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  1. 陸前高田市議会 2020-06-24
    06月24日-04号


    取得元: 陸前高田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    令和 2年  第2回 定例会議事日程第4号             令和2年6月24日(水曜日)午前10時開議日程第1  議案第8号  陸前高田手数料条例の一部を改正する条例日程第2  議案第9号  陸前高田市子ども、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正             する条例日程第3  議案第10号  陸前高田介護保険条例の一部を改正する条例日程第4  議案第11号  陸前高田放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準を定める条例の一             部を改正する条例日程第5  議案第12号  陸前高田家庭的保育事業等の設備及び運営の基準を定める条例の一部を改             正する条例日程第6  議案第13号  陸前高田特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準を定め             る条例の一部を改正する条例日程第7  議案第14号  陸前高田市税条例の一部を改正する条例日程第8  議案第15号  陸前高田国民健康保険税条例の一部を改正する条例日程第9  議案第16号  陸前高田市営住宅条例の一部を改正する条例日程第10  議案第17号  令和2年度陸前高田一般会計補正予算(第3号)日程第11  議案第18号  令和2年度陸前高田国民健康保険特別会計補正予算(第3号)日程第12  議案第19号  令和2年度陸前高田介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第13  議案第20号  令和2年度陸前高田水道事業会計補正予算(第1号)日程第14  議案第21号  令和2年度陸前高田一般会計補正予算(第4号)日程第15  発議第1号  新型コロナウイルス感染症対策の推進を求める意見書の提出について日程第16         議員の派遣について本日の会議に付した事件   ~議事日程第4号に同じ~出 席 議 員(18人)  議 長  福 田 利 喜 君          副議長  大 坂   俊 君  1 番  木 村   聡 君          2 番  松 田 修 一 君  3 番  大和田 加代子 君          4 番  小 澤 睦 子 君  5 番  伊 藤 勇 一 君          6 番  畠 山 恵美子 君  7 番  中 野 貴 徳 君          8 番  蒲 生   哲 君  9 番  伊 勢   純 君          10番  鵜 浦 昌 也 君  11番  佐々木 一 義 君          12番  菅 野 広 紀 君  13番  大 坪 涼 子 君          14番  藤 倉 泰 治 君  15番  及 川 修 一 君          16番  伊 藤 明 彦 君欠 席 議 員(なし)説明のため出席した者  市     長  戸 羽   太 君      副  市  長  舟 波 昭 一 君  教  育  長  大久保 裕 明 君      政 策 推進室長  村 上 幸 司 君  総 務 部 長  戸 羽 良 一 君      福 祉 部 長  齋 藤 晴 美 君  兼 総 務 課 長  兼選管事務局長  福 祉 部 次 長  千 葉 恭 一 君      市 民 協働部長  佐 藤 由 也 君  兼保健福祉課長                 兼 ま ちづくり  兼地域包括支援                 推 進 課 長  セ ン ター所長  地 域 振興部長  阿 部   勝 君      建 設 部 長  堺   伸 也 君                         (兼都市計画課長)  復 興 局 長  菅 野   誠 君      消  防  長  戸 羽   進 君 (兼市街地整備課長)               兼 防 災 局 長                          兼 消 防 防 災                          セ ン ター所長  教 育 次 長  細 谷 勇 次 君      財 政 課 長  黒 澤 裕 昭 君  兼 管 理 課 長  兼 図 書 館 長  子ども未来課長  千 葉   達 君      税 務 課 長  伊 藤 芳 光 君  商 政 課 長  木 全 洋一郎 君      観 光 交流課長  村 上 知 幸 君                          兼スポーツ交流                          推 進 室 長  水 産 課 長  菅 野 泰 浩 君      学 校 教育課長  千 葉 賢 一 君                          兼教育研究所長                          兼 学 校 給 食                          セ ン ター所長  農 林 課長補佐  大和田 智 広 君職務のため出席した議会事務局の職員  事 務 局 長  熊 谷 重 昭        局 長 補 佐  山 口   透  主     任  石 川 聖 恵    午前10時00分 開   議 ○議長(福田利喜君) これより本日の会議を開きます。  出席議員は全員であります。 ○議長(福田利喜君) これより議事に入ります。  本日の日程は、お手元に配付いたしました議事日程第4号によります。 △日程第1 議案第8号 陸前高田手数料条例の一部を改正する条例 △日程第2 議案第9号 陸前高田市子ども、妊産婦及び重度心身障害者医療費給付条例の一部を改正する条例 △日程第3 議案第10号 陸前高田介護保険条例の一部を改正する条例 △日程第4 議案第11号 陸前高田放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準を定める条例の一部を改正する条例 △日程第5 議案第12号 陸前高田家庭的保育事業等の設備及び運営の基準を定める条例の一部を改正する条例 △日程第6 議案第13号 陸前高田特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準を定める条例の一部を改正する条例 △日程第7 議案第14号 陸前高田市税条例の一部を改正する条例 △日程第8 議案第15号 陸前高田国民健康保険税条例の一部を改正する条例 △日程第9 議案第16号 陸前高田市営住宅条例の一部を改正する条例 △日程第10 議案第17号 令和2年度陸前高田一般会計補正予算(第3号) △日程第11 議案第18号 令和2年度陸前高田国民健康保険特別会計補正予算(第3号) △日程第12 議案第19号 令和2年度陸前高田介護保険特別会計補正予算(第2号) △日程第13 議案第20号 令和2年度陸前高田水道事業会計補正予算(第1号) ○議長(福田利喜君) 日程第1、議案第8号、陸前高田手数料条例の一部を改正する条例から日程第13、議案第20号、令和2年度陸前高田水道事業会計補正予算(第1号)までの条例案9件及び補正予算案4件を一括して議題といたします。  本13件に関し、委員長の報告を求めます。  予算等特別委員会委員長中野貴徳君。    (予算等特別委員会委員長 中野貴徳君登壇) ◎予算等特別委員会委員長中野貴徳君) 予算等特別委員会の報告をいたします。  今期定例会において設置され、議案13件の審査を付託されました本委員会は、去る6月17日、正副委員長互選の後、翌18日、ただいま議題となっております議案第8号、陸前高田手数料条例の一部を改正する条例から議案第20号、令和2年度陸前高田水道事業会計補正予算(第1号)までの条例案9件及び補正予算案4件の計13件の審査を行い、これを終了いたしましたので、ここに御報告いたします。  審査に当たりましては、市長以下当局の出席を得て説明を受け、質疑、答弁が行われたところであり、併せて全ての議案について議員間討議を行ったところであります。  この説明、質疑、答弁等審査の内容につきましては、本委員会の構成上からも省略させていただきます。  結果といたしましては、議案第8号、陸前高田手数料条例の一部を改正する条例から議案第20号、令和2年度陸前高田水道事業会計補正予算(第1号)までの条例案9件及び補正予算案4件の計13件につきましては、出席委員全員一致をもって原案可決すべきものと決した次第であります。  以上をもって予算等特別委員会の報告といたします。 ○議長(福田利喜君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。
    ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第8号、陸前高田手数料条例の一部を改正する条例から議案第20号、令和2年度陸前高田水道事業会計補正予算(第1号)までの議案13件を一括して採決いたします。  本13件に係る委員長報告は、いずれも原案可決であります。  本13件は、委員長報告のとおりに決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本13件は委員長報告のとおり可決されました。 △日程第14 議案第21号 令和2年度陸前高田一般会計補正予算(第4号) ○議長(福田利喜君) 日程第14、議案第21号、令和2年度陸前高田一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。  本件に係る提案理由の説明を求めます。当局。 ◎総務部長戸羽良一君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 総務部長。    (総務部長 戸羽良一君登壇) ◎総務部長戸羽良一君) 令和2年度補正予算書つづりの1ページをお開き願います。議案第21号、令和2年度陸前高田一般会計補正予算(第4号)につきまして、命により総務部長から御説明をいたします。  今回の補正の内容でありますが、国の第二次補正予算成立に伴う新型コロナウイルス感染症対策に係る関連事業費等の補正を計上しているところであります。  第1条は、歳入歳出予算の補正でありますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,369万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ698億6,972万4,000円とするものであります。  次に、3ページをお開き願います。歳入歳出補正予算事項別明細書、1、総括でありますが、お目通しをお願いいたします。  次に、7ページをお開き願います。2、歳入でありますが、ここでは一般財源について御説明をし、特定財源につきましては次の歳出の中で御説明をいたします。18款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金補正額3,561万9,000円、以上が一般財源であります。  次に、9ページをお開き願います。3、歳出であります。3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費補正額1,807万2,000円、特定財源国県支出金は、母子家庭等対策総合支援事業費補助金で、説明欄の新型コロナウイルス感染症対策ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費は、新型コロナウイルス感染症の影響により、特に大きな困難が心身に生じている独り親世帯等に対し、1世帯につき5万円等の臨時特別給付金を給付するものであります。  6款農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費補正額1,450万円、説明欄の新型コロナウイルス感染症対策農業支援事業費は、新型コロナウイルス感染症の影響により、農産物の出荷量の減少等が生じている、前年事業収入が100万円以上等の農業者に対し、支援金を給付するものであります。  2項林業費、2目林業振興費補正額50万円、説明欄の新型コロナウイルス感染症対策林業支援事業費は、新型コロナウイルス感染症の影響により、苗木等の出荷量の減少が生じている、前年事業収入が100万円以上等の林業者に対し、支援金を給付するものであります。  3項水産業費、2目水産業振興費補正額2,000万円、説明欄の新型コロナウイルス感染症対策水産業支援事業費は、新型コロナウイルス感染症の影響により、水産物の出荷量の減少等が生じている、前年事業収入が100万円以上等の漁業者に対し、支援金を給付するものであります。  7款1項とも商工費、2目商工業振興費補正額3,970万円の減、特定財源国県支出金は、地域企業経営継続支援事業費補助金及び新型コロナウイルス感染症対策緊急雇用助成事業費補助金で、説明欄の1つ目、新型コロナウイルス感染症対策地域企業経営継続支援事業費は、国において家賃支援給付金制度が新たに創設されたことによる新型コロナウイルス感染症対策地域企業経営継続支援金の減、次の新型コロナウイルス感染症対策緊急雇用助成事業費は、国において雇用調整助成金に係る助成額の上限額が引き上げられたことによる新型コロナウイルス感染症対策緊急雇用助成金の減で、いずれも国の第二次補正予算に伴う本市独自施策に係る事業内容の見直しによるものであります。  次の新型コロナウイルス感染症対策中小企業持続化支援事業費は、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上等が10%以上減少し、かつ前年の事業収入が100万円以上の事業者に対し、業種を限定せずに支援金を給付する新型コロナウイルス感染症対策中小企業持続化支援金であります。  次の11ページをお開き願います。10款教育費、1項教育総務費、4目教育諸費補正額1,000万円、特定財源国庫支出金は、学校保健特別対策事業費補助金、説明欄の新型コロナウイルス感染症対策学び保障事業費は、児童生徒の学びの保障を支援するため、市立小中学校にマスクや非接触型体温計、サーキュレーターなどの感染症対策物品を購入するものであります。  5項保健体育費、1目保健体育総務費補正額32万4,000円、特定財源国県支出金は、学校保健特別策事業費補助金、説明欄の小中学校児童生徒保健管理事業費は、新型コロナウイルス感染症対策のため、手指消毒用品などの感染症対策物品を購入するものであります。  次の13ページをお開き願います。給与費明細書、1、一般職、(1)、総括であります。今回の補正でありますが、比較の欄で申し上げます。職員数が増減なし、給与費の職員手当、計及び合計とも10万円であります。  下の職員手当の内訳でありますが、時間外勤務手当が10万円であります。  次のア、会計年度任用職員以外の職員から14ページの(2)、給料及び職員手当の増減額の明細までは、お目通しをお願いいたします。  以上で議案第21号の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑に当たっては、補正予算書並び補正予算事業別説明書を参照の上、質疑をお願いいたします。質疑はありませんか。 ◆14番(藤倉泰治君) 議長。14番、藤倉泰治。 ○議長(福田利喜君) 14番、藤倉泰治君。 ◆14番(藤倉泰治君) 追加の補正予算が出されました。私は、10ページの一番下の中小企業持続化支援事業費3,800万というのについて、新たな展開というふうなことだと思いますのでお尋ねしますが、これは今議会に係っている補正予算では5,000万というふうになっておりましたが、それが3,800万の上積みというふうなことで理解してよろしいのでしょうか。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎商政課長木全洋一郎君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 商政課長。 ◎商政課長木全洋一郎君) 商政課長からお答えいたします。  議員御指摘のとおり、既に認められている5,000万に今回の3,800万円を加えた合計8,800万円の予算として上程させていただいているものでございます。 ◆14番(藤倉泰治君) 議長。14番、藤倉泰治。 ○議長(福田利喜君) 藤倉泰治君。 ◆14番(藤倉泰治君) それで、今回林業、それから漁業などにも広がって、農林漁業ですが、林業にも最近山の伐採が止まったということで、非常に大きな影響が出ているようですが、今回は苗木出荷の関係というふうなことだと思いますし、そういった意味で、林業、それから漁業についてもというふうなことですが、これは100万円以上という収入額になっていますが、特に収入減、影響等については基準がないのかどうか、その辺をお尋ねしたいと思います。  それから、2番目には、国の二次補正は、ある意味当初1兆円から2兆円に上積みとなっている関係で、本市であれば当初1億円、今回プラス2億円かなというふうに思っているのですが、大きな額の割には今回の補正額が2,300万というふうになっているわけですが、そういう点で今後の残っているといいますか、そういったふうな地方財政臨時交付金の活用の仕方について、2番目にお尋ねしたいというふうに思っています。よろしくお願いします。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。 ◎市長(戸羽太君) まず、一次産業のところでありますが、一次産業については、昨年の何月と比較をするとか、そういったものは非常に難しいだろうということでありまして、少なからず影響は出ているはずだというふうに聞き取り等で感触を得ていますので、特に10%とか、そういう基準をつくらずに、影響を受けているものとして、ただ一次産業をなりわいとされている方々を支援するということで100万円という基準をつくらせていただいているところでありますので、特に何か資料を出してくださいとか、そういったことではございません。  それから、国の二次補正の部分でありますが、交付金については、まだ具体的には我々のところに内示が来ていないわけでございまして、そういった中で予測はある程度できるのですが、今回はこの補正にものせていないという部分でございます。したがいまして、また今後において、新たな支援策等々を打ち出していくということになろうかというふうに思っております。 ◆14番(藤倉泰治君) 議長。14番、藤倉泰治。 ○議長(福田利喜君) 藤倉泰治君。 ◆14番(藤倉泰治君) 分かりました。多分前回の地方創生臨時交付金は大体1億円。それを9,000万ぐらい使って対応されているというふうに思います。それで、今回そういう意味では、また改めてというふうなことになるわけですが、そういう点で中小企業持続化支援金は、新たな部分にも今後考えていくというふうなことで理解をしてよろしいのか。ある意味で、まだそういう今後の様々な調査、影響によって新たな部分が出てくるというふうにお考えなのか、その辺の今後の進め方についても併せてお願いします。 ○議長(福田利喜君) 当局答弁。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。 ◎市長(戸羽太君) これまで事業者の皆さんのヒアリングを行ったり、様々やってきたわけでありますが、例えば観光に携わるような方々がどの時点で観光というなりわいのところをしっかりと動かせるのかというところがまだ見えないでいるような状況でございます。したがって、我々としても、国や県の御支援、こういったものをしっかりとやっていかなければいけないと思う反面、ただ支援というか、困っている人に対して支援をしていくという形をいつまで取るのか、あるいはこれから先打って出るところも当然なければいけないということで、今回の二次補正の部分につきましては、その状況にもよりますけれども、打って出るという部分にも積極的に使っていかなければいけないだろうというふうに思っていますので、いずれ臨機応変に、そしてまた様々な方々の状況をしっかりと把握しながら、タイムリーな支援をしてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(福田利喜君) ほかに質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) これにて質疑を終結いたします。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第21号は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより議案第21号を採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第15 発議第1号 新型コロナウイルス感染症対策の推進を求める意見書の提出について ○議長(福田利喜君) 日程第15、発議第1号、新型コロナウイルス感染症対策の推進を求める意見書の提出についてを議題といたします。  本件に関し、提出者から提案理由の説明を求めます。  総務常任委員会委員長中野貴徳君。 (総務常任委員会委員長 中野貴徳君登壇) ◎総務常任委員会委員長中野貴徳君) 新型コロナウイルス感染症対策の推進を求める意見書の提出について御説明をいたします。  発議提出案件つづりの1ページをお開き願います。ただいま議題となりました発議第1号、新型コロナウイルス感染症対策の推進を求める意見書の提出につきまして、3常任委員会を代表して総務常任委員長より御説明いたします。  初めに、提案理由でありますが、新型コロナウイルス感染症対策に係る施策のさらなる推進を求めるため、国の関係機関に対し意見書を提出しようとして提案するものであります。  次に、意見書の内容につきまして御説明いたしますので、2ページをお開き願います。新型コロナウイルス感染症対策の推進を求める意見書であります。  新型コロナウイルス感染症については、6月19日に県境を越えた移動の自粛要請が解除されるなど、徐々に日常を取り戻しつつある一方、感染拡大の第2波、第3波の発生も懸念されることから、いわゆる「新しい生活様式」も含めた、感染拡大防止対策が引き続き求められています。  感染者が確認されていない本県においても、緊急事態宣言下からの自粛ムードも依然として続いており、飲食業、宿泊業、運輸業、各種サービス業をはじめとした様々な業種において、先行きの見えない不安な日々が続いている。  また、「もし自分が感染したとしても医療を満足に受けられる」という「安心感」は、「感染拡大を予防しながら社会経済活動を再開させる」という難しい局面を乗り切るためにも不可欠な要素であると思料する。しかしながら、本県では感染症指定医療機関における感染症病床数が少なく、一たび感染が拡大すれば医療崩壊を引き起こしかねない状況である。  ついては、国においては、引き続き地方公共団体と連携・協力し、感染拡大防止対策社会経済活動のバランスを取りながら、各地域の実情に応じた対策を一層推進していくため、次の事項について迅速に取り組まれるよう強く要望する。  1、地方自治体が行う施策に対する財政支援。  持続化給付金特別定額給付金等、国による支援策によって多くの国民が救われている一方、地域の実情によって必要な支援が異なり、国による支援でカバーできない範囲を地方自治体において、予備費や財政調整基金等を活用して対応している状況である。しかし、このまま事態が長期化すれば、更なる基金の取崩しや新たな起債が必要となり、中長期的な財政運営にも大きな影響を及ぼすことから、地方自治体が独自で行う支援策に係る予算措置について配慮を求める。  2、感染拡大防止社会経済活動の両立に向けた支援。  感染拡大を防止しながら社会経済活動を再開させていくためには、働く保護者が安心して子どもを預けられる環境も重要であることから、保育所(園)、放課後児童クラブなどにおける感染症対策経費等への継続的な支援を求める。  3、医療機会の確保及び感染症病床の充実。  (1)、医療従事者及び医療機関が少ない地方においても、感染症以外の治療も並行して進める必要がある。今後、新型コロナウイルス感染症に係るワクチンが開発された際にも、医療機関が充実した都市に比べてワクチンを投与できる場所が限られることから、地域医療体制の充実と強化を図るための確実な対策を求める。  (2)、地方においては、医療を受けられる場所が限られ、生活圏域に医師が1人という地域も多くある。そういった地方の医療従事者において新型コロナウイルスの感染が確認され、地域医療の提供が不可能となった場合、「救えるはずの命を救えなかった」という最悪の事態を招く恐れもあることから、地方における医師の確保及び医療従事者に対する支援について抜本的な対策を求める。  (3)、感染症病床が少ない地方においては、今後感染拡大が起こった際に受け入れられる病院にも限りがあり、少人数のクラスターでも医療崩壊が起こる懸念がある。このことから、各病院において感染症対応が可能な病床数を増やす際に必要となる財政支援を求める。  4、事業者に対する継続した経営支援。  (1)、東日本大震災により被災した本市においては、店舗等の再建に係る融資の返済が始まったばかりの事業者も多く、外出自粛等による観光・交流人口の減少に伴い収入も減っており、資金繰りに苦慮している。  これまでも、国から金融機関等に対し資金繰り支援等について累次の要請がなされているが、引き続き、高度化資金等の返済猶予期間や、借入期間の延長については、弁済能力に応じた弾力的な運用をするよう、関係機関へ要請することを求める。  (2)、各種経済支援策の実施に当たっては、影響を受ける産業が多岐にわたり、かつ、長期化する恐れもあることから、1次産業も含めた全ての産業において、必要な支援の需要を丁寧に拾い上げ、迅速に実施されるよう求める。  (3)、新型コロナウイルス感染症については未だ収束が見通せないことから、今後も状況が安定し、従来の姿を取り戻すまでの間、継続的に必要な支援を実施することを求める。  1ページにお戻り願います。意見書の提出先につきましては、衆参両院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、文部科学大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、内閣官房長官を予定するものであります。  以上、発議第1号、新型コロナウイルス感染症対策の推進を求める意見書の提出についての提案理由といたします。何とぞ議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(福田利喜君) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 質疑なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております発議第1号、新型コロナウイルス感染症対策の推進を求める意見書の提出については、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 ○議長(福田利喜君) これより討論に入ります。討論はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 討論なしと認めます。 ○議長(福田利喜君) これより発議第1号、新型コロナウイルス感染症対策の推進を求める意見書の提出についてを採決いたします。  本件は、原案のとおり決することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は原案のとおり可決されました。 △日程第16 議員の派遣について ○議長(福田利喜君) 日程第16、議員の派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員の派遣については、会議規則第167条第1項の規定により、お手元に配付いたしました「議員の派遣について」のとおり派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(福田利喜君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については原案のとおり派遣することに決しました。 ○議長(福田利喜君) 以上をもって、今期定例会に付議された事件は、全て議了いたしました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 ◎市長(戸羽太君) 議長。 ○議長(福田利喜君) 市長。     (市長 戸羽太君登壇) ◎市長(戸羽太君) 令和2年第2回市議会定例会の終了に当たり、御礼の御挨拶を申し上げます。  今期定例会に提案をいたしました案件は、報告6件と追加提案をいたしました議案を含め議案21件でございましたが、それぞれ原案のとおり御協賛を賜りまして、誠にありがとうございました。  議決をいただきました各案件につきましては、今後一層の配慮の下に、その執行等に遺漏のないよう努めるとともに、今期定例会における皆様からの御意見等を今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。  また、今議会におきましては、高田松原公園災害復旧工事の変更請負契約締結や被災市街地復興整備事業の変更業務委託契約締結など、震災復興事業に係る契約について議決をいただいたところでございますが、復興事業につきましては、その完遂に向け事業を推進してまいりますので、今後とも議員の皆様の一層の御支援と御協力をお願いする次第でございます。  なお、さきの臨時会に続き、今期定例会におきましても新型コロナウイルス感染症対策に係る補正予算を計上させていただいたところでございますが、今後も国、県の動向を注視しながら、感染の拡大防止と併せまして、様々な影響を受けている方々へのいち早い支援や観光誘客の促進につきましても意を用いてまいりたいと考えておりますので、議員の皆様におかれましても、引き続きお力添えを賜りますようよろしくお願いを申し上げます。  以上、第2回市議会定例会を終了するに当たり、御礼を申し上げまして御挨拶といたします。どうもありがとうございました。 ○議長(福田利喜君) これにて令和2年第2回陸前高田市議会定例会を閉会いたします。    午前10時30分 閉   会...