山梨県議会 2006-02-01 平成18年2月定例会(第3号) 本文
さらに、最も重要な問題は、過去にも山教組の組織ぐるみ選挙問題で、県教委に抗議や改善の申し入れがありながら、文書指導などは行ったものの、事実上、黙認してきたこと。それだけではなくて、選挙やカンパ活動を行ったかどうかを、人事面で評価して、選挙運動を拒否した教師に対し、差別的扱いをしてきたこと。
さらに、最も重要な問題は、過去にも山教組の組織ぐるみ選挙問題で、県教委に抗議や改善の申し入れがありながら、文書指導などは行ったものの、事実上、黙認してきたこと。それだけではなくて、選挙やカンパ活動を行ったかどうかを、人事面で評価して、選挙運動を拒否した教師に対し、差別的扱いをしてきたこと。
次に、教職員組合の組織ぐるみ選挙についてです。 報道や山教組組合員の証言を通じて明らかになったことの一つは、山教組が政治団体「山梨民主教育政治連盟」と一体で、組織的に選挙活動や政治資金集めを行ってきたことです。事務所の住所も、電話番号も同じで、県政連の規約には、会員は「県・市町村教育委員、校長組合・教頭組合・教職員組合員」と記されていることからも、それは明らかです。
笹生議員の後援会組織は、ほぼ市の行政組織に従って区や自治会単位に約100の組織がつくられ、市政協力員を兼ねる区長らを通じて平均30万円ばらまかれたほか、婦人部と青年部にそれぞれ100万円ずつ渡ったと報じられているように、まさに行政の下部組織ぐるみ選挙を行っています。そして、選対本部の出納責任者を務めていた人が逮捕され、起訴されております。
その典型的な例が、高祖議員の地位を利用した組織ぐるみ選挙違反で証明されています。小泉総理に期待して一票を投じたら、逆に改革に最も抵抗する勢力が増えたというこの矛盾は、改革が具体的段階、各論に移れば、一段と拡大することは間違いありません。 自民党総裁に就任した小泉首相は、集団的自衛権の行使や首相公選制による改憲を主張しましたが、選挙に入るや本格的な論争を避けました。
しかし、公判の結果は、悪質な組織ぐるみ選挙と判定が下りました。しかも、口裏合わせの打ち合わせを土木部長室で行っていたという事実も判明しました。 私どもは、当然、土木部長から代表質問の答弁で冒頭おわびの言葉があるものと思っておりました。しかし、一言もおっしゃらなかった。県民への謝罪はどうするのか、伺います。 また、組織ぐるみを堂々と否定し、議会や県民を欺いた責任をどうとるのか。
日本共産党県議団として、池田氏の選挙準備活動の時期から、県庁ぐるみ、組織ぐるみ選挙と受け取られるおそれのある問題で、しばしば指摘し、自浄能力を発揮しての内部調査も申し入れてきましたが行われず、結果として土木部の組織ぐるみの選挙違反に発展したことは本当に残念でなりません。 既に禁固1年を求刑された塩尻市前助役は、「前回の知事選でも総務部長にお願いして庁内で入会申込書を配った。
ところが今回もまた県下の農協組織は、農政連といいながら、実際は農協組織挙げて自民党候補の当選のために組織ぐるみ選挙を行いました。県下各地の農協では、公然と自民党候補の連絡所の看板が掲げられ、農協の車を使って勤務時間中に農協の職員が自民党候補のポスター張りに出動するという姿が見られました。
これは全く不当、不法な組織ぐるみ選挙であって、厳しい社会的批判を受けたところであります。農業委員会等に関する法律第53条では、知事は、必要があると認めるときは、農業会議から業務、会計に関し報告を徴し、検査を行い、その他監督上必要な命令をすることができるとしております。知事は報告を求め、調査を行われたかどうか、まずお答えをいただきたいのであります。