熊本県議会 2045-06-01 06月12日-03号
次に、生産性の向上とイ業農家の経営安定についてでございますが、本県イ業の中心地であります八代地方を初め本県の生産地帯は、灌漑排水、圃場整備等の生産基盤の整備が進められまして、省力機械化が積極的に導入されているため、一戸当たりの経営規模も他県に比べて著しく大きく生産性も比較的高くなっております。
次に、生産性の向上とイ業農家の経営安定についてでございますが、本県イ業の中心地であります八代地方を初め本県の生産地帯は、灌漑排水、圃場整備等の生産基盤の整備が進められまして、省力機械化が積極的に導入されているため、一戸当たりの経営規模も他県に比べて著しく大きく生産性も比較的高くなっております。
また、担い手不足にある林業界ですが、高性能林業機械の導入等により、伐採をなりわいとする素材生産の現場への若者の新規就業者は増加傾向にあると感じております。他方で、造林、育林の就業者は少ない状況です。 先日、鹿よけネット等の資材搬入や苗木の搬入にドローンが活躍し、人力での搬入が1週間かかるのが1日程度で済む現場を視察してきました。
制度が始まって3年がたとうとしていますが、初めの頃、市町村の担当者からは、これまで森林や林業に携わったことがなく、何から手をつけてよいか分からないとの声も聞こえましたが、市町村の事業の進捗具合と県の役割と協力体制はどうなっているのでしょうか。 また、林業従事者が減少している中、間伐や育林など、森林整備を行う事業体や市町村の人手をどう確保していくのか。
流域治水で力を入れてもらいたいと申し上げました山の保全につながる自伐型林業について質問いたします。 今、素材生産重視の林業と併せて、環境保全型の林業が求められています。また、山間部では、地域に仕事がないことによる若者の流出や高齢化、少子化により、森林資源活用の担い手が不足しています。 このような課題解決のために、環境保全となりわいづくりを両立させる小さな林業である自伐型林業が注目されています。
この大口西部の基盤整備については、低平な干拓地であるため、豪雨時の湛水被害が心配されていましたが、今年、排水機場が完成し、大雨の際も湛水被害がなかったとのことで一安心しました。しかし、さらなる果実の品質向上のためには、農地の排水性の改善は大きな課題であると考えられます。
さらに、森林には、土砂流出防止などの公益的機能に加え、木材を生産する機能があり、災害に強い持続可能な森林の実現に向けては、経済活動としての林業との調和が不可欠です。 そのため、今後、災害に強い森林づくりを進めるに当たりましては、林業の担い手確保や木材の利用拡大など、林業振興策の推進と歩調を合わせることで、経済活動としての林業と県土の保全が持続的に両立する森林の姿を目指し、取り組んでまいります。
一方、有明海、八代海の旧干拓地で、海に直接排水する排水機場は、玉名地区18か所、熊本市地区14か所、宇城地区16か所、八代地区13か所で、合計61か所もあり、稼働しております。現在は、ポンプ排水が主流と感じるところですが、79か所の樋門は本当に100%稼働しているのでしょうか。
また、球磨川沿いの道路の復旧については、現在、集落の宅地かさ上げ等の検討がなされており、集落再生の取組と調整を図りながら、道路や橋梁の復旧方針について国と協議を行ってまいります。 これらインフラの復旧に当たっては、単に元に戻すだけでなく、より強靱で信頼性のあるものとなるよう、議員御提案の道路かさ上げ等についても検討し、国と連携して、一日も早い復旧、復興に全力で取り組んでまいります。
次に、委員から、八代海湾奥部については、熊本地震の影響で浸食はあったものの、毎年土砂が堆積しているという結果が出ているが、このような状況を踏まえ、県は今後どのように取り組んでいくのかとの質疑があり、執行部から、地元では、土砂堆積の浅海化による防災面の懸念があることから、高潮対策や河川改修、背後農地の排水対策等を計画的に実施しており、今後も、地元と協議しながら防災対策を計画的に実施するとともに、引き続
年度熊本県中小企業振興資金特別会計補正予算(第1号) 第3号 令和2年度熊本県立高等学校実習資金特別会計補正予算(第2号) 第4号 令和2年度熊本県港湾整備事業特別会計補正予算(第3号) 第5号 令和2年度熊本県臨海工業用地造成事業特別会計補正予算(第1号) 第6号 令和2年度熊本県用地先行取得事業特別会計補正予算(第2号) 第7号 令和2年度熊本県育英資金等貸与特別会計補正予算(第1号) 第8号 令和2年度熊本県林業改善資金特別会計補正予算
今回の災害では、多くの孤立集落が発生しましたが、山江、球磨村などでは、支川沿いの集落が土砂で埋まり、河川か道路か分からない状況で、カーブミラーでようやく判別できるような状況でありました。 通信も途絶え、車では行けず、水、食料などを道なき道を自衛隊の皆さんが徒歩で行かれ、孤立集落解消に努めてくださいました。
芦北町内では、今回の球磨川の氾濫で、今なお行方不明者が1名おられるとともに、多くの集落が孤立状態になるなど、大きな被害を受けました。その集落の中で、最後まで孤立状態にあった集落が白石地区でした。 白石地区は,球磨川中流部に位置し、川沿いの僅かな平地を利用して集落が形成されています。
今後とも、市町村をはじめ、林業関係機関と緊密な連携を図りながら、治山対策や災害に強い森林づくりを推進し、森林の総合的な防災機能を向上できるよう、しっかりと取り組んでまいります。 〔商工観光労働部長藤井一恵君登壇〕 ◎商工観光労働部長(藤井一恵君) 太陽光パネル設置箇所の安全対策についてお答えします。
このため、野焼きは、昔から行われてきた有効な営農上の行為であり、しかも農家が行うやむを得ない野焼きは、林業も含め法律上も認められているということを広く周知すべきと考えますが、県としてどのようにお考えか、農林水産部長に答弁をお願いいたします。
これから、新玉名駅周辺等整備基本計画に基づく開発を推進するに当たり、山積する課題としては、道路、上下水道、用排水路、インフラ等の都市基盤整備、埋蔵文化財への対応などがある中、そこに行き着くには、全てにおいて農振除外という大きな山を越えなければなりません。
林業においては、伐期を迎えた杉、ヒノキ等の人工林の増加とともに、皆伐地が年々増加しています。一方で、伐採跡地の再造林については、担い手や苗木の不足といった声も聞いておりますが、木材生産と再造林を同時に進め、森林を守り育てていくことが重要だと思います。
また、今後ますます収益性の向上が求められることから、ICT等の先端技術を活用したスマート農林水産業の推進を強化するとともに、排水機場や圃場、樹園地の整備など、農業基盤の整備にも積極的に取り組んでまいります。
森林を多く抱える我々地方行政に携わる人間として、新法に基づく新たな制度は、森林環境譲与税──仮称でありますが、の導入に相まって、林業の持続的発展と森林の有する多面的機能の発揮にもつながることから、大いに期待しているところです。
県では、ことしの夏に、﨑津集落の世界文化遺産登録が期待されることから、これを絶好のチャンスと捉え、既に登録されている三角西港と登録を目指す﨑津集落などを、熊本の世界遺産として一体的にPRするとともに、登録記念イベントなども計画しています。
益城町のある地域では、地域コミュニティーの核となる施設が復興基金で復旧されることとなり、これを契機に、まちづくり協議会において、地域の魅力を再認識するため、集落の歴史的成り立ちを調べられ、将来世代に受け継がれるお祭りを再興し、また、集落外にも魅力を発信してお祭りの価値を高めていくとの動きが進められています。