福岡県議会 1998-06-08 平成10年6月定例会(第8日) 本文
これに沿いまして、有機物の施用によります土づくり、土壌診断によります適正施肥、病害虫発生予察に基づきます適期防除、天敵利用によります害虫防除などの技術開発、そしてその普及を図ることによりまして、肥料あるいは農薬の使用を削減をする、環境負荷が少ない農業の開発に努めているところでございます。
これに沿いまして、有機物の施用によります土づくり、土壌診断によります適正施肥、病害虫発生予察に基づきます適期防除、天敵利用によります害虫防除などの技術開発、そしてその普及を図ることによりまして、肥料あるいは農薬の使用を削減をする、環境負荷が少ない農業の開発に努めているところでございます。
このため,今後の麦作につきましては,農業改良普及センターや農協の営農指導を通じて,適正施肥や病害虫防除などの基本技術の徹底を図るとともに,病害や連作障害の多発地域では,抵抗性品種の導入や小麦と大麦の切りかえを進めることにより,作柄の安定と品質の高い,売れる麦づくりを推進してまいります。
また導水の一部を池田湖へ注水せず直接畑かん用水として利用するほか、南薩畑かん推進水質保全対策会議などを通じまして、農家に対して適正施肥の指導を行うなど、池田湖へ流入する窒素の総量を抑制することとしております。
平成5年度には「環境保全型農業推進方針」を策定いたしまして、健康な土づくりと適正施肥、農薬の適正使用やクリーン防除など、体系的・総合的な研究に取り組んでおります。
海の資源管理型漁業に匹敵すると申しますと少し無理があるようですが、この環境保全型農業の推進方針には、農作物が生き生きと育つ土壌づくり、適正施肥と適正防除、新技術・新資材の開発と活用などが主要な柱として掲げられております。
そのために、各普及所、茶産地十八普及所にお願いをいたしまして、土壌中窒素の計量をする簡易な窒素の分析機が開発をされましたので、こういうものを用いまして、各地域ごとの茶園における適正施肥量及び適正収量を得るための指導を各農家ごとにしていきたいということで、お茶の環境保全型の農業の推進というものを推進をいたしてまいりたいと、かように考えております。
これは,霞ヶ浦富栄養化防止基本計画に基づきまして,適正施肥や水管理の指導啓蒙を行うと同時に,専用田植機及び簡易水管理機の導入促進を図って,霞ヶ浦浄化に農業分野で寄与しようというような内容でございます。
あるいは生産資材の節減方策等の成果も得られましたので、これらを県下一円に普及をいたしまして、良質米でありますところのコシヒカリの生産拡大等を図ってまいりますほか、普通期水稲としましては南海一〇二号、これの育成あるいは適正施肥、病害虫の適時、適期防除による生産資材の節減に努めてまいりたい。
第一次産業の占める割合の大きい本県にとりましてまことに心強い限りでありまして、今後もさらに、農家においても技術指導者においても研究を重ね、稲作の基本である健苗育成、適正施肥などを徹底して推し進め、安定した技術の確立を図るよう期待するものであります。