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滋賀県議会
>
2018-03-14
>
平成30年 2月定例会議(第22号〜第30号)−03月14日-08号
平成30年 3月14日文教・警察常任委員会−03月14日-01号
平成30年 3月14日厚生・産業常任委員会-03月14日-01号
平成30年 3月14日環境・農水常任委員会−03月14日-01号
平成30年 3月14日県民生活・土木交通常任委員会−03月14日-01号
平成30年 3月14日総務・政策・企業常任委員会-03月14日-01号
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令和 4年 5月18日土木交通・警察・企業常任委員会−05月18日-01号
平成20年11月定例会(第29号〜第35号)−12月22日-07号
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滋賀県議会 2018-03-14
平成30年 3月14日環境・農水常任委員会−03月14日-01号
取得元:
滋賀県議会公式サイト
最終取得日: 2023-05-14
平成
30年 3月14日
環境
・
農水常任委員会
−03月14日-01
号平成
30年 3月14日
環境
・
農水常任委員会
環境
・
農水常任委員会
会議要録
開会
10時00分 1
開催日時
平成
30年3月14日(水) 閉会 11時13分 (
休憩
10時23分〜10時25分) 2
開催場所
第三
委員会室
3 出席した
委員
清水委員長
、竹村副
委員長
海東委員
、
井阪委員
、
中村委員
、
西村委員
、
家森委員
、
中沢委員
4 出席した
説明員
高砂琵琶湖環境部長
、
高橋農政水産部長
および
関係職員
5
事務局職員
川内主査
、
小森主査
6
会議
に付した事件
別紙
次第書のとおり
7 配付した
参考資料
別紙
のとおり 8
議事
の
経過概要
別紙
のとおり
議事
の
経過概要
開会宣告
10時00分 《
農政水産部所管分
》 1 議第54号
平成
29
年度
滋賀
県
一般会計補正予算
(第10号)のうち
農政水産部所管分
について (1)
当局説明
浅見農政水産部次長
(2)
質疑
、
意見等
◆
中沢啓子
委員
1ページの
農地中間管理事業促進費
について、
集積
の
事業量
が減少したので
減額
ということですが、これは、もう必要なところはしたので
減額
になっているのか、それとも、もっと本来はすべきところがあるのだけれども、何か
課題
があって、今
年度
ではできなくて、来
年度
も引き続きされるということで
減額
になっているのか。
事業量
が減ったという
内容
について教えてください。 それから、2ページで、
増額
になっている
農業機械
や
設備
の
導入
に対する
助成
についてお聞きします。これのことかどうかはわからないのですが、
機械
に対する
補助金
では、
規模
によって、使いたくても使えないものが結構あると聞いています。 こうしたものは、この
規模
のところはこの
機械
というのが国で決められていて、それに当てはまらないとだめなのか。
柔軟性
があるものなのかどうかを教えてください。 ◎
須田
農政水産部技監
1点目の
農地中間管理事業促進費
の
減額
の理由ですが、この
事業
は、
平成
29
年度
で4年目となります。当初、
助成単価
がよかったこともあり、先に必要なところはかなり
集積
されてきています。 最近の
動向
としては、現在、
集落営農
の
法人化等
が進んでおりまして、そういったところは、法人化されたところに改めて
農地
集積
する形で来ております。
減額
になっているのは、既にもう
誘導
がされているようなところが、一定進んできたのかなと。これから
担い手
も大きくなってきますし、先ほど言ったように
集落営農法人化
が出てきますので、緩やかに減少は進みますが、全くなくなるということではなく、必要に応じてきちんと
予算
をとっていきたいと思っております。 それと、
機械
の
関係
ですが、今、
高性能機械導入計画
を県でつくっておりまして、例えば、
田植え機
を
導入
するにも、最低限これだけの
面積
はやってください、そうしないと
過剰投資
になりますという
基準
を設けております。例えば、トラクターでしたら、稲だけではなく、麦にも大豆にも使うと。そういったトータルの中で
利用効率
を上げていただく場合については、使う回数によってその
面積
もカウントしますので、できるだけ
過剰投資
を避ける意味での
基準
は設けております。 そのほかにつきましては、用途に応じて、それぞれの
農家
の
規模
、
内容
を見て、
規模決定根拠
を示しながら、いかに有効に
活用
していただくかを
判断
しているところです。 ◆
中沢啓子
委員
当初、これくらい
集積
されるだろうと思っておられたのが、ある程度、進んできているので、今
年度
は意外と
集積
がなかったという考え方ですね。ただ、必要なところはまだあるので、今後もされるということですね。
農業
をされている
方々
の思いも含めて、しっかりとやっていただきたいと思います。 あともう
一つ
、3ページの
産地競争力
の
強化対策事業
について、国の
内示
が
大分減額
となっています。これだけの
金額
を予定されていたということは、減ったことによって困るところがないのかが気になるのですが。 ◎
須田
農政水産部技監
当初予定されたところは、いろいろと吟味もされております。ちょうど今回、
増額
をさせていただく国の
補正
があります。 今回の国の
補正
は、率がよく、2分の1で、かつ上限が3,000万円になっています。別途、この
補正
が出てきましたので、当初、この
産地競争力
の
強化対策事業
を狙っておられたのが、来年は、そちらに
事業
を変えられるところもあって、こういう結果になっています。 ◆
海東英和
委員
2ページの6次
産業化ネットワーク活動整備事業
について、もう少し詳しく教えてください。 ◎平井
農業経営課地域農業戦略室長
当初、
農家
からは5件の
要望
がありました。そのうちの1件は
申請
を取りやめるということですが、あとの4件につきましては、ほかの
事業
の振りかえになっております。先ほどの
説明
にもありましたように、全体の
事業
の中でより有利なほうへいくということで、
補助率
が少し低いこともあって、この
事業
での取り組みがなかったということです。 ◆
西村久子
委員
しがの
担い手育成総合事業費
について、1ページ目では、
要望
よりも国の
配分
が少なかったけれども、次のページでは、たくさんいただいたと。これは、乗り換えが可能であったわけですか。 ◎
須田
農政水産部技監
経営体育成支援条件整備事業
、国の
補正
になります
担い手確保
・
経営強化支援事業
につきましては、
ポイント制
といいまして、実績として、例えば、
農地
をこれだけふやしたとか、6次
産業化
をしたとか、女性の
経営参加
があるといったことにそれぞれ
ポイント
がつきます。 そうした
ポイント
によって、県への
配分
が来るわけなのですが、今回の
経営体育成支援条件整備事業
につきましては、その
ポイント
の中で、
予算額
よりも国からの
内示額
が不足しました。
担い手確保
・
経営強化支援事業
では、今までの例から当初、
補正予算
の額は2億5,000万円と少し多目には計上していたのですが、実際の
農家
の
申請
、
要望
からいきますと、
ポイント
の高いものが多かったことにより、国からの
内示
がかなりふえたことで、
増額
をさせていただいたということです。 (3)
採決
全員一致
で
原案
のとおり可決すべきものと決した。 2 議第58号
平成
29
年度
滋賀
県
就農支援資金貸付事業等特別会計補正予算
(第1号)について (1)
当局説明
浅見農政水産部次長
(2)
質疑
、
意見等
なし (3)
採決
全員一致
で
原案
のとおり可決すべきものと決した。 3 議第60号
平成
29
年度
滋賀
県
沿岸漁業改善資金貸付事業特別会計補正予算
(第1号)について (1)
当局説明
浅見農政水産部次長
(2)
質疑
、
意見等
◆
海東英和
委員
利用者
はどれくらいいらっしゃるのですか。ことしは、
アユ
が極端に獲れなかったので、借りている人は、その返済があると思うのですが、もう少し
説明
していただけますか。 ◎澤田
農政水産部技監
アユ
の不漁に伴いましては、6月
補正
で、この
融資制度
ではなく、
水産振興資金
を使わせていただいて、
漁業信用基金保証協会
が保証する
水産金融
で御
利用
いただいているところです。 こちらの
沿岸漁業改善資金
につきましては、ここ数年、
利用
がない
状況
です。ただ、今
年度
は1件、これを
活用
したいというお申し込みをいただいているところです。 (3)
採決
全員一致
で
原案
のとおり可決すべきものと決した。 4 議第78号 県の行う
土地改良事業
に要する経費について
関係市町
が負担すべき
金額
を定めることにつき
議決
を求めることについて (1)
当局説明
伊藤耕地課長
(2)
質疑
、
意見等
なし (3)
採決
全員一致
で
原案
のとおり可決すべきものと決した。
休憩宣告
10時23分
再開宣告
10時25分 《
琵琶湖環境部所管分
》 5 議第54号
平成
29
年度
滋賀
県
一般会計補正予算
(第10号)のうち
琵琶湖環境部所管部分
について (1)
当局説明
石河琵琶湖環境部次長
(2)
質疑
、
意見等
○
清水鉄次
委員長
オオバナミズキンバイ
の
防除
については、今回、
減額補正
なのですが、
NPO団体
とか大
学生
の方に、
ボランティア
で
除去
に来ていただいているわけですね。例えば、
交通費
とかお
弁当
、飲み物とか、そうした対応はどうなっていますか、
参考
に教えてください。 それともう
一つ
、
鳥獣被害防止緊急捕獲活動支援事業
は、今回、
減額補正
なのですが、
湖国
の
森林
と自然を守る
ニホンジカ特別対策事業
は、
捕獲見通し
を踏まえた
減額
となっています。これは、
年間目標
があったと思うのですけど、
減額
されたということは、どうだったのでしょうか。 ◎安田
自然環境保全課長
まず、1点目の
オオバナミズキンバイ
の
除去
について、今
年度
もたくさんの
ボランティア
の
方々
に駆除していただきました。
支援
といたしましては、
外来生物防除対策事業
がありまして、その中で、例えば
ボランティア
で駆除に使われる
胴長靴
や手袋の
購入費
に充てたり、駆除した
オオバナミズキンバイ
を袋詰めする袋を提供したりしております。
交通費
とかお
弁当等
につきましては、基本的には活動していただいている主体の
方々
に
準備
、御負担をしていただいています。 例えば、今
年度
、
規模
が大きなものでいいますと、8月2日に1,000人を超える立命館大学の
体育会
の
学生
になぎさ公園に集まっていただき、駆除していただいたのですが、基本的に、
自分たち
で
公共交通機関
を使いながら集まっていただきました。 また、これは毎年開いていただいていますが、9月8日から10日には、
国際ボランティア学生協会
が全国から
学生
500名を集めて、3日間にわたって駆除していただきました。これにつきましても、
胴長等
の
支援
は県からしておりますけれども、その他、
滋賀
県への
交通費
や
宿泊費
については、基本的には
学生
の
方々
で御負担いただいています。この
国際ボランティア学生協会
の
事業
につきましては、幾つかの
県内
の企業から共催、後援ということで
支援
をしていただいていると伺っております。 ◎廣瀬
自然環境保全課鳥獣対策室長
それでは、2点目の
ニホンジカ
の
捕獲
の
状況
についてお答えいたします。
平成
29
年度
の第3
四半期
までの
許可捕獲
ですけれども、これまで
最大頭数
を
捕獲
してきた昨
年度
と比べますと、91%にとどまっております。そして、今後の
年度
末までの
見通し
を立ててまいりますと、1万6,000頭
弱程度
と考えております。これは狩猟による
捕獲
も含めた見込みでして、
目標
1万9,000頭に対しては、
捕獲計画どおり
の
捕獲
が進んでいないので、
減額
をお願いするものです。 この原因としては、第2
四半期
まで各
市町
において順調に
捕獲
を進めてきたところなのですが、大きな
被害
をもたらした昨年10月の台風21号の影響による
林道等
の被災、あるいは倒木があり、
森林
への進入が困難になったことがあります。例えば、甲賀市、米原市、高島市などでは、
計画どおり
に
許可捕獲
が進んでいない
状況
でした。 一方、長浜市では、
NPO等
の新たな
従事者
の参画によりまして、昨
年度
よりも
捕獲頭数
を大きく伸ばしております。ちなみに、第3
四半期
までの比較では、昨
年度
の60%増という
状況
になっております。そういったことで、今後、
年度
末までに鋭意、
捕獲
を進めてまいりますが、
計画
には少し至らない
状況
です。 ◆
海東英和
委員
早崎内湖再生事業
ですが、この
事業
の
出口
はどういうふうに位置づけられているのですか。 ◎
小松
琵琶湖環境部技監
今
年度
から堤防をつくる
工事
が始まりました。まず北区をやり、その後、南区をやらせていただきまして、内湖全体を
再生
させることを
目標
にしております。 ◆
海東英和
委員
内湖の
再生
はわかるのですけれど、これは、
地元
からの要請もあって、モデル的にやろうということで始めましたよね。だから、その
出口
は、どうなったときなのか、何年くらいがめどなのか。 いつの間にか、
県事業
の直接の受け皿になって、毎年するのが慣例になっているように思うのですが、ここで
目標
を達成すること、そして、それによる学びが
滋賀県内
の自然を保全するとか、事例としてほかの内湖に生かされるとか、そういうことがないと。今、
計画
のどの辺にいるかを確認したいと思って質問しました。 ◎
小松
琵琶湖環境部技監
早崎内湖
につきましては、
平成
37
年度
にかけて北区、その後、南区の
工事
を行って、全体を
再生
させます。ほかの内湖の
再生
につきましては、今
年度
、
予算
で計上しておりますのは
下物ビオトープ
です。今まで
南湖
では、
ビオトープ
がなかったのですけれど、
烏丸半島
の道の駅に
下物ビオトープ
を再整備させていただきます。北湖は
早崎内湖
、
南湖
は
下物ビオトープ
という形で進めさせていただこうと思っています。 また、数年前に、ほかの
地域
で内湖の
再生
ということで、各
自治会
から募集して、ほかに
再生
するところがないのか検討をさせていただきました。そのときには、
松ノ木内湖
と平湖・
柳平
湖、
家棟
川という
3つ
が挙がってきました。
松ノ木内湖
につきましては、
自治会
とのやりとりの中で、内湖の
再生
というよりも自然公園的な形で使っていただければという話になりました。平湖・
柳平
湖につきましては、当時、そこでいろいろな魚の
再生
とかをやっていたのですが、
魚道
がなく、なかなか
琵琶湖
とつながってこないということで、
流域政策局
とも協議して、平湖に
魚道
を設置することを、
自治会
も入ってやらせていただきました。 特に、今進んでいるのが、
家棟
川です。もともと
家棟
川の河口は、内湖的な形になっていたのですが、それが失われているということで、当時、そこを復活させるという話がありました。
自治会
や
家棟
川を守っていく会と話す中で、
家棟
川は、もともとは
ビワマス
がかなり戻ってきていたが、今はなかなか戻ってこなくなってしまったという話がありまして、我々や
地元
、
研究者
など、たくさんの
方々
が入って、
ビワマス
の
再生
をやっています。今、荒い砂利が入っているのですが、それをもっと細かくするように我々も砂を入れて
産卵床
をつくる作業をして、もう3年くらいになります。ことしは、野洲市と協力して、途中で上れない川につきましても、
魚道
をつくって上げていくということをしています。 県下のいろいろな
地元
の
要望
も聞きながら、内湖の
再生
に取り組んでいきたい、その中で、県としても
下物ビオトープ
にも取り組んでいます。 県が既に干拓されたところを買ってやるということは、なかなか
早崎
以上のところはありません。干拓された
土地
は、既に建物が建っていたり、家が売られていたりということで、再度そこを整備するのは、なかなか難しいのですが、
地元
の
要望
を聞きながら、工夫して、できる限りのことをやっていきたいと思っております。 (3)
採決
全員一致
で
原案
のとおり可決すべきものと決した。
6 議第59号
平成
29
年度
滋賀
県
林業
・
木材産業改善資金貸付事業特別会計補正予算
(第1号)について (1)
当局説明
石河琵琶湖環境部次長
(2)
質疑
、
意見等
◆
家森茂樹
委員
600万円の
減額
は、
貸付金
がなかったためと
説明
いただいたのですが、近年の
動向
はどうなっていますか。 ◎
櫻井
琵琶湖環境部技監
この
林業
・
木材産業改善資金貸付事業
の
特別会計
につきましては、
3つ
の
資金
があります。
林業
・
木材産業改善資金
ということで
設備資金
の
貸付
、
木材産業高度化推進資金
ということで
運転資金
の
貸付
、
林業就業促進資金
ということで
就業準備資金
という
3つ
の種類があります。 これまでの
貸付
の
動向
ですが、
林業
・
木材産業改善資金
につきましては、
平成
19
年度
から
貸付
はありません。
木材産業高度化推進資金
につきましては、
滋賀
銀行と
関西アーバン銀行
に預託をしておりますので、毎年、
貸付
、借入の希望がありますが、年々、減っている
状況
です。
林業就業資金
につきましても、過去に、300万円を
林業労働力確保支援センター
に貸し付けまして、そこから
個人
の方に貸し付けるものです。過去に2件、
貸付
がありましたが、現在はその
償還
をしている
状況
でして、
貸付
の申し出はありません。 ◆
家森茂樹
委員
なかなか難しいのでしょうが、
林業従事者
の
動向
と
対策
は、どうなっていますか。 ◎
櫻井
琵琶湖環境部技監
基本的には、
林業
がどうなっていくかが
最大
の
ポイント
かと思います。ここ10年来、県産材の
利用拡大
ということで、政策的にも進めておりますけども、
滋賀
県の場合、まだまだ
林業事業体
で、新たな
就業者
を雇い入れるところまでは至っていないのが現状かと思います。 ただ、先日、御
説明
させていただきましたが、
森林環境税
と
森林環境譲与税
の中で、今後、
平成
31
年度
から
市町
が
中心
となって
森林整備
を進めていくということで、意欲と能力のある
経営体
の
育成
が
課題
になってきます。今、国でガイドラインも考えていただいておりますが、例えば、こういった
資金
の
償還
の期間を延ばすといった優遇を考えておられるようです。そういったことを踏まえますと、今後の需要という
部分
では、こうした
制度資金
も
活用
が見込まれるのではないかと考えております。 ◆
家森茂樹
委員
この
就業資金
や
制度資金
もさることながら、今、
技監
からお話が出たように、これからの
森林環境税
の
配分
に、
林業従事者
の数がかなり影響してくるという話も聞いています。
市町
がどれだけ
仕事
をつくってくれるのか、それにあわせて、その
仕事
をしていただける人をどうふやしていくのか。非常に難しい問題ですが、
森林環境税
の
導入
に向けて、
林業従事者
をどうふやしていくのか、もう一度、今までとは違う方策を考えなくてはいけないのではないかという気がするのですけれど。 ◎
櫻井
琵琶湖環境部技監
家森委員
がおっしゃいますように、新たな
技術者
の
育成
は、
最大
の
課題
だと考えておりまして、今、別途、
森林政策
の中でも、
技術者育成
について検討しております。そういった中で、
森林環境税
の
導入
に向けて、しっかりと
林業従事者
をふやしていくという施策も来
年度
以降、
市町
、
森林組合等
の
林業事業体
とも検討しながら、進めてまいりたいと考えております。 ◆
海東英和
委員
林業
の
資金
ですが、
漁業
でも、
農業
でも、
設備
の
資金額
が大変大きくなってきていますよね。だから、
体一つ
で始めようかという形ではなく、いわゆるマネジメントを必要とする大きなお金を
中心
に、
森林組合
などの
団体
が、製品の品質を上げたりとかしないと、動かなくなってきているでしょう。 こういう
資金
を従来
どおり
、ありませんでしたと管理するということですが、働く人も、マクドナルドでバイトするのと
林業家
の
後継者
になるのとを比べて、やっぱりいいほうに行くわけです。 だから、根本的な
部分
で何かが動いているわけで、一次
産業
も大きな資本を
中心
に
事業体
を組まないと、未来に向かう
経営体
としての
可能性
がなくなってきています。何か考えていかないといけないのではないかと思うのですが、どう思われますか。 ◎
櫻井
琵琶湖環境部技監
海東委員
がおっしゃるように、今、
林業
につきましても、
高性能林業機械化
が進んできておりますし、
製材
の分野におきましても、いかに低コストで
製材
をしていくかということで
機械導入
が
課題
になっております。
滋賀
県の場合、全国的に見ても、そういう
部分
では下位で低迷しているのですが、今後、県産材を
国産材
の
流通支援
の中にしっかり流していこうと思えば、そういったものに対応していく必要があると考えております。 これは
貸付資金
ですけれども、これ以外にも
補助金
があります。
林業事業体
と
滋賀
県の県産材の
流通
の
部分
をしっかり考え、どうあるべきかを議論しながら、
補助金
の
活用
とあわせて、こういった
資金
の
活用
についても
林業事業体
にPRし、
理解
を求めていきたいと考えております。 (3)
採決
全員一致
で
原案
のとおり可決すべきものと決した。 7 議第62号
平成
29
年度
滋賀
県
流域下水道事業特別会計補正予算
(第2号)について (1)
当局説明
石河琵琶湖環境部次長
(2)
質疑
、
意見等
なし (3)
採決
全員一致
で
原案
のとおり可決すべきものと決した。 8 議第75号
損害賠償
の額を定めることにつき
議決
を求めることについて (1)
当局説明
茨木下水道課長
(2)
質疑
、
意見等
◆
西村久子
委員
流入防止策
を講じなかったためにこういうことになりましたと。こういうことが起こるといけないだから、これからは
被害
が生じないように
対策
を講じるということですが、できるのですか。不可能だと思うのですが。 ◎
茨木
下水道課長
今回のケースで申しますと、畑が右側にあって、農道に
マンホール
があって、そこを開けたわけです。実は、左側の
農地
は耕作されていなかったので、そこに流していいわけではありませんが、
最高
の
注意義務
を払っていれば、
マンホール
の周りに土のうを積んで、そちら側に
下水
を
誘導
するなどして作物への
被害
は回避できた
可能性
があります。 今回の
瑕疵
の
ポイント
はそこにあるのですが、そういったことも考えられますので、この
教訓
を生かして、汚水の
誘導
などができる訓練や資材の備蓄をしっかりしていく考えでおります。 ◆
海東英和
委員
私も、
西村委員
のおっしゃるように思います。これを
瑕疵
という
扱い
にしないほうがいいのでないかと何度か申し上げていましたが、とるべき
措置
をとって、
保険適用
でこうしてカバーもできると。
判断
をするときにはきちんと
判断
をして、こういうことが起こったら、御迷惑をかけることになりますということを、日常的にお伝えして、協力、
理解
を求めるのが通常ではないかと思います。 恐らく現場の
人たち
は、一生懸命やって、
被害
がなるべく少なくなるように開けられたのだと思います。ベントですよね。だから、
瑕疵
という
扱い
が本当にいいのかとも思うのですが、どうですか。 ◎
茨木
下水道課長
おっしゃっていただきましたように、今回、この
ふた
を開けたという
判断
については、
下水道法
の中にも、
公衆衛生
上重大な危害が生じないように、災害時に
排水施設
から
下水
があふれ出すおそれがある場合には、
当該排水施設
から
下水
を排出する等の
応急措置
を講ずることとされています。
公衆衛生
上、重大な
危機
が生じるという
危機
の中、そういった
判断
をさせていただいたものですので、その
判断
に関しては、
過失
があったとは考えておりません。 一方で、今回、この
瑕疵
があったという
ポイント
ですけれども、
国家賠償法
第2条に基づいて、
損害賠償
をいたします。これについては、公務員の故意・
過失
の有無にかかわらず、
最高
の
注意義務
を課せられている
行政
としては、もしその管理する
施設
に不完全な
部分
があった場合には、
賠償
しなければいけないということですので、それに基づいて
賠償
させていただくものです。 おっしゃっていただいたように、こういったことがあり得るということは、今回のことを
教訓
に、各
市町
とも情報を共有して、皆様に
理解
や認識をいただく、それによって
対策
も進めていく必要があると考えております。 ◆
海東英和
委員
瑕疵
であるならば、懲罰するかどうかは別として、
職員
は懲罰の対象になるということですよね。 ◎
茨木
下水道課長
この
職員
の
判断
については、
下水道法
に基づいて、この
維持管理行為
として行ったものであることに加えまして、
当該マンホール
の
周辺一帯
が既に冠水していた
状況下
において、
ふた
を開ける
行為
が何らかの
被害
を引き起こすことを予見して、さらには、緊急の事態の中で、必要な
対策
を講ずることは非常に困難であったことを踏まえますと、その
行為
に
過失
があったとは、我々は考えておりません。 一方で、
国家賠償法
の視点では、
最高
の
注意義務
を課せられている
行政
として、
個人
の財産に
損害
を与えてしまったことについては、
賠償
の
義務
があると考えているところです。
職員
の
過失
はなかったと考えております。 ◆
家森茂樹
委員
賠償
責任保険料は、
下水
道
事業
特別会計
から毎年幾らくらい払っているのですか。 ◎
茨木
下水道課長
約40万円の保険料です。 ◆
家森茂樹
委員
過去に、適用を受けて、支払いを受けたことはありますか。 ◎
茨木
下水道課長
今回、初めて使ったものです。 (3)
採決
全員一致
で
原案
のとおり可決すべきものと決した。 9 議第76号
損害賠償
の額を定めることにつき
議決
を求めることについて (1)
当局説明
茨木下水道課長
(2)
質疑
、
意見等
なし (3)
採決
全員一致
で
原案
のとおり可決すべきものと決した。 10 議第79号 流域
下水
道
事業
に要する経費について
関係市町
が負担すべき
金額
を定めることにつき
議決
を求めることついて (1)
当局説明
茨木下水道課長
(2)
質疑
、
意見等
なし (3)
採決
全員一致
で
原案
のとおり可決すべきものと決した。 11
委員長
報告について
委員長
に一任された。 閉会宣告 11時13分 県政記者傍聴:なし 一般傍聴 :なし...
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