奈良県議会 2024-06-26 06月26日-04号
知事は、昨年6月の予算執行査定の結果、磯城郡3町において、県立工科大学の整備や国民スポーツ大会に向けた新施設の整備を計画していた大和平野中央田園都市構想の拠点施設整備について見直しを行われ、整備内容を含め計画を再検討することとされました。 その後、県と磯城郡3町でそれぞれの計画を発表されました。
知事は、昨年6月の予算執行査定の結果、磯城郡3町において、県立工科大学の整備や国民スポーツ大会に向けた新施設の整備を計画していた大和平野中央田園都市構想の拠点施設整備について見直しを行われ、整備内容を含め計画を再検討することとされました。 その後、県と磯城郡3町でそれぞれの計画を発表されました。
今般、基本方針としてお示しした、全く新しいタイプの学生寮において生み出される若者と企業・地域との交流や企業誘致により、前知事が進めていた県立工科大学の設置とは別の手法で、目指していたところは達成できると考えております。
知事は昨年6月の予算執行査定の結果、磯城郡3町において、県立工科大学の整備や国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会に向けた新施設の整備を計画していた、大和平野中央田園都市構想の拠点施設整備について見直しを行われ、整備内容を含め、計画を再検討することとされました。また、再検討にあたっては関係者と協議を行い、大和平野中央地域の持続的な振興・発展に向けて協力していくとの考えを示されました。
それは、大規模広域防災拠点についてもしかり、大和平野中央田園都市構想にしてもしかり、奈良県立工科大学にしてもしかりでございます。リニア中央新幹線の新駅から関西国際空港までの新たな鉄道敷設についてもしかりでございます。
知事は本年4月に就任されてから、2000メートル級滑走路を備えた大規模広域防災拠点の整備、関西国際空港接続線の整備、大和平野中央田園都市構想推進、奈良県立工科大学の設置、近鉄奈良線の移設等のプロジェクトの見直しをし、予算の執行中止を行われました。
磯城郡3町で予定されていました、大和平和中央田園都市構想の拠点整備については、予算が執行停止され、県が主体となった県立工科大学の設置も見直すことになりました。しかし、教育、人材の育成、産業や雇用の創出を進めるのであれば、当初の構想は有効であるはずです。今後どのような具体的な代案を地域に示すのか。大学設置の再考も含めて、知事の考えをお聞かせください。
また、同月20日には、大和平野田園都市構想のうちの県立工科大学の建設につきまして、三宅町におきまして、直接私が、地元の地権者をはじめとする住民の皆様に対しまして、説明をさせていただきました。また、同月27日には、同じく大和平野田園都市構想につきまして、磯城郡の3町長と協議をさせていただきました。
県立工科大学構想には、県内理系人材の育成に関し、県内企業から大きな期待があったと聞いておりますが、県立工科大学の設置の中止の理由を改めてお伺いいたします。また、奈良県として理系人材育成は必要とのお考えであるのかどうか、そして、必要であるならば、人材をどのようにして育成されていこうとしているのか、ご所見をお伺いいたします。 次に、DX推進による県庁組織や業務の在り方についてお伺いいたします。
その理由は、まず、県立工科大学に関しては、養成した人材の県内企業への就職が多くは見込めないことや、産学官連携は既に県内の大学等で取組が進められていることから、県が設置する必要性は低いと判断いたしました。また、スポーツ施設の整備につきましては、国民スポーツ大会は既存施設の改修による対応で可能なことから、新たなスポーツ施設の整備は行わないこととしたものでございます。
現在、知事が新設を進めておられる奈良県立工科大学とあわせて、県内の国立大学を国の管理のもとに1つに統合し、総合大学とすることが県内の高校生にとっても大きなメリットがあるのではないでしょうか。 今後は、県立工科大学の新設を進める中で、県内の国立大学、公立大学の総合大学化についても、ぜひご検討いただきたい旨をお願い申しまして、要望といたします。 以上で壇上からの質問を終わります。
次に、(仮称)奈良県立工科大学の新設について、知事にお伺いします。 現在、県では産業競争力の強化を目的として、(仮称)奈良県立工科大学の設置に向けた準備を進めておられると聞いています。 先日、新聞に、公私立大3割、理工系拡充、との見出しで、文部科学省の調査結果として、理系学部の拡充を促す国の支援基金を活用した学部再編が急速に進む可能性があることが指摘されていました。
この構想では、磯城郡3町におけるスポーツ施設を核とした2つのウェルネスタウンや(仮称)奈良県立工科大学とスタートアップヴィレッジをテーマとした拠点整備とともに、県政の重要事項を網羅した数多くのテーマが示されています。私もこの構想を拝見しましたところ、将来のすばらしい田園都市の姿が目に浮かぶように感じ、大いに期待しているところでございます。
また、令和8年度の大学院の先行設置など、(仮称)奈良県立工科大学の設置構想を推進するほか、ICTを活用した教育の推進や県立学校施設の長寿命化に取り組むなど、教育環境の整備・充実を図ります。さらに、デジタル化が進む未来の社会に対応可能な資質や能力を育成するための高校教育のあり方について、検討を進めます。
県内の県立高校の工学部は定員割れが続いており、果たして県立工科大学で募集人員が集まるのか、疑問です。 この背景には、10月1日から、国の大学の設置基準が変更され、教員組織の教授会に事務職員も入ることになり、本来の教育の在り方が骨抜きになることや、教員制度見直しで兼任職員が増え、教育の質の低下につながりかねません。また、施設面でも、運動場や体育館の設置が緩和され、学生が学ぶ環境も心配されます。
大和平野中央田園都市構想も、県立工科大学設置、サッカー専用スタジアムの建設などの実現に向けた取組が進んでおります。
その戦後大学の大原則の観点からいうと、今回県立工科大学の新学群設置に当たって、県の庁内検討組織に法人も参加していたにもかかわらず、前県議会議場答弁で知事が白紙撤回を宣言したのは、行政による県公立大学法人の権限、独立性への権力的な介入であり、断じて許されないものです。知事の考えをお聞きいたします。
同じ時期に県立工科大学ができた会津大学、ここは大学の授業が英語で行われるという、こういう授業体制をとりました。結果、会津大学は今非常に人気のある大学で、就職もいい。そして、質の高い生徒が集まると、こういう県立工科大学になっております。
私ども、本当に、県立工科大学、十年たちましたけれども、まだまだ県内の企業との結びつきが弱かったんではないかと反省している面も多ございますので、これから一生懸命そういった点を強化して、一%でも二%でもとは言わず、もう五%、一〇%でも県内就職率が上がるように努力していきたいと考えております。 ○阿部英仁議長 高村清志君。