奈良県議会 2024-03-04 03月04日-03号
奈良佐保短期大学においては、長年にわたり生活未来科・生活福祉コースにおいて、県下の高齢者福祉施設等へ介護福祉士人材を供給されてきましたが、令和7年度以降の学生募集停止により、ただでさえ少ない県下の福祉系養成機関が減少することにより、今後より一層介護人材の確保について厳しさが増すものと予想されます。
奈良佐保短期大学においては、長年にわたり生活未来科・生活福祉コースにおいて、県下の高齢者福祉施設等へ介護福祉士人材を供給されてきましたが、令和7年度以降の学生募集停止により、ただでさえ少ない県下の福祉系養成機関が減少することにより、今後より一層介護人材の確保について厳しさが増すものと予想されます。
◎岡本天津男教育長 介護人材を育成する場ですが、大分南、佐伯豊南の2校の福祉科のほかに耶馬溪校にも生活福祉コースを設置して、介護福祉基礎や生活支援技術などの介護の専門的な学習を行っています。 2校の福祉科では、介護福祉士の育成にも積極的で、過去3年間の国家試験の合格率は95.6%と全国平均の71.1%を大きく上回っています。
来年度は、耶馬溪校の生活福祉コースにおいて、国の事業を活用し、大分南の福祉科教員による遠隔授業の実践など新たな取組を行いたいと考えています。 まずはこれら既存の福祉科などで、介護人材育成の充実を図っていく必要があると考え、来年度入学定員については、佐伯豊南の福祉科について昨年度から5人増の35人としました。
県教育委員会は、多様な生徒のニーズや社会の変化等に対応するため、昭和六十三年度以降、福祉科、服飾デザイン科、情報事務科などの学科改編や資格取得のためのライセンスコース、情報処理コース、生活福祉コースなどのコース制を導入をして、魅力ある学校づくりを行ってきたところでございます。
さらに、昨年十月には、国際化、高齢化、情報化などに対応する教育を進めるために、来年度から大分東高校に国際コミュニケーション科、大分商業高校に国際経済科、野津高校に情報経済コースと福祉コース、山香農業高校に生活福祉コースと調理コースを設けるなど、二校に新しい学科を、七校に新しくコースを設けるということが発表されました。県教育委員会のこれらの取り組みに対しては高く評価しているところであります。
また,福祉に関する学科等につきましては,吉備北陵高等学校普通科に生活福祉コースを設置しておりまして,またこのたび改編する生活科学科の教育内容にも取り入れたいと考えております。 さらに,福祉科設置につきましても,今後の課題として検討しているところでございまして,御理解を賜りたいと思います。