広島県議会 2021-03-05 2021-03-05 令和2年度予算特別委員会(第2日) 本文
これは中国新聞の2019年5月、令和に変わったときに特集記事を書いていただいたもので、左端にピロリ菌の話を載せていただきました。恐らく多くの県民の方も御覧になったのではないかと思います。胃がんにより日本で今、年間4万人ぐらいの方が亡くなっております。この現状は看過できないと私自身は思います。胃癌の原因はピロリ菌です。若年期にピロリ菌を除菌すれば胃がんはおそらくなくなります。
これは中国新聞の2019年5月、令和に変わったときに特集記事を書いていただいたもので、左端にピロリ菌の話を載せていただきました。恐らく多くの県民の方も御覧になったのではないかと思います。胃がんにより日本で今、年間4万人ぐらいの方が亡くなっております。この現状は看過できないと私自身は思います。胃癌の原因はピロリ菌です。若年期にピロリ菌を除菌すれば胃がんはおそらくなくなります。
先月、県外調査で佐賀県が、県内の中学校3年生を対象にピロリ菌によりがん検診を行っているということを調査してまいりました。これは未来のがん教育にもつながるということで、子供たちが将来大人になってもがん検診の意識向上につながるとか、また子供さんが家庭でそういった話題をすることで、家族のがん検診の受診率向上にもつながるとの期待があると私は思いました。
質問の第三は、子供たちの命を守る観点から、胃がん予防に向けたピロリ菌の除菌についてお伺いします。 医学専門家の見解によると、胃がんは、その大半がピロリ菌感染による慢性胃炎がもとになって発症するということです。ピロリ菌は、胃の粘膜に生息するらせん形の細菌です。放っておけば胃の粘膜に炎症などを引き起こし、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんなどの原因になります。
特に、罹患率の最も高い胃がんについては、主な原因とされているピロリ菌の除菌に対する保険適用範囲が三年 前から拡大されていることや、佐賀県においては平成二十八年度から県内の中学三年生を対象にピロリ菌の感染検 査が行われ、検査費用を全額県が負担するなど新たな取り組みが行われていることから、広島県においても検討を 進めること。
御承知のとおり罹患率の最も高いのが胃がんでありまして、その主な原因とされるのがピロリ菌であるということで、除菌の保険適用範囲というのが、3年前から拡大しております。