千葉県議会 2022-09-05 令和4年9月定例会(第5日目) 本文
国営北総中央農業水利事業が令和2年度に完了し、揚水機場や幹線用水路などの基幹施設の整備が終わり、今後も県営畑地帯総合整備事業などの関連事業を進め、受益拡大を図っていくとのことですが、本事業は開始から35年以上経過していることや、昨今の農業情勢の変化等により、従前同様の取組では効果的、効率的な事業の進捗は難しいと考えられます。
国営北総中央農業水利事業が令和2年度に完了し、揚水機場や幹線用水路などの基幹施設の整備が終わり、今後も県営畑地帯総合整備事業などの関連事業を進め、受益拡大を図っていくとのことですが、本事業は開始から35年以上経過していることや、昨今の農業情勢の変化等により、従前同様の取組では効果的、効率的な事業の進捗は難しいと考えられます。
議案第46号北総中央土地改良施設管理条例の制定については、この土地改良事業により造られた基幹的な揚水機場や用水路等について、令和4年度から県が管理を受託することに伴い、管理に必要な事項を定めるため、条例を制定するものです。
これまで事業を推進し、用水利用面積は増加してきているものの、農業を取り巻く情勢は、農業者の高齢化や後継者不足など、本事業が開始された当時とは大きく変化していること、また、平成27年度、28年度に発生した幹線用水路の漏水事故の影響などから、末端圃場までの整備が進んでいない状況であります。
流域治水は、用水路も含む大小さまざまな河川の河道整備に加えて、調整池や調節池、雨水貯留施設の整備など内水対策も含め総合的に進めていく治水政策です。 そこで伺います。住民の命を守ることを最優先に、高崎川上流も含め、印旛沼流域全体でさまざまな対策を総合的に進める流域治水を検討すべきと考えます。見解を伺います。 次に、印旛広域水道の負担軽減についてです。
画期的なのは、川の氾濫だけではなく、小川や用水路など地域の内水氾濫まで組み込んだハザードマップを作成し、その土地が水に弱いことを住民に周知徹底していることです。また、不動産業者が浸水想定地域にある家を販売するときには、そのことを相手に必ず説明する重要事項説明を義務づけています。
また、農業器具や小屋の破損、のり面、用水路の崩壊等、被害は多岐にわたります。台風15号、19号及び10月25日の大雨の支援もまとまったと伺っております。また、情報収集に関しましても、養老川漁協では現場に何度もお越しになり、きめ細かくアドバイスをいただきながら非常に熱心にやっていただいていると伺っております。しかし、その一方で、そうでない場合もあるようです。
加えて、10月25日に発生した大雨で印旛沼の水は満水となり、流域の河川も氾濫、もしくはその直前まで水位が上昇し、農業用水路や水田にも大きな影響がありました。この状況により、カミツキガメの生息域に変化が生じていないか気になるところです。 そこで伺います。10月25日の大雨でカミツキガメの生息域に変化は生じていないのか。 次に、特定外来生物ナガエツルノゲイトウの駆除について伺います。
また、ナガエツルノゲイトウは河川のみならず、農業用水路や水田にも繁茂していると伺っております。この桑納川や神崎川における取り組み事例を参考にしていただき、今後も効果的な駆除が行われることを要望いたします。 次に、県立八千代広域公園についての要望でございます。八千代広域公園は市民の集うレクリエーションの場となっておりますが、本公園の魅力の1つは公園の中心を流れる新川だと思います。
今後は早期の事業完了を目指し、まずは残る約45ヘクタールの区画整理を先行し、用水路や暗渠排水についても順次整備を行ってまいります。 鴨川地域の今後の農地整備についての御質問でございます。鴨川地域では、過去に農地整備が実施された地区から経年劣化した暗渠排水施設の更新や、効率的な営農へ転換するための圃場の大区画化などの要望が県に寄せられております。
近年、事業の進捗に合わせて本用水の利用面積は拡大してきましたが、平成27年度、平成28年度に2年連続して発生した幹線用水路の漏水事故により、安定的に農業用水を送水することができず、営農への影響が生じました。
これに対し、今年度はカミツキガメ専任職員の知見を活用し、農業用水路等において手探りによる捕獲を行うとともに、農業用水路の水を抜いての捕獲を試行的に実施しました。その結果、11月から1月までの3カ月間の捕獲実績は、昨年度はゼロでしたが、今年度は164頭となったところです。こうした冬場の取り組みや亀の活動期におけるわなによる捕獲等により、今年度は1月末現在で合計1,338頭を捕獲したところです。
千葉県は、県内に大きな河川や水源がないため、揚水機場や用水路の整備、ダムの建設などにより、農業用水を安定的に供給することで生産性の向上が図られてきました。また、低湿地帯では湛水被害を防止するための排水機場を整備してきており、基幹的農業水利施設の数は全国的にも多いと聞いておりますが、現在使われている施設の多くは耐用年数を迎えていると思います。 そこで質問します。
今年度は3月に策定したカミツキガメの根絶に向けた基本戦略・ロードマップに基づき、わなの数の大幅な増加、水田や農業用水路などへの捕獲範囲の拡大、捕獲の担い手の多様化などに取り組み、11月末現在で1,235頭を捕獲しました。今後は、本年2月に採用したカミツキガメ専任職員の専門的知見を活用し、新たに冬場における捕獲にも取り組むこととしております。
それから、水田や農業用水路などへの捕獲範囲を拡大、あるいは本年2月に採用した専任職員の専門的知見を活用した越冬期における手探りによる捕獲などに取り組んでまいりまして、さらに取り組みを強化してまいりたいと考えております。 以上です。 ◯委員長(佐野 彰君) 伊藤委員。 ◯伊藤昌弘委員 今お話ありましたように、平成28年度は今までの取り組みを見直して新たな取り組みを行っていただいております。
平たんな地形であります千葉県では、これまで河川からの取水施設や長大な用水路が整備され、また、農地を水害から守る排水施設も多く整備をされてきました。これらの農業水利施設は、本県農業にとりまして不可欠な施設でありますが、近年老朽化が急速に進んでおり、機械や電気設備の故障のほか、用水路の漏水など突発事故が増加するなど問題となっております。
◯田村耕作委員 それでは、皆様も御存じのとおり、ことしの夏、多くの地域で豪雨災害、そして、過去にあった、いわゆる異常気象と言われる豪雨災害と、今回の豪雨災害、大きな特徴といたしまして、やはり自宅の前を流れる、本当に用水路、あるいはちょっとした溝のレベルの、そういう水路、河川というのもはばかられるような、そのようなところでさえ、自宅等の財産を侵害する、財産を浸水等で損なうような事態のみならず、生命をも
アンケート結果では、利根川でウナギが少なくなった理由として多い順番から、農業用水路の3面コンクリート化、利根川河口堰の建設、利根川の護岸整備、シラスウナギの乱獲、利根大堰の建設が挙げられています。
生育期の対策としては、用水路の壁や稲の茎についている卵の除去や貝の捕殺、殺虫剤による薬剤防除などがございます。また、収穫後の対策としては、越冬させないための耕うんによる貝の破砕や水路の泥上げなどがございます。県としては、チラシの配布や各種研修会において防除の実施を呼びかけるとともに、未発生地域での注意喚起を図っております。 以上です。 ◯副委員長(木下敬二君) 松下委員。
◯説明者(吉添環境生活部長) 今年度は、新たに生息が判明した周辺の水田や農業用水路などにも捕獲の範囲を拡げるとともに、わなの設置箇所及び引き上げ回数を大幅にふやします。さらに、本年2月に採用した専任職員の専門的知見を活用し、新たに越冬期の捕獲などにも取り組みます。これらにより、個体数の減少に最低限必要とされる2,500頭をできるだけ上回る捕獲を目指してまいります。
これを踏まえ、今年度は新たに生息が判明した河川や用水路にもわなを設置するとともに、わなの引き上げ回数をふやしました。その結果、昨年度の1.5倍の1,411頭を捕獲しましたが、このうち雌は約700頭であり、目標とする捕獲数には及びませんでした。