栃木県議会 2020-12-14 令和 2年度栃木県議会第369回通常会議-12月14日-02号
香料による化学物質過敏症への対策について、保健福祉部長に質問いたします。県教育委員会では、2006年(平成18年)3月に「健康的な学習環境のために~シックハウス対策マニュアル~」を作成し、その年の10月に学校内での化学物質による健康被害問題について、当時の北里研究所病院臨床環境医学センターの宮田部長を講師に、養護教諭特別講座を開催しました。
香料による化学物質過敏症への対策について、保健福祉部長に質問いたします。県教育委員会では、2006年(平成18年)3月に「健康的な学習環境のために~シックハウス対策マニュアル~」を作成し、その年の10月に学校内での化学物質による健康被害問題について、当時の北里研究所病院臨床環境医学センターの宮田部長を講師に、養護教諭特別講座を開催しました。
質疑並びに一般質問 五十嵐 清 議員………………………………………………………………………………25 1 知事選公約と次期プランの策定について…………………………………………25 2 市町との連携・協働と「地域重視」の県政について……………………………27 3 令和3年度当初予算編成と国の15か月予算への対応について…………………29 4 新型コロナウイルス感染症対策
私がこの質問を取り上げるのは今回で三回目になりますが、学校における化学物質の問題でございます。学校の壁や床、机や椅子などの塗料や接着剤から発生する化学物質により、さまざまな体調不良を起こすシックハウス症候群や化学物質過敏症。
一九九七年の先進八カ国の環境大臣会合において、子供の環境保健を最優先事項とするマイアミ宣言が採択され、二〇〇三年の環境白書には、人類や生態系にとって化学物質に長期間さらされるという状況は、歴史上初めて生じていると報告されています。
化学物質が遺伝子や脳に影響を与えているのではないかとして、環境省が十万人を対象に、母親の体内に蓄積された化学物質が子供の発育や健康に与える影響等について、胎児期から十二歳まで長期的な調査「子供の健康と環境に関する全国調査」、これはエコチル調査というそうですが、これをすることが予定されております。本県では、自治医科大学のパイロット調査への参加が予定されております。
さて、私たちは、食品や洗剤、化粧品、医薬品類など、非常に多くの化学物質に囲まれて生活しております。しかし、どの化学物質がどのようなリスクを持つのか十分な情報を持っているとはとても言えない状況です。
ただ、化学物質過敏症というのは個人差が非常に大きいということがありますので、ごく微量なもの、もしくはデータとして測定し得ないようなものでも、化学物質過敏症で体調が悪いというような訴えも考えられないわけではないということですので、対策としては万全を期していきたいというふうに考えています。 以上でございます。 ○栗田城 厚生環境委員会委員長 上野委員。
県におきましては、「いのち輝く健やかな社会」の実現を図るため、県民の生命と健康に大きくかかわる食中毒や感染症の予防対策を初め、保健・医療、福祉、生活衛生全般にわたり各種施策を積極的に推進しているところであります。
学校で化学物質が含まれているものを使用することによって児童生徒などに健康被害を及ぼすことを、いわゆる「シックスクール」と言います。これはシックハウスの学校版とも言われるものであります。いわゆる「シックスクール」は建物だけではなく、学校内で使われているワックス、教材、洗剤など、一見無害と思われがちなものに実は有害化学物質が多く含まれていて、それらのものすべてが原因物質になる可能性があります。