宮城県議会 1950-02-01 03月24日-11号
第五には昨年より鮮魚統制がなかば解除になり、魚価の値下りはいちじるしく、船舶復興主要資材の値上り、金詰りも加わつて、大型、小型事業の経営者並びに零細漁民の生活面にまでも極度に追い込まれておる実情であります。四月一日より全面的な統制解除に相なる場合には統制的計画もなくなり、従つて水揚げ資金のわくも狭められ、魚を取つても金は即座に払われないというようなことになるのであります。
第五には昨年より鮮魚統制がなかば解除になり、魚価の値下りはいちじるしく、船舶復興主要資材の値上り、金詰りも加わつて、大型、小型事業の経営者並びに零細漁民の生活面にまでも極度に追い込まれておる実情であります。四月一日より全面的な統制解除に相なる場合には統制的計画もなくなり、従つて水揚げ資金のわくも狭められ、魚を取つても金は即座に払われないというようなことになるのであります。
第3号議案は、入場税徴收の実績にかんがみまして、特別徴收義務者として從來の催し物主催者のほか、新たに施設の経営者をも指定して公平な税收の碓保を期した次第であります。 第4号議案は、さきに御議決をいただいた職員費についてその定数を追加しようとするものであります。 第6号及び第7号議案は、建設業法の施行に伴いまして必要なる給与條例を設定しようとするものであります。
中小企業対策について委員会以外に何かやるかというお尋ねでございますが、私はあれでもちろん結構でありましようが、もつと深く実力をもつておられる経営者を加えて、そうして適当なる研究の成案を得たいと考えておるのでございまして、その問題につきましては相当なる県費の支出も必要であろうと考えておりました。
尚委員会の構成は、各官庁主脳者経営者、学識経験者、金融関係、農漁業関係者、労働組合関係者 委員会は 一、工場診断を行い速かに転換並びに合理的生産を指導する。 一、技術、生産工程の管理等強力に指導する、 一、資金資材の斡旋により生産費を引下げ賃金と労働安定のため指導する。 一、県下農漁業関係の必需品の生産と消化を指導する。 一、企業の合理的経営を指導する。
畑作にいたしましても関東、関西のごとく大工業地帯大消費地帯をもつところの農業経営者とは、その収入の面において格段の相違があります。また一般俸給生活者、商工業者の収入もまた数段の相違がございます。一年の半年を雪の中に閉籠められる環境にある東北人の担税能力はしたがつてすこぶる弱いのでありますこれを無理すれば税源は枯れる。税源が枯れては元も子もなくなります。
この原因が大体四つに大別されるものと思いますが、一つは工場、機械、施設、設備並びに従業員の管理方法の不適当なるものによるものと、生産力の低下によるものと連続的に運転し得ない生産力の低下、あるいは経営者、労働者側の意識的生産制限あるいは辞職による生産力の喪失等があげられると思います。
また水力電気の経営者からなつておる日本技術協会にこれが調査を委託したということも聞いております。このほか福島県においても県営にするという議が持ち上つており、その準備が進められておるということである。阿武隈川にせよ、北上川にせよ常に災害をこうむるのはわが県であります。
六、労働対策については、労働者と経営者とを併せ教育する活動を願いたいのであります。 以上の諸項はいずれも相当重要問題でありますから、県費の増額支出について特に留意せられるよう希望いたします。また、予算編成にあたつては、現に最も必要とする事項を第一とし、不急事項はしかる後に行なうよう特に要望いたします。
一昨年以来非常な物価の値上りがあるのでありますが、その間に処して金が一向に値上げされないので金鉱山経営者は非常な苦痛を感じたのでございますが、先達てそれはどういうわけかということを聴いて見たところが、為替相場の関係で、直接に金の価格が影響するというので値上げをせず、若干の生産補助金を交付しておつたということを聴いておつたのであります。