石川県議会 1998-10-02 平成10年 9月第 4回定例会−10月02日-05号
また、昨今公共事業見直し論が活発で、とりわけダム事業などが再評価の対象とされているが、今回の豪雨災害で非常時に備えたダムの必要性が再認識されたことから、その必要性を一層積極的にアピールしていくべきとの意見がありました。
また、昨今公共事業見直し論が活発で、とりわけダム事業などが再評価の対象とされているが、今回の豪雨災害で非常時に備えたダムの必要性が再認識されたことから、その必要性を一層積極的にアピールしていくべきとの意見がありました。
一九七三年に予備調査が始まった辰巳ダム建設は、それより二十年先、一九五三年の出水が契機となっているようですが、一九七二年七月豪雨の政府の豪雨災害技術調査報告書によれば、森林の乱伐、水田の激減、郊外団地造成のコンクリート化が水害の主な原因であり、このとき集中豪雨という言葉が初めて世の中にあらわれました。
今年六月二十八日、二十九日の梅雨前線豪雨災害により、地滑りが広範囲にわたって発生し、民家五棟、半壊その他被害を受け、長期間手のつけられない地滑り地帯でありました。長期間の地滑り被害に対しては県、市の温かい救済の御努力に対して心から感謝申し上げる次第であります。