奈良県議会 2024-03-25 03月25日-06号
本年2月7日の定例記者会見で山下知事は、消防学校を旧高田東高等学校に移転する方針を示され、当初予算に消防学校移転整備事業費を計上されました。 旧高田東高等学校は浸水想定区域となっており、災害時に浸水被害の懸念があります。また、平成24年に消防庁が示した資料によりますと、災害時に消防学校の資機材を使うことは有用であると示されています。
本年2月7日の定例記者会見で山下知事は、消防学校を旧高田東高等学校に移転する方針を示され、当初予算に消防学校移転整備事業費を計上されました。 旧高田東高等学校は浸水想定区域となっており、災害時に浸水被害の懸念があります。また、平成24年に消防庁が示した資料によりますと、災害時に消防学校の資機材を使うことは有用であると示されています。
しかし、本当に旧高田東高等学校が、消防学校の移転先として最も適切なのでしょうか。 旧高田東高等学校を含む一帯は、曽我川、小金打川という2つの河川に接した立地であり、浸水想定区域になっております。いざ浸水被害が発生した場合、奈良県の消防力を強化するはずの施設が災害で稼働できないという事態になると懸念されます。 また、速やかな移転整備という観点からも懸念がございます。
そんな中、山下知事は2月7日、定例記者会見において、老朽化が進んでおり十分な訓練が行えなかった消防学校の移転場所を、大和高田市松塚にある旧高田東高等学校に決定したことを公表されました。また、新年度予算案に基本計画の策定経費を計上し、移転整備を進めていく方針を明らかにされました。
また、現在宇陀市にある消防学校は、大和高田市の旧高田東高等学校があった場所に移るといいます。どのような理由でこの場所になったのか疑問です。 方向性の転換では、160を超える取組が、廃止または見直しの対象となっており、奈良市の平城宮跡での平城京天平祭などは、県からの支援がゼロになりました。地域の人たちの長年にわたるご苦労を考えると、とても冷たい判断です。
次に、旧高田東高等学校の跡地の問題についてお伺いいたします。 近鉄大阪線、松塚駅前にあります高田東高等学校が今から約十二年前に廃止されました。現在は、校舎は何も手を入れられずにそのまま放置されているような状況です。グラウンドは近隣の生徒が使い、校舎であった建物は文化財を保管したりするなどに使われてきましたが、外観は約十二年間にわたってそのままの状態です。老朽化した校舎は電車からもよく見えます。
それともう一つ、これまで十校の高等学校が削減されまして、廃校になってから校舎の活用が図られずに、遊休施設となっている学校も存在をいたしまして、大和高田市にある高田東高等学校もその一つでございます。 高田東高等学校は、これまでも宮本議員から高等養護学校の分校として活用できないか、また私も、昨年の十二月定例会で、水害が発生している地域があるから遊水地として活用できないかなどの提案を行ってまいりました。
ちょうどこの合流点にあります高田東高等学校の跡地、ここは敷地もございますので、現在、既に雨水貯留浸透施設としては機能しておりますけれども、これをさらに強化して遊水地として使うことができないのか、その点についてお伺いしたいと思います。 ○副議長(松尾勇臣) 山田県土マネジメント部長。
そこで、消防広域化の軸となるのは橿原市を中心としてと聞いていますが、その周辺地域では、高田東高等学校跡地などへの移転を考えてみてはどうでしょうか。 一方、兵庫県や富山県では、平常時は消防学校として訓練等を行い、災害時には広域防災拠点として機能する防災センターとして整備されています。県の来年度予算案には、広域防災拠点整備に係る基本構想策定事業が計上されていますが、どのように取り組まれていくのか。
また、旧高田東高等学校西側の南北区間まで用地買収を完了しております。引き続き上流への工事を進めてまいりたいと思っております。また、この小金打川からの水を流しやすくするために、合流する側の曽我川の合流地点から下流約一キロメートルの区間の河床掘削をする計画を進めております。こういたしますと、小金打川からの水も曽我川のほうに流れやすくなるということでございます。