長崎県議会 2021-03-02 03月02日-03号
波佐見焼の産地においては、有田焼をはじめとする他の産地との差別化を図るため、時代のトレンドや生活者ニーズを反映した陶磁器づくりをコンセプトに新しい顧客の獲得を図ってこられております。 このような中、県では、波佐見町と連携し、産地へ様々な支援策を講じてきたところでございます。
波佐見焼の産地においては、有田焼をはじめとする他の産地との差別化を図るため、時代のトレンドや生活者ニーズを反映した陶磁器づくりをコンセプトに新しい顧客の獲得を図ってこられております。 このような中、県では、波佐見町と連携し、産地へ様々な支援策を講じてきたところでございます。
さらにその機能を強化するため、本年、陶工校内に「職人工房・清水」を開設し、9月補正予算で準備を進める3Dプリンターなど、こういったものを活用しまして若手職人が新たな陶磁器づくりに挑戦できる工房づくりなどを進めてきたところでございます。
第1次緊急経済対策では織物産地の支援を行ったところでありますが、今回は陶磁器等の工芸産地の生産基盤を支えるため、生産設備の改修及び道具類の確保などを支援するとともに、京都職人工房・清水に、これは陶工高等技術専門校にございますが、3Dプリンターを整備し、若手職員等が専門家とともに行う新たな研究や技術開発を後押しすることで、マーケットニーズに対応した売れる陶磁器づくりを支援しようとするものでございます。
ご指摘の陶磁器、あるいはお酒・焼酎のコーナーにつきましても、例えば陶磁器につきましては、窯業技術センターが出店母体となりまして作製過程の紹介、あるいは学校給食用、高齢者用、そういった陶磁器の展示、陶磁器づくりの実演等について、今組み立てを進めているところでございます。 なおまた、これから地元の窯業関係の皆様方にもお声をかけさせていただきたいと考えております。
東濃地域は、昔から陶磁器づくりを支えた高度な技術が培われており、先端科学技術と伝統産業が融合する素地があるとともに、日本の中央に位置するなど地理的条件にも恵まれ、JR中央本線、中央自動車道等が通り、二十一世紀初頭には東海環状自動車道、さらにはリニア中央新幹線の開通が見込まれるなど、交通条件の面からも要衡の地となり、限りない地域発展の可能性を有しており、研究学園都市構想のさらなる充実を願うものであります