願います。        ─────────────────────────────        会議録署名委員の指名 ◯委員長高橋祐子君) 初めに、千葉県議会委員会条例第24条第1項の規定により、会議録署名委員信田委員大川委員を指名します。        ─────────────────────────────        付託案件及び審査順序 ◯委員長高橋祐子君) 本委員会に付託されました案件は、環境生活部関係が議案1件、発議案1件、警察本部関係が議案3件であります。  なお、審査の順序は、初めに環境生活部関係、次に警察本部関係の審査といたします。        ─────────────────────────────        審査の開始(環境生活部関係
    ◯委員長高橋祐子君) これより環境生活部関係の審査を行います。        ─────────────────────────────        議案の概要説明並びに諸般の報告 ◯委員長高橋祐子君) 初めに、議案の審査を行います。  環境生活部長に議案の概要説明並びに諸般の報告を求めます。  なお、諸般の報告に対する質疑は付託案件の審査終了後に行いますので、御了承願います。  吉野環境生活部長◯説明者吉野環境生活部長) よろしくお願いいたします。12月定例県議会におきまして環境生活警察常任委員会に付託され、御審議いただく環境生活部関係の議案は令和4年度補正予算案の1議案です。  それでは、付託議案の概要について御説明をいたします。  議案第1号令和4年度千葉県一般会計補正予算(第4号)ですが、その内容は、環境生活部の歳出予算について、人事委員会勧告に基づく職員の給与改定を行うため3,444万3,000円を増額しようとするものであり、既定予算と合わせた歳出予算総額は189億5,137万5,000円となります。また、自然公園等管理事業及び博物館施設整備事業において、年度内の工事完了が見込めないため、繰越明許費を設定いたします。  なお、議案の詳細につきましては、担当課長から御説明させていただきます。  続いて、当面する諸般の情勢等について2点御報告をいたします。  初めに、カーボンニュートラルの推進について申し上げます。  県では、2050年カーボンニュートラルに向けた県の目指す姿や取組の方向性を示す千葉県カーボンニュートラル推進方針及び2030年度を目標とした中期計画である千葉県地球温暖化対策実行計画改定の骨子案を策定したところです。推進方針では、本県が有する自然環境や産業などのポテンシャルを生かし、環境保全を図りつつ、地域経済・社会の持続的な発展に資する取組について長期的な方向性を示しています。また、実行計画では、2030年度までの温室効果ガス排出量の削減目標について、2013年度比で現行の22%から40%に引き上げ、さらなる高みを目指すことといたしました。  そのほか、温暖化対策に関連して、9月補正予算で計上したちば省エネ家電購入応援キャンペーンを12月21日から開始いたします。このキャンペーンでは、来年2月15日までの対象期間中にキャンペーン参加店舗省エネ性能の高いエアコン、冷蔵庫、エコキュートを購入した方に対し、キャッシュレス決済サービスで使える1万円から3万円相当のポイントの付与等による支援を行うこととしています。このキャンペーンにより、家庭の電気代の負担軽減や温室効果ガスの削減を促進してまいります。  次に、先般開催された国民体育大会及び全国障害者スポーツ大会の結果について御報告します。  3年ぶりとなる第77回国民体育大会いちご一会とちぎ国体には、冬季大会も含め総勢617名の選手団を派遣し、男女総合成績で競う天皇杯得点で第7位の成績を収め、6大会連続の入賞を果たしました。また、4年ぶりとなる第22回全国障害者スポーツ大会には、陸上競技、卓球、水泳など8競技136名の選手団を派遣し、個人競技選手団別メダル獲得数は金メダル55個で全国第4位の成績を収めました。来年の大会においても上位入賞を果たせるよう、引き続き競技力の向上とパラスポーツの推進に努めてまいります。  以上、付託議案の概要の御説明と当面する諸般の情勢についての御報告をさせていただきました。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。        ─────────────────────────────        議案第1号関係 ◯委員長高橋祐子君) 初めに、議案第1号令和4年度千葉県一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  当局に説明を求めます。  寺本環境政策課長◯説明者寺本環境政策課長) 環境政策課でございます。環境政策課の令和4年度12月補正予算について御説明いたします。  環境生活警察常任委員会説明資料の1ページをお開きください。環境生活部の補正額は3,444万3,000円を増額しようとするもので、既定予算と合わせた歳出予算総額は189億5,137万5,000円となります。その内容は、去る10月13日の人事委員会勧告に基づき、給料月額や期末・勤勉手当の支給割合の引上げ等の給与改定を行うものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ◯委員長高橋祐子君) 齋藤自然保護課長◯説明者齋藤自然保護課長) 自然保護課でございます。自然保護課の令和4年度12月補正予算案について御説明いたします。  同じ説明資料の2ページをお開きください。繰越明許費の表の上段の自然公園等管理事業において、5,000万円の繰越明許費を設定しようとするものでございます。この内容でございますが、令和3年度末をもって廃止した勝浦海中公園ビジターセンターの解体工事において、関係機関との調整に不測の日数を要し、年度内の工事完了が見込めなくなったことから適正な工期を確保するため、繰越明許費を設定するものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長高橋祐子君) 赤池文化振興課長◯説明者赤池文化振興課長) 文化振興課長、赤池でございます。私からは文化振興課の令和4年度12月補正予算案について御説明させていただきます。  同じく説明資料2ページを御覧ください。繰越明許費の表の下段の博物館施設整備事業におきまして1,431万円の繰越明許費を設定しようとするものでございます。この内容でございますが、1つには、県立美術館の非常用発電設備に使用する蓄電池の交換工事において、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う半導体不足による工期延長のため、年度内の工事完了が困難となったことから繰越明許費を設定するものでございます。  もう1つが、本年9月に故障いたしました関宿城博物館特別収蔵庫の空調設備の更新に当たり、年度内での設計委託の完了が困難であることから、同じく繰越明許費を設定するものでございます。  以上でございます。よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 ◯委員長高橋祐子君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) 質疑ないようですので、以上で質疑を終結します。  議案第1号は警察本部も関係するため、同議案の警察本部の質疑終結後に討論、採決を行いますので、御了承願います。        ─────────────────────────────        発議案第2号関係 ◯委員長高橋祐子君) 次に、発議案の審査を行います。  発議案第2号千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。  なお、本発議案は警察本部も関係することから、警察本部関係職員も入室をしておりますので、御了承ください。  発議案提出者に説明を求めます。  小池委員◯小池正昭委員 それでは、私から提出者を代表いたしまして、千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例の一部を改正する条例案につきまして説明をさせていただきます。  本会議でも御説明いたしましたが、昨年、議員発議により千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例を制定し、執行部においては、これまで飲酒運転根絶に向けて取り組んできたところであります。しかしながら、飲酒運転による交通人身事故件数は増加している状況であり、残念ながら、いまだに飲酒運転は後を絶たず、飲酒運転根絶の取組をさらに進めていくため、本条例の一部を改正しようとするものです。  改正の主なポイントを3点申し上げます。  1点目ですが、事業者に対する措置であります。事業者の従業員が通勤の途上において飲酒運転に係る違反者となった場合、知事は、当該事業者にその違反の内容を通知することができると規定しました。  2点目ですが、飲食店営業者に対する措置及び罰則であります。知事は、飲酒運転の違反者に当該違反に係る酒類を提供した飲食店営業者に対しその旨を通知し、その通知を受けた飲食店営業者飲酒運転防止措置を講じなければならず、当該措置を講じていない場合は、知事は飲酒運転防止のために必要な指示をすることができ、当該指示に従わないときはその旨を公表し、指示書の掲示を命じることができることに加えまして、掲示命令に違反した者は5万円以下の過料に処することとしました。また、飲食店営業者による飲酒運転防止措置実施状況等を確認するため知事が立入調査をすることができること、知事が事業者及び飲食店営業者に対する措置に関する事務を行う上で必要となる違反者の情報について、公安委員会から知事に提供するなど、知事と公安委員会の相互協力について規定をいたしました。  3点目でありますが、飲酒運転根絶計画の策定です。県が事務局となる飲酒運転根絶連絡協議会において飲酒運転根絶計画を策定することとし、この計画には飲酒運転根絶に関する教育、知識の普及などを盛り込むこととしております。  最後に施行日についてでありますけども、罰則規定の周知等の期間を置くため、令和5年6月28日としております。  委員の皆様におかれましては、本案の趣旨に御理解をいただき、御賛同いただきますようにお願い申し上げます。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。  伊藤委員◯伊藤とし子委員 伊藤です。よろしくお願いいたします。この条例改正については非常に私どもも前回も要望しておりましたので、お礼申し上げます。その上で質問させていただきます。  この条例改正について言いますと、昨年6月の八街市で起きた飲酒運転による下校時の痛ましい死亡事故を受けて、県議会として昨年12月成立、本年1月に施行された条例を改正しようとするものですが、残念ながら、本条例施行後も上半期の飲酒運転による人身事故は前年同期比7件増の57件発生しています。より実効性のある条例にするための改正案発議と理解の上、質問いたします。  まず、意見募集についてです。自民党としての意見募集を10月14日から11月1日まで行いましたが、意見は何件来てどのような内容であったのでしょうか、お伺いいたします。 ◯委員長高橋祐子君) 小池委員◯小池正昭委員 意見募集についての御質問ですが、意見について3件いただきました。主な内容といたしましては、酒類の販売をするときの飲酒運転禁止の声がけ、その提案などがございました。  以上であります。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 3件で酒類の販売時に声かけ以外は何……。 ◯委員長高橋祐子君) 小池委員◯小池正昭委員 そのほかに各事業者の役割を明記しておりますが、これを責務とすべきというような御意見もございました。それから、今回、飲食店に対する対策強化を盛り込んでますけども、御意見として、飲食店の措置、強化しても、なかなか実効性があるのかという疑問を投げかけられたというものであります。  以上でございます。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 では、こういう県民に関わる重要な条例であります。この県条例であるという前提で、やはり県議会としてパブコメを取る必要があったのではないかと考えますが、御見解を伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 小池委員◯小池正昭委員 県議会としてのパブコメということでありますが、提案会派の責任において行うものであると考えておりまして、本件についても我が自民党の中で、ホームページで公表し、パブリックコメントをさせていただきまして、県民に広く意見を聞くということを実施したところであります。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 前回もこのことについては、私もぜひ広くパブコメをとお願いしたところなんですけれども、3件ということですけれども、県議会として取れば、もっといろいろな意見もあったのかなというふうにも思います。また次回、ぜひ広くパブコメを取っていただきたいと要望いたします。
     では、アルコール依存症対策についてです。2019年4月策定の千葉県アルコール健康障害対策推進計画や2021年9月策定の千葉県飲酒運転の根絶に向けた対策等に関する検討結果報告書では、常習飲酒運転者の背景にはアルコール依存症の問題があり、専門的な医療機関での治療につなぐなどの対策が必要であると指摘しています。アルコール依存症は疾病であり、啓発や取締りの強化だけでは効果がありません。根本的な治療が必要です。八街市の事故の加害者は、裁判の中でアルコール依存症であることが明らかになりました。しかし、今回の改正案にもアルコール依存症への言及が全くありません。入れなかった理由をお伺いいたします。 ◯委員長高橋祐子君) 小池委員◯小池正昭委員 アルコール依存症への言及につきましては、委員御指摘の推進計画において、飲酒運転者を含む対策が図られているということ。また、条例制定時の本県の飲酒運転による交通事故の再犯率なんですが、6.7%でありました。この点は比較的高いとは言えないことからアルコール依存症対策については盛り込まず、今後の検討課題というふうに捉えております。  こうした中で、直近の令和3年中の再犯率につきましても5.9%で比較的低い、前回よりも下がったということになりますが、今回の改正においても盛り込まなかったということであります。しかしながら、御指摘のアルコール依存症対策、重要であるという認識はしっかりと持っております。引き続き再犯率等を注視していきたいというふうに考えています。  以上でございます。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 6.7%が高いのか低いのかではなく、やはりこの件に関しましては、本人が疾病であるというふうに自覚がないというところが問題だと思うんですね。ですので、もし再び再犯した場合には、やはりアルコール依存症ではないかという前提の下にしっかりとした対策、そして加療──病院の、行って診察を受けるなどの対策というのが次の手として必要ではないかなというふうに考えております。ですので、これからの動向も見ながらということですが、このままで事故が減ってくれればいいんですけれども、まだまだ油断は許されないと思いますので、ぜひ次回のときには盛り込んでいただけますようお願いいたします。  では、次に市町村の責務について伺います。市町村との連携は、具体的にどのように行うんでしょうか。 ◯委員長高橋祐子君) 小池委員◯小池正昭委員 しっかりとこの辺は、やはり実効性を持たせるためには市町村との連携は不可避であります。また、飲酒運転、今回、根絶計画を策定することとなっております。連絡協議会、既に発足しておりますが、この根絶計画の中でも市町村にもしっかりと入っていただいて、根絶計画をつくる段階、その策定の段階にも対応していただく。しっかりと連携をということを重視していただきたいというふうに思います。執行部においてですね。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 分かりました。ありがとうございます。発議案については、あとは執行部に対して質問がありますけれども、それは諸般のときにさせていただきたいと思います。  続けてよろしいですか、それとも、ここで。 ◯委員長高橋祐子君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 伊藤委員にちょっと質問。この提出者の中に名前がないんだけど、最初賛成のようなことを言ったけど、一体どっちなの。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 賛成です。賛成ですけれども、やはりその中で確認したいことがあるので名前を連ねなかっただけです。そこに提案者になってしまえば質問できないですから。 ◯委員長高橋祐子君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 そしたら一緒にやりたくないということだ。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 一緒にやりたいです。 ◯委員長高橋祐子君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 名前を入れればいいじゃない、最初から。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 名前を入れたら質問できないじゃないですか。 ◯委員長高橋祐子君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 名前入れたって質問はできますよ。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 そうなんですか。でも、それはこちらの対応ですので。     (「邪魔してるんだよ」と呼ぶ者あり。) ◯伊藤とし子委員 いちゃもんじゃないです。いちゃもんじゃない。 ◯委員長高橋祐子君) よろしいですか。ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  発議案第2号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長高橋祐子君) 挙手全員。よって、発議案第2号は可決すべきものと決定しました。  以上で発議案の審査を終了します。  警察本部関係職員の方には御苦労さまでした。御退席願います。     (楠原交通部参事官交通総務課長菊地交通部交通指導課長退室)        ─────────────────────────────        実効性ある統一協会・被害者救済法の制定を求める意見書(案)関係 ◯委員長高橋祐子君) 次に、意見書案が2件提出されておりますので、御協議願います。  意見書の文案はお手元に配付してあります。  初めに、共産党及び市民ネットワークから提出されております実効性ある統一協会・被害者救済法の制定を求める意見書(案)について御意見がありましたら御発言願います。  伊藤委員◯伊藤とし子委員 提出者という立場で一言述べさせていただきたいと思います。  12月10日、救済新法が成立いたしましたが、まだまだ不十分であります。被害防止や救済はできないと思うとの二世信者の声もあり、よりよいものにしていかなければならないと考えております。必要なら見直しすることもできるとは岸田首相の言葉ですが、このままで終わらせることはできないと考えますので、本意見書の採択を求めます。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) その他発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) それでは、本趣旨の意見書案を当委員会として提出することに賛成の委員は挙手願います。     (賛成者挙手◯委員長高橋祐子君) それでは、意見の一致が見られませんので、当委員会としては提出しないこととします。        ─────────────────────────────        原発利用拡大を一方的に進める政府方針案の撤回を求める意見書(案)関係 ◯委員長高橋祐子君) 次に、市民ネットワーク、共産党、平和の党及びリベラル民主から原発利用拡大を一方的に進める政府方針案の撤回を求める意見書(案)が提出されておりますが、本意見書案は当委員会の所管に属する部分がありますので、所管部分について御協議願います。  なお、本意見書案は2つ以上の委員会にわたりますので、協議結果は参考意見として議会運営委員会に報告することとなります。よろしくお願いします。  本意見書案について御意見がありましたら御発言願います。  伊藤委員
    ◯伊藤とし子委員 提出者として意見を述べさせていただきます。  この意見書案についてですが、原子力政策の基本原則と政策の方向性、アクションプランは、これまでの福島第一原子力発電所の事故を踏まえて、原子力の依存度をできるだけ低減させる方針から原発の新設、リプレースを含め、原発を最大限活用する方針へ転換されています。たった3か月で十分な審議もなく、何といっても福島第一原発事故をないこととしたようなこの原発推進方針案には到底認めることはできないことから本意見書の採択を求めます。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) その他発言はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) それでは、本趣旨の意見書案を発議すべきものとして議会運営委員会に報告することに賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長高橋祐子君) それでは、意見の一致が見られませんので、その旨を議会運営委員会参考意見として報告することにします。        ─────────────────────────────        諸般の報告・その他の関係 ◯委員長高橋祐子君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。  三沢副委員長。 ◯三沢 智副委員長 先般、日本製鉄の不適切事案についての我が党の代表質問に対し、県当局からは、9回にわたるヒアリングにより、事業者の報告内容や対策の進捗状況の確認を行っており、今後は有識者から意見を聞く予定があるとの答弁がありました。  そこで、これまで実施してきた9回のヒアリングを通じて確認された内容について伺います。  1点目は6月の着色水流出と水路でのシアン検出事案、2点目は7月のシアン流出事案、3点目は8月の水質分析結果の不適切な取扱い事案、4点目は11月の新たなシアン流出事案です。それぞれについて御答弁願います。 ◯委員長高橋祐子君) 市原水質保全課長◯説明者市原水質保全課長) これまでに確認された内容についての御質問でございます。 質問が多いため、少々お時間頂戴いたしますが、御容赦願います。  初めに、6月の着色水流出と水路でのシアン検出事案についてでございます。  まず流出の原因ですが、タンクの設置箇所から外部へとつながる排水系統の把握が十分に行われていなかったために、着色水が流れ着くと考えていた東京湾側の排水口は速やかに遮断したものの、南側水路の14排水口にも流れ着いており、これを速やかに遮断できなかったことであります。  次に、水路でのシアン検出の原因ですが、当初、着色水には、コークス炉で発生したシアンの処理後に生成する有害性の低いチオシアン酸アンモニウムが含まれるが、規制対象となりますシアン化合物は含まないとされておりました。しかし、実際には一部のシアンが未反応のまま残留していたことであります。その対策といたしましては、総点検の実施により排水系統を把握すること、それから、事故が発生した場合でも外部への流出が防止されるように排水口を改修し、さらにタンク周囲への防液堤を設置すること、今後、老朽化したタンクの更新を予定している。  以上であります。  次に、7月のシアン流出事案についてでございます。  まず原因ですが、通常、シアン化合物を含む高炉排ガスの洗浄水というものは、シアンの除去処理を行った上で東京湾側の8排水口から排出をしております。しかし、操業の変動により排水量が増加した場合には、その一部をポンプでくみ上げて隣の7排水口から排出をしておりました。そのポンプが老朽化により不具合を生じ、シアン濃度の高い水を流出させてしまったことであります。その対策としては、ポンプと7排水口へと水を流す設備を廃止したこと、それから、排水量の増加にも対応できるようにシアンの処理設備を増強したこと、そしてシアン濃度を常時監視できるように、8排水口の前に連続シアン分析計の設置をしてあります。  次に、8月の水質分析結果の不適切な取扱い事案についてでございます。  まず原因ですが、以前から生産部門が水質分析を行い、その結果を環境管理部門に報告してチェックするという体制になっていましたが、実際は一部の分析結果しか環境管理部門に報告しておらず、また、環境管理部門もその事実を把握できていなかったことであります。また、水質分析に携わる従業員の法令遵守に対する認識不足があったことであります。  その対策としては、まず、水質分析は環境管理部門が直接実施するように業務体制を見直したこと、それから製鉄所内の総務部門が毎月内部監査を実施することとしたこと、さらに本社が実施する環境監査におきまして、水質に関わる測定結果や関連設備の実態等について、現場確認やヒアリングを強化することとして今後実施する予定であること、分析担当者への再教育の実施を行うことであります。  最後に、11月の新たなシアン流出事案についてでございます。  原因及び対策につきまして、引き続き現在も確認中とのことであります。  以上、それぞれの事案の原因や対策につきましては、県も立入検査で確認をしているところでございます。今後、有識者から意見を聞いた上で対策の妥当性等を判断して厳正に指導してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯委員長高橋祐子君) 三沢副委員長。 ◯三沢 智副委員長 そもそもこのシアンは建設当時から発生しているものと思われます。それがここへ来て出たということは、前は出てなかったのかという調査も必要だと思います。  それで本会議でも要望しましたが、県民の信頼回復には徹底した原因究明と抜本的な対策の実施が不可欠です。今後、有識者からの意見を踏まえ事業者を指導していくとのことでもありましたが、引き続き厳正に対処していくとともに現場視察も必要だと思いますので、よろしくお願いします。  そして、続いていいですか。 ◯委員長高橋祐子君) はい。 ◯三沢 智副委員長 先月、福岡県立美術館へ視察に行ってきましたが、そこでは高島野十郎という著名な画家の絵が展示されており、中には数千万円もの値段がつくものもあるとのことでした。さらに驚いたのは、その画家は福岡県立美術館の学芸員が見出した方とのことで、千葉県立美術館の学芸員の活躍にも大いに期待しているところです。  さて、千葉県立美術館では、さらなる活性化に向けて、昨年12月以降、外部の有識者から成るアドバイザリー会議を4回開催し、専門的な見地から意見を伺いながら検討を進めていると聞いています。  そこで伺います。アドバイザリー会議の今後の予定はどうか。また、いつまでに結論を出すつもりですか。 ◯委員長高橋祐子君) 赤池文化振興課長◯説明者赤池文化振興課長) 文化振興課長、赤池でございます。  アドバイザリー会議につきましては、来年1月に第5回目の会議を開催いたしまして、これまでの議論を踏まえ、県として、県立美術館のあるべき姿を提示し、御意見をいただく予定としているところでございます。ここでいただきました御意見も踏まえまして、年度内に千葉県立美術館活性化基本構想骨子──仮称でございますが、こちらを取りまとめてまいりたいと、そのように考えているところでございます。  以上でございます。 ◯委員長高橋祐子君) 三沢副委員長。 ◯三沢 智副委員長 アドバイザリー会議の状況については理解しました。取りまとめに当たっては、ぜひ学芸員のやる気を引き出すような内容になるよう期待しています。  また、美術館の活性化を図るためには、千葉ポートパークに隣接する恵まれた立地を活用して、より地域に開かれた美術館にしていく必要があると思います。  そこで伺います。9月補正で美術館のにぎわいの創出のための整備費を補正しているが、その進捗状況はどうか。 ◯委員長高橋祐子君) 赤池文化振興課長◯説明者赤池文化振興課長) 9月補正予算では、隣接するポートパークとの行き来がしやすくなる連絡通路の改修や、そことつながる美術館の庭へのにぎわい創出のためのアート体験遊具ですとか屋外テーブル等の設置にかかる経費が措置されたところでございます。  まず、ポートパークとの連絡通路でございますが、管轄する県土整備部と協議を進めてございまして、来年早々から樹木の伐採や進入路の工事等を開始する予定としてございまして、3月には供用を開始する見込みで工事を進める予定でございます。  また、アート体験遊具の設置等につきましては、プロポーザル方式で業者から美術館にふさわしい内容の提案を受けることといたしまして、10月14日の日に公募を開始し、選定委員会を11月21日に開催した上で業者を選定し、現在、契約、施工に向けた準備を進めてるところでございまして、こちらも3月の完成を見込んでるところでございます。  以上でございます。 ◯委員長高橋祐子君) 三沢副委員長。 ◯三沢 智副委員長 今後も美術館の活性化に向けた取組を進めていただくよう要望します。  以上で終わります。 ◯委員長高橋祐子君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 日本製鉄の関係で三沢副委員長の質問に関連するので、何か9回ヒアリングしてると言うけど、9回って立入検査のことを言ってるのか、それとも呼び出して何か話合いをやってるの。どっちなの。  それからもう1つ、タンクの老朽化、老朽化って、ずっとこれ言ってるんだけど、これ発覚してから半年もたってる。日本製鉄のこの会社というのは50年ぐらい前──もっと前か、こっち来たのは、千葉に来たのは。それ以来、タンクを変えてないということか。そこまで追及しない、この9回のうちに。それ、ちょっと答えて。 ◯委員長高橋祐子君) 市原水質保全課長◯説明者市原水質保全課長) まず、9回のヒアリングにつきましては、事業者を県のほうに呼んでヒアリングを実施しております。そのほかに立入検査を実施しています。  あと、タンクの更新についてでございますけれども、事業者はタンクの更新計画というものを作成して定期的な修繕等を行ってきていたとの報告ではございますけれども、その計画の工事の前に今回の事故が発生してしまったということで、その計画の妥当性等がどうだったのかということ等につきまして、引き続き検証していく必要があるというふうに考えております。 ◯委員長高橋祐子君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 今まで、これ発覚するまでに恐らく流したと思うよ。みんな──みんなってことないけど、別に責めるわけじゃないけど、やっぱりああいう日本を代表するような会社だから、みんな油断してたんじゃないかと思うの。それこそ潰れそうな会社がやると徹底的にわあわあ騒ぐけど、ああいう──ああいうってことないけど、そういう会社だから、恐らく油断して見逃したんだと思う。今まで1年に何回、いろんな報告というのは来てるのかね。例えば──例えばじゃなくて、シアンが流出する、発覚する前には。年に何回か、いろんなことで話合い、ヒアリングというのをしてるのか。その辺はどうなの。 ◯委員長高橋祐子君) 市原水質保全課長◯説明者市原水質保全課長) まず、水質汚濁防止法に基づく立入検査につきましては、年に1回から2回程度、毎年実施をしてございます。そのほかに環境保全協定に基づきまして、年間計画書というものの提出を求め、そのほかに、その計画どおり協定値が遵守されているかという立入検査につきましても、年1回以上実施をしております。特に話合いというようなものは、定期的な話合いというものは持ってはございません。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 要するに、いいかげんに報告されてうそつかれたということだ、今まで。それを追及しなかったと。いわゆる大会社だから大丈夫だろうというふうに思ってたんじゃないかと推測します。  それで、9回も県に呼び出して話合いをやったとか何とかって言うけど、これ、重大な問題なんだよね。このまま見逃していいのかということだ。やっぱり我々議会としても、この問題は、日本を代表するような会社だから結構いろんなこと言ってる人がいる。これ、このまま、今後、議会に説明とか何とかというのはないのかな、会社として。ただ我々は間接的にあなたたちに聞いてるだけで分からない、本当のことが。だから、20日か、最終議会。     (「20日」と呼ぶ者あり)
    ◯河上 茂委員 20日にも来て説明しろって言ってくれないかな、きちんと。それなりの人が来て。 ◯委員長高橋祐子君) 吉野環境生活部長◯説明者吉野環境生活部長) ただいまの御指摘につきましては、私どものほうで直ちにここでお答えすることはできませんけれども、会社側と話をして調整するようにしたいと思っております。 ◯委員長高橋祐子君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 これ言わないと、このままうやむやにされちゃうわけよ。だから、なめられてるんだ、この議会も。とんでもない話だよ、これは。それはひとつお願いしますね。  以上。 ◯委員長高橋祐子君) ほかにありますか。  伊藤委員◯伊藤とし子委員 では、先ほどの千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例、これ、ここの中に飲酒運転根絶連絡協議会というのが出てきております。その委員の構成とこれまでの開催状況について伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 金子くらし安全推進課長。 ◯説明者(金子くらし安全推進課長) くらし安全推進課、金子でございます。  まず、飲酒運転根絶連絡協議会の構成ですけれども、当課をはじめとする県の執行機関や市町村、交通安全関係団体や事業者団体など、幅広い分野から参画した会員で構成されております。  それから、開催状況ですけれども、条例の施行を受けまして本年1月に設置されて、これまでに1月、5月、11月の計3回開催したところでございます。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 今回の改正案の内容についてなんですけれども、今、改正案の内容については先ほども審議されたわけなんですが、この中に、飲酒運転根絶計画には、1項として、飲酒運転の根絶に関する教育、知識の普及、啓発、意識の高揚等に関する事項、2項として、飲酒運転の根絶を図るための体制に関する事項とあります。これについて、具体的に何を盛り込むと想定してるでしょうか。 ◯委員長高橋祐子君) 金子くらし安全推進課長。 ◯説明者(金子くらし安全推進課長) 計画の具体的な内容につきましては、条例が制定された後にしっかりと検討を進めていきたいと考えておりますけれども、飲酒運転根絶に向けまして、まずは飲酒運転をしない、させない、許さないという環境づくりが重要でございますので、こういったことですとか、本県の飲酒運転の実情などを十分考慮いたしまして、関係機関や関係団体の意見を伺いながら検討を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 その中に、私が先ほどから言っております、やはりアルコール依存症対策ということも含めてどうするかということもこの計画の中で検討していただきたいと思います。  では、この条例の特色について伺います。県民及び飲酒店等の関係事業者による通報の努力義務、これ、前の条例ですね、改正前のですね。全事業者の車両運行時における飲酒の有無の確認の努力義務、この2点というふうに書いてあります。この通報の効果について、どのような状況だったのか伺います。  また、アルコールインターロック装置を含むアルコール検知器の設置または実施状況についても伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 金子くらし安全推進課長。 ◯説明者(金子くらし安全推進課長) 飲酒状況の通報につきましては、通報は警察本部のほうに行きますので、環境生活部としては把握してございません。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 アルコール検知器ではいかがですか。 ◯委員長高橋祐子君) 金子くらし安全推進課長。 ◯説明者(金子くらし安全推進課長) アルコール検知器の状況につきましても、当課のほうでは数字を持ってございません。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 どこで数字持ってるんですか。 ◯委員長高橋祐子君) 金子くらし安全推進課長。 ◯説明者(金子くらし安全推進課長) 特にこの数字について把握する機関はないと認識してございます。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 ということは、せっかく条例をつくっても、ここに盛り込んでも、それを県のほうでフォローするという取組がないということ自体が問題じゃないですか。そこのところをやはりしっかりと検証する必要がありますし……     (「いちゃもんだよな」と呼ぶ者あり) ◯伊藤とし子委員 いちゃもんじゃないです。  これは既に実施されてる条例について伺ってるんですよ。せっかく条例をつくっても、その後のフォローができていないというところで、そこに対してどのような体制でやっていくのか伺いたいと思います。 ◯委員長高橋祐子君) 金子くらし安全推進課長。 ◯説明者(金子くらし安全推進課長) 繰り返しになりますけれども、今後、計画策定いたしますけれども、具体的な内容につきましては、今後、関係機関、団体の意見を伺いながら検討を進めてまいりたいと考えております。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 では、引き続きしっかりとした取組をお願いしたいと思います。  では、次に地球温暖化対策実行計画について伺います。温暖化対策は待ったなしの状況です。千葉県は2030年度削減目標を2013年度比40%と打ち出しています。千葉県は産業部門の比率が大きいことからも目標設定が困難であるとのことですが、国の目標値46%よりも低い千葉県の削減目標40%では市町村の目標設定に大きく影響するのではないかと懸念します。県としての積極的な姿勢をどう示すか問われていますが、御見解を伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 小林温暖化対策推進課長。 ◯説明者(小林温暖化対策推進課長) 温暖化対策推進課でございます。  国全体としての削減目標は46%となっておりますけれども、これは平均というところでございまして、各都道府県や市町村が一律ということではなく、地域特性によって高くなる地域や低くなる地域が出るなど、ばらつきは生ずるものというふうに認識してございます。  国の温室効果ガスの削減目標46%の算定の中では、地方公共団体に期待されている取組支援や普及啓発の取組としまして、例えば家庭部門の省エネ改修の支援ですとか、産業部門の再生可能エネルギーですとか、高効率空調の導入支援、運輸部門の次世代自動車の率先導入や導入支援などが高いレベルで求められているところでございます。県としましては、国の考え方に本県の地域特性を当てはめまして40%を削減目標としていますが、さらなる高みを目指して取り組んでまいります。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 続きまして、電力排出係数の基になる電源ミックスは国の政策の問題であり、県として、これをどうにかすることはできません。しかし、県の姿勢として、エネルギーの地産地消の観点から原発に頼らず、再生可能エネルギーの比率を高めることにより排出係数を小さくする意気込みを示すことが重要ではないかと考えます。御見解を伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 小林温暖化対策推進課長。 ◯説明者(小林温暖化対策推進課長) 国は温室効果ガスの削減目標に向けて、再生可能エネルギーの最大限の導入を進めるとしています。太陽光発電は、現時点の導入量から倍増させることや洋上風力発電の稼働などを見込んでございます。県としましても、推進方針では、予定されている洋上風力発電のほか、再生可能エネルギーの主軸となる太陽光発電につきましても、立地環境に配慮するという必要はございますけども、最大限の導入を推進していくこととしております。引き続き本県の再生可能エネルギーの導入促進に取り組んでいきたいと思っております。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 ロードマップについてです。2030年度から2050年度において革新的技術の社会実装が進むことにより、カーボンニュートラルを達成しようとすることは問題の先送りとも取れます。2030年度以降の飛躍的な削減では間に合わないと考えますが、御見解はいかがですか。 ◯委員長高橋祐子君) 小林温暖化対策推進課長。 ◯説明者(小林温暖化対策推進課長) カーボンニュートラルの実現に向けては、現在、産業界で進めております革新的な技術開発、例えば鉄鋼業における水素還元技術ですとか石油精製、石油化学における水素、アンモニア等の燃料転換、ガス事業におけるメタネーションといった技術がまずは実用化されるということが必要不可欠になってきます。こうした産業の革新的な技術開発には相当な時間とコストが必要になりますが、2030年度以降に社会実装化されることで飛躍的に削減が進むというふうに考えてございます。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員
    ◯伊藤とし子委員 では、バイオマス発電についてです。バイオマス輸入による発電は、資源エネルギー庁でも生産国の環境破壊や生産、輸送段階でのCO2発生の問題を指摘しているにもかかわらず、バイオマス輸入を打ち出しております。この県としての姿勢はやはりいかがなものかと考えております。エネルギーの地産地消や循環型経済の観点からも安易に臨海部の発電を追随するのではなく、県内資源によるバイオマス活用を目指すべきと考えますが、御見解を伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 小林温暖化対策推進課長。 ◯説明者(小林温暖化対策推進課長) 推進方針の骨子案では、取組の方向性として、木質バイオマスについては、あくまでも森林資源等の持続性に配慮した導入ということを促進していくこととしていますので、バイオマスの輸入を積極的に打ち出すということではございません。また、バイオマスの活用ということに関しましては、現在、県の流域下水道事業で検討を進めている下水汚泥の消化ガス発電といった未利用バイオマスエネルギーの利用を推進していきたいというふうに考えております。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 では、次に公共施設の建て替えはゼロカーボン仕様で行うべきと考えます。現在、建て替えの公共施設は50年以上使用するわけで、ゼロカーボン仕様が義務化されることになります。対応が迫られることはもう目に見えております。高断熱で高気密の建物に最小限の高効率設備導入がトータルコストを低く抑えるZEBです。実施設計段階であっても、建築費が割高になったとしても、長期的に見ればゼロカーボン仕様に設計変更したほうが得と考えております。拙速に進めると、やはり業界には混乱を招き入札不調が出てしまうおそれもありますので、長期的なロードマップを作成して戦略的、計画的に進めるべきと考えます。御見解を伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 小林温暖化対策推進課長。 ◯説明者(小林温暖化対策推進課長) 千葉県庁のエコオフィスプランの改定素案では、新築建て替えの際には原則30%から40%以上の省エネを図るZEB・オリエンテッド相当での設計を目指すこととしていますが、委員のおっしゃるような、さらに高度なZEB化につきましては、技術の定着や普及に時間を要するものと考えておりまして、その定着の状況などを見極めていく必要があると考えてございます。このため推進方針案でもお伝えしていますが、こうした技術開発ですとか社会情勢の進展状況を見極めながら、その状況に合わせて適宜推進方針ですとかエコオフィスプランの改定等、見直し等を行っていきたいというふうに考えてございます。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 付け加えますと、やはり高効率の省エネ設備を導入すれば、すぐにやはり更新ということが出てきます。LED照明であれば約8年から10年が寿命ですし、高効率空調・給湯器は10年から15年、太陽光発電パネルは20年から40年ということになっているわけなんです。ですので、そこも含めてどうするかというのが、ここの環境生活部で方針を決めてやっていく一番重要なポイントだと考えております。技術がないからできないというのではなく、それを音頭を取るのが千葉県の役割だと考えておりますので、そこの部分、要望していきたいと思います。  では、住宅や建築物の省エネ、高断熱化推進についてです。  2025年には新築住宅の省エネ基準が義務化されます。その準備段階として、社会的な機運の醸成が不可欠です。鳥取県、長野県などではヨーロッパ並みの高断熱住宅、高気密住宅の普及を推進しています。地域の特性に合わせた省エネ住宅は地元の意欲的な設計事務所、ハウスメーカーが取り組み、地域の産業となっています。千葉県として、省エネ健康住宅について取り組むべきです。  提案としては、県民や県内建設事業者、建築士などの専門家が利用できる環境と県土整備部の部局横断的相談の体制をつくってはどうでしょうか。そこでは断熱リフォームの先進事例や各省庁のいろいろな補助制度が紹介され、高断熱、高気密の住宅を建てる相談や支援が行われ、また太陽光発電より熱効率のよい太陽熱温水器の利用推奨なども行い、2050年カーボンニュートラルを目指して、このような庁内横断的な取組を始めてはどうかと考えておりますが、御見解を伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 小林温暖化対策推進課長。 ◯説明者(小林温暖化対策推進課長) カーボンニュートラルの推進に当たりましては、推進方針でも掲げてますが、施策横断的な視点から全庁を挙げて取り組むということとしてございます。温暖化対策に関する支援につきましては、御承知のとおり、経済産業省、環境省、国交省、各省庁で様々な制度がありますけれども、経済産業省のほうでそれらを網羅したガイドブックを作成してございます。そうしたガイドブックなどを活用しながら、こうした制度を、建築確認などを行う県庁のその関連部署ですとか、実際に相談に乗る市町村でも把握するということが重要でございますので、県としましては、そういった県土整備部との情報共有はもちろんのことですけれども、ホームページを活用するですとか市町村向けの講習会などを通じて、そういった周知を図っていきたいというふうに考えてございます。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 積極的に取り組んでいただきたいと思います。  では、最後に環境保全の観点からです。再生可能エネルギーは、消費地の近くに小規模の発電所を設置し、発電所周辺の住民が中心となって電気を使用し、何らかの便益を得られるのが目指すべき姿です。メガソーラーを規制するためにどのような対策を考えていますか伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 小林温暖化対策推進課長。 ◯説明者(小林温暖化対策推進課長) 国では、昨年度、地球温暖化対策推進法を改正しまして、市町村が太陽光発電など、再生可能エネルギーの導入を促進する区域を決めることができるようになり、県は、市町村がそれを決める上で自然的・社会的条件から、設置に適さない区域などの環境配慮基準を定めるということができるようになりました。それを受けまして、県では今年度、森林法ですとか急傾斜地法、自然公園法などの関係法令で土地利用の制限を受ける区域等についての調査ですとか、地域の実情を把握するための市町村へのヒアリングを行っておりまして、その結果を踏まえまして、環境配慮基準の設定について検討してまいります。     (伊藤とし子委員、「以上です。ありがとうございます」と呼ぶ) ◯委員長高橋祐子君) 以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長高橋祐子君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) 特に御発言がないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。  以上で環境生活部関係の審査を終了します。  暫時休憩します。        午前10時58分休憩        ─────────────────────────────        午前11時2分再開 ◯委員長高橋祐子君) 休憩前に引き続き会議を再開します。        ─────────────────────────────        審査の開始(警察本部関係◯委員長高橋祐子君) これより警察本部関係の審査を行います。        ─────────────────────────────        議案の概要説明 ◯委員長高橋祐子君) 初めに、議案の審査を行います。  警察本部長に議案の概要説明を求めます。  田中警察本部長。 ◯説明者(田中警察本部長) おはようございます。今回、御審議いただきます案件は議案3件です。お手元の警察本部関係の常任委員会資料を御覧ください。  1件目は、資料1の議案第1号令和4年度千葉県一般会計補正予算(第4号)です。このうち、警察本部に関連するものは令和4年人事委員会勧告に基づく給与改定に伴う人件費の増額として8億2,017万6,000円、交番・駐在所整備事業として4,936万円を繰越明許費に設定するものと、交通安全施設整備事業として4億円を債務負担行為に設定するものであります。  2件目は、資料2の議案第21号契約の締結についてです。これは、富津警察署庁舎の移転、建て替え工事を実施する請負契約の締結について、議会の議決を得ようとするものです。  3件目は、資料3の議案第24号契約の変更についてです。これは、令和4年6月定例県議会において議決を経た旭警察署庁舎建築工事請負契約について、設計労務単価改定に伴い契約を変更するものです。  それぞれの詳細につきましては、事務担当者から御説明いたします。御審議のほど、よろしくお願いいたします。  以上です。        ─────────────────────────────        議案第1号関係 ◯委員長高橋祐子君) 初めに、議案第1号令和4年度千葉県一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  当局に説明を求めます。  三上会計課長。 ◯説明者(三上総務部参事官兼会計課長) 会計課長の三上と申します。議案第1号の令和4年度千葉県一般会計補正予算(第4号)について御説明いたします。  お手元の資料1をお開きください。資料は、令和4年度千葉県一般会計補正予算(第4号)と議案説明資料警察本部関係部分の抜粋をお配りしておりますが、1表に基づいて御説明いたします。  まず、補正予算の総額につきましては、1の予算額に記載のとおり、8億2,017万6,000円の増額であり、全て人件費にかかるものとなっています。人件費増額の内訳としましては、2の補正内容に記載のとおり、令和4年人事委員会勧告に基づく給与改定に伴う給料・期末勤勉手当などの増額分として8億2,017万6,000円を計上しております。  3の繰越明許費につきましては、交番・駐在所整備事業として流山警察署運河交番及び野田警察署福田駐在所のリフォーム工事において、いずれも入札不調により年度内に工事が完了しない見込みとなったことから適正な工期を確保するため、4,936万円を翌年度に繰り越すものであります。  4の債務負担行為につきましては、交通安全施設整備事業において、これまで年度始めに少なかった工事量を増やし、年間に通じた事業量の平準化を図るため、令和5年度に実施予定の信号灯器LED化などの一部事業について、今年度中に契約し、4月から着工できるよう債務負担行為を設定するものであります。設定する額につきましては、4億円であり、本年度の支出を伴わないゼロ債務として設定するものであります。  以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ◯委員長高橋祐子君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  議案第1号は環境生活部長同席の上で討論、採決を行います。  環境生活部長が入室しますので、しばらくお待ちください。     (吉野環境生活部長入室) ◯委員長高橋祐子君) それでは、議案第1号の討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第1号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長高橋祐子君) 挙手多数。よって、議案第1号は可決すべきものと決定しました。  環境生活部長には御苦労さまでした。
        (吉野環境生活部長退室)        ─────────────────────────────        議案第21号関係 ◯委員長高橋祐子君) 次に、議案第21号契約の締結についてを議題といたします。  当局に説明を求めます。  三上会計課長。 ◯説明者(三上総務部参事官兼会計課長) 会計課長の三上と申します。議案第21号の契約の締結について御説明いたします。  お手元の資料2をお開きください。契約事項は富津警察署庁舎建築工事請負であり、老朽化、狭隘化が著しい富津警察署の移転、建て替えを行うものであります。契約の相手方は鎌形・キミツ鐵構特定建設工事共同企業体となります。契約金額は11億円、工期は令和6年6月13日までを予定しています。  以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ◯委員長高橋祐子君) これより質疑を行います。  伊藤委員◯伊藤とし子委員 この議案第21号の契約の締結なんですけれども、富津警察署庁舎建築工事請負、再生可能エネルギー設備の設置状況について伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 三上会計課長。 ◯説明者(三上総務部参事官兼会計課長) 会計課長の三上です。  警察署の新庁舎につきましては、再生可能エネルギーの設備につきましては、駐輪場の屋根へ太陽光パネルの設置や太陽光パネルつきの屋外照明を導入する予定となっております。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 地球温暖化対策の視点から質問いたします。これまでこれだけじゃなくて、全て4警察署の建て替え計画ということで、館山署は既に完成して旭署は2023年度の完成予定、富津署は今回の議案で、香取署は2026年完成予定となっています。2021年2月に千葉県は2050カーボンニュートラル宣言を行ったわけですので、それに向けた取組がやはり求められます。この現在建て替え中の建物、やはり50年以上、これから使うということになります。再生可能エネルギーということで、非常に設備としては小さいわけなんですよね。ですので、今後どうするのかということをお聞きしたいと思います。 ◯委員長高橋祐子君) 三上会計課長。 ◯説明者(三上総務部参事官兼会計課長) 千葉県が出しますエコオフィスプランというのが改定予定と伺っておりますので、そちらの更新を見ながら積極的に、できるだけ可能な限り再生可能エネルギー等を導入してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) ほかにありますか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第21号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長高橋祐子君) 挙手全員。よって、議案第21号は可決すべきものと決定しました。        ─────────────────────────────        議案第24号関係 ◯委員長高橋祐子君) 次に、議案第24号契約の変更についてを議題といたします。  当局に説明を求めます。  三上会計課長。 ◯説明者(三上総務部参事官兼会計課長) 会計課長の三上と申します。議案第24号の契約の変更について御説明いたします。  お手元の資料3をお開きください。契約事項は、令和4年6月定例県議会で議決を経た旭警察署庁舎建築工事請負契約について、設計労務単価改定に伴う特例措置により新労務単価に変更し、変更契約を締結するものであります。契約の相手方は阿部・鎌形特定建設工事共同企業体となります。契約金額は115万600円増の13億6,515万600円へ増額変更を予定しております。  以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ◯委員長高橋祐子君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) ないようですので、以上で質疑を終結します。  これより討論を行います。討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) ないようですので、以上で討論を終結します。  これより採決を行います。  議案第24号に賛成の委員は挙手を願います。     (賛成者挙手◯委員長高橋祐子君) 挙手全員。よって、議案第24号は可決すべきものと決定しました。  以上で議案の審査を終了します。        ─────────────────────────────        その他 ◯委員長高橋祐子君) 次に、その他について御質問がありましたら御発言願います。  三沢副委員長。 ◯三沢 智副委員長 私からは、先日、県警本部通信指令課を視察させていただきました。これを踏まえ、110番通報について2点お伺いします。  1点目は、110番通報の受理件数と現状の課題はどうか。  2点目は、県警では、適切な通報が行われるようにどのように取り組んでいるのかお伺いします。 ◯委員長高橋祐子君) 戸村通信指令課長。 ◯説明者(戸村地域部通信指令課長) 通信指令課長の戸村です。  まず、110番通報の受理件数と現状の課題はどうかについての御質問ですが、令和4年11月末現在における110番受理件数は58万8,106件。このうち、緊急の対応を要しない通報や間違い、いたずらなどの通報が19万8,490件と、全体の約33.8%を占めており、事件、事故等の緊急通報への対応に支障を来しかねないことから、適切な利用について、県民に理解と協力を得ることが課題となっております。  次に、県警では適切な通報が行われるよう、どのように取り組んでいるのかについての御質問ですが、適切な110番通報が行われるよう、県警では110番の仕組みや、110番は緊急通報電話であること、要望や苦情、相談は相談専用電話#9110等で受け付けていることなど、正しい利用方法について継続的な広報啓発活動を推進し、県民に適切な利用について理解と協力を求めているところです。具体的には、110番の日をはじめとする各種広報イベントの機会や千葉県警察ホームページ、千葉県警察ツイッター、ユーチューブ千葉県警察公式チャンネル等のSNSや「県警だより」、交番・駐在所で発行するミニ広報紙、著名人等を起用したポスターなどにより110番通報を適切に利用していただくよう、引き続き様々な機会を捉えて広報啓発活動に努めてまいります。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 三沢副委員長。 ◯三沢 智副委員長 そうしますと、1日当たり平均すると約1,700から1,800件の110番通報を受理することになりますが、通信指令課の勤務員は通報者の話を聞くだけではなく、各警察署や現場の警察官に迅速、的確に指示を行うとのことでもあり、非常に緊張感のある中で業務に当たっているということで改めて敬意を表します。  また、先日の視察では、110番した通報者のスマートフォンから現場の映像や画像を送ってもらうシステムが試行運転されたことなども伺いました。さらに、毎年1月10日には110番の日ということで、様々な形で適正な緊急通報の在り方をPRするということを伺い、私も微力ながら、そのような県警の活動を支援していきたいと思います。  最後に、寒くなってまいりましたが、十分留意していただき、引き続き県民の安全・安心を守っていただくよう要望いたしまして、私からの質問を終わります。ありがとうございました。 ◯委員長高橋祐子君) 河上委員。 ◯河上 茂委員 今、これ説明ずっと聞いてたんですけど、契約の締結なんだけど、さっき聞いたら、この鎌形建設というのは今日行く館山署も鎌形建設が何かやってるって聞いたんだけど、3つ、これやってるけど、この会社は警察専門でやってる会社なの。  もう1つは、11月15日に契約してるわけでしょう。例えば契約の変更。1か月もしないうちに、この間聞いたのは人件費って聞いたんだけど、160万か180万ぐらいだと思うんだけど、これ、どういうことなの、これは。それは答えなくていいけど、ただ、さっき言った、3つに関係してるこの会社、多古のほうの会社だよな、見てると、これ。それが富津だの館山だのと関連するというのは何か──何かじゃなくて、警察専門の会社なのかって聞いてる。 ◯委員長高橋祐子君) 三上会計課長。
    ◯説明者(三上総務部参事官兼会計課長) 建て替えに当たっては、うちのほうで指定するJVを組んでということで入札参加条件を指定させていただいてはいるんですけれども、特段、警察でよく使ってる会社というわけではございません。     (河上 茂委員、「分かった。いいよ、じゃ」と呼ぶ) ◯委員長高橋祐子君) 小池委員◯小池正昭委員 それでは、私から交通死亡事故抑止対策について伺いたいと思いますが、先日の富津市内においての3名の方のお亡くなりになられたという交通事故、発生したばかりでありますが、この状況。特に悲惨な交通事故が後を絶たずに県内の交通情勢、強い危機感を覚えます。年末にかけては、飲酒運転など悪質、また危険な違反も多発する傾向にあります。一昨日からは冬の交通安全運動が始まりましたが、交通死亡事故の発生を抑制するために、さらにその対策を求められてると思いますが、まず、本年の交通事故の発生状況と交通死亡事故の特徴についてどうなっていますか伺いたいと思います。  それからもう1点、年末に向けて交通死亡事故を抑止するためにどのように取り組まれるのかお伺いしたいと思います。  2点お願いします。 ◯委員長高橋祐子君) 楠原交通総務課長◯説明者楠原交通部参事官交通総務課長) 交通総務課長の楠原でございます。  本年11月末現在における交通事故発生状況は、発生件数1万1,824件、死者数で112人、負傷者数1万4,178人で、前年同期と比較して発生件数、負傷者数は減少しているものの、死者数は5人増加しており、全国ワースト4位となっております。  次に、死亡事故の特徴についてですが、死者の年齢層別では、65歳以上の高齢者が54人で48.2%と最も多いこと。死者の状態別では、歩行中、四輪乗車中ともに41人と多く、それぞれ36.6%を占めていること。飲酒運転による死亡事故が7件発生し、前年同期から5件増加していることなどが挙げられます。  次に、年末に向けての取組でございますが、県警では千葉県警察交通安全緊急対策アクションプランの推進、歩行者保護ゼブラ・ストップの徹底及び高齢者安全対策の強化を交通事故防止対策の3つの柱として年初から推進しております。また、例年、年末は交通死亡事故が多発する傾向にあることを踏まえ、10月1日から交通死亡事故抑止年末3か月対策として、飲酒運転をはじめ横断歩行者等妨害等違反の交通指導取締りや「キラリアップ☆ちば」のキャッチフレーズによる反射材の普及、着用促進に向けた取組を強化しているほか、各警察署に白バイを派遣するなど、目立つ、見せる街頭監視活動を強化しているところです。特に飲酒運転対策については、交通部飲酒運転取締り強化プロジェクトチームを立ち上げ取締りを強化しているほか、各警察署においても取締りを継続強化しております。県警では、年末の時期が交通事故防止対策の正念場であると捉え、関係機関、団体と連携しながら全力で取り組んでまいります。  以上でございます。 ◯委員長高橋祐子君) 小池委員◯小池正昭委員 ありがとうございました。県警では昨年の八街市で発生しました飲酒運転による死亡事故を受けまして千葉県警察交通安全緊急対策アクションプランを策定し、飲酒運転の取締り強化など取り組んでいただいていると思いますが、この年末は年末3か月対策として、さらに取締りを強化しているとの答弁をいただきましたが、我が党でも、この県内の飲酒運転の発生状況、強い危機感を抱いております。本会議において、飲酒運転の根絶を実現するための条例の一部を改正する条例について発議したところなんですが、この飲酒運転を根絶するために官民一体となって全力で取り組んでいかなければならないと私たちも決意しています。そのような中で、去る11月20日、警察官による飲酒運転が発生したこと、これは残念でなりません。  最後になりますけども、一件でも悲惨な交通事故をなくして安全で安心な県民生活を確保するため、さらなる交通死亡事故抑止対策、推進していただくことを強く要望しておきます。よろしくお願いします。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 大川委員。 ◯大川忠夫委員 先日、12月の7日の一般質問で、同じ会派の菊岡県議が警察施設の活用について質問したのですが、議場配付資料、この部分を私も確認したんですが、菊岡県議が指摘していたとおり、その施設は築48年で老朽化が進んでいるほか、やや管理不足と感じました。  そこでお伺いします。県内の警察官連絡所は何か所あるのか。 ◯委員長高橋祐子君) 青木地域課長。 ◯説明者(青木地域部参事官兼地域課長) 地域課長の青木でございます。  千葉県内には、5つの警察署に6か所の警察官連絡所があります。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 大川委員。 ◯大川忠夫委員 ありがとうございます。6か所ということで、それではもう1点お伺いします。警察官連絡所の維持管理費等はどの程度か教えていただけますでしょうか。 ◯委員長高橋祐子君) 三上会計課長。 ◯説明者(三上総務部参事官兼会計課長) 会計課長の三上と申します。  令和3年度における警察官連絡所にかかる維持管理費につきましては、光熱水費、除草作業費等で年間約32万円を支出しております。  なお、施設の清掃等については職員が実施しているところであり、今後も適切な維持管理に努めてまいります。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 大川委員。 ◯大川忠夫委員 ありがとうございます。6か所で32万円ということで、単純計算で1か所当たり約5万円かかっていることが分かりました。  最後に要望です。地域住民の意見を踏まえることが前提ではありますが、維持管理費や利用状況に見合った効果が期待できないのであれば、廃止も含めて、その必要性をよく検討していただきますようお願い申し上げます。  以上です。ありがとうございます。 ◯委員長高橋祐子君) 横山委員。 ◯横山秀明委員 私からも大きく1点ですね。先ほど小池委員のほうも触れられておりました、県警による交通安全緊急対策アクションプラン、これの進捗についてちょっとお聞きしたいなと思っております。このプランは、御承知のとおり八街での事故を受けて、特に通学路の交通安全確保と、もう1つは飲酒運転の根絶、2つが大きな柱として緊急的に警察が取り組むべき内容について示されているもので、令和3年と令和4年の2か年の計画とお聞きしておりまして、ちょうど1年経過したところですので、今の進捗をまずお聞きしたいと思います。  1つ目の道路交通環境の整備、ハード対策において、警察での対応が必要な箇所というのが、事前にお聞きしたところ、県内で644か所に対して、今月末現在では633か所の98%の対策が終わっていらっしゃるというのは事前にお聞きしております。その中で、新たに通学路と生活道路の安全に資するゾーン30プラスという対策を打っているというふうにお聞きしまして、こちら、県内でどこにどういった内容で設置されていらっしゃるのかですね。いわゆる横断歩道のハンプを組み合わせたのがゾーン30プラスだというふうには事前に聞いておりまして、それはスムーズ横断歩道というふうに名称された取組だと聞いてるんですけども、そのスムーズ横断歩道の整備状況と今後の整備方針について伺えればと思います。 ◯委員長高橋祐子君) 勝又交通規制課長。 ◯説明者(勝又交通部交通規制課長) 交通規制課長の勝又です。  スムーズ横断歩道は、横断歩道の道路標示にハンプを組み合わせた凸型形状の横断歩道でありますが、県内では、これまで船橋市内に5か所、成田市内に2か所の計7か所に整備をしたところでございます。スムーズ横断歩道は、横断歩道の路面を盛り上げることで、運転者に対し、横断歩道手前における減速や一時停止を促すことや、車両の運転者が横断歩道上の小さな子供を見つけやすくなること、歩道と横断歩道が同じ高さでつながり、歩行者の横断がスムーズになることなどの効果が期待できることから、今後も生活道路や通学路を中心に整備をしていく方針であります。  なお、このスムーズ横断歩道の整備に当たりましては、沿道にお住まいの方々の御理解はもとより、道路管理者の協力が必要不可欠であることから、引き続き道路管理者と連携を図り、整備を推進してまいります。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 横山委員。 ◯横山秀明委員 ありがとうございます。当然、道路管理者である自治体の理解、周辺住民の理解が必要だということですが、しっかりとアピールしていただきながら、効果が高いようであれば、ぜひ県内へさらなる拡大のほう、ぜひ推進を図っていただき、いわゆる横断による事故の防止につなげていただきますように要望させていただきたいと思っております。  もう1個だけ伺います。もう1つ、交通規範の周知徹底、いわゆるソフト対策というところで、通学路とか生活道路での可搬式オービスですね。これも我々としてもオービスの台数を増やしてほしいということで、全国でも最も多い10台に拡大してやっていただいてる、大変ありがたいなと思っております。  それと同時に交通安全教育とか、登下校時の見守り活動とか、横断歩道での歩行者等の妨害違反の重点的な取締りという形で取り組んでいらっしゃるということで、この横断歩行者の妨害等の違反ですね。こちらのほうの状況はどうか、お聞かせ願えればと思います。 ◯委員長高橋祐子君) 菊地交通指導課長。 ◯説明者(菊地交通部交通指導課長) 交通指導課長の菊地です。  令和4年10月末現在、横断歩行者等妨害等違反の取締り件数は1万6,037件であり、前年同期比でプラス3,485件であります。引き続き横断歩道における横断歩行者の安全を確保するため、指導取締りを強化してまいります。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 横山委員。 ◯横山秀明委員 ありがとうございます。これだけ大きな事故があって、また年末とか特定の時期に取締り強化というのは、毎年のように努力してやっていただいているにもかかわらず、横断歩道における二輪とか四輪の運転者は相変わらず不注意といいますか、違反者が増えている状況。ここは何でなんだろうなというのをもう1回ちょっとしっかりと改めて考えていただき、これは広報周知が必要なのかどうか。また、運転免許を取るときに、もっともっと厳しくしっかりと指導していくべきなのか。何が必要なのか分かりませんが、本当にしっかりとハンドルを握る側が意識をしていけば防げる事故でもあるかと思いますので、この強化はしっかりと行っていただきたいなと思っております。  最後、これに関連して、先ほど小池委員のほうからも御指摘があったとおり、年末年始飲酒運転取締り、県警はじめ関係部局が一丸となって取り組んでいただいている。これには本当に感謝しておりますし、議会の中でも、この条例改正の取組をしていこうとしている中において、取り締まるべき警察の職員の方が当事者になって飲酒運転をし、事故を起こすということは本当に残念ですし、あってはならないなというふうに思っております。改めてしっかりと県民の皆さんに信頼される職務ができる職員として意識を持って取り組んでいただきたいことを1点、御指摘させていただければと思います。  以上です。ありがとうございます。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 じゃ、私から小さく3点。今の千葉県飲酒運転根絶を実現するための条例なんですが、この条例には県民及び飲食店等の関係事業者による通報の努力義務と全事業者の車両運行時における飲酒の有無の確認の努力義務、この2つが入ってるわけなんです。  まず、通報の効果、そしてアルコールインターロック装置を含むアルコール検知器の設置、この実施状況について伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 菊地交通指導課長。 ◯説明者(菊地交通部交通指導課長) 交通指導課の菊地でございます。  条例ができてからの通報の件数なんですけれども、110番の件数につきましては、9月末現在で788件の通報があったと把握しております。また、条例を受けまして、交通指導課におきまして、飲酒情報を県民の皆様からメールで提供していただく情報提供ツールを設置したところであり、こちらには10月末現在で609件、メールの提供があったところでございます。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 アルコールインターロック装置を含むアルコール検知器の設置状況は把握していらっしゃいますか。 ◯委員長高橋祐子君) 川口監察官室長。 ◯説明者(川口警務部参事官兼監察官室長) ちょっと今の御質問の御確認なんですけれども、それは条例もしくは道路交通法の規則の改正に伴って、県警に公用車に乗る前にアルコールの検査をする、そういう質問の趣旨でございますか。
    ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 本年1月施行の千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例には、このアルコールインターロック装置を含むアルコール検知器の設置というところで、飲酒の有無の確認の努力義務ということで、このことが盛り込まれていると理解しております。  それで、その設置状況をどのように把握するのかなというところの質問です。 ◯委員長高橋祐子君) 川口監察官室長。 ◯説明者(川口警務部参事官兼監察官室長) すみません、私のほうから答弁しようと思ったんですけども、ちょっと質問の趣旨が違いますので、私のほうからは答弁を控えさせていただきたいと思います。 ◯委員長高橋祐子君) 楠原交通総務課長◯説明者楠原交通部参事官交通総務課長) 交通総務課長の楠原です。  自動車のインターロックの関係については、申し訳ありません、把握してございません。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 事前にこの質問は出しておりませんでしたけれども、実際のところ、どういう状況になってるのかというところは引き続き何らかの形で検証していっていただきたいと思っております。  では、続けて地球温暖化対策というところで、今回は富津警察署の建設請負工事、議案として出てきました。あと残りは香取警察署なんですね。これが完成が2026年ですか。今、実施設計段階だと思いますけれども、再生可能エネルギーの対策、対応はどのようになってますか。 ◯委員長高橋祐子君) 三上会計課長。 ◯説明者(三上総務部参事官兼会計課長) 会計課長の三上と申します。  香取警察署新庁舎につきましては、再生可能エネルギーの設備として、車庫棟屋上に太陽光発電設備を設置する方向で今設計のほうを進めております。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 車庫棟の屋根ということですね。     (三上総務部参事官兼会計課長、「はい」と呼ぶ) ◯伊藤とし子委員 はい、分かりました。これからまだ時間があります。実施設計にもう入ってしまいましたので、これを今からというところもそうなんですが、今、見直しをかけるということがもし可能であれば検討していっていただきたいなというふうに思っておりますが、答弁はできないですよね。要望しておきます。  では、次行きます。化学物質過敏症対策ということで質問いたします。先日、千葉運転免許センターに行った際に、廊下にトイレボールの臭気が充満していました。非常に驚きました。トイレボールの成分であるパラジクロロベンゼンは発がん性があるため、ドイツではトイレでの使用は禁止されており、日本でも動物実験で発がん性が認められています。揮発性のため、トイレに1つあるだけでも空気汚染を広範囲に引き起こします。2011年3月、県議会一般質問で、私の先輩であります市民ネットワークの大野博美議員が県立学校でのトイレボール使用の問題提起を行い、教育長が使用しない旨を答弁しました。それ以来、使用されていません。  そこで質問いたします。千葉県警関連施設でのトイレボールの使用状況はどのような状況でしょうか。 ◯委員長高橋祐子君) 三上会計課長。 ◯説明者(三上総務部参事官兼会計課長) 会計課長の三上と申します。  県警においては、本部4施設、5警察署及び1幹部交番の計10施設でトイレボールのほうを使用してる状況であります。  なお、10施設のうち2施設は、パラジクロロベンゼンが含まれないトイレボールを使用しております。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 私が問題にしてるのは、パラジクロロベンゼンが入っているほうのトイレボールです。ということは8施設ということですね。今後の対応について伺います。 ◯委員長高橋祐子君) 三上会計課長。 ◯説明者(三上総務部参事官兼会計課長) 警察施設に来庁された方の中には、パラジクロロベンゼンを放散するトイレボールについて、不快に感じる方がいると思われますので、今後、一般来訪者の使用頻度が高いトイレから順次パラジクロロベンゼンを含まないトイレボールを使用するなど、対応してまいります。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 一般来庁者がいるところから優先的にじゃなく、全て、今8か所ですので、これはもう撤去していただきたいと思います。市民の方だけじゃなくて、やはりそこで常時いらっしゃる職員の方、警察官の方の健康被害が心配されます。  この管理は委託事業者に任せていると思いますが、契約時の仕様書にせめてトイレボールを使用しないということを明記すべきと考えますが、いかがでしょうか。 ◯委員長高橋祐子君) 三上会計課長。 ◯説明者(三上総務部参事官兼会計課長) 仕様書の修正につきましては、来年度の契約に向けて検討してまいりたいと思っております。  以上です。 ◯委員長高橋祐子君) 伊藤委員◯伊藤とし子委員 では、大気中にある微量の化学物質で体調を悪くする化学物質過敏症で苦しんでいる人は100万人とも120万人いるとも言われております。化学物質過敏症というのは、病名登録もされている疾病です。被害を防止するために、私のおります佐倉市では公共施設を総合防除という方法で管理しています。この総合防除とは、農薬、殺虫剤、化学物質を使用せずに建物管理をする方法で、佐倉市では街路樹、校庭、公園に至るまで広範囲に取り組んでいます。一昨年から県庁舎、議会棟でも総合防除での管理を行っており、教育委員会でも進めています。ぜひ千葉県警でも総合防除の取組を行っていただきたいと思いますが、これに関して今見解を聞くことは難しいと思いますので要望にとどめておきますが、次回、どのような状況になったのか質問いたしますので、御検討いただけますようお願いいたします。 ◯委員長高橋祐子君) 以上でその他に対する質問を終結します。        ─────────────────────────────        委員長報告 ◯委員長高橋祐子君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) 特に御発言がないようですので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        委員の派遣 ◯委員長高橋祐子君) 次に、委員の派遣についてお諮りします。  本日の委員会終了後、館山警察署新庁舎の整備状況に関する調査のため委員の派遣を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯委員長高橋祐子君) それでは、そのように決定いたします。  なお、詳細については正副委員長に一任願います。        ─────────────────────────────        閉  会 ◯委員長高橋祐子君) 以上で環境生活警察常任委員会を閉会します。        午前11時42分閉会 Copyright (C) Chiba Prefecture Assembly Minutes, All rights reserved....