山口県議会 2020-09-01 09月29日-06号
この特集では、水循環に関する取組を、渇水と水資源の確保、貯留・涵養機能の維持及び向上、災害への対応、水インフラの維持管理・更新等の八つの分野で整理されていますが、その中で、貯留・涵養機能の維持及び向上の項においては、森林と農地が果たしている重要な役割が、また水インフラの維持管理・更新等の項においては、農業水利施設の老朽化の進行が記載されています。
この特集では、水循環に関する取組を、渇水と水資源の確保、貯留・涵養機能の維持及び向上、災害への対応、水インフラの維持管理・更新等の八つの分野で整理されていますが、その中で、貯留・涵養機能の維持及び向上の項においては、森林と農地が果たしている重要な役割が、また水インフラの維持管理・更新等の項においては、農業水利施設の老朽化の進行が記載されています。
とりわけダムの整備は、洪水を貯留し、下流域の浸水被害の防止、軽減に極めて有効な治水対策であることから、県では現在三つのダムの整備に取り組んでいます。 まず、平瀬ダムでは、早期完成に向け、ダム本体や地滑り対策の工事などを行っているところです。 また、大河内川ダムでは付け替え道路の工事を、木屋川ダムでは環境アセスメントの手続などを実施しており、引き続きダム整備を着実に推進してまいります。
治水のためには、大雨や集中豪雨時に、雨水をダムにため込む容量、これを治水容量あるいは洪水調節容量と申しますが、これが大きいほどいいわけで、そのためには、ダムの水位を下げて、空き容量を大きくしておくことが求められます。 一方、利水のためには、ダムには多くの水があったほうが望ましいわけで、ダムの水位はできるだけ高く保って、ダムの空き容量を少なくすることが求められます。
このシステムは、厚東川ダムで洪水期に備えて放流されていた水を、新たに送水ポンプを活用して宇部丸山ダムへ一時的に貯留し、渇水対策として活用するものと伺っておりますが、宇部・山陽小野田地区の水不足の緩和を図り、円滑な企業活動に資することができるものと、大いに期待をするものであります。
また、新たな工業用水の確保や供給には相応の時間も要しますことから、特に渇水が課題となっている宇部・山陽小野田地区では、厚東川ダムにおいて放流水の一部を宇部丸山ダムに貯留するための送水ポンプを設置して実質的な貯水量をふやすことや、運用水位の改善を図るためのダム管理支援システムを導入するなど、あるいは周南地区においては、企業の自主節水を緩和するための川上ダムへの一時貯留などを当面の対策として進めてまいります
このたびの豪雨では、ダム完成以来最大の毎秒千百九十七立方メートルもの流入量を記録しましたが、その三分の二以上をダムに貯留し、下流へは三分の一以下の毎秒三百八十三立方メートルを放流するなど、常にダムへ洪水の一部を貯留する操作を行ったところです。 この操作による効果を御説明いたしますと、資料二の右側のグラフをごらんください。
せっかく総工費百三十一億円という巨額の投資を投じましてつくられたのが、熊毛地区は、中山川ダムにまた巨額の費用を投じて浄水場を建設することよりも、光市の近くまで来ている水道管から分水をした方が現実的であり、経済的でもあります。末岡光市長さんも、分水を行ってもよいと明言をされておると聞いております。 そこで、知事さんに質問をいたします。
要するに、汚水と雨水を分けて処理するのが分流式でありまして、近年では、この方法が一○○%であります。 しかし、戦前、あるいは昔に施工したものにつきましては、汚水と雨水を一緒にして下水管に流す合流式であります。 この方法ですと、大雨のときには水量が増加をいたしまして、下水管に入り切らずにオーバーフローをいたします。