鹿児島県議会 2021-07-05 2021-07-05 令和3年環境厚生委員会 本文
122 ◯中尾廃棄物・リサイクル対策課長 産業廃棄物安定型最終処分場につきましては、残余容量の報告を毎年行うことが義務づけられております。一昨年の状況におきましては、この事業者が年間受け入れる量の約九年間分はまだ余裕があるだろうというような報告を受けておりました。
122 ◯中尾廃棄物・リサイクル対策課長 産業廃棄物安定型最終処分場につきましては、残余容量の報告を毎年行うことが義務づけられております。一昨年の状況におきましては、この事業者が年間受け入れる量の約九年間分はまだ余裕があるだろうというような報告を受けておりました。
本県は、飯塚市の産業廃棄物安定型最終処分場問題の後、これまでの監視、指導上の課題を踏まえ、二〇一三年度に産業廃棄物に係る専門委員会を設置しました。しかし、この専門委員会は委員の名簿も審議内容も公表されず、しかも議事録も非公開となっています。
その選定方法でございますけれども、二カ所を選定するということは、福岡県産業廃棄物安定型最終処分場掘削調査実施要領で定めております。具体的な場所の選定でございますけれども、日ごろの監視の状況等、直近の五年間に埋め立てられました場所を優先的に選定するようにしております。
先般、大村市の産業廃棄物安定型最終処分場の浸透水から維持管理基準の40倍を超える1リットルあたり1,700ミリグラムのCODが県の調査で検出されたとのことが発表されました。 このような最終処分場の状況を考えますと、県当局においては、立入調査を継続されているとのことですが、土壌汚染を心配せざるを得ないわけであります。
だから、そんな問題を考えてみれば、素直に、これは四十八カ所が別に、これはダイオキシン問題との関係もあるけれども、四十八カ所の産業廃棄物安定型最終処分場がある。そして数カ所では既に問題が惹起しているんだと。あとは一体どうなるかという心配を、我々県民は心配せざるを得んですよ。そうでしょう。ずっと起こっているわけだから。特に水源地であるとするならば、事は深刻であります。
次に、産業廃棄物安定型最終処分場の事故発生問題と環境行政のあり方についてお尋ねをします。 本年四月、山紫水明の地である八女郡上陽町から県当局に対して、域内の産業廃棄物安定型最終処分場でガスが発生した旨報告がありました。環境部が現地に出向き三十五カ所の測定を行った結果、二酸化炭素、メタン、硫化メチルなどが検出され、六カ所では土中温度が五十度を超す異常な事態でした。
近く調査されると仄聞していますが、栗東町議会議長から出された意見書によれば、1つに、現在も発生している硫化水素の発生原因の究明と、係る対策を指導されること、2つには、産業廃棄物安定型最終処分場として適正な処理をされるよう指導されること、以上2点を求めておられます。
そのようなことから、地元の議会といたしましては、町民の安全、環境保全、農業の振興を守るために、現在設置許可事前協議中の産業廃棄物安定型最終処分場の建設計画に反対をされるということで、具体的に生活環境の保全という観点からの意見はございませんが、総論的な形での意見が述べられておりまして、やはり地域の農業振興という観点からの大きな不安と脅威が発生する可能性がある、そのような観点での意見になっております。