宮城県議会 1950-04-01 04月28日-06号
せつかく本県に参りました観光客も、本県に足を止めるような設備は遺憾ながらないのであります。内地の観光客ですら多くは飯坂温泉方面に持つて行かれまして、仙台にすら足を留めさせることができないような現状、これはまことに遺憾千万に存ずるのであります。
せつかく本県に参りました観光客も、本県に足を止めるような設備は遺憾ながらないのであります。内地の観光客ですら多くは飯坂温泉方面に持つて行かれまして、仙台にすら足を留めさせることができないような現状、これはまことに遺憾千万に存ずるのであります。
なお衛生部関係では、春うらら、観光客の数多へ訪れる季節を控えまして、旅館特に温泉旅館の衛生状況を十分把握いたしまして、厳重取締りを行い、衛生施設の完璧を期すべきである。以上のような希望の意見を付しまして原案を可と認めたのでございます。何とぞ委員会の決定通り満場の御賛成あらんことをお願いいたします。(拍手) ○議長(椛沢敬之助君) この際時間を若干延長いたします。
そこでいろいろの観光施設をするにおきましても、また二十四年度は関東、関西に重点をおいておるのでありまして、本県は地理的にも文化的にも立地條件がよく、今年四月からは松島が国外観光客の二十五日上陸区域にもなつておりますので、一日も早く国庫予算をもつて観光設備の充実を念願するものであります。他県で観光課を設置しておるところはすでに十五都府県であります。
実は二十六日に日本に最初の観光客を迎えたのであります。私どもはその様子を見て実は驚いたのであります。あの大きな観光バスが、数えてふますと七十台くらい。それに何十人乗つているか知りませんが、あの自動車の中には、おそらくは食事をするところもありましようし、あるいは顔を洗うところもあるかもしれません。