長野県議会 2021-12-07 令和 3年11月定例会農政林務委員会−12月07日-01号
一方で、酒の原料という御質問もございましたが、酒用の品種、「美山錦」とか「山恵錦」、「金紋錦」等、一般的に酒造好適米と言われるものと異なりまして、「風さやか」については掛米という形で加工用のお米という扱いになってしまいまして、流通される際に大幅に価格が安くなってしまいます。
一方で、酒の原料という御質問もございましたが、酒用の品種、「美山錦」とか「山恵錦」、「金紋錦」等、一般的に酒造好適米と言われるものと異なりまして、「風さやか」については掛米という形で加工用のお米という扱いになってしまいまして、流通される際に大幅に価格が安くなってしまいます。
例えば、水稲の主食、ウルチ米では、しなのこがね、ながのほまれ、最近では風さやか、酒米では美山錦、金紋錦、ひとごこち、モチ米ではもちひかりなどです。また、大麦では、全国でも非常に評価の高いファイバースノウ、シュンライ、小麦では麺用のシラネコムギ、しゅんようの2品種を主体として、低アミロース性のユメセイキ、中華麺への加工適性が高い硬質小麦ハナマンテン、パンの加工適性が高い硬質小麦ゆめかおりなどです。
直接、観光部が言うことではないかもしれませんが、例えば産業労働部で、日本酒で「金紋錦」を使うとか、あるいはジビエとか、信州大王イワナとか、今、いろいろと信州で取り組んでいるものがたくさんあると思うんですね。
それから日本酒の関係について伺いたいんですが、先ほど県産酒米「金紋錦」についての説明のときに、栽培が難しくて、また醸造技術も難しいという話があったと思うんです。この酒を支援していく価値があるのか。言い方が申しわけないんですが、難しいものに対して支援すれば失敗のリスクも当然高いので、なかなかそこについていうと、芽が出ない可能性があることも考えられると思うんです。
また、長野県産酒米の活用促進に向けましては、農政部が開発した金紋錦などを使った信州ならではの日本酒の品質分析やその醸造マニュアルづくりを計画しております。 最近、地方の小さな酒蔵の日本酒が全国的な脚光を浴びるケースがございます。この事業によりまして、酒蔵や酒造組合との連携をさらに強化し、県内の各酒蔵の元気を取り戻し、信州の日本酒産業の活性化につなげてまいりたいと考えております。
それと、地酒の乾杯条例もできましたが、長野県の試験場でこれまで「美山錦」とか「ひとごこち」とか「金紋錦」が栽培されて、酒米として開発をされてきたわけであります。どうも品評会等で高級な賞に入るものは、「山田錦」が非常に入るということで、長野県として、酒屋としても、苦しい部分があると思うのですが。