京都府議会 2014-07-02 平成26年予算特別委員会補正予算審査小委員会 書面審査 文教常任委員会 本文 開催日: 2014-07-02
それともう1点、北京都安心医療拠点という、北部地域の公的病院からの要請に応えるための、北部医療センターを核とした麻酔科医の派遣がここで基盤強化費として上がっておりますけれども、今の北部の公的病院の麻酔の先生の状況はどのような状況になっておるのか、お伺いしたいと思います。
それともう1点、北京都安心医療拠点という、北部地域の公的病院からの要請に応えるための、北部医療センターを核とした麻酔科医の派遣がここで基盤強化費として上がっておりますけれども、今の北部の公的病院の麻酔の先生の状況はどのような状況になっておるのか、お伺いしたいと思います。
110: ◯宮地健康福祉部副部長(健康担当) 現在、北部医療センターにいる麻酔科医ですが、常勤の医師が2人、あと後期専攻医が1名おります。今回の派遣の仕方といたしましては、北部医療センターに常勤の医師を2人配置をし、そこから公的病院に麻酔科医の手術等の応援等に派遣をするというスタイルで予定をいたしております。
特に6ページでございますが、北部地域の公的病院からの要請に応えるため、北部医療センターを核とした麻酔科医の派遣システムを構築いたします。
診療科偏在の問題、あわせて産婦人科も脳外科医も麻酔科医も診療科偏在があると思うわけですけれども、これは保健医療計画等の課題でも真正面から取り上げていらっしゃらない。
231: ◯加味根委員 ところが、医療センターには常勤の麻酔科医がおられません。眼科の医師も1人しかいない、耳鼻咽喉科も1人しかいない、整形外科は一人もいない、緊急時には対応できないのですね。そういう意味では、この脳卒中センターを機能させていく上でも医師確保が喫緊に求められる。
救急車は呼ぶなと電話で断られた」「8カ月の孫が入院して3日目に手術が必要だったが、麻酔科医がいないために福知山市民病院まで搬送されて夜中に手術をした」「救急車で運ばれて、心臓を診てもらい、どうもないと言われて待たされること1時間、その後、次の病院に搬送され、2日後に亡くなった。2つの病院でお互いの責任問題はうやむやだ」、こういう告発、悲鳴に近い声が出されております。
2月議会で、我が党の光永議員の質問に、理事者は「緊急の場合は舞鶴医療センターを中心にして転送する」と答えられましたが、舞鶴医療センターも常勤の麻酔科医がいないために、緊急手術が必要な場合などには対応が難しいのです。与謝の海病院の脳神経外科のさらなる医師確保、ちゃんと緊急手術ができるような体制をつくることは待ったなしの課題です。
ところが、舞鶴医療センターというのは脳外科の先生は今4名おられると思いますが、常勤の麻酔科医の先生がおられないということで、予約オペはできても緊急オペなどが常勤の麻酔科医、これは当然全身麻酔が必要なので麻酔科医の先生がおられなければできないのは明らかですが、こういういろいろな問題が起こると思うんです。
また、病院のほうも、麻酔科医と救命士とが、精力的に、気管挿管をされる側の患者さんに事前に説明に回って、病院側もかなり今後の救命士の育成のために協力していただきたいということで、説得に当たっていただきまして、今はほとんどの患者さんが30症例を受け入れるのに快く協力していただいている状況でございます。
京都府における緩和医療につきましては、まず、都道府県がん診療連携拠点病院であります府立医大の附属病院において、麻酔科医や精神科医、がん専門認定看護師等から成るケアチームによる緩和医療を提供してまいりました。
がん診療連携拠点病院におきましては、相談体制の整備とともにチームによる緩和医療体制の確保に取り組むことが求められており、特に府立医大附属病院におきましては、麻酔科医や精神科医、さらにはがん専門の認定看護師等によるチームが各診療科との緊密な連携のもと、入院患者に対する緩和医療を提供しているところであります。
綾部、福知山、京丹波、美山を含め、府中北部全体で、産婦人科医だけでなく小児科医、整形外科医、脳外科医、麻酔科医なども不足し、人工透析や救急医療体制にも支障を来しかねない中で、「このままでは地域医療が崩壊しかねない」とのせっぱ詰まった声が出されているのです。知事は、この現状をどのように認識されていますか。まずお答えください。
────────────────────┨ ┃ 要 旨 │ ┃ ┠────────┘ ┃ ┃ 診療科目間のアンバランス、医師研修制度の改正などもあり、医師不足、とりわけ、産婦人科医、小児科医、麻酔科医