また、平成１２年度から警備会社への委託による夜間・休日パトロールや、留守番電話やファクス機能を備えた「廃棄物１１０番」を開始したほか、平成１４年度からは、県内４地域の出先機関に環境管理室等を設置し、許可業者に対し計画的な立入検査を行うとともに、通報があった場合には、速やかに現場に出向いて指導を行っているところであり、こうした検査・指導については、事案によっては、廃棄物対策課に配置された警察職員も同行
木村環境森林部長 県では、産業廃棄物の不法投棄等の監視体制を強化するため、平成１４年度に県内４地域の保健福祉事務所等に環境管理室等を設置し、本庁の廃棄物対策課を含む関係課員で構成する産業廃棄物指導監視機動班により、産業廃棄物最終処分場等の許可業者や、排出事業者等に対する計画的な立入検査を実施するとともに、通報があった場合には速やかに現場に出向き、調査・指導を行っています。
そのため、県では、夜間休日パトロールや、各保健福祉事務所の環境管理室等での情報収集などを行っており、今後とも市町と連携して不法投棄の未然防止等に努めてまいります。
武本廃棄物対策課長 再生砕石を作っている業者にも、昨年そういった問題がありましたので、各保健所にあります環境管理室等も使って現場を見て、再生砕石の状況も確認させていただいております。そういった写真があるということでしたが、去年問題があったところにつきましてはうちの職員も現場に行き、一度仮設した分については全て撤去されていることは確認し、その後舗装がされていたと記憶しております。
こうしたパトロールの中から不適正な案件がございましたら、県内４カ所の環境管理室等から産業廃棄物処理業者などに対しまして是正指導をするとともに、また一般廃棄物に関しても不適正処理案件が発見された場合には、関係する市町に情報提供を行っているところでございます。
また、県にもその結果が報告され、県からも改善指導を行うほか、特に問題がある場合、水質汚濁法に与えられた水質の基準を超えるような場合は、県で法定検査不適正浄化槽立入指導実施要領というものを定めておりまして、それに基づきまして各環境管理室等が立ち入り指導を行っているところでございます。残りは課長からお答えいたします。
県では、不法投棄対策として、各保健福祉事務所等の環境管理室等が中心となって、県警や市町とも連携を図りながら指導監視等を続けているところであります。特に、昨年１２月からは、地域グリーンニューディール基金事業を活用いたしまして、不法投棄を監視するための嘱託職員を各環境管理室と廃棄物対策課に、１名ずつ計４名を配置いたしまして、巡回パトロールを実施しております。