千葉県議会 2018-10-04
平成30年_農林水産常任委員会(第1号) 本文 2018.10.04
議案の
概要説明並びに諸般の報告
◯委員長(
戸村勝幸君) これより議案の審査を行います。
農林水産部長に議案の
概要説明並びに諸般の報告を求めます。
なお、諸般の報告に対する質疑は
付託案件の
審査終了後に行いますので、御了承願います。
半田農林水産部長。
◯説明者(
半田農林水産部長) 皆さん、おはようございます。それでは、私のほうから議案の概要の説明並びに諸般の事情等につきまして、報告をさせていただきます。
初めに、台風24号の
農林水産業への被害について申し上げます。
9月30日から10月1日にかけまして、本県に接近した台風によって、昨日現在、これは一昨日にお知らせしたものと変更はございませんけれども、農作物や
農業用ハウスを中心に約17億1,000万円の被害が判明しております。被災された
農林漁業者の方々にお見舞いを申し上げますとともに、県といたしましては、被災された皆様方が早期に経営を再建できるよう支援をしてまいりたいと考えております。
それでは、
予算関係の議案を御説明いたします。
議案第1号平成30年度千葉県
一般会計補正予算(第1号)ですけれども、
農林水産部の
歳出予算につきまして、1億9,193万6,000円を増額しようとするものでございまして、
既定予算と合わせた補正後の
歳出予算総額は514億964万7,000円となります。
補正予算に計上いたしました主な事業の内容について申し上げます。まず、
三島ダムについてですが、本年5月に発生した漏水に対応するため、
応急工事等の実施や今後の
復旧工事に向けた工法の検討及び
機能保全等に要する経費として、1億8,238万円を増額いたします。
次に、
農業近代化資金の関係ですが、
県内農業者の設備導入を支援するための
農業近代化資金につきまして、融資機関と連携して融資枠を拡大し、
利子補給額を530万円増額いたします。
また、
ノリ養殖振興緊急対策につきまして、魚類による食害の
実態調査を行い、漁業者への効果的な
駆除方法の普及に取り組む事業に要する経費として、200万円を増額いたします。
最後に、大阪府北部を震源とする地震による
ブロック塀の倒壊事故を受けまして、千葉県では
緊急調査を実施したところでございますが、その結果を踏まえまして、
農林水産部が所管する
県有施設の
ブロック塀等の
安全対策を行うこととし、部全体の合計額となりますが、6,390万円を増額いたします。
以上が
付託議案の概要でございますが、詳細につきましては後ほど
担当課長から説明させますので、よろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。
次に、当面する諸般の情勢について申し上げます。
初めに、
三島ダムの当面の対応について申し上げます。
先ほど、
補正予算の中でも触れましたが、今月から
応急対策工事に着手し、平成31年1月から貯水が開始できるよう進めます。
応急対策工事中におきましても、
漏水箇所の観測や点検を継続し、
安全確保に努めてまいりたいと考えております。
次に、
家畜伝染病対策について申し上げます。
先月、岐阜県におきまして、国内では26年ぶりとなる
豚コレラが発生し、
野生イノシシからもウイルスが確認されました。このため県では、農家への注意喚起や
巡回指導を実施するなど、
防疫対策の徹底を図っているところでございます。現在、岐阜県以外での
豚コレラの発生は確認されておりませんが、今後とも
家畜伝染病の発生予防と蔓延防止に万全を期してまいります。
次に、
水産総合研究センターの
機能強化について申し上げます。
県では現在、
試験研究の
機能強化の方向性を示した
水産総合研究センター機能強化に向けた
基本構想、これの策定を進めておりまして、
パブリックコメントを実施したところでございます。今後、
県議会議員の皆様、それから県民の皆様、また、関係市や団体からいただいた御提言や御意見などを踏まえまして、
基本構想を策定してまいります。また、その後、この
基本構想に基づいた
試験研究を効率的かつ効果的に行うために必要な機能を精査いたしまして、それを踏まえた施設の具体的な
再編整備計画を策定してまいります。
次に、
銚子漁港の整備について申し上げます。
水揚げ量が7年
連続日本一の
銚子漁港は、県の水産業及び地域経済を支える重要な
水産物供給基地でありまして、産地間の一層の
競争力強化や
輸出拠点としての
機能強化が強く求められております。このため、新たな
事業計画案を平成29年の5月に国に対し提案し、本年9月21日に本県の
提案どおり計画が策定されました。今後、この
事業計画に基づき整備を進めてまいります。
次に、米の
生産調整について申し上げます。
国からの
生産数量目標廃止後初めてとなる、平成30年産の
本県飼料用米の作付面積は約4,400ヘクタールと、前年から1割程度の減少となりました。これは、米価が上昇していることや米の直接
支払交付金が廃止されたことが主な要因と考えられますが、県としては、稲作農家の経営安定を図るために、引き続き需要に応じた生産に取り組む必要があると考えております。このため、今後とも
飼料用米を中心とした転作を進めてまいります。
次に、
農林水産物の販売促進について申し上げます。
東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据えて、今年度新たに、県内及び首都圏のホテルやレストランなどを対象とした商談会を10月5日に開催いたします。また、10月21日に開催されるちばアクアラインマラソンの沿道給食として県産農産物を提供するとともに、同月30日には、落花生の新品種Qなっつの
本格出荷に合わせた
デビューイベントを千葉駅で実施するなど、県産
農林水産物の魅力の発信を進めてまいります。輸出の拡大に向けましては、9月にタイ及び
マレーシアで千葉の梨フェアを開催し、県産梨の継続的な輸出と知名度の一層の浸透に向けたPRを実施いたしました。特に、
マレーシアでは豊水に加えまして、あきづきなど、新たな品種の試食も行い、大変好評でございました。さらに11月には、シンガポールで知事の
トップセールスを行うこととなっておりまして、今後ともこれらの
取り組みを通じて、県産
農林水産物の一層の
輸出拡大に取り組んでまいります。そのほか、
有害鳥獣対策として、イノシシがすみかとする
耕作放棄地の刈り払い活動への助成を実施したり、また、本年2月からスタートしたちばGAPの
取り組みの拡大に向けて、県として初めて推進大会を開催したりするなど新たな
取り組みも進めてまいります。
最後に、農業や漁業の状況について御説明をいたします。
まず、本県の米や野菜の
生育状況等でございますが、米につきましては、9月15日現在の本県の作況指数が99となりまして、平年並みとなっております。また、主力の秋冬野菜につきましては、現在収穫期を迎えている里芋やサツマイモは、夏場の高温、乾燥の影響が懸念されましたが、順調に生育しておりまして、平年並みの出荷となっております。台風の影響も懸念されますけれども、今後とも、
生育状況や価格動向を注視し、農家への情報提供などもしっかり行いながら、
農業経営の安定化に努めてまいります。
次に、漁業の状況についてでございますが、8月に解禁となった
サンマ漁業は、9月28日現在、不漁であった昨年に比べ
水揚げ量で2.8倍、金額では7割増となっております。また、本年1月から8月までの
主要漁業の状況でございますが、
まき網漁業では、
水揚げ量で1割増、金額で前年並み、
小型漁船漁業の
キンメダイ漁では、
水揚げ量、
金額ともに前年並み、また、
アワビ漁は、しけが多かったため、前年に比べ
水揚げ量では2割減少いたしましたが、価格が高かったこともありまして、金額では前年並みとなっております。
イセエビ漁は、前年に比べ
水揚げ量はやや多かったものの価格が低かったため、
水揚げ金額では9割となっております。今後とも、効率的な操業に向けた漁海況情報の的確な提供や
漁業経営の安定化のための
技術指導に取り組んでまいります。
以上で当面する諸般の情勢についての御報告とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
◯委員長(
戸村勝幸君) ありがとうございました。
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議案第1号関係
◯委員長(
戸村勝幸君) それでは、議案第1号平成30年度千葉県
一般会計補正予算(第1号)を議題とします。
当局に説明を求めます。
山口農林水産政策課長。
◯説明者(
山口農林水産政策課長)
農林水産政策課でございます。
農林水産政策課の9月
補正予算について御説明申し上げます。9月
定例県議会議案説明書の49ページをお開きいただきたいと存じます。
上段になりますが、第7款第1項第1目
農業総務費の補正額は5,177万1,000円の減額でございます。この主な内容でございますが、
職員人件費について、現在の
人員構成による積算に基づき減額するものでございます。
下の欄をごらんいただきたいと存じます。第7款第5項第1目
水産業総務費の補正額は1,468万2,000円の減額でございます。この内容でございますが、
農業総務費と同様に、
職員人件費について、現在の
人員構成の積算により減額するものでございます。
このほか、
ページ中段に目を落としていただきたいと存じます。2の運営費、
ブロック塀等安全対策事業として460万円の増額でございます。これは先ほど部長からも説明をさせていただきましたが、このページには記載ございませんが、
農林水産部全体では、当課分も含め15施設27カ所6,390万円の増額でございます。
以上で
農林水産政策課の説明を終わりといたします。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
◯委員長(
戸村勝幸君)
根本団体指導課長。
◯説明者(
根本団体指導課長)
団体指導課、根本でございます。
団体指導課の9月
補正予算について御説明いたします。9月
定例県議会議案説明資料の50ページをお開きください。
第7款第1項第5目
農林金融対策費の補正額は530万円の増額でございます。この内容は、
農業近代化資金利子補給事業につきまして、
農業経営に必要な施設、機械等の導入のための
資金ニーズが高まっていることに伴いまして、
利子補給額及び当初予算で設定しました融資枠約18億円を31億円に増額するものでございます。
以上で
団体指導課の説明を終わります。よろしく御審議くださるようお願いいたします。
◯委員長(
戸村勝幸君)
崎山担い手支援課長。
◯説明者(
崎山担い手支援課長)
担い手支援課でございますけども、
担い手支援課の9月
補正予算について御説明をいたします。
議案説明資料の51ページをごらんください。
第7款第1項第12目
農林総合研究センター費について、新たに600万円の
債務負担行為を設定いたします。この内容は、
農林総合研究センター再編整備事業について、平成30年3月の
労務単価改定に伴い、
農林総合研究センター新本館建築に係る
工事請負契約を新
労務単価に基づく契約に変更するため、平成31年度支払いに係る増額分について、新たに
債務負担行為を設定するものでございます。
以上で
担い手支援課の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
◯委員長(
戸村勝幸君)
杉森耕地課長。
◯説明者(
杉森耕地課長) 耕地課でございます。耕地課の9月
補正予算について御説明いたします。9月
定例県議会議案説明資料の52ページをお開きください。
第7款第3項第1目
土地改良調査指導費の補正額は1億8,238万円の増額でございます。この内容ですが、本年5月に
農業用ダムである
三島ダムで発生しました漏水への
応急対応、
機能保全工事等の実施、それから
漏水原因の究明、
本格復旧工事の検討を行うための増額でございます。
以上で耕地課の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
◯委員長(
戸村勝幸君)
富田畜産課長。
◯説明者(
富田畜産課長) 畜産課でございます。畜産課の9月
補正予算について御説明いたします。9月
定例県議会議案説明資料の53ページの下段をごらんください。
第7款第2項第4目
畜産総合研究センター費の補正額は356万4,000円の増額でございます。この内容ですが、
畜産総合研究センターの
ホイルローダーが故障したことによる新規購入のための増額でございます。
以上で畜産課の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
◯委員長(
戸村勝幸君)
根本水産課長。
◯説明者(
根本水産課長) 水産課でございます。水産課の9月
補正予算について御説明いたします。
議案説明資料の55ページ、下段をごらんください。
第7款第5項第4目
漁業調整委員会費の補正額は17万4,000円の増額でございます。この内容ですが、現在の
人員構成で積算し直したことによる
職員人件費の増額でございます。
以上で水産課の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
◯委員長(
戸村勝幸君)
立岡漁業資源課長。
◯説明者(
立岡漁業資源課長)
漁業資源課の9月
補正予算について御説明いたします。9月
定例県議会議案説明資料の57ページをごらんください。
第7款第5項第6目
水産業振興費の補正額は200万円の増額でございます。この内容ですが、
ノリ養殖の
不作原因の1つである魚類による食害について
実態把握調査を行い、効果的な防除、
駆除手法の普及に取り組むものでございます。
下段をごらんください。第7款第5項第8目
水産総合研究センター費の補正額は1,277万1,000円の増額でございます。この内容ですが、
種苗生産施設において、平成30年1月の強風により破損した屋根の修繕及び撤去を行うものでございます。
以上で
漁業資源課の説明を終わります。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。
◯委員長(
戸村勝幸君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯委員長(
戸村勝幸君) 質疑がないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯委員長(
戸村勝幸君) 討論がないようですので、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
議案第1号に賛成の委員は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
◯委員長(
戸村勝幸君)
挙手全員。よって、議案第1号は可決すべきものと決定しました。
以上で議案の審査を終了します。
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請願第99号関係
◯委員長(
戸村勝幸君) 次に、請願の審査を行います。
初めに、請願第99号を議題といたします。
当委員会には第1項ないし第3項が付託されております。
書記に
請願文書表を朗読させます。
(書記朗読)
◯委員長(
戸村勝幸君) 当局に状況の説明を求めます。
西野森林課長。
◯説明者(
西野森林課長) 森林課でございます。
状況について御説明させていただきます。本計画でございますが、
事業区域は、
鴨川市内の
鴨川有料道路の西側に接する約250ヘクタールの森林でございまして、このうちの約150ヘクタールを開発して130メガワットの
太陽光発電施設を設置する用地を造成するものでございます。
このことから、この本計画が大規模な開発であることを踏まえまして、
森林審議会森林保全部会委員による現地視察を実施することで各委員と調整をしてるところでございます。
2項目めの「
設計雨量強度式を、100mm/hrに引き上げて審査すること」につきましては、県では、土地利用の内容であるとか、
洪水調整池などの
防災施設等が千葉県
林地開発許可審査基準に基づいて適正に計画されてるかどうかについて、現在体制を強化して慎重に審査を進めているところでございます。この
設計雨量強度式につきましては、
洪水調整池の容量を算定するのに使うものでございまして、千葉県
林地開発許可審査基準におきまして、30年確率を適用するということで定めております。30年確率の
降雨強度式を
雨量強度に直しますと、時間当たり75ミリメートルほどになります。このため、
降雨強度を時間当たり100ミリメートルに引き上げて
当該計画の
審査基準として適用することにつきましては、不適当であるというふうに考えております。
3項目めの「
環境影響評価制度に関する法整備が整っていない現状では、
林地開発の許可をしないこと」につきましては、
林地開発許可制度は森林法第10条の2の規定によりまして、災害の防止、水害の防止、水の確保、環境の保全の4つの要件につきまして、
審査基準に基づいて内容を審査することとしており、この要件を全て満たせば許可しなければならないとされております。このため、他法令である
環境影響評価制度がまだ整っていないことを理由に、
林地開発許可をしないとすることは不適当であるというふうに考えております。
以上で請願第99号の説明を終わらせていただきます。
◯委員長(
戸村勝幸君) 意見等がありましたら御発言願います。
(「なし」と呼ぶあり)
◯委員長(
戸村勝幸君) なければ、これより討論を行います。討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯委員長(
戸村勝幸君) 討論がないようですので、討論を終結します。
取り扱いにつきましては
項目ごとに分割して行います。
請願第99号第1項の
取り扱いはいかがいたしますか。
(「採決」と呼ぶ者あり)
◯委員長(
戸村勝幸君) これより採決を行います。
請願第99号第1項を採択することに賛成の委員は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
◯委員長(
戸村勝幸君)
挙手少数。よって、請願第99号第1項は不採択と決定しました。
次に、請願第99号第2項の
取り扱いはいかがいたしますか。
(「採決」と呼ぶ者あり)
◯委員長(
戸村勝幸君) これより採決を行います。
請願第99号第2項を採択することに賛成の委員は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
◯委員長(
戸村勝幸君) 挙手なし。よって、請願第99号第2項は不採択と決定しました。
次に、請願第99号第3項の
取り扱いはいかがいたしますか。
(「採決」と呼ぶ者あり)
◯委員長(
戸村勝幸君) これより採決を行います。
請願第99号第3項を採択することに賛成の委員は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
◯委員長(
戸村勝幸君) 挙手なし。よって、請願第99号第3項は不採択と決定しました。
以上で請願の審査を終了します。
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国民の命と財産を最優先に守る
災害対策を求める意見書(案)関係
◯委員長(
戸村勝幸君) 次に、
意見書案が1件提出されておりますので、御協議願います。
意見書の文案はお手元に配付してあります。
共産党から提出されております国民の命と財産を最優先に守る
災害対策を求める意見書(案)が提出されておりますが、本
意見書案は当委員会の所管に属する部分がありますので、所管部分について御協議願います。
なお、本
意見書案は2つ以上の委員会にわたりますので、協議結果は
参考意見として
議会運営委員会に報告することとなります。よろしくお願いいたします。
本
意見書案について御意見がありましたら、御発言願います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯委員長(
戸村勝幸君) それでは、本趣旨の
意見書案を発議すべきものとして
議会運営委員会に報告することに賛成の委員は挙手を願います。
(
賛成者挙手)
◯委員長(
戸村勝幸君)
挙手少数。それでは、意見の一致が見られませんので、発議することに意見の一致が見られなかった旨、
議会運営委員会に
参考意見として報告することにします。
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諸般の報告・その他の関係
◯委員長(
戸村勝幸君) 次に、諸般の報告・その他について御質問がありましたら御発言願います。
石毛委員。
◯石毛之行委員 冒頭の
部長挨拶、報告の中の3ページでございますけども、中段で
水産総合研究センターの
機能強化について説明がございましたけれども、この
研究センターというのは、本当に我々の水産業を支えている、技術的に支え、そして、現場で生かしている大変重要な
センターでございますので、当然ながら
機能強化を進めていきたいのでございますけれども、この中でも
パブリックコメントを実施したとございますけども、どのような、まず意見が出されてきたのか質問いたします。
◯委員長(
戸村勝幸君)
根本水産課長。
◯説明者(
根本水産課長) 水産課でございます。
パブリックコメントでどのような御意見があったのかという御質問でございますが、
水産団体や市町村などから御意見が寄せられました。その主な内容は、研究の強化の方向性は妥当であるとの御意見のほか、漁業者の所得向上に直接つながるような
漁業実態に即した研究を進めてもらいたい、漁業者が取り組める
資源増大のための実践的な技術を開発してもらいたい、
漁場環境の変化やノリの不作に対応する研究を強化してもらいたい、手間をかけずに調理できるおいしい加工品の開発に積極的に取り組んでもらいたいなどの御意見がございました。
◯委員長(
戸村勝幸君)
石毛委員。
◯石毛之行委員 やはり、現場の意見でありますので、実践的な研究とか、また、ノリの不作という現実的な話でございますね。それから、やはり消費者のニーズに合った加工品とかのという話でございますけども、ぜひともこれをしっかりと生かした
基本構想、方向性というものを今後練っていっていただきたいなと思います。
では、改めて聞きますけど、この意見に対してどのように対応する所存でありますか。
◯委員長(
戸村勝幸君)
根本水産課長。
◯説明者(
根本水産課長) 水産課でございます。
いただきました御意見につきましては、その内容をしっかりと受けとめまして、検討した上で
基本構想を年内に策定いたしまして、生産性の強化や高
付加価値化、
水産資源の維持増大を目指した
研究開発に、より一層取り組めるよう対応してまいりたいと考えております。
◯委員長(
戸村勝幸君)
石毛委員。
◯石毛之行委員 ぜひとも、この
基本構想をしっかりと策定していただきたいんですが、そのための研究機能というものを充実させなきゃなりませんよね。そういう施設の充実を行うための研究施設の再編整備についてはどのような方向性を持っていますか。
◯委員長(
戸村勝幸君)
根本水産課長。
◯説明者(
根本水産課長)
基本構想を実現するために必要となる研究施設の整備につきましては、
試験研究を効率的かつ効果的に行うことができるよう、業務ごとに必要な機能を精査した上で、種苗生産業務などの集約化や最適な施設整備手法などを検討し、研究施設の
再編整備計画の策定を進め、できるだけ早く原案を示してまいりたいと思っております。
◯委員長(
戸村勝幸君)
石毛委員。
◯石毛之行委員 業務ごとにということでありますので、より具体的に進めていっていただきたいと。千葉県の水産業を技術面で支える
水産総合研究センターでございますので、
基本構想とともに、施設の
再編整備計画、それを年内に策定ということでございますけれども、より綿密に練っていって早く実現させていただきたいと思います。これは要望です。いいです。
◯委員長(
戸村勝幸君) ほかにありますか。
秋林委員。
◯秋林貴史委員 鴨川の太陽光発電についてお聞きしたいと思います。先ほど、請願もありましたけれども、本件の対応というのは、今後の同様の開発に大きな影響があると思いますので、この場でお聞きをしたいと思います。再生可能エネルギーは、私も非常に重要だと思いますし、今後しっかりと進めるべきだと思いますけれども、同時に最近、環境に対する影響も悪影響が大変に大きくなっているということで危惧をする声もふえておりますので、非常にバランスをとって開発をやっていく、対応していくことが必要だと思います。
その中で、県として取り組める1つのルールというか基準というのが、
林地開発の許可審査というのがあります。現在、この鴨川についてもやっているかと思いますけれども、その許可基準を見ますと大きく4つあります。災害防止、水害防止、水の確保、環境保全とありますが、それぞれ細かい内容があります。専門的な知見で見てもらう必要があると思いますけれども、その中で1つわかりやすい基準がありました。私でもわかるような基準ですけれども、ちょっと読みますと、土砂の移動量に関する基準ですけれども、「なお、土砂の移動が周辺に及ぼす影響が比較的大きいと認められるゴルフ場の造成に係る切土量、盛土量は、それぞれ18ホール当たり200万立方メートル以下であること」と、ゴルフ場であれば200万立方メートル以下でなければならないという、これは誰でもわかる基準がありますので、それに関連してちょっと本件、質問させていただきたいと思いますけれども、まず、初歩的なところですけど、ゴルフ場の18ホールというのはおよそ何ヘクタールなのかということ、本太陽光発電計画の面積というのは何ヘクタールなのかということ、そして、本太陽光発電計画の土砂の移動量というのはどの程度かということ、この3点について、まずお聞きをしたいと思います。
◯委員長(
戸村勝幸君)
西野森林課長。
◯説明者(
西野森林課長) 森林課でございます。
まず、ゴルフ場の面積でございますが、18ホール当たりのゴルフ場の
事業区域面積は、およそ50ヘクタールから100ヘクタールとなっております。次に、本計画の面積でございますが、
事業区域面積として約250ヘクタール、
林地開発行為に係る面積としては約150ヘクタールとなっております。次に、本計画の土砂の移動量でございますが約1,300万立方メートルを計画しております。
以上です。
◯委員長(
戸村勝幸君) 秋林委員。
◯秋林貴史委員 そうしますと、今の答弁から単純に計算すると、ゴルフ場の200万立方メートルというのを何倍かしたとしても、この本件計画の1,300万立方メートルにはならないというのがわかります。とすると、仮にこれが太陽光発電ではなくて、ゴルフ場の開発であるとすると、このままでは許可が出ない、許可ができない基準であると、開発であるということが考えられますし、そうだと思います。そういうゴルフ場であれば許可ができない、
審査基準をクリアできないという開発の、今、申請が上がってきて審査をしているということをしっかりと踏まえていただきたいと思います。
次の質問ですけれども、本太陽光発電計画のような大規模な土砂の移動が周辺に及ぼす影響というのは、ゴルフ場と比べてどうなのかお聞きをしたいと思います。
◯委員長(
戸村勝幸君)
西野森林課長。
◯説明者(
西野森林課長) 森林課でございます。
本計画のような大規模な
林地開発につきましては、県内で初めてのケースでございまして、周辺に及ぼす影響に関しては現在調査中でございます。いずれにいたしましても、造成中の施工に際しては、土砂の流出等の災害が発生しないよう、防災対策などを徹底させる必要があるというふうに考えております。地山の掘削、土砂の移動、盛り土の施工管理、防災施設の設置、それから、早期の緑化や森林の造成などの施工計画につきまして、現在慎重に審査を進めてるところでありまして、事業者に対しても必要な指導を行ってるところです。さらに、許可後におきましても、工事の施工状況について随時現地を確認することにより、きめの細かい事業者指導を徹底したいというふうに考えております。
以上です。
◯委員長(
戸村勝幸君) 秋林委員。
◯秋林貴史委員 専門的にちゃんと調べてもらいたいと思いますけれども、私が思うに、多くの人もそう思うと思いますけれども、ゴルフ場の開発の影響と、ゴルフ場はでき上がると芝生を敷き詰めてやりますけれども、そこのゴルフ場の影響と大きな規模の開発をして、太陽光パネルを敷くわけですよね。その2つを比較した場合に、私はですよ。私はどう考えても、ゴルフ場よりも環境に与える影響は、太陽光パネルを敷き詰めるほうが大きいと私は思います。少なくとも、ゴルフ場よりも環境に与える影響が小さいとは私はとても思えません。したがいまして、そのあたりも踏まえて、きちんと審査をしていただきたいと思います。
次に、
審査基準、先ほど読み上げた基準には太陽光とは書いてありません。ゴルフ場と書いてあるんですけれども、この基準を
太陽光発電施設にも準用すべきと考えますけど、どうでしょうか。
◯委員長(
戸村勝幸君)
西野森林課長。
◯説明者(
西野森林課長) 森林課でございます。
土砂の移動量の基準につきましては、
太陽光発電施設への準用も考え方としてはあり得るものと思われますが、本計画につきましては、現在審査中となりますので言及は控えさせていただきたいと思います。
◯委員長(
戸村勝幸君) 秋林委員。
◯秋林貴史委員 あり得るという回答でしたが、当然私はあるべきだと思うんですね。この開発基準、
審査基準のもともとの趣旨を考えれば、環境へ対する影響がどうかということですから、たまたまこれができたときには太陽光発電というのは想定内ではなかったから、例としてはゴルフ場というのが挙がっていますけれども、当然これは影響を考えればゴルフ場同様、それ以上の影響の可能性がある太陽光発電についても、この基準を準用すべきだと思います。そうすると、これは私の考えですけれども、先ほど言ったとおり、ゴルフ場であれば
審査基準は通らない面積です。開発です。それが太陽光発電であれば、じゃ、本当に通るのかというのは、本当に慎重に県としても審査をしてもらいたいと思いますので、くれぐれもそこはよく考えてやっていただきたいと思います。
最後に、先ほどの答弁の中で、現地調査をするということは述べられておりますけれども、専門家の方々が、今度、森林審議会の方々、専門的な知見を持った方々が現地を見るということですが、私もあえてなぜこの質問をここでしたかというと、現地を見たときに、圧倒的な規模なんですね。やっぱり、この大きさが本県の最大の課題だと思います。やっぱり審査するに当たっては、皆さん当然見てるとは思いますけれども、審議会の皆さんにも現地をよく見ていただいて、この圧倒的な大きさというか、巨大な開発だということを肌で感じてもらった上で、しっかりと意見を述べてもらいたいと思いますので、今後現地を見られると思いますけれども、よく現地を専門の方々に見ていただいた上で、しっかりとした意見を述べてもらいたいということ、要望になりますけど、お願いをしたいと思います。
以上です。
◯委員長(
戸村勝幸君) ほかにありますでしょうか。
宍倉委員。
◯宍倉 登委員 台風24号の農林水産被害についてなんですけれども、先ほど、部長の報告にもありましたけれども、この具体的な被害内容について伺いたいと思います。私は海の近くに住んでるんですけれども、あの台風があってから何日間か車の洗車が、夜中中ずっとつながってるんですよね。やっぱり風で、車に塩害の被害が出てるのかなということで、改めて台風の被害というか、風の被害、塩害とか、そういうものについて認識したんですけれども、先ほどの報告の中で、台風24号によって17億円以上の多大な被害があったということでありますけれども、その具体的な被害内容について伺いたいと思います。
◯委員長(
戸村勝幸君)
山口農林水産政策課長。
◯説明者(
山口農林水産政策課長) 台風24号における具体的な被害ということで御説明します。被害状況については引き続き調査中でございますが、現時点での状況を御報告いたします。農作物では、強風による葉折れ、それから、委員から今御指摘がありました塩害等により、キャベツ、大根を中心に約13億4,000万円の被害が、また、農業施設では、ビニールハウス等の倒壊、破損、こういったものがございまして、約3億6,000万円の被害が発生しております。特に、今回は雨よりも風が多く、雨がありますと、塩が葉っぱに降り積もった場合に流されるというのはあるんですけど、今回風が多かったものですから、かなり塩害が多く出てるというふうに認識しております。
以上でございます。
◯委員長(
戸村勝幸君) 宍倉委員。
◯宍倉 登委員 先ほど言ったように、いろんな被害が想定されますので、被災した農業者に対して、これからどんな支援を行っていくのか伺います。
◯委員長(
戸村勝幸君)
山口農林水産政策課長。
◯説明者(
山口農林水産政策課長)
農林水産政策課でございます。
県では、被災された農家の皆様が被害の影響を最小限にとどめ、経営の維持安定が図られるよう、各農業事務所に栽培技術や経営指導等を行う相談窓口、こういったものを設置するとともに、また、被災された皆様が低利の
災害対策資金の活用ができるよう、検討を現在しているところでございます。さらに今回は、県内全域にわたって大きな被害が発生しているということでございますので、国に対しても必要な支援策を講じていただけるよう要望を今後したいと、そのように考えております。よろしくお願いいたします。
◯委員長(
戸村勝幸君) 宍倉委員。
◯宍倉 登委員 今までは自然災害というと、何年に1度とか大きな被害はありましたけれども、最近はいろんな異常気象といいますか、天候が温暖化になってるとかいろいろあって、毎年のように、1年でも何回も台風が来るというような状況ですよね。ですから、これからはそういうことも踏まえて予防的ということではないですけれども、こういう自然災害にも強くなるような何らかの対策というのも、これから考えていく必要があるんじゃないかなというふうに思いますので、今回の被害にも支援を万全を期すことと、これからもそういう状況は考えられますので、そういったことも研究、検討していただきたいなというふうに思います。
◯委員長(
戸村勝幸君) よろしいですか。
(宍倉 登委員、「はい」と呼ぶ)
◯委員長(
戸村勝幸君) ほかにありますでしょうか。
小路副委員長。
◯小路正和副委員長 それでは、
有害鳥獣対策について伺いたいと思います。先日の一般質問でもさせていただきましたけれども、若干被害額が減る傾向に平成29年度あったということで、いろいろと県としての対策を打っていただいていることが少し効果が出ているのかな──油断はできませんけれども──と思っております。今年度も任期付職員ですとか、いろいろな事業をやっていただいて、その中で先ほどの部長の挨拶でもありましたけども、新しい
取り組みとして、イノシシ対策としての
耕作放棄地の刈り払い活動への助成を行うということでした。
そちらのほうで何点か質問したいと思います。まず、
耕作放棄地の刈り払いをなぜするのか目的をお聞きしたいと思います。それと、今年度の刈り払い活動はどこで行われますでしょうか。それから、刈り払い活動の助成はどのくらいか。3点お聞きしたいと思います。
◯委員長(
戸村勝幸君) 須合農地・農村振興課長。
◯説明者(須合農地・農村振興課長) 農地・農村振興課でございます。
まず、1点目の
耕作放棄地の刈り払いの理由でございますけども、イノシシが山林近くの
耕作放棄地をすみかとしているため、
耕作放棄地の刈り払いを実施し、イノシシのすみかをなくすことを目的としてます。この刈り払い活動を支援するために、イノシシ棲み家撲滅特別対策事業を今年度新たに実施しているところでございます。また、イノシシの生態や刈り払いの有効性を学ぶ研修会について、県内3会場で実施しているところでございます。あと、今年度の刈り払い活動の状況でございますけども、今年度の刈り払い活動につきましては、県南部を中心とした16の市町で8月からいすみ市などを皮切りに、面積約100ヘクタールで実施しているところでございます。刈り払い活動の助成についてでございますけども、助成額につきましては、10アール当たり上限で3万9,000円、草の刈り払いから草の運搬までの日当であったり、機械のリース料、こういったものを助成対象としてございます。
以上でございます。
◯委員長(
戸村勝幸君) 小路副委員長。
◯小路正和副委員長 ありがとうございます。手厚い助成がなされているということで、いすみ市初め、イノシシ被害に悩んでる地元の人たちが喜ぶ事業だということがよくわかりました。よろしくお願いします。
ただ、その中で
耕作放棄地を所有しているのは地元に残っている方々だけではなくて、地元を離れて暮らしている人もたくさんいると思われます。そこで、この
取り組みを広く県民に周知するために、どのようなことをしているのか教えていただきたいと思います。
◯委員長(
戸村勝幸君) 須合農地・農村振興課長。
◯説明者(須合農地・農村振興課長) 広く県民に周知するための
取り組みでございますが、ポスターを県内のJRや京成本線、いすみ鉄道など、約80の駅に今月中旬から掲示することとしています。また、チラシやのぼりなどを市町村や土地改良区、農協など、関係機関約220カ所に広く配布し、掲示のほうに協力をいただくこととしてございます。
◯委員長(
戸村勝幸君) 小路副委員長。
◯小路正和副委員長 ありがとうございます。そうしたら、最後、要望させていただきます。私も住んでる地域がそうなんですけども、地元の方々にこの話を伺って、ぜひ積極的に活用していきたいというお話があります。ぜひ、この
取り組みを今おっしゃったとおり、どんどん拡大していっていただいて、成果につなげていただければと思っております。あわせて、
取り組みの効果をきちんと検証して刈り払いの有効性を広く周知していただいて、もっと推進していただければと思って要望をさせていただきます。よろしくお願いします。
◯委員長(
戸村勝幸君) ほかに。
酒井委員。
◯酒井茂英委員
水産総合研究センター、今説明ございましたけども、その件についてちょっとお伺いしたいんですが、今までの
水産総合研究センター、どのような、何が不便でこういうふうに強化するのか、その辺をちょっと教えていただきたい。
◯委員長(
戸村勝幸君)
根本水産課長。
◯説明者(
根本水産課長) 水産課でございます。
水産総合研究センター、今5カ所に設置しておりますけれども、やはり建設が昭和40年代以降にされたものが大部分でございまして、また、1つは佐倉に内水面水産研究所、川や湖の研究しておりますが、それ以外はみんな海沿いに建っております。かなり時間もたっております。また、海沿いの塩に関係した劣化というのもございまして、そういったことから老朽化がございます。そういったことが1つ。それから、
漁場環境の変動など、例えば海水温が少し上昇してるとか、それから、東京湾でいきますと貧酸素水塊、青潮の原因になっております。そういったものが漁業に影響を与えている。いろんなそういった新たな課題が出てきております。そういったことで水産業がその課題に直面しておりますので、やはり、水産業は沿海地区にとりまして重要な産業だと。やりがいと魅力ある産業として今後とも振興していきたいと。また、観光にもそういった特産物が寄与している、また、流通のほうにも寄与して裾野が広い産業だと思っております。そういった水産業を、今後とも振興していくために技術面で支える
研究センター、そういった課題、しっかりと生産を支える技術開発が必要だというふうに考えておりますので、施設面と、それから研究の強化につきまして、やはり、今、何としても取り組んでいかなきゃいけないと、そういうことでございます。
以上でございます。
◯委員長(
戸村勝幸君) 酒井委員。
◯酒井茂英委員 それで、例えば具体的にどういうふうに機能を強化しようというふうにしてるわけか、ちょっとお願いしたい。
◯委員長(
戸村勝幸君)
根本水産課長。
◯説明者(
根本水産課長) 具体的にでございますが、まず、今課題として捉えておりますのは、やはり漁獲量が全体的には低迷している。それから、魚価ですね。魚の魚価のほうも、特にタイやヒラメなどの高級魚の魚価が、今はやっぱり以前に比べて相当安くなってきてます。逆に、サバとか、サンマとか、そういった大衆魚は世界的な需要もございまして、以前に比べれば値上がりはしてるんですけども、やっぱり全般的には魚価は低迷しております。漁獲量も減っておりますし単価も低迷しているということで、漁業者の所得が低迷しておりまして、やはりそういった関係で、新たに就業する方がなかなかふえていかない、高齢の方が引退されていくと。そういったことから、しっかりとその漁業所得の低迷について対応していきたい。それから、消費者の消費のほうが、やはり骨があるとか、そういったことから魚がなかなか食べにくいと、すしは人気がありますけれども、そういった消費者ニーズに合わせて食べやすいようなものもつくっていきたいと、そういったことに対応していきたい。それから、
水産資源の減少に対しては、しっかりと資源管理や種苗放流、漁場造成等で対応していきたい。それから、
漁場環境の変化につきましても、やはりノリの不作とか藻場の問題とかそういったものについて、しっかり対応していく。こういったことについて対応してまいりたいという内容でございます。
◯委員長(
戸村勝幸君) 酒井委員。
◯酒井茂英委員 そういういろいろな対応については、今までの機能でも十分やっていけると思うんですよね。ただ、新たにこの
機能強化するというときに、もうちょっとまとまったきちっとしたものがないと、ただ建物が老朽化したから建てかえるのかと。それより、この研究というのは、人が研究するわけですから、むしろ建物よりも人材を、どのように研究の成果を上げさせるかというのを、やっぱりこれはソフトになると思うんですが大事だと思うんですね。その辺はどういうふうに思ってますか。
◯委員長(
戸村勝幸君)
根本水産課長。
◯説明者(
根本水産課長) 今御質問があったように、やはり研究をどう進めていくのかということは非常に大事だと思っております。ですから、施設のそういった整備についてももちろんやっていきますけれども、研究を効率的、効果的に進めるにはどういうふうにしていくかと。それは必要な業務をしっかりと見直しまして、研究が進むような体制づくり、それから、その研究を、また国の機関とか、それから外部の資金等を取り入れた中で、どういうふうに幅広く分野を横断したような形で解決していくか。そういったマネジメントですね。そういった機能の強化もあわせて、研究機能の強化に取り組んでまいりたいと思っております。
◯委員長(
戸村勝幸君) 酒井委員。
◯酒井茂英委員 それで、これは農業総合
研究センターについても同じだと思うんですけど、皆さん何を研究して、いつごろまでに成果を出すのか、そういうのは我々は全くわかんないんですよ。こういうときだけこういうふうにやります、こうやります、ふだんは何でもない。研究ですからそんなに時間はきちっとは区切れないかもしれませんけども、
研究センターでこういうものを研究して、どういう目的でいつごろまでに目指してどういう研究をしてるのかというのを、そういうのはある程度わかんないと、毎年毎年成果が上がってるんだか上がってないんだか我々にはわからないわけ。ですから、その辺を年に1回とか、数年に1回とか、議会のほうにその状況を報告してもらったほうがいいのかなというのが1つ要望です。
それともう1つは、台風が年々大きくなってきて、年々被害が出てるわけですね。今までも被害が出て、それで、それについていろいろと補助したりなんかしてたわけですけども、その中で、例えばハウスにしても農業施設にしても、保険に入ってるところと保険に入ってないところがあるわけですね。それが同じ台風でやられて、同じような対応をしていいのかどうか。ということは、同じ農業者であっても台風に備えて、自分でそれを守るという姿勢のある人と、保険は入ってないで、県、国は被害が出たら何かしてくれるだろうという人との、その努力の差というんですかね。そういうものを、やっぱり差をつけるべきだと思うんですね。だから、前は保険に入ってる人も入ってない人も一律にやったときがあるんですね。でも、それだったら保険に入ってる人は、今まで保険に入ってて何なんだと、保険に入ってない人と同じなのかという思いはあると思う。その辺はちょっと難しいですけども、差をつけないと保険が広がっていかないと思います。
以上です。
◯委員長(
戸村勝幸君) 何か説明ありますか。要望でよろしいですか。大丈夫ですか。
山口農林水産政策課長。
◯説明者(
山口農林水産政策課長) 先ほど、研究の効果と成果、こういったものを報告するようにという、これはまさに内部的にはそういった報告会がありますので、そういったものをちょっと精査しまして報告できるように、これは農林も水産もどちらもの話ですから検討したいと思います。よろしくお願いいたします。
それから、確かに保険入っている入ってない、これは漁業、農業、これもどちらもあると思いますけれども、困った農業者の支援という形では、100%の補助ばかりではございませんので、そういったものを加味するに、我々これから検討してくわけですけども、そういった視点も考えの中に入れてきたいというふうに考えます。よろしくお願いいたします。
◯委員長(
戸村勝幸君) よろしいですか。
(酒井茂英委員、「いいです」と呼ぶ)
◯委員長(
戸村勝幸君) 谷田川委員。
◯谷田川充丈委員 私からは、
有害鳥獣対策、小路副委員長も質問されていましたが、イノシシ対策についてちょっとお尋ねいたします。私、千葉県北部の香取市に住んでるんですが、数年前と比べますと、大分イノシシの被害がふえてきているように思います。生産者の皆さんからも、ちょっと最近ふえてるので何とかしてくれと要望されておりますが、多分、今、市や町では対応し切れてないと思います。私の知り合いが香取共済に勤めてますので、その関係で電気柵やわなを仕掛けてても、なかなか有効な対策がとれてないというのが現状だと思います。今後、北総地域でも被害の拡大が懸念されるところでございますが、今、県として、北総地域のイノシシの農産物に対する被害状況と今後の対応をちょっとお尋ねいたします。
◯委員長(
戸村勝幸君) 須合農地・農村振興課長。
◯説明者(須合農地・農村振興課長) 農地・農村振興課でございます。
北総地域におけるイノシシの被害状況についてなんですが、市町村から報告のほういただいておりますが、平成29年度の印旛・香取農業事務所管内のイノシシによる農作物被害につきましては、1,674万円で、前年度、平成28年度と比べますと235万9,000円減少してございます。北総地域の特産物となってますサツマイモなどの芋類につきましては、被害額が618万円ということで、前年度より8,000円の増加となっています。対策ということでございますけども、出没の状況であったり被害の状況を迅速に把握していくことが、やはり重要であるというふうに考えています。被害防止計画に基づいて、市町のほうでサツマイモなどの農作物を守るための侵入防止柵の設置であったり、箱わななどの捕獲機材等の整備を行う場合につきましては、国や県の補助事業を活用して支援してまいります。また、収穫されずに畑に放置されているサツマイモなどの野菜については、イノシシの餌となって被害拡大の要因となることもありますので、引き続きポスターの掲示などをしながら、被害拡大の防止に努めていきたいと考えております。
◯委員長(
戸村勝幸君) 谷田川委員。
◯谷田川充丈委員 ありがとうございました。やはり、まだまだ生産者の皆さん、不安が拭い切れていませんので、今後とも環境生活部とも連携していただいて、少しでも生産者の皆さんの不安がなくなるように対策をとっていただきたいと要望させていただきます。
以上です。ありがとうございました。
◯委員長(
戸村勝幸君) ほかに。
大崎委員。
◯大崎雄介委員 ありがとうございます。大崎でございます。
私のほうからは、農業の担い手について少し取り上げたいと思います。これは6月議会でも外国人技能実習生及び農福連携のような形で取り上げたんですけども、本委員会では総合的な形で聞いてまいりたいと思います。7月に総務省が公表したデータによりますと、日本の総人口は9年連続で減少し、減少幅も過去最大、15歳から64歳の生産年齢人口が初めて全体の6割を切ってしまうという厳しい状況で、あらゆる産業で人手不足倒産が増加する事態となってると思います。それはもう農業にとってはより厳しい現状があると思っております。農業でも、従来から高齢化と若者の農業離れが深刻な中で、他産業も人手不足ですから、魅力ある他産業との人のとり合いになるような状況があると思っております。
そこでまず、県内の担い手及び雇用労働力の状況について確認をさせてください。状況はいかがでしょうか。
◯委員長(
戸村勝幸君)
崎山担い手支援課長。
◯説明者(
崎山担い手支援課長) 県内の農業の担い手と、それから雇用労働力についての御質問でございますけども、平成27年の農林業センサスによりますと、実質的な農業の担い手であります基幹的農業従事者の数が県内で6万5,099人でございまして、10年間で26%減少しているという状況でございます。また、65歳以上の占める割合、構成比でございますが、61.7%ということで、10年間で9.4ポイント増加しておりまして、担い手の減少と、それから高齢化が進んでいるというような状況でございます。一方で、経営耕地面積が5ヘクタール以上の農家の数でございますけども、この10年間で約1.5倍に増加するということで、経営の規模拡大が一方では進んでいるという状況でございます。それから、雇用労働者の数でございますけども、7カ月以上雇う、定雇い、それから臨時雇いを合わせまして、県内で5万4,707人おりまして、10年間で28%増加しております。このうち約1,500人が外国人の技能実習生というふうに推定しております。
以上です。
◯委員長(
戸村勝幸君) 大崎委員。
◯大崎雄介委員 ありがとうございます。指摘したとおり、減少と高齢化が顕著に数字としてあらわれているということだと思います。人材というか、県の担い手及び雇用労働力と分けて聞いてますけども、今、農業の労働力ですね。経営者側も担い手側もその形態が、雇用労働者が10年前と比べて28%ふえて5万4,000人になっていると。私の感覚で、基幹農業従事者の6万5,000人と雇用労働者数の5万4,000人が、いずれ逆転していくんだろうなと、こういった農業を支える人たちの形態も変わっていくんだろうと思います。そういったものに対して対応しながら、人手不足に対応していく必要があると思いますけれども、担い手及び雇用労働力確保の
取り組み状況はいかがでしょうか。
◯委員長(
戸村勝幸君)
崎山担い手支援課長。
◯説明者(
崎山担い手支援課長)
担い手支援課でございますけれども、先ほど申し上げましたように、農業の担い手が減少する中においても、本県の農業を持続的に発展させていかなければいけないという中におきましては、新たに入ってくる新規就農者、それから、雇用労働者などの農業の働き手をとにかく確保していかなきゃいけないということが大事だというふうに考えております。まず、新規就農者の確保に向けましては、県内に13カ所、新規就農相談
センターを設置しておりまして、そこでの個別相談、それから農業大学校における人材の養成、それから就農前後の資金支援などを行っているところでございます。その結果、平成29年度の県内の新規就農者の数は410名でございまして、10年前と比べて約2倍の数ということになってございます。それから、雇用労働者につきましては、本年度から市町村や農協などの関係機関と検討会議を開催するということを設けまして、いろんな国の動きが変わってきておりますので、国の動向などについて情報共有を図るとともに、実態の把握であるとか課題の整理、その辺を進めまして、雇用労働力の確保に向けた検討を今後も進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
◯委員長(
戸村勝幸君) 大崎委員。
◯大崎雄介委員 ありがとうございます。新規就農者と雇用労働者という2つの今カテゴリーがある中で、先ほどの状況の御説明の中で、経営耕地面積が5ヘクタール以上の大きな農家は10年間で1.5倍にふえていると。まだ農家全体のインパクトとしては小さいかもしれないんですけども、恐らくこれがどんどんふえていって、小規模から大規模に、これは時代の流れだと思いますね。そうすると、新規就農者の数はそんなに大きくふやさなくても、経営者がいて、そこにたくさんの労働者が働くことによって、効率的な農業というのが、今後の大きな流れなのかなという思いを持っております。その中で、今、御説明の中で雇用労働者について、さまざまな関係者を集めて検討会議を本年度から開催しという形で大変いい
取り組みをされていると思います。ばらばらにやるんじゃなくて、集めて総合的な対策を練るというのは大事だと思います。
そこで、ちょっと追加でお聞きしますけども、この検討会というのはどういったスケジュールでやられていくんでしょうか。
◯委員長(
戸村勝幸君)
崎山担い手支援課長。
◯説明者(
崎山担い手支援課長) 今年度からスタートしたということで、ことしは一番県内で農業度が高い海匝地域をモデル地域といたしまして、市町村、農協等と8月の31日に1回目の検討会議を開催したところでございます。先ほど申し上げましたように、国のほうの新たな制度で骨太の方針で示されたように、新たな外国人の受け入れ制度、在留資格等の動きもありますので、その辺の情報共有を図るということ、それから、地域の労働力の実態、ニーズ、この辺をしっかり把握して、それに合った対応をしていかなきゃいけないんじゃないかということで、その辺から検討を行っていきたいというふうに思います。あと、モデル地域は海匝地域なんですけども、県内全域の会議についても、今年度進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
◯委員長(
戸村勝幸君) 大崎委員。
◯大崎雄介委員 ありがとうございます。海匝地域をモデルケースで、これから県内全部やっていくと、ぜひ検討した状況ですとか、検討内容について、またお知らせをいただければありがたいと思います。
以上です。ありがとうございました。
◯委員長(
戸村勝幸君) 石井委員、お待たせしました。
◯石井敏雄委員 私からは、県立農業大学校についてお聞きしたいと思います。その前に、農業の現状について、今、崎山課長と大崎委員のお話の中でたくさん出ましたので、私は前置きは抜きにしましてストレートに相談していきたいと思います。
ことしの夏は大変な猛暑でしたけども、私は、県立農業大学校にとっては相当大きなエネルギーを持った年だったのかなと思います。その内容は、農業大学校で行った夏休みの昆虫展ですか、皆さん、珍しいピンク色のバッタとか、それからテントウムシ──テントロールが学校に展示されてたくさんの方が見に来てくれたと。その反響がマスコミの中でも取り上げられて、新聞やネットやテレビのほうにも大々的に扱われたということで、私は大変うれしく思ってます。
このような
取り組みで、私は農業大学校前身の学校出身ですので誇らしく思いますので、現状の
取り組みをお教えいただければ、どのような特徴ある
取り組みをしているのかお教えいただければと思います。よろしくお願いします。
◯委員長(
戸村勝幸君)
崎山担い手支援課長。
◯説明者(
崎山担い手支援課長) 農業大学校の特徴ある
取り組みの御質問でございますけども、ただいま委員のほうから紹介がありました、夏休みの昆虫展で中心的な役割を果たしました病害虫専攻教室を初め、野菜でありますとか、作物などの分野別の11の専攻教室でさまざまな専門的研究、それから6次産業化に対応した食品加工実習、最近のICT技術ですとか、ドローンの活用など、先進技術の教育も行っているところでございます。それから、最近特に重要になってます経営管理について学ぶカリキュラムの充実も図っておりまして、平成28年に新たに設立した模擬会社では、生徒がみずから生産から販売までの一連の経営を実践するというようなことを行っております。加えまして、平成29年度からはGAPの
取り組みを開始いたしまして、果樹の生産において、県が新たに始めましたちばGAPの第1号の認証を得たところでございます。
以上です。
◯委員長(
戸村勝幸君) 石井委員。
◯石井敏雄委員 ありがとうございました。さて、先ほど、昨年度にはちばGAPを認証したと、受けたという話ですけども、皆さん御存じだと思いますけども、GAPという言葉を日本語で直しますと農業生産工程管理ということで皆さん御理解いただければなと思います。このGAPについてしっかり学んでおくことが、これから自分たちがしっかりとした経営者になる、リーダーシップをとって千葉県を引っ張っていくという上において、まことに大事なことになるのかなと私は思います。意義あることだと思います。
それで次に伺います。ちょっと声がおかしくて申しわけない。やっと声を出してるものですから、声がこれで申しわけないですけども、県立農業大学校では、先ほどのGAPに関する教育についてどのように取り組んでいるのか、もう一度しっかりとお教えいただければと思います。
◯委員長(
戸村勝幸君)
崎山担い手支援課長。
◯説明者(
崎山担い手支援課長) GAPの
取り組みについてでございますけども、先ほど申し上げましたように、昨年度のちばGAP認証第1号とあわせまして、本年度からは、農学科の授業の中でGAPについて学ぶカリキュラムを必修の科目として設けました。それから、講義で得た知識を実際に実習の中で実践するということで、経営感覚の養成に努めていきたいというふうに考えております。今後は、ちばGAPに認証された果樹につきましては、国際的なGAPの認証制度でありますグローバルGAPへのステップアップを目指すとともに、関係しております農業関係高校に広く波及をさせていくことも視野に入れまして、GAPの教育についても進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
◯委員長(
戸村勝幸君) 石井委員。
◯石井敏雄委員 ありがとうございます。最後、要望といたします。皆さん御存じだと思いますけども、大変喜ばしいことに、本県農業大学校は昨年度、全国44の農業大学校の研究発表会において、先ほどのテントロールの
取り組みが最優秀賞を受賞しております。大変うれしく思います。あわせて、さらなる入学者は増加傾向にあり、その卒業生の多くは就農し、または農業関係企業、団体に就職しています。それと、驚くなかれ、本年度では複数の人がこの千葉県庁に就職し、農業の指導者として期待されていると聞いております。農業大学校の活躍は目覚ましく、私は頼もしくも感じております。
一方、農業大学校の大規模改修により、さらなる教育環境の充実のため、国や県で進められている6次産業化やスマート農業、そして、先ほどのGAPの
取り組みなど、農業大学校で学ぶ学生が時代の要請に応えられるよう、施設面でも機能の充実強化に引き続き取り組んでいただきたいことをお願いして、私の質問といたします。
ありがとうございました。済みません、声が申しわけないです。
◯委員長(
戸村勝幸君) そのほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯委員長(
戸村勝幸君) 以上で諸般の報告・その他に対する質問を終結します。
─────────────────────────────
閉会中の継続事件
◯委員長(
戸村勝幸君) 次に、閉会中における継続事件についてお諮りいたします。
お手元に配付の継続事件項目表のとおり、閉会中も調査することとしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯委員長(
戸村勝幸君) 御異議ないものと認め、そのように決定します。
─────────────────────────────
委員の派遣
◯委員長(
戸村勝幸君) 次に、委員の派遣について申し上げます。
ただいま決定されました継続事件項目の調査に伴う委員の派遣については正副委員長に一任願います。
次に、本日の委員会終了後、6次産業化の
取り組みとしての農家レストランの運営及び地産地消の核となる施設である農産物直売所の運営について調査するため、委員の派遣を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯委員長(
戸村勝幸君) 御異議ないものと認め、そのように決定いたします。
なお、詳細につきましては正副委員長に一任願います。
─────────────────────────────
委員長報告
◯委員長(
戸村勝幸君) 次に、特に委員長報告すべき事項がありましたら御発言願います。
(「正副一任」と呼ぶ者あり)
◯委員長(
戸村勝幸君) 御発言がないようでございますので、委員長報告につきましては正副委員長に一任願います。
─────────────────────────────
閉 会
◯委員長(
戸村勝幸君) 以上で
農林水産常任委員会を閉会します。
午前11時21分閉会
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