富山県議会 2017-06-01 平成29年6月予算特別委員会
また、平成26年には、大規模災害に備え伏木富山港港湾BCP事業継続計画を策定するとともに、緊急物資輸送船の入港を想定した訓練を実施されております。 一方で、平成11年7月の改訂から約18年間改訂が行われず、至急改訂すべきとの意見もあることから、今定例会では、法定計画である港湾計画と時の政府の政策に基づく整備計画を取り上げたいと思います。
また、平成26年には、大規模災害に備え伏木富山港港湾BCP事業継続計画を策定するとともに、緊急物資輸送船の入港を想定した訓練を実施されております。 一方で、平成11年7月の改訂から約18年間改訂が行われず、至急改訂すべきとの意見もあることから、今定例会では、法定計画である港湾計画と時の政府の政策に基づく整備計画を取り上げたいと思います。
伏木富山港では、あらかじめ大規模災害に備える仕組みを構築するため、平成26年12月に国や県、市、港湾関係者で構成されます官民連携協議会におきまして、災害時における港湾関係者の役割や行動計画を取りまとめました伏木富山港港湾BCP、事業継続計画でございますけれども、これを策定いたしますとともに、平成26年度には緊急物資輸送船の入港を想定したロールプレイング方式による訓練等を行ってきたところであります。
これらの計画では、発生頻度の高い地震、津波による被害想定をもとに、どの施設をいつまでに復旧させるかなどの目標を設定し、復旧に向けた対応拠点や連絡体制を定めるとともに、施設点検、応急復旧作業、緊急物資輸送船の手配等を行うための港湾関係者の役割分担等を定めています。
しかし、震災直後から精力的に行われた道路や航路の啓開作業や岸壁などの応急復旧工事により、約十日後には緊急物資輸送船が初めて入港し、現在では公共岸壁がすべて利用可能になっていると伺っております。