鳥取県議会 2001-06-01 平成13年6月定例会(第2号) 本文
お話がございましたように、健全な森林から流れ出す水がよい漁場をつくるということでございまして、昨年の10月でございますが、県の漁師会の86名の方が青谷町の長尾鼻で下刈りとか砂地の植樹というのをやっていただきましたし、やはり昨年の11月には賀露の婦人会100名余りが、若桜町の氷ノ山の響の森のあたりに上がっていただきまして、ブナやミズナラの植樹ということをやっていただいております。
お話がございましたように、健全な森林から流れ出す水がよい漁場をつくるということでございまして、昨年の10月でございますが、県の漁師会の86名の方が青谷町の長尾鼻で下刈りとか砂地の植樹というのをやっていただきましたし、やはり昨年の11月には賀露の婦人会100名余りが、若桜町の氷ノ山の響の森のあたりに上がっていただきまして、ブナやミズナラの植樹ということをやっていただいております。
近年では千代川でもそういう取り組みが行われつつありまして、昨年には鳥取市の賀露の婦人会の皆さんが、若桜で森づくりについて催し物をされたというようなこともあります。 私は、こういう上流と下流の連携というものが県内でもっともっとたくさん生まれてくればありがたいと思っております。
賀露の振興を図ることは非常に大切な課題であると思います。現在でも賀露に大勢のお客さんが来られておりますが、私はやはり賀露に来られるお客さんというのは、新鮮な水産物を買いに来られたり食べに来られる、こういう方が主流であろうと思います。
最初に、カニ博物館について何ゆえに県がかかわらなければならないのかということでありますが、確かにゼロから考えますと、あそこに県がカニ博物館をつくらなければいけないという必然性はないわけでありまして、例えば賀露西浜地区の振興ということになりますと、第一義的には鳥取市の役割だろうと私も思います。
こういった中、実は昨年の6月に漁協合併により賀露、酒ノ津、浜村、夏泊、青谷が統合されまして鳥取中央漁協というものができまして、そこの市場が統合されたわけでございますけれども、その市場におきましては水産物、仲買人が非常に集約されたというようなことから、魚価の安定につながったといったような評価がございます。
さらに、本年度から、鳥取市の賀露地区の婦人部の方々が中心となられて、若桜の響の森の一角に「賀露港21世紀の森」と名づけて植林を実施しておられると。この植林には子供たちも一緒に参加していると。こういう取り組みもすぐれて教育的であると認識をしております。 一方、高等学校におきますと、高校教育改革によりまして、今年度平成12年度から、智頭農林高校では新たに森林科学科という新たな学科を設けております。
したがいまして、今カニ博物館で取り組んでおりますのは、西浜の地区振興計画ということで、賀露の自治会を筆頭に、漁業協同組合、中央漁協です。それから海鮮市場。海鮮の皆さんの今までの加工場が転々していましたけれども、これでは環境が悪いではないかということで、これは統合していますから賀露だけでなしに酒津の方から鳥取から、そういうものの中で組合をつくられて、海鮮市場をつくろうではないかと。
あわせて、カニ博物館というものが単独で建設されるというのでは、単なる箱物に終わってしまいかねないわけで、そもそもこれは鳥取港の西浜地区の整備の一環として出てきた構想でありまして、その際には、県のみならず鳥取市、民間の事業者の方々、今では中央漁協になりましたが賀露の漁協の皆さん方、一体となってあの地区をこれからにぎやかな場所にしようという、そもそもそういう構想で出たものでありまして、その辺が一体的な取
それと、中部の先ほど言いました魚市場、例えば魚市場が賀露と網代と境港ということになりますと、中部の地どれというか、泊でとれたり赤碕でとれたりしたものが向こうに行ってしまうわけです。向こうにわざわざ持って行って、中部地区の仲買さんというのはわざわざ向こうに買いに行かないといけないわけです。特に仲買さんが高齢化したり、あるいは零細な人であれば、そんなところまでなかなか買いに行けないですよ。
東部地区には因幡の傘踊り、麒麟獅子舞いばかりでなく、賀露神社の赤ちゃん泣き相撲のように、地域に魅力的な伝統文化や芸能が息づいています。山海の幸にも恵まれています。私は、こうした東部地域に継承されている伝統文化や郷土料理に着目して、それぞれの地域の名物に育てていけば、活性化につながるのではないかと考えます。
県としても、この方針に沿った対応を考えていきたいということで、河川管理者、港湾管理者、賀露の場合鳥取市でございます。ボート所有者とで協議会を組織したいというふうに考えております。ここでどのような対策がいいかということを、住民の方々の意見も十分聞きながら、対応を進めてまいりたいと思っております。
また、この近くに、先ほどお話にございましたカニ博物館を建設する予定でございますし、さらにその周辺にも、例えばカニレストランとか、あるいは海産物の店舗街とか、あるいはマリンスポーツガイド等の、食べる、買う、遊ぶ、そういったような機能を持った施設が一体的に整備されるよう、地元鳥取市や賀露漁業協同組合等とも協議をしているところでございます。
賀露神社、名和神社の太鼓についてでありますが、これら2つと島根県の美保神社にあります太鼓を合わせた3太鼓は、実は樹齢1000年のケヤキの大木をくりぬいて製作された兄弟太鼓なのであります。ケヤキは和太鼓の胴の素材としては最高のものとして重宝されており、障害物がなければ、音色は30キロメートル先まで響き渡ると言われております。
このような状況の中で、特に鳥取市浜坂から賀露を結ぶ鳥取ベイブリッジ構想は、平成5年11月に地域の自治団体、経済団体などで構成する鳥取港大橋整備化促進同盟会が設立され、架橋実現へのうねりが大きく盛り上がってまいりました。
もう少し視野を広げていただきまして、浜坂地区、賀露の水産物、湖山池公園、白兎海岸、青谷町の和紙、氷ノ山、こういう1つの東部地域独自の、よそにない観光資源とワンセットで考え、お互いに結びつけるための広域観光ルートを整備していく必要があると私は思いますが、知事の御所見をお伺いいたします。 最後に、環日本海交流の拠点づくりに対する鳥取港、鳥取空港の利用促進についてお伺いいたします。
質問の最後は、猛暑が続いた昨年の夏、本県沿岸ではメイタカレイの豊漁が続き、東部賀露漁協では6月の水揚げ量82トン、販売価格4,000万円、7月54トン、5,400万円と、県全体としても6月の水揚げ量は256万トンでありました。これは、年間シリーズを通して水揚げ量が平成4年度180トン、平成5年度165トンであっただけに、この時期としては豊漁であったと仄聞しております。