島根県議会 2007-01-15 平成19年_農水商工委員会(1月15日) 本文
続いて、島根県合板協同組合浜田針葉樹工場におきまして、厚さ12ミリのカラマツ・杉複合合板を試作しましたが、下に書いております、原木から製品までの各工程において、支障なく製造することができました。 この試作した合板の性能につきましては、住宅用の構造用合板として、JAS2級の規格に準拠して、その曲げ試験を行いました。 この曲げ試験の結果でございます。
続いて、島根県合板協同組合浜田針葉樹工場におきまして、厚さ12ミリのカラマツ・杉複合合板を試作しましたが、下に書いております、原木から製品までの各工程において、支障なく製造することができました。 この試作した合板の性能につきましては、住宅用の構造用合板として、JAS2級の規格に準拠して、その曲げ試験を行いました。 この曲げ試験の結果でございます。
次に、杉間伐材を使用したコンクリート型枠用複合合板の使用についてただしたところ、「従来、型枠にはラワン材等の南洋材を使用していたが、近年、違法伐採問題等の影響もあり、輸入が減少傾向にある。
そういうようなことの中から、この二十四ページでございますけれども、杉の間伐材を使用したコンクリート型枠用の複合合板の使用と、こういう形でございますが、非常に国産材の活用が期待されると、こういう一面にも間伐材の使用というのはこれは生きておると、こういうふうに思っておるわけです。
二十四ページの三のかごしま材の供給体制づくりのイの杉間伐材を使用したコンクリート型枠用複合合板の使用につきましては、コンクリート構造物の施工に使用する型枠は、現在ラワン材等の南洋材を使用していますが、杉間伐材を使用した複合合板について民間企業に開発を提案し、県内の森林土木工事で現地適用試験を実施してきた結果、一定の成果が得られましたので、公共事業への木材利用を一層推進するため、十八年度から森林土木事業
これは、実用化サイズのコナラ・杉複合合板製造のプロセスなんですけれども、これも先ほど言いましたように、島根県合板協同組合浜田針葉樹工場の協力を得まして連携をとりながら、実大レベルの合板をつくっております。 これは、そういうプロセスでつくりましたコナラ・杉複合合板です。これ、サブロクサイズ、ここは91センチ、ここは1メーター82センチ、それで厚み的には12ミリです。
県では、本年度から間伐材を初めとする県産材の需要・消費の拡大を図るため、木材の加工及び利用技術の研究開発に対する助成事業を実施しておりまして、この事業では御指摘の間伐材を活用した魚礁のほか、構造用の杉複合合板、住宅建築の合理化に役立つ木製パネルの開発など計五件の研究開発が取り組まれているところでございます。
また、間伐材の有効活用については、県産材の需要拡大のかぎを握っていることから、公共土木資材等の外構施設や複合合板の試作等、研究開発支援を行ってきたところでありますが、内装材を含め、今後とも商品開発改善に努めてまいる所存であります。
次に、コンクリート型枠に熱帯材を使わないための対策についてでございますが、建築工事に使用される型枠につきましては、平成五年度七尾土木事務所・保健所建設工事におきまして、試験的に針葉樹を芯材といたしました複合合板型枠を使用した結果、ラワン合板型枠と性能的には差異が認められなかったわけでございます。このため、平成六年度から建築営繕工事特記仕様書を、この複合合板型枠も使用できることに改正をいたしました。
この目標を達成するために、現在都が発注いたします建設工事につきましては、標準仕様書により、合板型枠の材料は原則として針葉樹合板または複合合板とし、表面に塗装したものを使用すること、また、合板型枠は反復使用回数の増加に努める旨を記載いたしまして、熱帯木材型枠の削減を図ることとしておりまして、財務局を初め、各局ではこの削減方針に沿って工事を進めているところでございます。
その中で、反復使用の回数だとかいろいろな問題もありますけれども、実際に針葉樹合板でありますとか複合合板を使って施工試験をして、その結果を見て方針を立てるということになっておりまして、その後、十九カ所予定をしておりましたんですけれども、現在まで十二カ所───五カ所を完了いたしまして、現在七件実施中でございます。
ただ、これには現在針葉樹材の複合合板をつくっております工場が一割以下でございますので、その供給能力というものとの調整を図る必要があると考えております。 二番目に、プラスチック等を含めました廃材の再資源化へ向けてのスケジュールでございますが、現時点では年次的なスケジュールを申し上げるまでの内容には至っておりません。今後研究してまいりたいと思います。
都としても、省資源、省エネルギー化や複合合板等への転換、建設廃棄物のリサイクル化の促進など、住宅分野における環境対策に関する技術開発に積極的に取り組むべきであると考えますが、知事のご所見をお伺いいたします。 次に、都営住宅の管理についてであります。
最近では、大阪府堺市におきましては、地球環境保全の観点から、従来の型枠用熱帯木材合板、いわゆるコンパネの使用削減を図るために、市発注工事においては、針葉樹複合合板──針葉樹七五%、熱帯木材二五%の型枠の使用促進を図り、熱帯木材の使用抑制に取り組むとのことでございます。
大阪府や京都府では型枠を使用しない工法の拡大、複合合板の使用、金属型枠の使用などで、熱帯材の使用を大量に削減する目標を打ち出しています。京都府は九〇年度実績に比べ三六%の削減、大阪府は現状よりも七五%削減することを目標にしています。また、府下の各市町村や関係団体にも協力を呼びかけていくことにしているということであります。 そこで、知事に質問をいたします。
また、県として、各業界との協議により、熱帯材合板にかわる針葉樹複合合板型枠の使用や塗装合板による使用回数の増加あるいは型枠のいらない工法の採用などを強力に推進すべきであると思いますが、あわせて御所見をお伺いいたします。
県でもこのことにつき対策をされているやに聞いておりますが、とりわけ建築土木業者の組合あるいは業界を通して、コンクリート型枠用合板--コンパネの使用については一〇〇%熱帯材を用いたものは使用しない、二つ目は、複合合板などの使用においては有効に反復使用に努めるよう指導されたい、三つ目は、本県発注するすべての事業について、内装などにおける熱帯材の使用を減量し、県内産木材を使用する旨の決定はできないものか、
取りまとめの方向といたしましては、都の建設事業で使用するコンクリート型枠の使用削減ということに絞りまして、反復使用回数の増加でありますとか、合板以外の型枠使用の拡大を図るとともに、針葉樹や複合合板型枠を用いて施工実験を実施するという方向で検討いたしたいと思っております。
コンクリート型枠用合板の利用等の現状として、建築業協会が実施した調査によれば、表面加工処理されていない合板で平均二・六回、表面加工処理された合板では四・九回であり、建設業界では、一部の企業が合板メーカーとタイアップして、従来利用したことがなかった針葉樹合板、針葉樹広葉樹複合合板の試験施工を実施し、利用可能と評価されており、また幾つかの自治体では、建築物の発注者の立場から、ラワン合板から針葉樹合板への
「一、短期的に熱帯雨林材合板の消費量削減に効果のある方法として、コンクリート型枠用合板の材料を針葉樹と南洋材との複合合板に転換できぬか、幾つかの現場で試験施工に踏み切る。二、試験結果が良好であれば、時間をかけて全国的に材料転換を図るべく、同業者や合板製造者に理解を呼びかけていく。また、発注者の同意も求めていく。」