広島県議会 2022-02-02 令和4年2月定例会(第2日) 本文
その一環として、県ではガザミ、カサゴ、キジハタ、オニオコゼを重点魚種に指定し、市町や漁協と連携して、稚魚の集中放流を実施してきました。漁獲量の増加も一部確認されており、引き続き、地魚の安定供給体制の構築と、県民や観光客向けのブランド定着に向け、継続的な取組をお願いしたいと思います。
その一環として、県ではガザミ、カサゴ、キジハタ、オニオコゼを重点魚種に指定し、市町や漁協と連携して、稚魚の集中放流を実施してきました。漁獲量の増加も一部確認されており、引き続き、地魚の安定供給体制の構築と、県民や観光客向けのブランド定着に向け、継続的な取組をお願いしたいと思います。
そこでまず、決算額が2,900万円と、この事業の中でも主たる施策であります重点魚種であるガザミ、オニオコゼ、カサゴ、キジハタのそれぞれの集中放流に対する効果についてお答えをいただきたいと思います。
本県では、重点魚種の集中放流や稚魚等の育成の場となる藻場などの環境整備に取り組まれたものの、イワシ類やアサリを除いた漁獲量は、昭和五十四年のピーク時から、現在は三分の一以下の約五千トンまで減少しています。
こうした中、本県では、漁業の担い手が将来の生活設計を描ける経営の確立を目指し、重点魚種を定めて集中的な放流を行い、ガザミについては、漁業者の実感として漁獲量が増加し、漁業者の収益増に貢献しているようです。
次に、水産業分野におきましては、就業前から就業後まで切れ目のない研修の実施や、重点魚種の集中放流等による販売額八百万円以上の担い手の育成など、漁業者の経営安定に向けた取り組みを進めるとともに、生食用殻つきカキの周年出荷体制の構築に向けて、ことし七月から出荷を開始したところでございます。
県では、市場ニーズが高く、定着性が良好で放流効果が期待できる四魚種を重点魚種と定め、平成二十八年度から計画的な集中放流に取り組んでおられます。また、漁業者や漁協などの協力を得て、安定的な供給につなげる取り組みも進めておられます。
県では、稚魚を放流した海域から余り移動せず、高い放流効果が期待できるガザミ、カサゴ、オニオコゼ、キジハタの4魚種を重点魚種に選定され、県栽培漁業センターにおいて種苗を増産し、集中放流に取り組んでおられます。このように、高級魚の漁獲がふえることで漁業者の経営状況が改善し、県民を初め、観光客なども食べる機会が増加していくことで地域の活性化につながるものと期待しております。
こうした中、本県では、漁業の担い手が将来の生活設計を描ける経営の確立を目指し、重点魚種を定めて集中的な放流を行っており、ガザミについては既に放流効果が確認され、そのほかの魚種についても効果の発現が待たれるところであります。公費を投じて事業を行っている以上、放流したものが漁獲量に反映されているか検証しながら、より効果的に事業を実施していく必要があると考えます。
今回の瀬戸内水産資源増大対策事業におかれまして、重点魚種はガザミ、カサゴ、オニオコゼ、キジハタの生産拡大ということで対策を打たれておりますが、その中で、ガザミの放流効果等の調査という事項が記載されておりますが、その調査結果がわかりましたらお話をいただければと思います。
漁業者が将来にわたって生活設計を描けるよう所得の向上を図り、魅力的な水産業を確立するためには、水産資源の増大による漁獲量の増加とあわせて、キジハタなど重点魚種のブランド化や販売戦略が重要であると認識しております。 そのため、県では、地域のブランド魚種の候補として、市場ニーズの高い四魚種を重点魚種に選定し、平成二十八年度から計画的に集中放流を実施してまいりました。
漁業者が将来にわたって生活設計を描けるよう所得の向上を図り、魅力的な水産業を確立するためには、水産資源の増大による漁獲量の増加とあわせて、キジハタなど重点魚種のブランド化や販路の確保が重要であると考えております。
次に、第7次栽培漁業基本計画でございますが、平成27年度から33年度までの計画でございまして、引き続き、マダイ、ヒラメを重点魚種として栽培漁業に取り組んでおります。
8: ◯答弁(農林水産局長) 水産資源を回復・増大させるためには、地域の核となるガザミ、オニオコゼ、カサゴ、キジハタの4種の重点魚種の集中放流と漁業者みずからによる徹底した資源管理に加え、稚魚の育成場となる藻場の造成など、漁場環境の整備に一体的に取り組むことが重要と考えております。
まず、資源増大対策事業として、重点魚種のガザミ、カサゴ、オニオコゼ、キジハタについて、引き続き放流を行うということで事業化されております。
県といたしましては、この改正法の基本理念に沿い、稚魚の育成場となる藻場の造成や堆積物除去など漁場環境の整備に取り組むとともに、地域の核となる重点魚種の集中放流と漁業者みずからによる資源管理を徹底して、効果的な水産資源の増大に取り組むこととしております。
我々は今、御承知のとおり、重点魚種のガザミ、タイラギ、サルボウ等についてかれこれやっておりますが、それについては引き続きやっていきたいと思います。 先ほど、もっと予算を大きくして根本的なという御質問がございました。それにつきましては昨年度から四県で共同して、例えば海底地形の調査をするとか、あるいは稚貝の発生状況の調査をするということを連携してやっております。
具体的には、単価が高く、また、放流した海域にとどまる傾向があるなど放流効果が高いガザミ、キジハタ、オニオコゼ及びカサゴを重点魚種と定め、来年度から本格的にガザミとカサゴの生産拡大を実施されることとなっています。 放流事業はこれまでも行われてきましたが、環境の変化や乱獲などにより県内の漁獲量は減少し、また、漁業者の数、所得とも減少傾向にあるだけに、今回の放流事業には大きな期待を寄せております。
ただ、まだ多い状況にはございませんので、今後、地先定着型の魚種を重点魚種といたしまして、重点放流していくなり、資源管理をあわせてすることで、資源の増産の安定化に努めてまいりたいと考えております。
この中で、重点魚種をふやしていく対策というのは理解できるのですが、自然増量を図っていくための基礎調査について、今までも調査はいろいろされてきたと思うのですが、今までの調査との違いは何なのか、お聞きします。