青森県議会 2017-02-22 平成29年第289回定例会(第1号) 本文 開催日: 2017-02-22
知事就任当時の本県財政が財政再建団体への転落も危惧される状況にあったことを振り返りますと、万感胸に迫る思いであります。 また、私たちは、こうした苦難の道のりを糧に、さまざまな面で着実に成長してきました。
知事就任当時の本県財政が財政再建団体への転落も危惧される状況にあったことを振り返りますと、万感胸に迫る思いであります。 また、私たちは、こうした苦難の道のりを糧に、さまざまな面で着実に成長してきました。
三村知事が初当選された平成十五年当時、本県の財政は、財政再建団体への転落も危惧される危機的状況にありました。知事は、就任後、速やかに財政改革プランの策定に着手し、以後、国の三位一体改革等により本県財政の生命線である地方交付税が大幅に削減されるなどの障壁もありましたが、徹底した行財政改革に着実に取り組まれ、その結果、県財政に一定の道筋をつけたものと考えております。
当時、財政再建団体への転落が危惧されていた本県財政について、財政改革プランを策定し、財政健全化を図り、行政サービスの水準を維持し、また、攻めの農林水産業を掲げて見事に大きな成果を上げていることに、高い評価をするものであります。
しかし、もう一方の頭では、知事が、財政健全化への事前の備えがあったからこそ、危惧されていた財政再建団体転落を回避し、行政サービスの水準を落とすことなく向上することができたと自負してみても、県税収入に匹敵する原子力マネーの存在があっての三村県政ではないのかとの思いも頭をかすめました。原子力マネーへの過度の依存が、既に青森県をいびつな姿にしてしまっているのではないでしょうか。
しかしながら、その困難な状況の中、知事の財政再建団体に転落させないという強い決意のもとで取り組んだ行財政改革、そして、生活創造社会の実現を目指して策定された県基本計画に基づき、地道に取り組んできた施策の成果が着実に見えてきております。 県基本計画、また行財政改革大綱とも、来年度は見直すことになっておりますが、財政健全化を進めながら、より重点的かつ有効的な施策の展開を期待するところであります。
また、当時、財政再建団体への転落が危惧されていた本県財政については、決して青森県を潰してはならないとの思いから、県民の皆様から御理解を得るための情報共有活動を徹底した上で、財政改革プランを策定し、財政健全化への歩みを始めました。
本県財政は、平成十五年から思い切った行財政改革を推進し、何とか財政再建団体への転落を回避し、県政の課題に積極的に対応してきたところであります。この点については評価をいたしております。 しかしながら、昨年の大震災による影響や社会保障関係費等の増大により、再び厳しい財政運営が強いられております。
315 ◯二十四番(古村一雄) あえてこの核燃税についてお尋ねをしたのは、知事の説明でも申し述べてありましたけれども、地方交付税大幅削減で極めて厳しい、そういう中で、県は、財政再建団体の転落を回避しつつ、これも毎回のように財政は苦しいんだということを述べて、それでも積極的に県政の課題に取り組んできたというのが三村さんの一貫した姿勢でありますけれども、仮に
本県財政は、平成十五年度の財政改革プラン策定以降の行財政改革により、地方交付税の大幅削減などの極めて厳しい歳入環境が続く中、多額の財源不足に対処し、財政再建団体への転落を回避しつつ、生活創造社会の実現に向けて、県政が抱える諸課題に積極的に対応してきました。
鯵ヶ沢町におきましては、近年、財政再建団体となるおそれがあるということで、この事業に対する負担金を支払える能力といいますか、枠が、単年度事業費で見ますと1億6,000万円以下、町の負担分として2,000万円以下で何とかやってほしいという要請が、町のほうからございます。
大鰐町では、これまで、町が損失補償する第三セクター等に係る債務の返済方法の見直しについて関係金融機関と協議をしてきたところでありますが、私といたしましては、その結果いかんによっては、近い将来財政再建団体への転落の可能性もあるのではないかと危惧をしておった次第でございます。 元気な青森県、自立した地域づくりを進めるためにも、県内市町村を絶対に財政再建団体にするわけにはいかないと考えております。
その結果、厳しい歳入環境が続く中にありましても、多額の財源不足に対処し、財政再建団体への転落を回避いたしますとともに、プライマリーバランスを実質的に黒字転換させ、県政史上初めてとなるわけでございますが、通常の県債残高を減少局面に導くことができたわけでございます。さらに、平成二十三年度当初予算におきましては、実質的な収支均衡、すなわち、基金に頼らない財政運営を実現したところでございます。
財政再建団体に陥らないようにという思いで今までやってこられましたので、これからも知事に全幅の信頼を置いて、県財政を立て直していただきたいというのが一つの願いであります。 大震災につきまして述べさせていただきますが、八戸の八太郎防波堤、あそこは津波対策のためにつくられたわけじゃない、そのために今回は津波に対応できなかったのではないかというふうなことをおっしゃる方がおります。
9 ◯田辺総務部長 平成十五年度の財政改革プランでは、他県の例なども参考に、不測の事態に至った場合でも財政再建団体への転落を回避できるよう、その基準額の二年分、具体的には標準財政規模の一〇%──五%の二年分という意味です。
また、知事は、青森県を絶対につぶさないといった強い決意のもと、多額の財源不足に対処し、財政再建団体への転落を回避するばかりか、元金ベースでのプライマリーバランスを実質的に黒字転換させ、さらには、二十三年度当初予算において、目標を一年前倒しする形で実質的な収支均衡を達成させました。このことは賞賛に値するものと思っております。
その結果、本県財政は、地方交付税の大幅削減などの極めて厳しい歳入環境が続く中にあっても、多額の財源不足に対処し、財政再建団体への転落を回避するとともに、元金ベースでのプライマリーバランスを実質的に黒字転換させ、県政史上初めて通常の県債残高を減少局面に導くことができました。
その結果、本県財政は、地方交付税の大幅削減などの極めて厳しい歳入環境が続く中、多額の財源不足額に対処し、財政再建団体への転落を回避するとともに、プライマリーバランスを実質的に黒字転換させることにより、持続可能な青森型社会を築き、次世代にしっかりと引き継いでいくための財政構造改革を着実に前進させてきました。
このような中で、財政改革プランの徹底、加速などの行財政改革に全力で取り組みまして、財政再建団体への転落を回避するとともに、県の重点施策、あるいはまた東北新幹線鉄道整備事業費負担金等にも適切に対応してきたほか、財源不足額を着実に圧縮、あるいはまた元金ベースでのプライマリーバランスを実質黒字化など、財政健全化の歩みを着実に前進させてまいりました。
その結果、本県財政は、地方交付税の大幅削減などの極めて厳しい歳入環境が続く中、多額の財源不足額に対処し、財政再建団体への転落を回避するとともに、プライマリーバランスを実質的に黒字転換させることにより、持続可能な青森型社会を築き、次世代にしっかりと引き継いでいくための財政構造の改革を推進させてきたところであります。
本県では、これまでも財政改革及び行政改革の両面における努力を続けながら、財政再建団体への転落を回避しつつ、生活創造社会の実現に向けた諸施策を積極的に展開してきました。その結果、財政構造改革を着実に前進させるとともに、県政の各分野において次なるステージに飛躍するための新たな芽が着実に育ってきております。