山梨県議会 2022-12-01 令和4年12月定例会(第4号) 本文
さらに、峡南地域では現在、地元自治体とレンタル電動アシスト自転車の配備を進めており、ハイキング後の地域への周遊を促すモデルとしてまいります。 このほか、ハイキングや登山のための来県者をターゲットとした新たなビジネスの創出を促進するため、登山ガイドなどを対象とした研修会を開催することとしています。
さらに、峡南地域では現在、地元自治体とレンタル電動アシスト自転車の配備を進めており、ハイキング後の地域への周遊を促すモデルとしてまいります。 このほか、ハイキングや登山のための来県者をターゲットとした新たなビジネスの創出を促進するため、登山ガイドなどを対象とした研修会を開催することとしています。
ふだんは車両の通行が規制されている林道を自転車で走行し、北岳の入り口である広河原では、食やアクティビティを楽しむフェスが行われ、南アルプス市の大自然を満喫できたことが大変喜ばれました。
しかし、本年に入ってからは自転車の盗難や自動販売機荒らしなどの街頭犯罪が増加傾向にあり、全体的に見ても犯罪発生件数の減少傾向には陰りが見えています。さらに、誘拐事件や性犯罪の予兆ともいえる子供や女性に対する声かけ事案、住宅への侵入窃盗事件など、私たちの身近で発生し地域住民が不安を感じる犯罪も少なからず発生しています。 残念ながら、県民の体感治安は、いまだ改善されてはいないと考えます。
今後の対策事項としては、道路構造を自動車の走行速度を保つための高架化により交差点の立体交差とすることや沿道からの出入りを制限し、歩行者や自転車の進入を禁止するなどの対策が迫られています。 当該道路は、甲府都市圏や周辺地域の連携強化、災害発災時の緊急物資の輸送や緊急車両の運行に資する位置づけの道路であります。地域高規格道路としての運用、渋滞緩和、防災・減災対策に資する道路整備が必要と考えます。
自転車による痛ましい交通事故を防ぐには、県民一人一人が交通ルールを守り、交通マナーを向上させることが必要であり、特に自転車通学など自転車を利用する機会の多い中学・高校生を中心とした若者に対し、自転車の交通ルールを守ることの大切さをしっかりと理解させることが必要であると考えます。
私は、多くの来訪者を見込むことができるスポーツイベントやスポーツを目的とした旅行を、観光や地元の文化・産業と密接に結びつけることが地域の活性化につながるという考えのもと、県自転車競技連盟会長として、地元の方々と協力して、八ヶ岳では山麓を周遊するグランフォンドピナレロ八ヶ岳、富士山ではマウント富士ヒルクライムといったサイクルイベントを開催するとともに、東京オリンピック自転車競技ロードレースの山梨県内への
これまで、感染拡大防止と経済活動の両立を目指し、リモートワークの推進のほか、通勤通学の手段を公共交通機関から自転車やマイカーに転換する動きも進み、道路利用の機会も増しています。 今後アフターコロナにおいては、観光客のさらなる増加も見込まれ、観光客ドライバーによる交通事故も懸念されますが、その事故により地元住民が巻き込まれるようなことがあってはなりません。
さらに、昨年開催されました東京オリンピック・パラリンピックでは、実行委員会副会長として、聖火リレーや本県で開催された自転車競技ロードレースなど、円滑な大会運営を準備してまいり、無事開催できたことに感慨もひとしおであります。
まず、南アルプス林道でのサイクルイベントにつきましては、一般車両の乗り入れが規制されている場所を会場とする初めての試みであり、紅葉が始まるころの十月十六日に自転車専門雑誌の編集者やインフルエンサーなど約百名を招待し開催いたします。
まず、第百七十一号議案、令和四年度山梨県一般会計補正予算のうち、通勤通学路等自転車走行環境整備事業費についてであります。
あわせて、森林公園金川の森における既設コースの全面リニューアルや、富士吉田市外二ヶ村恩賜県有財産保護組合の自転車パークとの連携などにより、走行技術やマナーを習得する場を提供していきます。 こうした取り組みによりまして、マウンテンバイクの聖地と呼ばれるような環境を整え、県内外の方々に利用していただくことで、本県の新たな観光コンテンツとして、山村地域の振興につなげてまいります。
そこで、来年度は、大手企業も関心を示している燃料電池自転車の実証実験を進めるほか、高い意欲とアイデアを持つ企業を全国から募り、積極的に未開拓市場に進出し、グローバルニッチトップを目指していきます。
折しも本年は、七月から九月にかけて、東京二〇二〇オリンピック・パラリンピック競技大会が開催された年であり、本県も自転車ロードレースの開催地となりました。 大会は、ほぼ無観客での開催となりましたが、選手のひたむきな姿や、日ごろの練習に裏打ちされた高い技術がコロナ禍で疲弊した県民に多くの感動と勇気、そして夢をもたらしてくれました。
一方、東京オリンピック・パラリンピックでは、私も県議会を代表して聖火リレーに参加し、ランナーに聖火の火をともすとともに、県内初の競技会場となった自転車ロードレースでは実際に観戦し、全世界から注目を集めていることを実感いたしました。 今大会は、過去最高のメダル数を獲得するなど、本県出身の選手を初めとした日本選手団の活躍は、コロナ禍に夢と希望を与え、二〇二一年の輝きを象徴する出来事でありました。
このため、プレミアムなキャンプといった観光コンテンツの開発や、自転車の乗り入れなど、交通アクセスの調査検討を行うこととし、所要の経費を十一月補正予算に計上いたしました。 今後も、市町や関係団体との連携を密に図りながら、大きな可能性を秘めた南アルプスの観光振興に向けた取り組みを積極的に進め、本県観光全体の持続的な発展につなげてまいります。
私は、県内初の競技会場となりました自転車ロードレースを、ゴール地点であります富士スピードウエイで観戦し、スピード感あふれる選手たちの力強い走りを肌で感じてまいりました。 オリンピック・パラリンピックをきっかけに、自転車競技を初め、話題となりましたスケートボードなどさまざまなスポーツに関心を持ち、将来、本県からオリンピックを目指す多くの子供たちが出てきてくれることを期待する所存であります。
一方、この都市計画道路の未整備区間である甲斐市中下条地内に目を向けると、現況は沿道に住宅や店舗が連担し、歩道が片側にしかなく、道幅も狭いことから、朝夕の通勤通学時などは自動車と自転車、歩行者が錯綜し、安全が確保できていない状況にあります。 私のところには、こうした現状を目の当たりにしている地域住民の方々から、歩行者が安心して利用できる道路の早期整備を望む声が多く寄せられております。
特に、本県も会場地となったオリンピック自転車競技ロードレースでは、安全かつ円滑に実施されたことはもとより、山中湖など本県の美しい自然を背景に選手たちが激しい攻防を繰り広げる映像が世界中に発信されたことは、山梨県としては大成功だったのではないかと思います。 私は、こうした大会の成果を活用し、発展させていくとともに、地域経済の活性化にもつなげていくべきと考えております。
コロナ禍での開催となり、いろいろな御意見がありましたが、県内でも実施されました聖火リレーから始まり、本県初のオリンピック会場となった自転車ロードレースなど、多くの競技を通じて、人々へ勇気と希望を与えてくれました。 特に本県出身アスリートの活躍は、スポーツを志す方々にとって、大きな励みとなるだけでなく、私たち県民に誇りと大きな感動をもたらしました。
県内では、聖火リレーに加えて、事前合宿や自転車競技ロードレースが予定されていますが、実施に当たっては、大会組織委員会や関係市町村などと連携して、最大限の感染症対策を講じてまいります。 大会の開催を契機に、スポーツへの関心が高まるだけでなく、富士山や富士五湖など本県が誇る豊かな自然環境を世界に向けて発信できることを期待しております。 まず、当面する県政の課題について御説明申し上げます。