富山県議会 2024-06-01 令和6年6月定例会 一般質問
しかしながら、日本の酪農家157人を対象とした一般社団法人中央酪農会議の酪農経営に関する実態調査によりますと、飼料価格や燃料費、光熱費の上昇、子牛販売価格の下落等で経営は悪化、酪農家の84.7%が赤字経営で、そのうち4割以上は1か月の赤字が100万円以上に及んでいるようです。
しかしながら、日本の酪農家157人を対象とした一般社団法人中央酪農会議の酪農経営に関する実態調査によりますと、飼料価格や燃料費、光熱費の上昇、子牛販売価格の下落等で経営は悪化、酪農家の84.7%が赤字経営で、そのうち4割以上は1か月の赤字が100万円以上に及んでいるようです。
また、冷涼な気候と豊富で新鮮な水など、乳牛を育てるのに適した条件がそろっているとともに、酪農家のたゆまぬ努力があるからこそ、県産牛乳は風味が良くおいしさが出せているのではないかと考えています。 とちぎ和牛や牛乳のおいしさの秘訣を消費者に知ってもらうことが、ブランド力向上や消費拡大につながりますので、関係団体と連携し、より一層のPRをお願いいたします。
私の地元筑紫野市でも酪農家が毎日頑張って生産に励んでおられます。しかし、県民にとって大切な酪農家の経営状況は、ウクライナ情勢など様々な影響により大変厳しい状況にあるようです。 るる確認しながら質問していきたいと思います。
③は、酪農家が直面している課題の解決に向け、対策会議などを開催するものです。 ④は、体外受精卵の安定供給体制を確立し、酪農家に加え、肥育農家の収益性の向上を図るものです。 20ページをご覧ください。 45持続的畜産経営推進事業費は、耕畜連携を推進し、自給飼料の生産拡大や堆肥の有効活用を図るものです。 2(4)が新規事業となります。
また、牛乳について、今酪農家がかなり減ってきております。それでも何とか頑張っておられる方に、今後も事業を続けていただくために、県産牛乳みんなで応援する事業で支援するのはいい話だと思います。これは、どのぐらいの量になるか確認したいと思います。 ◎青木 農政水産部技監 近江牛を学校給食に提供する事業についてです。
放置竹林で困っていました所有者の問題を解決し、移輸入額を減らし、移輸出額を増やすだけでなく、酪農家にとっても大幅な経費削減につながる好事例だと思います。 笹サイレージが実用化に至るまでに県がどのような支援を行ってきたのか、農政水産部長にお伺いします。 ◎農政水産部長(久保昌広君) 笹サイレージにつきましては、畜産試験場が、竹を発酵させて家畜飼料として活用することを目指して開発した技術であります。
畜産農家への支援につきましては、飼料価格の高騰の影響を踏まえ、配合飼料や酪農家が給与する輸入粗飼料の購入経費の一部を支援しているところであります。 今後も飼料価格が高止まりし、畜産経営は厳しい状況が続く見込みであることから、新年度も引き続き支援してまいります。
更に、魅力のない農業には働き手も集まらない状況で、特に畜産・酪農家は経営が大変厳しく、十頭以上飼育する専業肥育農家については、地域においても激減。以前四十戸ほどあった農家が、現在は加美では二戸、色麻では一戸のみとなりました。繁殖農家も徐々に減少しており、酪農家は赤字経営で、この辺が農畜産業の限界かなと思うところであります。
地震や台風などの相次ぐ災害、コロナ禍、物価高騰など県民生活は大きな困難を余儀なくされており、特に中小業者や酪農家は年を越せない厳しい状況です。 こうした状況を鑑みれば、議員、特別職の引上げは行うべきではありません。 議案第105号「県の行う建設事業等に対する市町村の負担の追加及び一部変更について」です。 市町村負担は義務ではなく、道路事業では負担金をなくしています。
私は、①物価高対策、②安全・安心の確保のための補正予算案には、私が代表質問でも取り上げた酪農家への支援なども含まれており、全て可決するべきものと考えております。しかし、新ホールやJR車両基地の移転、アリーナ関連の補正予算案が一括提案されるに至ったため、断腸の思いで今この討論の場に立たせてもらっております。
続いて、本県の酪農家の状況を聞きますと、輸入に依存する配合飼料の価格高騰と同様に、草地が少なく粗飼料の生産力に乏しい地域では、輸入粗飼料価格の高騰による影響も大きくなっています。 県では、酪農経営維持緊急対策事業として、粗飼料価格高騰対策による酪農経営支援を行っていただいておりますが、配合飼料価格高騰対策と比べて弱い状況にあると聞きます。
県内酪農家の厳しい状況を踏まえ、本県独自に8月と12月を栃木県民牛乳消費拡大月間として制定し、9月に措置いただいた補正予算などを活用して、県産牛乳の理解促進や消費拡大に取り組んでおるところです。 取組内容ですが、1つ目が、プロスポーツチームや市町、団体などと連携した消費拡大月間の周知・定着です。
他方、粗飼料を輸入乾牧草に頼っていた地域では、餌代高騰が経営を直撃し、後継者不足も相まって、廃業のやむなきに陥る酪農家が出てきています。
先日お話を伺った酪農家の方は、周りの土地がどんどん買われていって、真綿で首を絞められるように苦しい、そして将来不安から、とてもじゃないが、自分の子供に継がせたいとは思えないとおっしゃっていました。また、別の畜産農家の方は、畜舎のすぐ隣に、将来的に工場が建つと聞いている、このままこれからも営農できるのか大変危惧しているとおっしゃっていました。
◎農政水産部長(久保昌広君) 畜産統計によりますと、令和5年の畜種別の農家戸数は、令和4年と比較しますと、酪農家は5戸減少し204戸、肉用牛農家は240戸減少し4,700戸、養豚農家は40戸減少し295戸、ブロイラー農家は16戸増加し462戸、採卵鶏農家は54戸で変動はありません。
酪農家により原料が供給される牛乳は、大変栄養価が高く優れた食品であり、日本人の日常生活において生乳生産量の確保は必須であると考えており、これからも酪農業への支援として、飼料自給率の向上や、一年を通じ搾乳作業に追われる酪農業の省力化などは非常に重要な対策と考えております。 そこで、お伺いします。 酪農業における経営継続について、今後さらに踏み込んだ対策が必要と考えますが、御所見をお伺いします。
酪農家にとっても肉牛農家にとっても、現在、キャトル・ステーションに預けることによって、手間や施設のスペースが空き、また別途自分の経営の中で生かすことができるということで、喜んでいただいているのではないかと思います。 ただ、操業開始して6年目ですが、昨年、一昨年前ぐらいから、全国的な飼料高や肉用子牛の価格がかなり下がっているという状況で、なかなか収支的に難しいところも出てきているのは事実です。
◆小林達也 委員 22ページの飼料生産利用対策事業費についてなのですけれども、現状、飼料価格高騰がいまだに続いている中で、特に牛乳の消費が低迷している酪農家は、経営コストに占める粗飼料購入費の割合が高く、厳しい経営状況となっている状況です。 飼料価格高騰対策など、酪農振興などにどのように取り組んできたのか、その取組状況をお聞かせいただきたいです。 ○岡部光子 委員長 半田畜産振興課長。
その場では、子牛価格が下がっていることや、酪農家の経営実態、飼料や肥料、燃料の高騰について、現場に関する話をお聞きしたのですが、飼料や肥料も海外に依存している我が国農業の現実を改めて認識しました。 その中で、農業に必要な飼料や肥料の生産を地元で調達するための体制づくりについて御意見があったのですが、今後どのようにして飼料や肥料の海外依存度を下げていくお考えか、農政水産部長にお伺いいたします。
私は、このたびの一般質問に当たり、本県の酪農家の皆さんから、昨今の世界的な物価高騰の影響による配合飼料の高騰、乾燥牧草輸入価格の高騰、その他電気、燃料などの経費の高騰など、厳しい環境に置かれている実情をお聞きいたしました。