山梨県議会 2022-12-01 令和4年12月定例会(第5号) 本文
男性のがん患者の約二〇%が前立腺がん及び膀胱がんという状況の中、サニタリーボックスの設置の動きが出ています。 男性がん患者にとって日常生活を送る中で非常に重要な取り組みと認識しています。 当事者は悩んでいても、なかなか声に出せないケースが多いと言われていますが、六月定例議会において、県として県庁や県有施設におけるサニタリーボックスの設置を進めていくとの答弁があったことを承知しております。
男性のがん患者の約二〇%が前立腺がん及び膀胱がんという状況の中、サニタリーボックスの設置の動きが出ています。 男性がん患者にとって日常生活を送る中で非常に重要な取り組みと認識しています。 当事者は悩んでいても、なかなか声に出せないケースが多いと言われていますが、六月定例議会において、県として県庁や県有施設におけるサニタリーボックスの設置を進めていくとの答弁があったことを承知しております。
心疾患は本県の死亡原因では、がんに次ぐ第二位、脳血管疾患は第四位となっております。 循環器病は、急激に発症した場合、数分から数時間の単位で生命に関わる重大な事態に陥ることが多いのが特徴です。 一方で、発症時に早急かつ適切に治療を行うことで、後遺症による障害を大きく減らすことが可能であり、予後の生活に大きな影響を与える発症時の対応は非常に重要であります。
次に、子宮頸がんワクチンについて伺います。 子宮頸がんは、全国で年間約一万人が罹患し、約二千九百人が死亡しています。中でも、他の年齢層に比較して五十歳未満の若い世代での罹患の増加が問題となっています。
肝炎は、肝臓の細胞が破壊されている状態であり、適切な治療を行わないまま放置すると慢性化し、肝硬変や肝がんといった、より重篤な病態に進行するおそれがあります。中でも、ウイルス性肝炎は肝炎患者の半数に上り、重症化しやすいと言われています。
前立腺がんや膀胱がんの患者らが尿漏れパッドなどの捨て場に困ることがあり、さいたま市が設置したことで他の自治体や民間企業にも対応の広がりが見られます。 一方で、山梨県内の施設においては、まだまだ設置されているケースは多くありません。 そこで質問します。
また会派としても、令和元年に、ファルマバレーを視察し、静岡がんセンターとファルマバレーセンターを核とした、医療と産業が融合した理想的な姿を目の当たりにし、大きな刺激を受けるとともに、いつか山梨もとの思いを強くしたところであります。
がん患者や難病などの重篤な血液疾患患者が、治療のために骨髄移植等の医療行為によって免疫が消失すると、再度予防接種が必要となります。 その場合のワクチン再接種について、予防接種法上、定期接種の対象となっていないため、費用は全額自己負担となるのが現状です。
国の人口動態統計によると、脳卒中や心筋梗塞に代表される循環器病は、がんに次ぐ第二位の死亡原因となっています。 こうした状況を踏まえ、令和元年十二月に循環器病対策基本法が施行、昨年十月には、国の循環器病対策推進基本計画が策定されました。 また、国の基本計画を受け、本年度、本県を含む多くの都道府県において、循環器病対策推進計画の策定が進められていると承知しています。
ヒトパピローマウイルスの感染を予防し、子宮頸がんの発症を抑える効果があるとされるHPVワクチンは、平成二十五年六月から、国が積極的な接種勧奨を差し控えていました。副反応を議論する厚生労働省の専門部会は、十一月十二日に積極的勧奨の再開を了承し、十一月二十六日には厚生労働省から各自治体に対し、勧奨再開について通知されました。
かつて、本県は、C型肝炎ウイルスの感染と関連が高いとされる「肝がん七十五歳未満年齢調整死亡率」が、全国平均を大きく上回り、東日本で最も高く、私の身近なところで、肝がんなどでお亡くなりになられた方々を多く見てきました。 私は、肝炎ウイルスの感染者はもとより、御家族の悩みや不安を少しでも解消したいとの思いで、県議会議員に初当選以来、ライフワークとして肝炎・肝がん対策に取り組んでまいりました。
次に、がん検診について伺います。 本県においては、毎年六千人以上のがん患者が発見されております。 また、発見経緯と進行度の関係を見ると、自覚症状等で発見された場合は、五割以上が進行がんであるのに対し、検診で発見された場合は、約七割が早期がんであり、その場合の五年後生存率は九割を超えるというデータが示されております。
さて、静岡県のファルマバレーの取り組みでは、静岡がんセンターと大手医療機器メーカーを核とした医療健康産業を医療城下町として集積させています。 また、特区としても、ライフ・イノベーション分野で全国一位の評価を受けているすぐれた取り組みであり、静岡県は、全国最大の医療機器関連産業の集積地へと成長を遂げた歴史を持っています。
私はかねてより、この医療機器産業を本県の基幹産業に育成すべきであると考えておりましたが、令和元年八月には、本県施策の参考とするため、我が国最大の医療機器生産金額を誇る静岡県の拠点施設である静岡がんセンターとファルマバレーセンターを視察し、懇切丁寧な説明等を受けております。
次に、がん対策の推進についてであります。 私は、これまでの議員活動において、肝炎・肝がん対策をライフワークとし、その経験を生かし、本県初の議員提案条例であるがん対策推進条例の制定に取り組むなど、がん対策に積極的にかかわってまいりました。
一方、文部科学省の外部講師を用いたがん教育ガイドラインによると、「がん教育は、がんを扱うことを通じて、ほかのさまざまな疾病の予防や、望ましい生活習慣の確立等も含めた健康教育そのものの充実を図るものでなければならない」とされております。小さいときから、がんを予防するための生活習慣の重要性を学校で教えるのは非常に有意義と考えます。
こども園に関する基準を定める条例中改正の件 │ 可 決 │ │ │ │ │ │ 第十五号 │青少年保護育成のための環境浄化に関する条例中改正の件 │ 可 決 │ │ │ │ │ │ 第十六号 │山梨県がん
次に、がん対策についてお尋ねします。 がんは、昭和五十八年以降、県民の死亡原因の第一位であり、がん対策は、県民の生命と健康を守る上で最大の課題であります。 県は、昨年三月、第三次がん対策推進計画を策定し、継続的に死亡率の低減を目指すことを取り組みの指標に掲げています。 現在、医療技術の進歩によって、多くのがんは、早期に発見されれば、ほぼ治すことができるといわれています。
視察においては、ファルマバレーセンターや静岡がんセンターの関係者から、先進的な取り組みの数々を懇切丁寧に御説明いただき、予想以上のすばらしさに大きな刺激を受けたところであります。 この地域では、数多くの関連企業が集積しており、がんセンター等の医療現場からのニーズを受けて、医療機器から健康器具に至るまで、開発などのプロジェクトが幅広く進行していました。
また、次期中期目標の特徴は何か」とただしたのに対し、「評価した主な取り組み内容は、新たに高度救命救急センターの指定を受けたことや、がん医療において、ダヴィンチの導入や手術件数の増加など高度医療が前進したこと。その他では、地域医療支援病院の指定を受け、公的な基幹病院でなければ対応困難な高度・先駆的な医療の質を向上させてきたこと、経営面で、毎年度、黒字を計上していることなどである。