新潟県議会 2022-02-28 02月28日-一般質問-03号
国内外の経済に大きな影響を与え、金山の繁栄によって、相川は一時長崎に匹敵するほどの人口になり、鉱山技術のみならず、食料生産、伝統芸能、都市計画、土木・港湾建設技術がもたらされました。
国内外の経済に大きな影響を与え、金山の繁栄によって、相川は一時長崎に匹敵するほどの人口になり、鉱山技術のみならず、食料生産、伝統芸能、都市計画、土木・港湾建設技術がもたらされました。
国内においても、今議会説明するに当たって調査に伺いました新居浜市の東洋のマチュピチュと評される別子銅山遺跡や、明治維新後、日本初の官営鉱山となった生野鉱山、神子畑鉱山、明延鉱山の3つの鉱山は、西洋の進んだ鉱山技術を導入するためにフランス人技師を招聘し、近代化の模範鉱山として日本の近代化を大きく牽引してきました。
佐渡金銀山は、400年以上に及ぶ金銀採掘、製錬に関連する遺跡や建造物、景観が良好に保存され、中世から近代に至る各時代の鉱山技術を見ることができる世界的にも貴重な鉱山遺産であります。 佐渡で算出された金が長期間にわたり国の財政を支え続けてきた歴史もあります。早期に世界遺産登録されることを願い、質問をいたします。
議員御指摘のとおり、こうした時代の潮流は、優れた鉱山技術を活用した環境・リサイクル産業や、豊富に存在する風力、水力、太陽光、地熱、バイオマスなどの自然エネルギー、さらには全国二位の食料自給率を誇る農業のポテンシャルなど、資源に満ちた秋田にとって強い追い風であり、時機を逃すことなく、この風をとらえることが重要であります。
今後はこうした点も視野に入れながら、例えば本県の優れた鉱山技術をベースとした技術協力など、新たな交流のあり方についても検討してまいりたいと考えております。 本県では、国際交流はワールドワイドに展開すべきとの考えに基づき、これまで南米や中国、アフリカなど世界32カ国から約250名の海外技術研修員を受け入れてまいりました。
こうした中で、秋田県北部地域はエコタウン構想の推進により、小坂、大館地区を中心に鉱山技術を生かした世界最高水準の製錬施設やリサイクル施設が集積し、今や全国屈指の環境リサイクルコンビナートを形成しております。こうした優位性を生かし、北部エコタウン地域を世界をリードする環境リサイクルの拠点として、さらに充実・強化していくことが秋田県経済の発展に大きく寄与するものと確信しております。
このような流れの中で本県は、優れた鉱山技術を活用した環境リサイクル産業を初め、豊富に存在する風力、水力、太陽光、地熱、バイオマスなどの新エネルギーに着目した新産業を創出していく可能性を秘めております。 さらに、中国、ロシアといった経済成長が著しい環日本海圏域経済のもとで、秋田港を拠点とした本格的な環日本海時代の到来が視野に入ります。
また、アジアを中心にプラチナなどレアメタルの需要が拡大しており、優れた鉱山技術を生かし、リサイクル産業の集積を進めていくことで都市鉱山王国に発展できる可能性が見えております。 さらに、中国やロシアの経済成長により本格的な環日本海時代の到来が予想され、グローバルな物流機能の強化によりシーアンドレール構想を実現し、秋田港を環日本海貿易の拠点とすることが可能であります。
本県は、先人が築いたすぐれた鉱山技術をもとに、県北を中心に世界をリードする環境リサイクル拠点の1つに成長してまいりました。 こうした強みを生かし、さらに伸ばしていくことが、資源の安定的確保につながるとともに、秋田の可能性を切り開くパワーになるものと考えております。
例えば、秋田には食料自給率全国第二位という農業のポテンシャル、世界的なリサイクル産業を支える鉱山技術、新エネルギー開発につながる豊富なバイオ資源、環日本海貿易を飛躍的に拡大させる地理的優位性があります。加えて、全国トップレベルの小・中学校の学力や体力など、多くの希望や可能性があります。
本県が有する優れた鉱山技術を活用した環境リサイクル産業などの集積は、確実に進展いたします。 私は、現在策定中の第四期実施計画の2年間を、今後の十年を展望した新たな飛躍のためのスタート台と位置づけております。秋田の持つ可能性の実現に向け、未来投資戦略を重点的に推進し、産業の成長力の強化を図ってまいりたいと考えております。
小坂町を初めとした県北部地域は、これまで培ってきたすぐれた鉱山技術を生かしたリサイクル関連企業の集積が進み、全国に誇れる環境リサイクル拠点となっております。 この地域の優位性をさらに発揮するため、全国に先駆けて大学、市町村、企業と連携し、レアメタル等金属リサイクルの事業化に向け、使用済み小型家電の試験的な収集に取り組んでおります。
また、秋田県が培った鉱山技術を生かした、重金属に汚染された土壌の洗浄技術や、携帯電話から白金などのレアメタルを抽出する技術を生かしたエコビジネスも秋田県の産業振興には重要な要素となります。 さらに、秋田県の財産である森林資源は、国土保全の観点からも重要な意味を持ちます。
佐渡では優良な金銀鉱脈の発見以来、全国から最先端の鉱山技術が導入、集積されてきた歴史がございます。また、これに関連します鉱山都市遺跡、産業遺跡、あるいは能や鬼太鼓といった無形文化財など数多く残されて、また花開いております。
その一つは、地域で培われた鉱山技術や人材という資源を生かし、資源循環型社会を目指すという動きです。具体には、同和鉱業グループの環境・リサイクル事業への大転換であり、花岡は土壌浄化の国内拠点として、小坂では資源リサイクルのため、約200億円を投じて製造新棟を建設中であります。
また、北部エコタウン計画を引き続き推進することにより、県北部を中心に培われた鉱山技術を活用した資源リサイクル産業の一層の発展を促すとともに、県全域においても関連産業の創出及び育成を図ってまいりたいと思います。さらに、水と緑に恵まれた本県の豊かな自然を活用した観光産業や、食料品製造業などの振興にも努めてまいりたいと思います。
また、県内には、鉱山技術に裏打ちされた資源リサイクル技術、産業技術総合研究センターが有する各種要素技術といった大変ユニークな技術的ポテンシャルが存在しております。これらのポテンシャルの有効な活用に向けて、あきた企業活性化センター等を通じて、県内企業への技術移転を一層推進していく所存です。
こうした中で、すぐれた観光資源の活用や特色ある農畜産物の生産、鉱山技術を利用した産業振興などに資するため、日本海沿岸東北自動車道の早期整備を国に働きかけるとともに、県としても国道103号、箒畑地区や大館十和田湖線、尾樽部地区などの整備についても鋭意進めているところであります。
(武藤克己君) 佐渡金銀山が目指す世界遺産登録の方向性についてでありますが、複合遺産化のためには自然遺産と文化遺産のそれぞれが登録基準をあわせ持つ必要があります。 佐渡の自然につきましては、環境省の自然遺産候補地に含まれていないことから、現状では複合遺産化は極めて厳しいものと受けとめております。むしろ県といたしましては、日本有数の鉱山遺跡を中核としつつ、能、鬼太鼓など佐渡固有の伝統文化やすぐれた鉱山技術
仮称ですが、世界遺産登録推進室を設置していただき、指導・助言並びに連携、協働作業をお願いしたいというものであります。 3点目は、世界遺産登録の実現のために行う事業に対して、財政的な支援をお願いしたいというものであります。 次に、世界遺産の登録を受けるには、国の指定文化財であることが条件となっているので、まず市、県、国指定の文化財の拡大を目指さなければなりません。そのためには遺跡の分布、発掘、文献、鉱山技術