熊本県議会 2045-06-01 06月16日-06号
そのような中で、県が進めておられます品質向上とコスト低下が今後の農業経営の基本であるとして対策が進められておりますが、その前提となるのは農地の基盤整備事業であり農道の整備であろうと存じます。
そのような中で、県が進めておられます品質向上とコスト低下が今後の農業経営の基本であるとして対策が進められておりますが、その前提となるのは農地の基盤整備事業であり農道の整備であろうと存じます。
国営川辺川利水事業廃止前でもあり、赤の点線部分で示した川村飛行場水路の改修や六角分水路からの用水路の改修、農業機械大型化に伴う農道拡幅、パイプラインの改修などの基盤整備に関する要望は、台地に水が届けば実りを約束でき、子供たちを呼び戻せるとの思いからで、多くは水の安定供給に関係する要望でありました。
農道や園内道が張り巡らされ、農薬散布や収穫等の作業がしやすい樹園地ができ上がり、その結果、次代を担う若手後継者も多く残っており、担い手確保にもつながっています。 さらに、現在、その後継者たちが中心となって、隣接する大口西部地区において、耕作放棄されていた水田を畑地化し、かんきつを植栽する基盤整備事業が進められております。
一方で、まだまだ整備すべき農地は多く残されており、例えば玉名市の旧岱明町の平野部では、一見すると農地の区画は整っており、整備が完了しているように思えますが、1反から2反程度の狭い区画、幅が狭い農道、土水路で用水と排水が兼用の水路など、江戸時代から明治時代の干拓当時のままであり、効率的な営農や水稲以外の作物導入が困難な地区が多く残され、周辺の長洲町、横島町と比べると整備が遅れている状況です。
また、物流機能の道路整備の弱さも問題で、外縁部の広域農道や県道は起伏が激しく、道幅の狭い県道人吉水上線や国道219号に流れ込む状況にあります。
被災した農地、農業用施設、林道や治山関係施設など生産基盤の復旧については、市町村の災害復旧事業をサポートし、宮浦地区の農地及び広域農道における県営事業による災害復旧支援、また、吉尾、大尼田、白木地区の被災地域においては、創造的復興を目指した農地の復旧支援など、迅速に対応していただいております。
その際、国、県には、グリーンロードやミルクロードなど、県道、農道を整備して、遠回りながら阿蘇地域への道路を確保して、復旧、復興を推進していただきました。その懸命な作業により、発災から8か月後の12月には俵山トンネルが、翌年8月には長陽大橋が復旧し、そして昨年8月にJR豊肥本線、10月に国道57号北側復旧ルートと立野地区の現道部が開通しました。
私は、過去の質問で、人吉、球磨の一般県道未貫通路線が6路線あり、災害時の多重性確保のため、県道整備だけに頼らず、今ある林道、作業道、農道とのベストミックスを図るべきと訴えてまいりました。どうぞよろしくお願い申し上げます。 また、今回改めて思うのに、林道の未舗装は災害に弱いことが改めて認識させられました。アスファルト舗装やコンクリート舗装をすべきであると考えます。
農業関係では、河川の氾濫による水田の流失、土砂の流入、地域の基幹作物であるデコポンやアマナツなどの樹園地の崩壊や土砂の流入、ビニールハウスの倒壊、広域農道や水路等の崩壊など、被害は、芦北町、津奈木町の広範囲に広がっております。
そこで、7月豪雨により県下の1メガ以上の設置場所での被害状況を調べたところ、8市町村10か所で、パネルフェンスが土砂で埋もれたり、水没したり、また、パネル架台の基礎部分の地盤沈下や敷地内ののり面崩壊などで農道に土砂の堆積を発生させたりと、被害を受けているようです。
特に、ミカンなどを生産している河内地域の樹園地では、現在、基幹的な農道を中心に整備が進められていますが、まだ整備を待ち望んでいる地域もあります。 また、急傾斜地で分散した農地もあり、この地形状況や地元農家のニーズに応じたきめ細やかな整備が必要と考えます。 そこで、2点目に、今後、河内地域を初めとする熊本市西南部地域の樹園地の基盤整備の方向性について、以上2点、農林水産部長にお尋ねします。
また、用排水路や農道の工事を進め、来年には水稲の作付が再開できるよう、しっかりと取り組んでまいります。 次に、3点目の大切畑ダムにつきましては、既に水路トンネル工事に着手しており、年内にはいよいよダム本体工事に着手する予定です。令和5年度に工事を完了し、翌6年度には供用開始の見込みです。 最後に、4点目のダムが完成する令和5年度までの西原村の営農についてお答えします。
しかし、現在は、限られた時間で農業を行っている方も多く、農地周辺や農道、あぜどもなど、徐々に手入れが行き届かない部分や耕作放棄地もふえているところです。
外縁部に主要地方道錦湯前線と人吉水上線があり、さらに外側には、広域農道フルーティーロードがあります。錦湯前線を併用し、環状網のようになっていますが、一部未貫通区間があります。外縁部には、日本遺産に登録された神社等が珠玉のように点在しており、まるで歴史回廊のようです。また、南部外縁部には幸野溝が、南部中央には百太郎溝、二溝があり、こちらは世界かんがい施設遺産に選定されています。
実は、この質問、地元の区長さんから受けたときは、地震で向こうに上がる農道や町道がやられて、鳥子団地に回ると大型機械だから離合は難しいから、何とかしてくれんかみたいな――渋滞もあったんですけれども、話だったんです。 うちもそれを聞いたときに、ちょっとこれは厳しいんじゃないかなと。
また、一の宮町土地改良区については、小規模農業用水路、農道の早期復旧支援事業の基金事業の有効活用の御指導により、概算事業費1,300万の事業が、土地改良区理事長初め役職員の農業者の方が一体となった自力復旧工事作業により、実質800万程度の事業費で完了見込みとなりました。
しかしながら、現状をお話ししますと、迫田を初めとする条件が不利な小規模農地にあっては、農道や排水路などの整備ができておらず、農作業に手間がかかり、高齢化や担い手不足も相まって、耕作放棄地が増加しているのが現状です。 特に、山際の耕作放棄地や周辺の山林をすみかとしているイノシシが頻繁に出没し、収穫直前の農作物を食いあさるなど被害が深刻化しているところです。
次に、委員から、小規模農業用水路・農道の早期復旧支援事業について、市町村によっては、独自に同様の補助事業を既に実施しているところがあるが、このような場合でも補助対象となるのかとの質疑があり、執行部から、今回の支援事業については、既に復旧を実施しているものについても、遡及して補助対象とはなるが、市町村との重複補助はできないため、今後、該当する市町村とも協議しながら対応していきたいとの答弁がありました。
農地や用水路、農道は、農業にとってはなくてはならないもので、農業を再開するためには、一日でも早く復旧工事を完了させることが重要と考えますが、復旧工事を担当する技術職員が不足している南阿蘇村及び西原村に対して、県としてさらなる支援が必要であると考えますが、いかがでしょうか。 次に、大切畑ダムの復旧について質問します。
さて、今回の地震では、阿蘇市全域にわたって、水田や畑等の農地、阿蘇を代表する広大な原野、さらには、農業に欠かせない用水路や農道、牧道等が大きな被害を受けました。 その中でも、特に大規模な地割れや大きな地盤沈下が生じた狩尾地区や的石地区の被災農地は、県内の地震災害の象徴的なもので、新聞やテレビでも幾度となく報道されました。