群馬県議会 2022-06-07 令和 4年第2回定例会環境農林常任委員会(農政部関係)−06月07日-01号
豚熱対策として、野生イノシシ対策が挙げられているが、県内における野生イノシシの生息状況について伺いたい。 ◎小野里 鳥獣被害対策支援センター所長 まず、イノシシの有害捕獲頭数については、令和元年度の7,008頭に対し、令和2年度は4,969頭となっており、前年度比71%に減少している。令和3年度は集計中であるが、更に減少する見込みである。
豚熱対策として、野生イノシシ対策が挙げられているが、県内における野生イノシシの生息状況について伺いたい。 ◎小野里 鳥獣被害対策支援センター所長 まず、イノシシの有害捕獲頭数については、令和元年度の7,008頭に対し、令和2年度は4,969頭となっており、前年度比71%に減少している。令和3年度は集計中であるが、更に減少する見込みである。
また、野生イノシシの捕獲に当たり、県の千葉県鳥獣被害防止総合対策交付金の該当事業である鳥獣被害防止緊急捕獲活動支援事業により、捕獲頭数に応じ、捕獲従事者への報奨金を支給しています。
お尋ねの国への要望についてでありますが、本県では野生イノシシの豚熱感染が確認されている地域と養豚場の密集地域が重なり、農場周辺に多量のウイルスが存在しているため、農場内へのウイルス侵入を完全に防ぐことは困難であると考えられます。
本県では、豚へのワクチン接種、野生イノシシに対する経口ワクチン散布などにより小康を保っておりますが、国外との交易が再開する中で、アフリカ豚熱の脅威もあり、迅速かつ適切な初動対応のための体制整備が重要であります。 このため、令和元年度から進めてきた飛騨家畜保健衛生所の新築移転を完了し、今月三日、開所式を行いました。
次に、豚熱のワクチン接種状況につきましては、本年三月に県内で初めて野生イノシシに豚熱の感染が確認され、四月十三日に国の牛豚等疾病小委員会において、本県のワクチン接種プログラムが承認されたことから、四月十八日から養豚農場等における約十五万頭を対象に、豚熱ワクチンの一斉接種を開始しております。今月三日現在、約四万頭の接種を終了しており、今後も計画的に進めてまいります。
また、養豚場での野生イノシシを介した発生を防止するため、感染確認検査や国と連携した経口ワクチンの緊急散布に加え、人や物の移動に伴う感染防止に向け、ポスター掲示などにより森林作業者等への注意喚起を図ったところです。 一方、豚熱の一刻も早い収束を図り、生産者の不安を払拭するため、養豚場での発生予防対策に併わせ、万が一の発生に備えた防疫体制を強化することとしています。
この後、県では、養豚農場へ飼養衛生管理基準の遵守指導を繰り返し実施するとともに、ワクチン接種の徹底や野生イノシシ対策に取り組んでおります。これらの対策による効果もあり、近県での発生が続いていたにもかかわらず、本県では豚熱の発生が抑えられておりましたが、残念ながら今年3月、那珂川町で3例目が発生してしまいました。
農場の防護柵設置や飼養衛生管理の徹底に加え、野生イノシシ対策や知事認定獣医師制度の運用によるワクチン接種など、全国に先駆けた手厚い対策を実施してまいりました。こうした中で7例目が発生してしまったことは、知事としてまさに痛恨の極みです。 県としては、農家の皆様が安心して養豚業を営むことができるよう、国や市町村、関係機関としっかり連携し、原因の究明、再発防止に全力で取り組んでまいります。
15家畜伝染病予防費のうち、(4)豚熱等防疫対策事業費は、豚熱等の発生予防、蔓延防止を図るため、飼養豚への効果的なワクチン接種や野生イノシシへの経口ワクチンの散布等を実施するとともに、飼養衛生管理基準の遵守徹底を図るものです。 94ページをお開きください。
あわせまして、引き続き野生イノシシの捕獲を強化しますとともに、農場周辺における経口ワクチンの重点散布を実施するなど再発防止に万全を期してまいります。 なお、資料の裏面に防疫措置の様子、写真で何枚か載せておりますので、後ほどご覧いただきたいと思います。 それでは、今回の提出議案についてご説明をいたします。 お手元の資料、農林環境委員会議案説明資料、農政部をご覧ください。
その後、飼養衛生管理基準の遵守徹底や野生イノシシ対策、知事認定獣医師等によるワクチン接種など、関係者の必死の対策にも関わらず、令和3年4月には前橋市、8月には桐生市、10月には前橋市、11月には桐生市と立て続けに発生し、いずれも全頭処分を実施している。
また、野生イノシシの感染確認地域と養豚場の密集エリアが重なる本県では、農場周囲のウイルス濃度がかなり高く、農家が衛生管理を徹底していたとしても、敷地内にウイルスが入ってしまうことが想定される。
◎清水靖久 鳥獣対策・ジビエ振興室長 別添資料10「野生イノシシの生息環境対策を主軸とした総 合的な獣害対策の取組について」により説明した。 ○埋橋茂人 委員長 委員の質疑等発言を許可した。なお、議論を深めるため、委員の発言に対し、ほかの委員から意見等がある場合についても、併せて発言願った。また、できるだけ速やかにかつ円滑に審査を行うため、発言及び答弁は簡潔にしていただくよう願った。
47豚熱等防疫対策事業費は、豚熱等の発生予防、蔓延防止を図るため、飼養豚への効果的なワクチン接種や飼養衛生管理基準の遵守徹底を指導するとともに、野生イノシシへの経口ワクチンの散布等を実施し、ウイルス侵入防止策のさらなる強化を行うものです。
豚熱は、平成30年に岐阜県で発生して以来、豚熱ウイルスに感染した野生イノシシを介し、感染が全国に広がりつつあります。この影響は、養豚場での感染による畜産業への被害、そして野生イノシシの豚熱対策での大幅減少による狩猟の不調とジビエの減少など多方面にわたり、発生地域では様々な対策が行われているところであります。
その後、飼養衛生管理の遵守徹底や野生イノシシ対策、知事認定獣医師によるワクチン接種など、関係者の必死の努力のかいもなく、令和3年4月には前橋市、8月には桐生市、10月には前橋市、11月には桐生市と発生をいたしまして、残念なことに全頭殺処分をいたしております。
またイノシシについては、市町村による集中捕獲等により、近年、生息数が減少傾向にあるものの、農作物のみならず、野生イノシシが豚熱の感染源であることから、県費による捕獲奨励金を上乗せし、捕獲強化に努めるとともに、養豚場が集中する赤城南面地域を中心に、捕獲データに基づく戦略的な捕獲活動に取り組むこととしております。
〔資料提示〕 次に、市街地への出没など野生イノシシの新たな課題について伺います。 野生イノシシなどの鳥獣被害については、一昨年の一般質問でも取り上げ、その中で、人を恐れず、昼間でも市街地に出没する野生イノシシの存在を紹介させていただきました。 近年、その被害はますます増えてきており、私の地元、小田原市でも、昨年10月、住宅地にイノシシが出没し、住民がけがを負う事態も生じています。
次に、環境にやさしい持続可能な地域づくりプロジェクトでは、豚熱の発生予防にもつながる野生イノシシ対策として、引き続き、捕獲奨励のための助成を行うほか、県営処分場エコグリーンとちぎについて、本年9月の開業に向けて整備を着実に進めてまいります。
このほか、豚熱の予防対策を着実に実施するため、ワクチン接種や野生イノシシの検査体制を確保するほか、関係機関との連携を強化します。 次に、かながわスマートエネルギー計画等の推進についてです。