熊本県議会 2024-02-16 02月16日-03号
残りの1か所は、約200メートルにわたりのり面が崩壊した芦北地区広域農道の鶴木山工区で、災害の再発を防ぐため、より地盤が安定している山側にルートを変更した上で、令和5年3月に工事に着手しました。 現在、道路部の掘削や斜面の工事を実施しており、令和6年1月末時点の進捗率は38%で、令和6年度末までに全ての工事を完了させ、令和7年4月から全線開通する予定です。
残りの1か所は、約200メートルにわたりのり面が崩壊した芦北地区広域農道の鶴木山工区で、災害の再発を防ぐため、より地盤が安定している山側にルートを変更した上で、令和5年3月に工事に着手しました。 現在、道路部の掘削や斜面の工事を実施しており、令和6年1月末時点の進捗率は38%で、令和6年度末までに全ての工事を完了させ、令和7年4月から全線開通する予定です。
また、芦北地区広域農道の復旧のうち、最大の被害となった鶴木山工区につきましては、再度災害防止を図るため、ルートを山側に変更して復旧することで、町や地元集落、国との協議が調い、今月から工事に着手し、令和6年9月の完了を予定しております。
次に、水俣・芦北地方の農業振興の柱となります芦北地区広域農道についてお尋ねいたします。 水俣・芦北地方を眺めてみますと、七五%が山林で占められ、標高二百メーター程度の丘陵が海岸まで迫る複雑な地形で、ほとんどの耕地は小さい面積で、しかも急傾斜地に散在しており、農業を営むには不利な地域であります。
続きまして、芦北地区広域農道の整備促進についてお尋ねをいたします。
水俣・芦北地域の土地基盤につきましては、当地域の大部分を占めます中山間地帯を中心に広域営農団地整備計画を策定し、その基幹事業として芦北地区広域農道整備事業を五十五年度に着手し、その他団体営事業として農道整備事業、圃場整備事業、農村総合整備モデル事業、ため池等整備事業等が実施されているところでございますが、県平均から見ますと、地形的条件の制約からいたしまして確かに他地域よりおくれていることは事実でございます
まず、中山間地帯の芦北農業の振興を図るためには農道整備が急務と考えまして、当地域の基幹農業となる芦北地区広域農道整備事業に着手したところであります。一般農道としましては、津奈木町合串地区を五十四年度から実施中で、総延長三千七百メートル、五十六年度までの進捗度は三八%となっております。