いずれにしても、せっかくラムサール条約で登録湿地の指定を受けたわけでございますから、やはりガン、カモ類の生息地としてふさわしい環境が整備されるように我々も努力をしていかなければいけない、このように思っておるところであります。
加賀市の片野の鴨池は、ラムサール条約の登録湿地として、特にガンカモ科鳥類の生息地として有名であります。毎年の定時調査によりますと、昭和五十二年から五十四年ごろには三万羽台から四万羽台の多数を数えておりました。当時は池いっぱいにガンカモ類等を初めとする多種類、多数の野鳥が休息しており、まことに見事な景観であり、冬遠方より客あれば胸を張ってまず一番に見学に案内する場所でありました。
しかしながら、復興の伴走者としての役割を自覚し、ユニホームのそでに「ガンバロー神戸」のワッペンをつけて、その決意を込めてきた。仰木マジックはイチローに代表されるように、指示待ち族とも言われる現在の若者もやる気を起こさせる環境さえ整えば、今ごろの若者たちもみずからを奮い立たせて大きな仕事をやってのけることも証明させてくれた。次は被災者たちが歓喜を復興のバネにする番だ」と結んでありました。
これまでも片野の鴨池がラムサール条約の登録地になっておりますし、全国有数のガン、カモの飛来地でもございます。生息環境のいろんな整備ですとか、鳥獣保護区の設定ですとか、ビオトープというんですか、生息空間の確保、そういった取り組みもしてきたわけでございますが、ひとつさらにその充実に取り組んでまいりたいというふうに考えておりますし、トキの保護につきましては、今、村本さんが積極的にやっておられます。
また、このほか社会に潜在しております拳銃を一丁でも多く回収するため、ノーモア・ガンキャンペーン等の広報、啓発活動を進めております。昨日も県内の金融機関、あるいは現金輸送警備業者、コンビニエンスストアの責任者等の方々にお集まりをいただきまして、年末警戒緊急対策会議を開催し、拳銃使用事犯の未然封圧について協議いたしたところでございます。
内容は、鴨池のガン、カモ類にとってよりよい生息環境を確保するために、水路や管理用のあぜ道の整備を行うものでございます。また、えさ場を目的として周辺の遊休地で水稲などの耕作をするということは、これは作業が大変困難な面もございまして、加賀市と相談をしてまいりたいと思います。
一方、野鳥の会では、河北潟は四季を通じてガン、カモ類、コハクチョウを初め国際的にも保護鳥の指定を受けている渡り鳥など、多くの野鳥が飛来することから、これらを保護するために、従来の駆除一辺倒のやり方に抗議をし、生産者らと対立してきたのであります。
それから、片野の鴨池の周辺十ヘクタール、国の特別保護地区に移管する件でございますが、これが国設へ移管されることによりまして、国の事業といたしまして管理員の設置など管理面での強化であるとか、あるいは生息環境の改善を図るための事業について国の支援が期待されるわけでございまして、県といたしましても、これらの支援とあわせまして、地元加賀市と連携してガン、カモ類の生息環境の保全に積極的に取り組んでまいりたいと