千葉県議会 2022-09-06 令和4年9月定例会(第6日目) 本文
特にスマート技術の活用は生産性の向上に効果的であり、自動運転田植機による稲作の省力化や牛の発情発見システムによる畜産の効率化、環境制御装置を活用した施設園芸の収量向上などを重点的に支援しています。
特にスマート技術の活用は生産性の向上に効果的であり、自動運転田植機による稲作の省力化や牛の発情発見システムによる畜産の効率化、環境制御装置を活用した施設園芸の収量向上などを重点的に支援しています。
六、生産性向上に関する施策の、スマート農業の実装化に向けた実証活動の取組状況につきましては、スマート農業に対する農業者の理解促進と実装化を目的に、国や県の補助事業を活用して、ドローンを活用した病害虫防除や、施設園芸用ハウス内の温度や土壌水分等の制御、牛の発情発見システムなど、二十五件の技術実証に取り組んでいるほか、国の令和二年度補正予算を活用して、新たに三件の技術実証が進められているところでございます
先ほど申し上げましたように、十四の協議会が中心となりまして、例えば肉用牛ですと、牛管理あるいは発情発見システムの取組、それからピーマンなどの施設園芸におきましては、ハウス内環境の自動制御システム、それから水稲におきましては、ドローンを活用した防除、あるいはリモートセンシングの関係等々、十六品目で九つの技術につきまして今現在、実証に取り組んでいるところでございます。
現地では、施設園芸におけるハウス内環境の自動制御システムや、肉用牛における牛群管理・発情発見システム、水稲等におけるドローンを活用した防除などの実証活動や、実証農家等を対象とした県内外での先進事例研修などを行っているところであり、これらの活動を通じて、農業者の理解促進や意識の醸成を図ることとしております。
スマート農業の推進につきましては、十四の協議会が中心となり、県内各地域において、施設園芸におけるハウス内環境の自動制御システムや肉用牛における牛群管理・発情発見システム、水稲等におけるドローンを活用した防除など、スマート農業の実装化に向けた現地実証や農業者等を対象とした研修会の開催などの取り組みを進めてまいります。
また、畜産分野におきましても、今年度からオリーブ牛の素牛確保と収益性向上を図るため、分娩間隔を短縮する発情発見システム等のICT機器の導入を支援するとともに、水産分野では、給餌方法等の養殖技術開発による生産性向上のため、讃岐さーもん等の生産履歴の一元管理システムの導入を支援することとしております。