鹿児島県議会 2019-06-24 2019-06-24 令和元年産業経済委員会 本文
また、八区の若雄後代検定群も廃止され、新たに、オレイン酸等の脂肪の質の改良に向けた肉牛区として、七区の脂肪の質評価群が設置されました。 十一回大会の特別区では、高校を対象としていましたが、十二回大会では、農業大学校の参加も追加されました。 四ページをお開きください。 まず、出品対策について御説明申し上げます。
また、八区の若雄後代検定群も廃止され、新たに、オレイン酸等の脂肪の質の改良に向けた肉牛区として、七区の脂肪の質評価群が設置されました。 十一回大会の特別区では、高校を対象としていましたが、十二回大会では、農業大学校の参加も追加されました。 四ページをお開きください。 まず、出品対策について御説明申し上げます。
上位区分であります優等賞は第3区の若雌、続いて、第4区の系統雌牛群、第5区の繁殖雌牛群、第8区の若雄後代検定牛群の4つの区分にとどまりました。9つある全ての区で優等賞を取るという目標には残念ながら及びませんでした。
本県で最も期待されたのは、第8区(若雄後代検定牛群)に出品された県有種雄牛「義平福」を父とする牛3頭を1組とする枝肉部門でありました。結果は、第1位となった長崎県に次ぐ第2位となり、本県としては過去最高の栄誉となり、本県の畜産技術の優秀さと「義平福」という県有種雄牛の資質のすばらしさを天下に知らしめたものとなりました。
特に、種雄牛の能力の高さが問われる第8区(若雄後代検定牛群)においては、長崎市の渡部さん、川棚町の喜々津さん、島原市の古川さんが3人一組となって出品された県産種雄牛「福姫晴」の子牛3頭が、共進会で本県勢初となる最高位の優等賞1席を獲得するとともに、肉牛部門で最高賞に当たる内閣総理大臣賞を受賞し、見事肉牛の部日本一の栄冠に輝きました。
また、平成二十二年にプレ全共としての長崎県共進会を視察した際に、いわゆる枝肉を競う部門の成績が余りに悪く、長崎県関係者の方々が大いなる落胆と危機感を持っていたことを今も覚えているのですが、それが今回、第八区、若雄後代検定牛群の部で見事第一位を獲得しました。長崎県では、通常の畜産課予算の中でも全共対策費分として、この五年間で毎年二千万ほどを確保して取り組んできたと聞きます。