香川県議会 2020-09-03 令和2年9月定例会(第3日) 本文
これは、ピロリ菌除菌の保険適用が慢性胃炎にも拡大された際、胃カメラによる検査が条件に盛り込まれたことが大きいと言われています。年間百五十万件の胃カメラ検査が実施されるようになり、百件の検査で一件のがんが見つかることから、単純計算で年間約一万五千件の胃がんが早期に発見されているのです。検診が減れば、こうした明らかな効果が目に見えて減ってしまいます。
これは、ピロリ菌除菌の保険適用が慢性胃炎にも拡大された際、胃カメラによる検査が条件に盛り込まれたことが大きいと言われています。年間百五十万件の胃カメラ検査が実施されるようになり、百件の検査で一件のがんが見つかることから、単純計算で年間約一万五千件の胃がんが早期に発見されているのです。検診が減れば、こうした明らかな効果が目に見えて減ってしまいます。
広瀬委員 9月定例会では、胃がんのピロリ菌除菌について質問いたしました。胃がんの大きな原因になっているのがピロリ菌と言われていて、そのピロリ菌を除菌することによって日本の胃がん患者が大幅に減るというプロジェクトも動いているようであります。
ピロリ菌と胃がんの研究者として有名であり、今の堀江貴文氏の話にも登場した国立国際医療研究センター国府台病院長上村直実医師は、この協会に対して、以下のようなエールを送っています。 「胃がんの九九%は、ピロリ菌の感染胃炎がベースになって発症することが医学的に明らかになっています。胃がんの早期発見とピロリ菌の除菌治療による予防作戦により、胃がん死の撲滅へ向けて、力を合わせて頑張りましょう。」と。
これによりマーシャル医師は2005年にノーベル医学生理学賞をもらったのですが、この方が発見したのがピロリ菌で、ピロリ菌と胃がん発症との間には明確な因果関係があるというのが、現在の医学界で広く認識されおり、ピロリ菌保有者の胃からピロリ菌を除菌すれば、胃がん発症リスクは大幅に低減するというのも医学界の常識になってきていると思います。 いろいろなものを読んでみると、多くの方々がそう言っております。
松本委員 がん検診の中で、胃腸がんの原因であるピロリ菌のことをお尋ねしたいと思います。 国内で、年間5万人が死亡する胃がんの原因は、多くがピロリ菌であるということが近年判明したという話を聞きました。同菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍、あと慢性胃炎も引き起こします。ことしの2月にはこの除菌治療の保険適用対象がこの慢性胃炎患者にも拡大されたというお話を聞きました。