宮城県議会 1948-02-01 03月25日-08号
また、第二の国立亜炭開発総合研究所の問題でありますが、これは残念ながら今回の暫定予算から削られてしまつたのであります。しかしながら、二十三年度における予算には、これが入つてくる予定になつております。御承知のように今回の国庫の追加予算の補正第十五号、十六号におきましては、新規予算は一切認めないので、すべて削られました。
また、第二の国立亜炭開発総合研究所の問題でありますが、これは残念ながら今回の暫定予算から削られてしまつたのであります。しかしながら、二十三年度における予算には、これが入つてくる予定になつております。御承知のように今回の国庫の追加予算の補正第十五号、十六号におきましては、新規予算は一切認めないので、すべて削られました。
〔二十九番 三春重雄君登壇〕 ◆二十九番(三春重雄君) 民生常任委員会に付議されました昭和二十二年宮城県歳入歳出追加更正予算案中、当委員会に関係の部分及び請願等につき、委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。まず、予算案について申し上げます。今回提案された民生委員会関係の予算案の内容につきましては、事務当局より詳細な説明を聞き、慎重審議いたしたのであります。
第三の労政の問題でありますが、県に労政部を設ける時期は、労働の総合的行政、すなわち労働基準局が県の管轄内に入るときが最もよろしいと考えておつたのであります。しかるに労働基準局は当分県に合併はできません。相当期間独立し得る傾向になつておるのであります。
のみならず、二月の骨格予算の場合に議決をいたしました。その当時の予算は一億六千万であります。第六回までの分は八億九千五百万円でありましたが、今回の二億四千万円を加えると、第七回までで十一億三千六百六十八万二千円となります。わずか十カ月を経過した今日、十倍の予算の計上であります。
衛生関係予算につきましては、これも第二回県議会において希望条件として付帯決議をしたのでありますが、今回の予算案の歳入歳出経常部第七款、厚生費第三項に、健民費として二十二万七千五百円の計上を見ましたことは、われわれの意思をくんでくれたものと認められます。しかし、県民の保健対策を遺憾なく遂行せんがためには、これまた十分とは言えないのであります。
しかしこれは大体文部省といたしましては五十五円のわく内において半額を負担するという建前をとつておりますので、これ以上の予算を計上いたしますと五十五円を超過した分については全額県費負担になるのでありまして、現在の県財政状態から申しますと相当大きな問題になるのであります。
今日すでに六億を突破する大予算となり、その編成の上にも非常な御苦心のほどが御説明によつて承つてよくわかるのであります。しかしその予算の中に私どもの希望すること、あるいは急激にやらなければならぬ問題だと考えられることについてはいくらも予算に計上されておりません。まず差当り今度の新しい旅費規定ができますならば、その旅費、宿泊料の膨脹は数字ばかりでも容易なものでないと考えられるのであります。
また河川法の適用でありますが、従来本県におきまして内務省の指定を受けなかつた迫川その他の河川におきましては今回内務省より河川法の指定を受けまして、河床内にあるものはすべてこれを取除くようにしたい、これも早急にしたいと考えておるのであります。またお示しの護岸工事の点でありますが、これも画一的であつてはなりません。
次に今回付託になりました昭和二十二年度の歳出追加予算の民生常任委員会関係予算案及び国立療養所全国患者同盟東北支部長より提出の国立療養所入所規程改正等の請願がありますが、この問題について去る九月二日及び本日の二日間にわたり慎重審議を重ねました結果、次の通り決定いたしたのであります。 まず予算案について申し上げます。
知事は予算案の説明書におきまして、まず財政の問題について、限られた財政手段を最も效率的に使用し得るよう工夫をこらしまして、でき得る限り、時局の要請に即応する予算を編成し、社会及び経済の秩序維持と、民生の安定をはかり、現在の危機突破に尽した次第であります、と述べておるのであります。私は従来の行きがかりを捨てて、新しい観点に立つという点について、いささか質問を申し上げたいと存じます。
本県の教育の予算を見ますと、骨骼予算として九千二百七朱五萬二千六百八十五円、追加予算として九千六百八十四萬五千四百四十三円、総計一億八千九百五十九萬八千百二十八円、県としては厖大なる予算でございますが、これを深く考えて見まするときに、大多数は人件費であつて、新らしい六・三・三制実施に対しての讓算は微々たるもの、この件につきまして昨年度より私は宮城県の父兄の立場の一人としていろいろ考えた結果、これはただ
従つて労政のための予算は重点編成といたしまして最大限に與え、労政事務運営に遺憾なからしめなければならないと思うのであります。にもかかわらず、わずか百三十八萬円の要求に対して、百一萬二千四百五十円という査定をされたということは、実に遺憾なことであり、はたしてかくのごとき僅少な予算をもつてしては、今後円滑なる労政事務の運営ができるかどうかということを疑わざるを得ないのであります。
すなわち民生常任委員会の予算案並びにその附属議案については十分満足とは言えないのでありますが、次の希望條件を附して原案通りこれを議決すべきものと決したのであります。 希望條件 一、従来の予算編成を見るに収入の伴う生産的方面に重点をおき、消費的な衛生施設、厚生施設等は軽視する傾向を見るので、速かに是正せられたい。 一、衛生施設関係の予算は十分とは認められない。