富山県議会 2021-11-01 令和3年11月予算特別委員会
金沢港クルーズターミナルでは、輪島塗など石川県を代表するものが、柱一つ取っても伝統文化を取り入れたシンボルとして製作されています。
金沢港クルーズターミナルでは、輪島塗など石川県を代表するものが、柱一つ取っても伝統文化を取り入れたシンボルとして製作されています。
本県には、日本海側の総合的拠点港に選定されている伏木富山港がありますが、令和元年の北陸地方のコンテナ取扱量を見ますと、新潟港が本州日本海側最大で約24万TEUであり、伏木富山港は3番目で約7万6,000TEU、金沢港が約7万2,000TEUとなっており、それぞれ大きく水をあけられております。
国との連携も大事だと思いますけれども、このままでは到底、新潟港等にかなわない、金沢港にも負けてしまうんじゃないかと、危機感を大変強くしております。
北陸新幹線の金沢開業以降、金沢へのインバウンドも大幅に増えており、また、金沢港へのクルーズ船の寄港も多い。中には、金沢港を窓口として富山県の観光地をめぐるケースもあると聞きます。 本県の平成30年の宿泊者数は、全国40位に甘んじている現状であり、金沢との連携を一層深め、金沢を窓口とした本県への入り込みを増やす工夫がもっともっと必要かと考えますが、観光・交通振興局長の所見を伺います。
例えばクルーズ船にしたって、どんどん金沢港に入っているわけですし、そうした金沢港のクルーズ船の乗客をどんどん富山に連れてくるということを石川県にも協力してもらいながらやっていくことが、ひいては金沢港のクルーズ船寄港地としての魅力を高めることにも当然なっていくと思いますので、お互いにもう少し協力していくことで物すごいパワーを発揮できる気がいたしますので、どんどん連携していただきたいとお願いして、次の質問
県内のクルーズ船の今年度の寄港は8月に飛鳥II、9月に「ぱしふぃっくびいなす」が決定しているのみでありますが、金沢港は今年度50回以上の寄港を見込んでいます。全国的にクルーズ船誘致活動の競争が激化している中、来年度にダイヤモンドプリンセス号の3年ぶり4回目の寄港が決定しておりまして、旅行会社からツアーが売り出されています。
近県の動向を見るに、金沢港の寄港実績の増加が目立っております。平成30年度は44回、今年度は50回以上の寄港を見込んでいると聞いております。 一方、県内のクルーズ船の誘致については、20万トンを超える船の受け入れの準備も整ってはいるものの、今年度は8月に伏木万葉3号岸壁に飛鳥II、9月に新湊海王岸壁にぱしふぃっくびいなすの寄港が決定されているのみであります。
これで、金沢港の韓国航路が、今回の開設によって週10便に──富山県は4便ですけれども、拡充されたわけであります。 それで、荷主企業への奨励金は、富山県が全国でもかなり手厚い制度があると承知しておるところなのですが、一部では、石川県では今回の開設によって、荷主企業に対する補助制度を十分周知して、他港からの金沢港への切りかえを促す方針だという報道がありました。
伏木港と金沢港から、立山黒部、五箇山など、観光地への所要時間を調査した専門家の資料であります。 立山黒部アルペンルートの立山駅までの所要時間は、伏木港から1時間15分と、金沢港からの差は10分しかなく、世界遺産五箇山相倉集落では、金沢港からのほうが距離は長いのに早く着くとして、高速道路インターチェンジまでのアクセス道路整備が必要と指摘しています。
国によると、クルーズ船寄港の経済効果は寄港地の特性により違いはあるものの、乗客1人当たり1万円から14万円程度と試算され、金沢港におけるクルーズ船寄港の経済効果は約10億円と試算されています。 そこで、オプショナルツアーバス、シャトルバスの利用客数と埠頭での物販も含めた県内各地での食事代やお土産など直接購入額など、経済効果をどのように把握されているのか石井知事に伺います。
この富山新港開港50周年を契機として、日本海側総合拠点港としてのさらなる機能の充実を図り、コンテナ貨物の取扱量や、輸出入の拡大に取り組むとともに、現状では、石川県の金沢港に大きく水をあけられているクルーズ船の誘致実現のため、ポートセールスの強化、港湾機能の整備充実などを積極的に図っていく必要があると考えます。
ちなみにですけれども、金沢港の寄港実績でございますが、昨年は延べ53隻でございました。2016年の実績は26隻でございましたので、27隻大幅に増加をしております。 国土交通省によりますと、こうした大型クルーズ船のツアーの予定というのは、募集したり、いろいろ準備、調整が必要でありますので、1年先までほぼ決まってくるということでございます。
ただ、よく言われているのは、伏木富山港、また新潟港は、日本海側の総合的拠点港ということで、しっかりとその存在感を今後ますます発揮していかなければならないという中、金沢港にも随分迫られてきているのではないかというお話がいろいろと出ていたりすることもあり、常に、この日本海側を代表する港だという位置づけをしっかりと保ち続けることが大事だろうと思っております。
一方、金沢港や小松空港などを合わせた石川県の貿易額は、平成20年の2,247億円から28年は3,167億円へと1.4倍に増加しており、特に27年からは富山県を上回っており、ことしの上半期でも石川県優位の傾向は続いております。 昨年のコンテナ取扱量を比較しますと、金沢港が前年比4.8%増で2年連続の増加となる一方、伏木富山港は前年比9.5%減で2年連続の減少となり、明暗が分かれました。
このような中、伏木富山港の新湊地区では、トランスファー クレーンの増設、多目的国際ターミナルの岸壁延伸工事やコン テナヤードの拡張工事が進められ、機能強化が図られていると ころであるが、伏木富山港で取り扱う全体貨物量は、中国経済 の減速、ロシア経済の低迷等が重なり減少傾向にあり、コンテ ナ貨物取扱量についても金沢港を上回ってはいるものの、近年、 その差は縮小傾向にある。
その後秋田・船川・能代港、鳥取県の境港が参加して活動しておられますが、協議会に加入していない隣の石川県の金沢港が大きく伸びていて、明暗が分かれています。
ちなみに、平成29年の寄港予定は伏木富山港は6隻であるのに対し金沢港は53隻と、客船の数では大きく水を開けられております。
コンテナ埠頭は、今、拡張の工事をしていただいておりますが、そのとき改めて、やはり日本海側随一の総合的拠点港に指定されている、我が伏木富山港の中心をなす新港につきましては、ぜひとも機能の充実・拡張をし、足元まで追いかけてきております金沢港を、またぶっちぎって離していくという気持ちでやっていただきたいと思っております。
私の思いでは、恐らくかつての特定重要港湾、今は日本海側の総合的拠点港である新潟港と伏木富山港、それから金沢港と敦賀港、長野はありませんが、北信越全体をあわせても100億円くらいかと思っており、この数字は、大阪港に匹敵するかと思っております。その2倍が神戸港、その1.5倍が横浜港です。東京港はその2倍であり、余りにも差があるというイメージを持たざるを得ない。
また、本県がコンテナ取扱量を減らしている一方で、隣県の金沢港は6万TEUまで逆に集荷量を伸ばしてきておりまして、随分もう近くに迫ってきている現状になっております。現在の認識をお尋ねしたいと思います。