栃木県議会 2024-03-12 令和 6年 3月農林環境委員会(令和5年度)-03月12日-01号
高病原性鳥インフルエンザ対策として、農場周辺のため池などの野鳥忌避対策とともに、ネズミや害虫の農場への侵入防止対策を行うものです。 また、豚熱などの発生予防、蔓延防止を図るため、引き続き5により防疫対策を徹底してまいります。 22ページをご覧ください。 49家畜生産農場分割推進モデル事業費は新規事業となります。
高病原性鳥インフルエンザ対策として、農場周辺のため池などの野鳥忌避対策とともに、ネズミや害虫の農場への侵入防止対策を行うものです。 また、豚熱などの発生予防、蔓延防止を図るため、引き続き5により防疫対策を徹底してまいります。 22ページをご覧ください。 49家畜生産農場分割推進モデル事業費は新規事業となります。
また、農場周辺のウイルスを減らすため、ため池への野鳥飛来防止対策、野生イノシシの捕獲強化と経口ワクチンの散布など、ウイルスを媒介する野生動物への対策を進めております。 さらに、万が一の発生に備えて、岐阜地域と飛騨地域に病性鑑定の検査施設と防疫資材庫を設置するなど、防疫体制の強化を図っております。あわせて、市町村、生産者団体などと連携した防疫演習を実施し、速やかな対応を行ってまいります。
また、野生イノシシ対策につきましては、県内で広く豚熱陽性のイノシシが確認されていますことから、捕獲を強化しますとともに、豚熱の蔓延防止と農場へのウイルス侵入リスクを低減するため、経口ワクチン散布地点を農場周辺に増やすなど対策を強化してまいります。 今後とも、発生動向を注視しながら豚熱対策に万全を期してまいります。 ○佐藤良 議長 螺良昭人議員。
さらに、野生イノシシの侵入防止に向け、森林に隣接する農場周辺において雑草木の伐採による緩衝地帯の整備を進めております。右下の写真は、糸島市の農場において整備をしている状況でございます。こうした取組を通じまして、県内での発生防止に向け緊張感を持って対応してまいります。 説明は以上でございます。
現在、唐津市に隣接をいたします糸島市の農場周辺において整備を進めておりまして、今後は、県内全域においても段階的に取り組んでまいります。 一方、国は今月五日、九州各県を豚熱ワクチン接種推奨地域に指定をいたしました。本県を含む北部九州四県では、十九日から同時にワクチン接種を開始することを決定いたしました。
発生原因につきましては、発生農場における疫学調査に同行した職員から、発生農場周辺における野鳥と見られるふんや羽毛の確認、農場内での猫やカラスの目撃、農場や鶏舎に入る際の長靴や作業着を交換する動線上の区別が不明確、鶏舎の壁などの一部破損など、ウイルス侵入の要因となり得る事例の報告があったところであります。
一方、発生農場周辺では、ウイルスの散逸防止のため、速やかに発生農場を中心とした半径3km以内の区域を家禽等の移動を禁止する移動制限区域、半径3kmから10km以内を家禽等の搬出を禁止する搬出制限区域に設定し、それぞれに消毒ポイントを設置し、畜産関係車両の消毒を行います。
また、感染リスクが高まる十二月には、農場へのウイルスの侵入を防止するため、農場周辺の石灰散布の徹底や野鳥が侵入するおそれのある通気口を点検する緊急対策を徹底しております。 次に、豚熱につきましては、飼養衛生管理基準の遵守の徹底や家畜防疫員によるワクチン接種のほか、野生イノシシの感染拡大を防ぐため、県内二十四カ所で経口ワクチンを散布しております。
また、農場周辺の地下水について、継続した水質の監視が必要と思いますが、県はどのように取り組んでいくのか伺います。 以上で私の質問を終わります。(拍手) ○副議長(佐藤政隆君) 執行部の答弁を求めます。 (知事内堀雅雄君登壇) ◎知事(内堀雅雄君) 宮本議員の御質問にお答えいたします。
また、野生イノシシ対策として、③に記載のとおり、農場周辺への経口ワクチンの地上散布や人が入れない急峻な場所への空中散布を実施しております。 両伝染病ともに、畜舎のすぐ近くまでウイルスが存在しているとの考えの下に、最大限の警戒を払い、発生防止に万全を期してまいります。 以上です。 ○小林達也 委員長 以上で報告は終了いたしました。 委員の質疑をお願いいたします。 金子委員。
◎梅村 家畜防疫対策室長 発生農場周辺では、野生イノシシの目撃情報もなく、栃木県内も含め、豚熱に感染したイノシシは見つかっていない。ウイルスがどのように農場へ侵入したかについては、今後公表される疫学調査チームの検証結果を待っている状況である。 ◆狩野浩志 委員 イノシシの痕跡がない中で発生したことについては我々も衝撃を受けている。
養豚農家に対しましては、半年ごとの豚熱の抗体検査を踏まえ、効果的なワクチン接種を実施するとともに、農場周辺の侵入防止柵の点検・指導や野生猪の感染状況の監視を行っています。 今後も、畜産農家と情報を共有し、万全な防疫対策を徹底して伝染病の発生を未然に防ぐことにより、畜産物の安定供給を図ってまいります。
お尋ねの国への要望についてでありますが、本県では野生イノシシの豚熱感染が確認されている地域と養豚場の密集地域が重なり、農場周辺に多量のウイルスが存在しているため、農場内へのウイルス侵入を完全に防ぐことは困難であると考えられます。
あわせまして、引き続き野生イノシシの捕獲を強化しますとともに、農場周辺における経口ワクチンの重点散布を実施するなど再発防止に万全を期してまいります。 なお、資料の裏面に防疫措置の様子、写真で何枚か載せておりますので、後ほどご覧いただきたいと思います。 それでは、今回の提出議案についてご説明をいたします。 お手元の資料、農林環境委員会議案説明資料、農政部をご覧ください。
記 1 アフリカ豚熱ウイルスの国内侵入を見据え、農場周辺に存在するウイルスを、農場内や畜舎内に侵入させないための農場内舗装や設備改修等のハード支援を創設するなど、財政的支援策の充実を図ること。 2 現在、豚熱ワクチンは、知事認定獣医師等による接種となっているが、より適切な時期でのワクチン接種体制を構築するため、獣医師の指示のもとで農家自身による接種を可能とする制度改正を行うこと。
◎小渕 家畜防疫対策室長 ウイルスが農場内に侵入する原因として、農場周辺に生息していた感染イノシシの排せつ物などに大量のウイルスが含まれていたと考えられる。これらのウイルスが、野鳥や小動物などによって農場内に持ち込まれる。また、感染イノシシのウイルスを含んだ排せつ物が、大雨などにより傾斜地などでは雨水に混ざって流れ込んできたということが強く疑われている。
なお、発生農場周辺のエリアに設けた移動制限措置は2月18日に全て解除されております。 防疫措置につきましては、県職員約1,300名が中心となって実施したほか、埋却には協定を締結しております千葉県建設業協会などにも協力いただきました。まだ発生リスクがある時期であります。飼養衛生管理基準の遵守については、今後も粘り強く指導を継続してまいりたいと思っております。 以上です。
お尋ねの発生要因についてでありますが、国の疫学調査チームの調査結果を踏まえまして、県で検討した結果、本県での豚熱発生の共通点として、離乳した子豚での発生であること、農場周辺に豚熱ウイルスが高い濃度で存在していたこと、農場内でネズミなどの小動物が確認されたことなどが挙げられます。
このため、農場周辺や感染イノシシの確認地域において集中的に捕獲を行うなど、来年度は年間一万頭の捕獲を目指してまいります。 次に、経口ワクチン散布では、この三年間で延べ十五回、合計約五十二万個を県内全域に散布をしてまいりました。引き続き農場の周辺地域に重点的に散布するとともに、野生イノシシのワクチン接種率をより高める散布方法を検証するなど、抗体付与の実効性を高めてまいります。
農場周辺では野生イノシシの生息が確認されており、本年7月、9月にそれぞれ約3キロメートル地点で野生イノシシの感染が確認をされております。また、報道では野生イノシシの排せつ物などに触れた小動物が侵入した可能性があるとされてきましたが、その後の調査で原因は判明をしたのか、お伺いをいたします。 ◎農政水産部長(西川忠雄) お答えいたします。